転生して決闘の観測者〈デュエル・ゲイザー〉になった話 作:S,K
事件から一夜明けバトルシティ3日目となった、重傷を負った遊海は病院のベッドで身体を休めていた…。
「今日で本戦も終わりか、決勝…間に合うかな…」
「遊海さん、何を言ってるんですか…治ってなくても回復して飛び出して行っちゃうくせに」
「…まぁ、そうなんだけどな…」
翠が呆れた顔で話しかけてくる、心なしか拗ねているようだ…。
「とにかく今日は安静にしててくださいね!海馬社長にも伝えてありますから!」
「アッハイ…もう一眠りするか…」
コンコンコン
「は〜い!どうぞ〜!」
『失礼する、警察のモンだが…白波 遊海氏は起きてるか?』
「あっ、起きてますよ!遊海さん警察の方が…」
「警察…?入って貰ってくれ」
警察…そうか、町の中で大暴れしたもんな…
『邪魔するぜ…童実野警察の牛尾だ、昨日の事件について話を聞きたいんだが…』
「あっ…!」
カーテンを開けて入ってきたのはスーツを着たガタイのいい男…未来にて遊星に3連敗するデュエルチェイサーズの一人、牛尾 哲その人だった…。
『ん?オレの顔に何かついてるか?』
「あ、いえ…お久しぶりです牛尾さん…」
『?アンタと会った事あったか?』
「…高校の後輩です…遊戯と同じ代の…」
『ああ…そういう事か、何処かで見た事があると思ったら…高校時代の事はナイショで頼む』
遊戯の名前を聞いた牛尾は顔を強張らせる…まだトラウマになっているようだ。
「ええ、わかりました…今日はどうしましたか?」
『ああ…昨日起きた器物損壊・傷害事件について聞きたいんだが…』
「わかりました、なんでも聞いてください!」
『協力感謝する、では事件の経緯について…』
そうして牛尾に事件のあらましを話す、海馬社長からの依頼…突然の爆発…サイコデュエリスト…その対応について…。
『超能力者が起こした事件ねぇ、本人もそう言ってたが…オレはあんまり信じられねぇな…』
一通りの聞き取りを終え牛尾はポツリと呟いた
「まぁ普通はそういう反応になりますよね…俺も同じような力がなければ信じていなかったかもしれませんし」
『そういえば…目撃証言でアンタが火の玉に突っ込んで行ってボロボロになったって聞いたが…それほどでもなさそうだな…』
牛尾は俺の身体に目を向ける、一晩休んで傷は4割程治ってきていた…
「回復力には自信がありますから!…これで連続襲撃事件も解決ですかね?」
『ああ…その件なんだが…ディヴァインは一部犯行を否認してんだよ…』
「えっ…?」
『襲撃事件の被害者のうち何人かはカードを奪われてる、だが…そいつらはやってねぇって言ってるらしいんだ…まぁ嘘だと思うんだが…』
「そうですか…」
『まぁ、ここからは警察の領分だ…アンタは精一杯戦ってくれや、応援してるぜ白波 遊海!』
「はい!ありがとうございます!」
そう言って牛尾は部屋を後にした…
ドスン!
「『痛てっ!?』」
…と思ったら誰かとぶつかった音が…何事だ?
