お気に入りから来た皆様にはすみませんとしか言えません。
しかしそれでも楽しんでいただけるよう、頑張ります。
それと今回は残酷な描写があります。
注意してください。
メリオダスside
フーシャ村、あそこは平和な村だった。
しかしあそこは世界の縮図と言っても良いような場所だった。
何も知らない村人に、平気で子供の方針を決める親。
そして、自分達が上にいると思っている貴族。
そんなのは偽りの平和でしかない。
そんなことを思いながら俺は新聞を見ていた。
新聞には大きな見出しで『カルス聖、新世界にて行方不明。これで七日目。海軍の護衛は何をしていた』と書かれていたが正直、どうでもいいな。
俺が椅子に背持たれるとギシギシと鈍い音がする。
「今すぐ、新しい椅子をお持ちしましょうか?」
俺の執事のような関係を築いているチャンドラーが話しかけてきた。
「イヤ、ゴウセルの奴に新しい椅子を頼んでおいた。もうすぐ持ってくるだろうな」
「耳が早いね。早速座ってみるかい」
入口を見るとゴウセルがいつの間にか入り込んでいた。
相変わらず、気配がないな。
執事ならこれぐらい見習え、チャンドラー。
そろそろ、腰かけてみるか。
「うううっ」
「少し固く五月蝿いが、無いよりはましか」
次の瞬間、
「お、俺を誰だと思ってるえ。世界貴族、天竜人のカルス聖だえ。俺を解放しないとこの国を海軍が滅ぼすえ。それでも、むぐぅ」
「少し五月蝿いな。ハーレクインが作った新薬でも飲ませてみるか」
椅子が五月蝿いのでゴウセルが何か飲ませていた。
「その薬はなんだ?」
「ハーレクインの作った新薬だ。空気を吸うと激しい尿意に見舞われる薬と、膀胱と尿道にちょっとの刺激でも激痛を与える薬だ。さて、どうなるか」
ほう、それは楽しみだ。
「う、う、」
これで全部飲み干したな。
「¥#▽〆*$」
「五月蝿いな。地下牢で水でも飲ませ続けてろ」
「畏まりました」
そういうとゴウセルは椅子を持って退室した。
海軍 センゴクside
私は今、焦りに焦っている。
先程から天竜人や五老星から電話が堪えないからだ。
それともう1つ。
「センゴク元帥。今回のこの事件の犯人は分かってんしょーが。あの海域に有る国はザイガスだけなんじゃけ。今すぐ、バスターコールを」
サカズキだ。
こいつは徹底した正義の名の元に大勢の市民や海兵を殺している。
そのため、あっちこっちから批判の声も多い。
それと若さゆえに、ザイガスの恐ろしさを知っていない。
「止めておけ、サカズキ」
「何故、止める。ワシらは正義の海軍。あんな悪の国を滅ぼさんとしてどうする。アンタが止めるならワシはワシで勝手にやらせてもらいます」
そういうとサカズキは軍艦10隻と海兵を800人連れザイガスに向かった。
1週間後戻ってきたのは船首が折れ、あちこちに穴を開け、ボロボロになった軍艦1隻と生きているのが不思議なほどの怪我をおったサカズキ、ただ1人だった。
サカズキによると、たった1人の兵にやられたらしく、ザイガスを囲う岸壁を削ることも出来なかったらしい。
それ故に私は確信してしまった。
あの島の恐ろしさ、無敵帝国ザイガスの恐ろしさを。