中二病、初心者、またオリキャラなどの成分が含まれております。それでも良い方はゆっくり読んでいってください。
幻想郷、そこは結界により囲まれた世界。忘れられた妖怪や神が集まり、結界により囲まれた世界。
そこはまた、楽園とも呼ばれている。
そんな楽園でも常に平和という訳ではない。
時には、空を赤い霧で覆い尽くされたり、
時には、春が訪れず、冬が続いたり、
時には、夜が永遠と続いたり、とそういった物は「異変」と呼ばれている。
それらの異変には幻想郷を囲う結界を管理している「博麗の巫女」と呼ばれる者が異変を解決し、また平和な幻想郷にしている者もいる。
幻想郷に居るのは妖怪や神だけでなく、人間もいる。妖怪の中にはそう言った人間が好きな妖怪や、食べようとする妖怪も当然いる。
平和が続いているこの幻想郷に、また新たな異変が訪れようとしていた。
とある場所にて………………
??「…………」
そこは城だった。昔の日本にあるようなお城の天守閣に一人、外を眺めている。外はとても暗い。
分厚い雲が空を覆っており、そのせいか太陽の光もあまり届かずとても暗い。
??「(幻想郷……また面白い場所ね♪訪れる時が楽しみだわ♪)」
??「失礼します、姫様」
そこに一人の女性が入る。黒い宗教団体のような服を着ている女性。フードをかぶっているせいかいまいち顔が見えない。
??「何かしら?」
??「報告があります。幻想郷と言われる土地に新たな人間が外より入ったそうなのです。」
??「何者かしら?」
??「覚えていますでしょうか?遠い未来のあの人物を」
??「…ふふ♪そう、あの子が♪」
??「以下がなさいますか?」
天守閣より外を見ていた女性は従者らしき女性へ振り向き、少し笑みを浮かばせ
??「構わないわ。私たちは私たちの準備をいたしましょう♪」
??「分かりました。」
ピシャッと戸を絞め、離れて行く。
??「……ふふ♪あの子が来るなんて……ほんと楽しみね♪」
幻想郷のある場所にて……………
??「♪〜♪」
青く、白い雲が優雅に浮かんでいる空に鳥で無い何かが飛んでいる。まるで、何かに乗っている人のような物が。
??「いやぁ、大量大量♪これで研究もはかどるってもんだ♪」
声の主は箒に跨り飛んでいる。
箒の先端に何に使うのかも分からない大量のキノコを入れた袋がある。鮮明に色づいた赤いキノコや、何やら毒々しい紫を彩ったキノコなどなど。よく見ると所々キノコは落ちていたりしているが、少女、箒に跨っている少女は気にしないようだ。
??「(以前パチュリーの図書館で気になる魔道書があったしなぁ〜これで研究もはかどるもんだぜってな♪)」
箒で嬉しそうに飛びながら、ふと下を見ると
??「ん?なんじゃありゃ?」
何かを見つけたらしく、広大に広がる森の中へ入っていく。
そこには人が倒れていた。白い髪色でボサボサの頭だ。服装はフード付きの黒いトレーナーに青いジーンズの青年が倒れている。
??「おーい、生きてるかー?」
青年は返事をしない。が、息はしているようだ。
??「(んー?行き倒れか?参ったぜ……箒に乗せるにも重くて飛べるか………)」
少女はあたりを見渡す。そこに続いているのはどこまで生えているのか分からない木々ばかりだ。
だが、少女はそのあたりに見覚えはあった。
??「確かこの辺りは……」
箒と袋を起き、北へと歩き出す。
数分も満たない内に綺麗な家が見えてくる。その家に少女は見覚えがあるようだ。
??「(…あぁ、やっぱりな。ここでいいか……まぁ……あいつが引き受けてくれる物か…ま、頼むだけ頼んでみるか。)」
この時、少女は思ってもいなかったであろう。
その青年がどんな運命を辿り、どんな運命を起こすかを………
東方 夢影界鏡 第一節「現れた幻」へ続く……