「遊海先生!大変だ!!」
部屋に駆け込んできたのは十代だった…相当慌ててるが…
「十代どうした、そんなに焦って…」
「カイザーとヨハンが…襲われた!」
それが新たな事件の引き金となった…。
「カイザー!ヨハン!無事か!!」
十代から話を聞いた俺は慌てて病院に運ばれた2人の元を訪れた。
「遊海先生…すみません、見事にやられました…」
病室には2台のベッドがありそれぞれ包帯を巻いたカイザーとヨハンがいた…。
「カイザー…いったい何があった、お前ほどの決闘者がここまでやられるなんて」
カイザーを治癒させながら遊海が問いかける
「ええ…実は…」
〜前日・夜〜
「ん?お〜い亮!」
「むっ…ヨハンか、久しぶりだな」
バトルシティ事務局で決勝進出を確定させた帰り道、カイザーはヨハンに声をかけられる。
「亮も決勝進出確定か?」
「ああ、60枚ほど集めたから大丈夫だろう…お前はどうだ?」
「オレも進出確定さ!もしかしたらトーナメントで当たるかもな!」
「フッ…以前の決着をつける時がきたか…!勝ちは譲らないぞヨハン!」
「望むところだ!カイザー!」
カイザーとヨハンはアカデミアが異世界に飛ばされた時に一度デュエルをした…しかし機械が壊れてしまった事で引き分けになっていたのだった。
「そうだ!夕飯食べにいかないか?まだだろ?」
「すまないが今日は遠慮させてもらう…病院に行かなくてはならないんだ」
「病院!?どこか悪いのか!?」
「いや俺じゃない…翔と遊海先生が入院しているんだ…」
「遊海先生が入院!?いったい何が…!」
「さっきアナウンスがあった『デュエリストによる破壊事件』…2人が巻き込まれたんだ、翔は掠り傷で済んだんだが…遊海先生が重傷でな、さっき目覚めたと連絡があったんだ、お見舞いに行かなくては…」
「それならオレも付き合うぜ!遊海先生にはお世話になってるからな!」
《ルビ〜!》
ヨハンの肩に乗っているルビーも同意する
「それなら早めに行こう、面会時間が終わってしまう」
「ああ!」
そうして2人は連れ立って病院へと向かった…。
「しかし遊海先生がランキング1位…実質の『決闘王』か〜、あの人ならぴったりの称号だ!」
「ああ、あの人の強さは俺達とは次元が違う、本気を出していない状態での1位だからな…」
カイザーは遊海の本気を知っている、それに比べればプロリーグで活躍している遊海は力を出していないに等しいのだ。
「だが…デュエルは何が起きるかわからない、俺は遊海先生を超えてみせる!」
「ヘへッ!気合充分だなカイザー!オレも負けてられないぜ!」
2人は決勝トーナメントに想いをはせながら進んでいく…その時
『ヨハン・アンデルセンと丸藤 亮だな?』
『オレ達とデュエルをしてもらおうか…!』
「なんだお前達は!」
ヨハン達の前に2人のデュエリストが現れる、1人は半分が黒、半分が白の仮面を着けた男…もう1人は黒いバイザーのような仮面を着けた男だった。
《ヨハン…奴らから嫌な気配がする!逃げるんだ!》
「サファイアペガサス…わかった!亮!逃げるんだ!」
『逃がすわけないだろう…フィールド魔法「闇」発動!』
周囲が闇に覆われ隔離される!
「戦うしかなさそうだな…!」
カイザーは決闘盤を構える
「ああ、さっさと倒して遊海先生のお見舞いだ!」
『…やはり生きていたか、
バイザーの男は殺意を滲ませる
「遊海先生と因縁がありそうだが…とにかく倒してからだ!いくぞ!」
「「デュエル!」」
『『デュエル!』』
『バトルだ、「sinパラドクスドラゴン」でダイレクトアタック!』
「ぐああぁぁぁ!!」
カイザー亮 LP0
パラドックス WIN!
『バトル、「魔王超龍べエルゼウス」でダイレクトアタック、べエルゼウス・ジェノサイダー!』
「うわぁぁぁぁ!!」
ヨハンLP0
ゲイザー WIN!
デュエルは中盤まではヨハン達有利で進んだ…しかし切り札である『サイバーエンドドラゴン』『レインボードラゴン』を謎の力で奪われ形勢は逆転…ヨハン達は敗北した…。
バキッ…!
