十六夜蓮の暗殺教室   作:十六夜 蓮

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4話 集会の時間

月に一度の全校集会。E組は昼休みを使って本校舎まで行かなければならない。その道のりは険しかった。

 

しかし、それを苦とも思わない生徒が二人いた。

 

「やっぱすげーよ、あの二人」

 

「木を伝って移動しているぜ」

 

「どこのバトル漫画だよ」

 

 

 

 

 

 

「やっぱりいい修行になるな」

 

「そうね、このペースだと後五分ってところかな」

 

「みんなの分を考えると二、三十分かな」

 

「んじゃ校舎の中を見て回るか」

 

 

 

 

 

 

「やっと……着いた……」

 

「もう……死ぬ……死んじまう……」

 

あの下り坂を十五分で降りたのか。

 

「よし早く並ぶぞ!」

 

 

 

 

 

 

「お前らどこいってたんだ?」

 

前の列にいる吉田が聞いてきた。

 

「ん?ちょっとな……」

 

「集会中に面白い事起きるから」

 

「そ、そうか……」

 

吉田は『こいつらなんかやるな』と思った。

 

 

「蓮君に霊夢さん、君達は転校生なので壇上に上がって自己紹介しないといけないんだ」

 

烏間先生が俺たちに言ってきた。

 

「わかったわ」

 

「わかりました」

 

 

 

 

 

 

 

さて、この集会に何の意味があるのだろう。全ての内容がE組に対する差別的な話だった。

 

「え〜今日は転校生を紹介します。まぁ、この二人もどうしようもないおバカですが」

 

「……ちょっと脅してくる」

 

「……わかったわ」

 

俺は小声で霊夢に言った。

 

「どうも、この学校に転入した十六夜蓮です。どうぞ、よろしくオ願いシまス」

 

殺気が入った言い方だ。周りを見れば怖くて腰を下ろしている生徒がほとんどだった。

 

「こんにちは。この学校二転入したどうしようもない博麗霊夢です。よろしく……お願いします」

 

霊夢の目が鋭くどこでも殺せるといった目だった。

 

「……き、気を取り直して生徒会による行事説明です」

 

 

 

「やり過ぎだ。二人とも」

 

「でも先生……これがこいつらに対する挨拶だよ」

 

「日々の仕返しみたいな?」

 

烏間先生は頭を抱えていた。

 

「それはわかるが気絶させたりするな」

 

「「はーい」」

 

 

 

 

「はい、今配ったのはのが今後の行事予定です」

 

生徒会の眼鏡はそう言うがこのE組にはプリントが来ていなかった。

 

「す、すいません!E組の分がまだなんですが……」

 

眼鏡はニヤニヤしながら言った。

 

「え、来ていない?おっかしなぁ〜ごめんなさい〜E組の分忘れちゃったみたい。ごめんだけど、全部記憶していってください〜」

 

E組以外爆笑していた。しかし、E組の中にニヤニヤしていた人物が二人いた。

 

蓮は磯貝にあるもの渡した。

 

「え?これ?どこで手に入れたんだよ?」

 

「行事予定のプリント?さぁーね」

 

「司会進行ー!あるから続けていいわよー!」

 

「え!?ある!?嘘だろ……誰だよ、笑いどころを潰したやつ!……あ、つ、続けます」

 

 

 

 

 

「やったぜ」

 

「大成功」

 

二人はハイタッチしていた。

 

「お前ら、いつの間に持ってたんだよ?」

 

「ここに着いた時、この校舎見ていたらとある部屋で見つけたんだ」

 

「生徒会の不祥事を消してあげたのよ感謝して欲しいほどよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霊夢side

 

全校集会も終わり私が帰ろうとしたら渚がなんか絡まれていた。

 

「とことん腐っているわね、この学校は……」

 

「待ってください」

 

私が向かおうとしたら殺せんせーが止めた。

 

「あの程度で屈したりしませんよ。私の生徒は」

 

「それより何でいるのよ?」

 

 

「なんとか言えよ!殺すぞ!!」

 

そう本校舎の生徒が言うと渚は笑いながら

 

 

 

 

 

 

 

「殺そうとしたことなんて……ないくせに?」

 

 

 

 

 

 

「殺気で怯ませたの?」

 

「その通り?!しまった!!昼ドラ見るのを忘れていた!!」

 

 

 

 

 

 

 

蓮side

 

「ん?あれは?速水か?」

 

俺が見えたのは元クラスメイトだろう女子四人ととガタイが結構ある男子二人が速水になんかいちゃもんつけていた。

 

「おいおい、大勢で弱いものいじめか?」

 

「十六夜……」

 

 

「なんだお前?」

 

「十六夜蓮ですけど……何か?」

 

「あー集会中にプリントを渡していた奴か」

 

「めっちゃ調子に乗っている奴じゃん!」

 

「調子に乗ってなんかいないよ。俺は生徒会が忘れたであろうプリントを渡してあげたんだよ。生徒会の不祥事を消してあげた感謝をして欲しいものだよ」

 

「……舐めてんのか」

 

「いや、不味そうじゃん」

 

「テメェ!その人達は柔道と空手の主将なのよ!!」

 

「うーむ、格闘技だったらまず……

 

 

 

 

 

10点だ」

 

俺は顔面を抑えて地面に叩きつけた。

 

「その技は暴力を振る技ではない。貴様等は暴力をするためにやったな」

 

俺がこの二人を見ていた。

 

「次やってみろ。腕が胴体の中に入ってるかもな」

 

 

 

 

 

 

 

「あの……ありがと」

 

速水が言ってきた。

 

「ありがとってそう大それたことじゃないよ」

 

「前から思っていたけどどこでそんな強さを手に入れたの?」

 

「そうだな。俺の家族や友達を守るため強くなった」

 

「霊夢もなの?」

 

「あいつは生まれ持った天才だよ。負けたら強くなっていく化け物だよ」

 

「そうなの?」

 

「まぁ、また鍛えるけどね」

 

「中間前なのに大丈夫?」

 

「え、中間前なの?」

 

「知らなかったの?」

 

もう中間前なのか?

 

「うーむ、どうしよか」

 

「そんなに勉強できないの?」

 

「霊夢が数学とか理科が難しいって言ってたから教えないとな」

 

「十六夜自身の勉強は?」

 

「あーその十六夜ってあんまり言われたことないから下の名前で呼んでくれないか?」

 

「え、下の名前で?」

 

「お嬢様方や友達とかにも下の名前で呼ばれているんだ」

 

「へぇー」

 

「ところで、あのタコぶっ殺してもいいよね」

 

俺の後ろの木でカメラと手帳を持ったタコがいた。

 

「手伝うわ」

 

「サンキュー」

 

結局逃げられた。

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