そして所長のヒステリックさが増していますが、これは近い内に所長とエミヤの幕間的なのを設けよう考えているためなので、ご理解を…
関係ないけど、今日カルナの宝具マにする夢を見てガチャを引いたらガウェインが来ました…予想外すぎて不意打ちだったけど、嬉しい…
一瞬ポカン、としたのは仕方ないだろう。まず彼が現代の英霊であったこと、そしてこの街出身で解決策を知っていること。サラッととんでもないことを言ったのだから。
「ちょっと…現代の英霊って存在するの!?そして、冬木出身ってあなた一体何者よ!?」
「そうだな…この冬木の聖杯戦争でセイバーのマスターを務めた者であり、その後世界と契約して『抑止の守護者』となった者だよ、とでも言えば良いかな」
「いやいやいや…!!ちょっと貴方それ本気で言ってるの!?しかも抑止の守護者になってって…」
「なるほど…じゃあエミヤ先輩はこの聖杯戦争についてと、こうなった原因をご存知で?」
「どうやらマシュの方が所長より素直のようだな」
彼は所長に対して不敵に笑いながら言った。
「恐らく大聖杯に巣食っていた『
最後にそう呟いたエミヤはどこか痛々しそうで、悲しそうだった。まるで二度と見たくない光景をまた見てしまったような、そんな顔をしていた。やはり自分の故郷がこんなになっているのを見ると、何か堪えるものがあるのだろう。
「詳しい説明は移動しながらでもしよう、その原因となる大聖杯の場所には心当たりがある。付いてきてくれ」
「は!?
「落ち着きたまえ、そこも含めてキチンと説明するから…」
「お願い、エミヤ」
所長のヒステリックが少々加速して来たようにも思えるけど、エミヤからこの聖杯戦争についてや、冬木のことについて聞きながら大聖杯に向かう。道中出会った敵はマシュとエミヤが楽々と倒していた。
「……なるほど、じゃあ当面の目標は聖杯戦争で呼び出されたサーヴァントを避けながら、大聖杯を目指せば良いのね?」
「あぁ、俺の記憶通りのサーヴァントが呼び出されていて、皆聖杯の泥に汚染されているとすれば相手にするには分が悪い…。特にバーサーカーとセイバー。この2人に出会ったら戦わずに逃げろ。」
「その2人は誰なの、エミヤ?」
「あぁ…バーサーカーはヘラクレス、セイバーはアーサー王だ。前者は12回殺さないと死なないし、後者は宝具を切られたら終わりだ」
「それは避けるしかありませんね…」
エミヤや、マシュでもかなり強いと思われるのに、まだ強いサーヴァントがいるのか。単純にそう思った、そこに抱くのは純粋な恐怖なのかもしれない、エミヤやマシュが怖くないのは俺に敵意が無いからだ。それ以上の存在が俺に敵意を向けて来たら…と思うと、恐怖を抱かざるを得ないだろう。
「おっと、不安に思ったかい?マスター、安心しろ、別に相手にしない方が良いだけであって、倒せないわけじゃない。それに君が呼んだ英霊が最強じゃないわけないだろう?」
俺の不安を察したのか、エミヤがそう言った。その目は肉食獣のようで、ハッタリで無く本気で言ってることが伺えた。
「じゃあその時は頼むよ、エミヤ」
「承った、是非マスターに私の勇姿をご覧に入れよう」
そう彼は不敵に笑いながら言った。マシュも頼りになるが、この時は彼が誰よりも頼りになるように見えた。