病室に何かが割れる音が響く、それは遊海が松葉杖の持ち手を握り潰した音だった…。
「許さないぞ…ゲイザー、俺の教え子に手を出しやがって…!!」
「ゆ、遊海先生…!?」
カイザーは冷や汗を流す…遊海から漏れ出す殺気が凄まじい圧を生んでいたからだ。
ビーッ!!ビーッ!!ビーッ!!
「「「なんだ!?」」」
突如、病院に警報音が鳴り響く!
『緊急事態発生!緊急事態発生!童実野町にて大規模な災害が発生しました!病院内にいる動ける患者・お見舞いの方は急いで避難してください!身動きの取れない患者さんは看護師・医師が向かうまで待機してください!避難訓練ではありません!繰り返します!…』
「まさか…!」
遊海は病室の窓から町を見る…そこには空を飛び町を破壊するサイバーエンドドラゴン、そしてレインボードラゴンの姿があった…。
「っ…!?町が!!」
十代もその光景を見て唖然としている…。
「フレアァァァ!!」
《キュアアアアア!!》
遊海は窓から飛び降りる…そして即座にラーを呼び出し町へと飛び出した!
「遊海先生!!」
「十代君!行って!!亮君とヨハン君は私が避難させるから!」
「っ…わかった!2人を頼みます!ネオス!!」
翠の後押しを受けて十代も窓から飛び出す、そしてネオスの身体能力で遊海の下へと向かった。
『フハハハハ!暴れろドラゴン共!この時代の人間達に「デュエルモンスターズ」への恐怖を刻み込むのだ!』
《ギシャアアア!》
《グオォォン!》
ビルの上から仮面の男…逆刹のパラドックスは2体の龍へと指示を出す、パラドックスの目的…それは『デュエルモンスターズの抹殺』…未来を救うためにデュエルモンスターズの存在を無くそうとしているのだ。
「うわぁぁん!お母さ〜ん!!」
崩れゆく町の中で母親とはぐれた男の子が泣いている…大人達は自分達が逃げるのに必死で気づいていない…。
《ギシャアア!》
ズガーン!!
サイバーエンドの光線でビルが崩れる…その瓦礫は男の子に降り注ぐ!
「うわぁぁ!!」
「危ねえ!!!」
ドスーン!!
「無事か!坊主!」
「う、うん…!」
「なら早く逃げろ!走るんだ!」
「は、はい…!」
「っ…なんでカイザー亮の『サイバーエンド』とヨハンの『レインボードラゴン』が暴れてやがるんだ…!」
男の子を助けたのは城之内だった、彼は異変を察知し、逃げ遅れた人達を助けていたのだ。
『…城之内 克也、デュエルモンスターズ黎明期から活躍する伝説の決闘者の1人…』
「へっ、オレの事は知ってるみたいだな!お前は何者だ!ダークネスの残党か!」
『ダークネス?知らんな…貴様を消せばこの時代の者達はデュエルモンスターズへの恐怖も増すだろう…未来への礎となるがいい!』
《グオォォン!!》
「ヤベッ!?」
レインボードラゴンがブレスを溜める…!
【や〜ら〜せ〜る〜かぁぁぁぁっ!!!】
《グオォン!?》
ドップラー効果とソニックブームを起こしながら鎧を着た人影がレインボードラゴンをふっとばす!
【ヨハンとカイザーのエースを返してもらうぞ…パラドックス!!】
『貴様…何者だ!』
【通りがかりの決闘者だ!貴様は許さない!!】
地面に着地しながら遊海はパラドックスを睨みつけた…!
「遊海!すまねぇ、助かった!」
【城之内さん!早く逃げてください!…ここは食い止めます!】
城之内は遊海へと駆け寄る、遊海はパラドックスを睨んだまま城之内に避難を促す
「わかった!死ぬなよ!遊海!」
【当たり前です!】
城之内は素早くその場から離れていった…。
『フン、邪魔が入ったか…ならば貴様からだ!行けっ!』
《ギシャアア!》
《グオォォォン!》
2体の龍が遊海へと飛びかかる!
