時は少し遡り、3日前。
「帝王、宜しいでしょうか」
黒髪で色黒、赤い鎧を身につけたドレファスがメリオダスに話しかけていた。
「なんだ、ドレファス」
「海軍に忍び込ませたスパイによりますと中将の一人がザイガスにバスターコールを仕掛けるとの情報が入りました。いかがいたしましょう」
「下らんな。その程度でこの国を落とせるとでも思っているのか?」
メリオダスが玉座を立とうとすると。
「帝王自ら出る必要はないでしょう。私一人で充分です」
背中にライオンの刺青をいれた、3㍍は有るであろう身長をした男、エスカノールが声を出した。
「そうか。なら、任せるとしよう」
「畏まりました」
「それとこいつを持っていけ」
そう言うとメリオダスはエスカノールに白い斧を投げ渡していた。
「俺の骨で作った斧だ。存分に暴れろ」
「ええ、最近は外界からの侵略者もいませんからね」
そう言うとエスカノールは島の外へ向かって行った。
エスカノールside
何年ぶりですかね、外界からの侵略者とは。
どうやら来たようですね。
「総員、構えぃ。打てー」
これがバスターコールですか。
「
私が技を発動すると全ての大砲の玉が私に向かって飛んできた。
しかしながら、この程度では痛みも感じませんね。
カイドウも弱かったですが彼の攻撃はそよ風程度に感じていましたが、この程度では
最後に痛みを感じたのはいつだったか。
おや、もう終わりですか?
それなら、こちらの番ですね。
存分に暴れさせてもらいますよ。
数分後、軍艦8隻沈めた辺りで帝王から連絡が入った。
何でも軍艦1隻と海兵を1人残しておけ、との命令でした。
その後、帝王の命令の通り、軍艦1隻と海兵を一人残し、全滅させた。
軍艦は私が収集したバスターコールを浴びせボロボロにし、海兵に至っては生きているのが不思議なほどの怪我を負わせ海軍基地に送っていった。
破壊された軍艦は再利用され、建物の補強などに、生き残った海兵はゴウセルの手により、この国の兵にされる。
しかし、これだけやっても海軍や海賊、革命軍は減らない。
いつになったら、平和な世が訪れるのだろうか。
しかしそれでも、私たちは闘い続けるしかない。
たとえ、悪魔と呼ばれようと、私達には夢があるのだから。