【モード・ネクロス・トリシューラ!絶対零度!!】
《ギシャアア!?》
氷龍の力を纏いサイバーエンドを凍らせ動きを止める!
《グオォォォン!!》ギュアアッ…バシュウウウ!
【っ…ディサイシブ!!】
ドガァァン!!
巨大な砲門を担ぎレインボードラゴンの『オーバー・ザ・レインボー』を相殺する!…しかし
ズギャアアン!!
【なにっ!?ぐああぁぁぁ!!?】
爆炎の中から新たな光線が放たれ遊海に直撃…ビルに叩きつけられる…爆炎の向こうではサイバーエンドが氷を砕いていた…
【っう…!流石伝説級のモンスター達だ…!動けねぇっ…!】
ビルにめり込んだ遊海は巨大な砲門が引っかかり身動きが取れない…
『他愛もない…やれ!!』
《ギシャアアア!/グオォォォン!》
2体の龍が光線を放つ!
【あ、やば…】
「『ネオス』を召喚!遊海先生!!」
【反射の陣!!っおおおお!!!】
光線と遊海の間に十代が割り込み光線を防ぐ…その一瞬で遊海は聖刻アーマーを纏い光線の一部を反射し受け流す、
『遊城 十代…精霊を操る類まれなデュエリスト…!』
「へっ…名前が売れてて光栄だぜ…!」
【すまない十代…助かった!】
「ああ、先生…ヤツは何者だ?」
光線を防いだ十代は遊海に敵の正体を問う
【アイツはパラドックス…未来の人間だ…!】
「未来…!?」
『フッ…何処で私の事を知ったか知らんが…この時代での目的は達成した、お前達には消えてもらう…!』
そう言ってパラドックスは1枚のカードを掲げる…カードから光が溢れ…星の輝きを持った白い龍・スターダスト・ドラゴンが降臨する!
「な、なんだ!この白い龍は…!」
《十代!このドラゴンからとてつもない力を感じる!気をつけろ!!》
スターダストを見たユベルは十代に注意を促す…スターダストは最低でも1万年前から存在するモンスター、その力は神をも凌ぐ…!
【スターダストドラゴン…!】
『遊城 十代、そして鎧のデュエリスト…お前達には消えてもらう…シューティング・ソニック!!』
白銀のブレスが放たれる!
【まずい!!十代!全力で耐えろ!!…モード太陽神!!うおぉぉお!!】
「わかったぁ!!うおぉぉお!!!」
遊海も十代も自分の持てる限りの力で白銀のエネルギーを防ぐ…しかしその威力は凄まじく2人を纏めて吹き飛ばした…
【「ぐああぁぁぁ!!?」】
ズガーン!!!
「ガッ…十代…無事か…!」
「遊海先生!なんで…!!」
吹き飛ばされる刹那、遊海は十代の後ろに回り込み叩きつけられる衝撃を吸収した…しかしダメージは凄まじく変身は解け、元の入院着に戻ってしまう…。
『…終わりだ…!』
再びシューティングソニックはが放たれる…ネオスはボロボロ、遊海も防御不可…二人にブレスが迫り…!
《キュオオォォオオン!!!》
白銀のブレスは突如現れた赤い壁…否、アストラル体の龍…シグナーの守護龍たる『赤き竜』に防がれる、そしてその中から赤いバイク…Dホイールが飛び出してくる!
「『スターダスト・ドラゴン』…!?」
赤いバイクのドライバーがスターダストの名前を呼ぶ…
『くっ…不動 遊星…!?私を追って時間を超えてきたのか…!?』
パラドックスは驚いたようにつぶやく
「貴様ぁ…!」
『邪魔が入った…十代、鎧のデュエリスト…お前達の相手はここまでだ、この時代も私の大いなる実験で滅びるのだ…!』
「なんだと!?」
「待て…パラドックス…!」
『ハッハッハッハッ…!!』
パラドックスは高笑いしながら大型のDホイールに飛び乗る…そして時代を超えて消えていった…。
「くっ…逃したか…!」
遊星は悔しそうに拳を叩きつける、未来でエースであるスターダストドラゴンを奪われた遊星は赤き竜の力でパラドックスを追い、時を超えて来たのだ…。
「…不動…遊星、まさかこんな時に…会うとはな…ぐっ…!」
「遊海先生!!大丈夫か!傷が…!」
「なっ…遊海さん!なぜ貴方がここに!?」
遊星は傷だらけの遊海を見て驚きをあらわにする…。
「あ〜…、どうやら俺の事は知ってるみたいだな、遊星…俺はこの時代の人間だ、お前の知る『白波 遊海』ではない…そっちの俺は元気か?」
「…えぇ、元気です!貴方のおかげで地縛神の被害が最小限で済みました…!」
「そうか…とりあえず時間も無い、情報交換といこうか…」
そして遊星と十代が自己紹介をして情報を交換した…そしてパラドックスの目的地を割り出そうとする…。
「よしっ…とりあえず万丈目グループのデータベースでニュースを…」
「待て十代、それじゃあ遅い…アヤカ!歴史の検索開始だ!」
《了解です!マスター!》
ノートパソコンでニュースを調べようとする十代を制して遊海はデータを検索する…。
《…ヒットしました!展開します!》
検索が終了しデータが投影される…そこには
『ドラゴンが町を破壊!』
『童実野町の惨劇!!』
『ペガサス・J・クロフォード氏死亡!どうなるデュエルモンスターズ!』
「っ!…こんな事が本当に起きたら…!?」
遊星は記事を見て動揺する…ペガサスの死、それはデュエルモンスターズの終焉に他ならないからだ…。
「っ…不味い!崩壊が始まった…!」
遊海の言葉と共にビルが崩れ、黒い雪が降り始める…過去が変わる事で時代が崩壊しようとしている…!
「遊星!十代!急いで時を超えろ!時代が崩壊する前にアイツを止めるんだ!!」
「「わかりました!!」」
二人は急いでDホイールに跨がる…
「遊星!」
「なんですか!遊海さん!」
遊海はDホイールの遊星に話しかける
「おそらく歴史が変わったら俺はおそらく
「遊海さん…!貴方は何処にいても変わらない…わかりました!必ず未来を救います!」
遊星と遊海は握手を交わす…その瞬間
「痛っ…!?(なんだ…右腕が…熱い…!!)」
遊海の右腕に焼けつくような痛みが襲いかかる…
「遊海さん…?」
「行け…遊星!十代を頼む!!」
「わかりました!行きます!!」
「先生!行ってくる!!」
そして二人は時を超えた…
「はあっ…はあっ…なんだ…今のは…?」
遊海は右腕を捲る…そこには赤い炎を象った薄い
「…ちょっと待て、なんだよ…コレ…?」
その直後遊海は意識を失った…。
「遊海先生!起きてくれ!終わったぜ!」
「くっ…十…代?俺は…?」
俺は夕日の指す町中で目を覚ました…、なんでこんな所に居るんだ…?俺は入院してて…、目の前には少しボロボロの十代が心配そうに俺を覗き込んでいた…。
「おはよう十代…終わったって…何が…?」
「あっ…(やっぱり記憶は残ってないのか…)…本戦だよ本戦!バトルシティの本戦が終わったんだ!俺も決勝進出だぜ!」
「そうか…やったな十代!…すまないが肩貸してくれるか?身体中が痛え…なんで俺はこんな所にいるんだ…?夢遊病か…?」
遊海は十代の肩を借り病院へと戻る…その後再び翠に怒られたのは言うまでもない…。
そしてステージは進み…バトルシティ・レジェンド決勝が始まる…!
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