転生して決闘の観測者〈デュエル・ゲイザー〉になった話 作:S,K
集いし決闘者達~叶った約束~
そして現在午後4時…俺はアヤカ、翠と一緒に海馬ランド建設予定地の中心のスタジアムにいる。ついでに俺は4番目の到着だ、時間まで1時間近くあるので観客席で休ませてもらっていた。
「遊海さん…体大丈夫ですか?」
「ああ、大丈夫!」
「(マスター、わかってるんですよ…痛いの隠してるの…)」
「(翠の前だ少しは我慢するさ…イタタタ)」
「遊海さん、確かここに来る決闘者は…」
「ああ、本来であれば海馬、遊戯、城之内、マリク、リシド、バクラ、舞、イシズの8人。しかし今は舞の枠に俺が入ってる」
「でもまさか昨日病院を抜け出して孔雀 舞さんを倒してくるなんて…」
「まあ、その代わり先生に大目玉くらったけどね…」
「…だから昨日の夜病院が騒がしかったんですね…」
そんな話をしていると「決勝に進出する決闘者は集まってください!」
時間が来たようだ。
「翠ちゃん、頼む…」
「はい行きましょう遊海さん!」
俺達はスタジアムの中心に向かう。
「ゆ、遊海!?」
「お前どうやってここに!?」
「あ、本田くん、城之内さん!普通に退院してきました!」
「「マジか!?」」
二人とも息合いすぎ…。
「遊海君…なんで車イスを使ってまで…、しかもその車イスを押してる子は…」
「春風 翠です、武藤さん先日は助けていただきありがとうございます!これは私が罪滅ぼしのために望んでやらせてもらってるんです、だから気にしないでください。」
「そうなんだ…遊海くんを頼んだよ翠さん、彼はけっこう無茶しすぎるから…」
「ええ!よく知ってます!」
「おいおい、翠ちゃん…」
「「ははははっ!」」
「おい!白波 遊海!そんな状態でデュエルできるのか?」
「海馬さん…ええ大丈夫です!」
「ならいい、精々死なないようにしろ!」
そしてナム(マリク)、マリク(リシド)、闇バクラが揃った。
「バトルシティ決勝トーナメントはこのバトルシップで行う!決勝に参加する決闘者よ各自、乗り込むがいい!」
「えっ私たちいけないの!?」
「せっかく静香まで連れてきたのに!?」
「いいぜ!ギャラリーがいなきゃ面白くねぇ!乗ってけよお前達!」
「いいの!?モクバくん!」
「サンキュー!モクバ!太っ腹~!」
「へへっ!感謝しやがれ!」
そんなこんなで出発するバトルシップ…、ついに決勝トーナメントが幕を開ける!
「一時間後に組合せを行う!各自部屋にて待機しているがいい!」
こうして部屋にて翠と部屋でくつろいでいると…
コンコンコン
「は~い!どうぞ!」
「失礼します、白波さんですね?」
そこにいたのは千年タウクの所有者のイシズさんだった
「あれ?イシズさん…ですよね?エジプト考古庁の。貴女も決勝進出者だったんですね!」
「あら…わたしの事を知っているなんて驚きです…」
「どうしたんですか?」
「一つお願いがあってまいりました。」
「はい?」
「…手加減してあげてください…さすがに可哀想なので。」
「へっ?」
「それだけですあと…」
「後ろにいる少女を大切にしてあげてください。それでは…」
「あっ、はい…?」
千年タウクで何か見えたんだろうか?
あと少女…翠を大切に?大切…カード…あっ!
「翠、ひとつ聞きたいんだけど…」
「はい?なんですか?」
「夢の中で大切にしてるカードがあるって言ってたけど、どんなカード?」
「あっ!このカードです今ではシャドールでシェキナーガの素材になってもらったりしてます!」
そういって手渡してきたのは「メガロック・ドラゴン」だった。
「あ~俺も小さい頃使ってたな~、墓地に岩石族10体くらいためて攻撃力7000!って友達に自慢して…」
あれ?
「優介兄!今日こそ勝つよ!」
「かかってこい春美!」
「レインボードラゴンでダイレクトアタック!」
「負けた~強くなったな春美!」
「やった~褒められた!」
「お前に俺のお気に入りの『メガロック・ドラゴン』を預ける!大きくなったらまた会おう!」
「うん!」
「翠…?」
「はい?」
「前世の名前は?」
「えっと春に美しいって書いて『春美』ですけど…?」
「俺…『優介』って言うんだけど……?」
「えっ…。優介兄?」
「あの…春美なのか…?」
「「えぇぇぇっ!!!?」」
神様なんでこんな事に!?
「優介兄ィ会いたかったよ~うぇ~ん!!」
まさか幼少期に別れた妹分に転生して再会するとは…、わからないもんだな~(現実逃避)
「おめでとうございます、マスター!…指輪でも用意してもらいます?」
「イヤ早いよ!?」
こうして翠をあやしながら時間は過ぎたのだった。
~遊海死亡前 神様の空間にて~
「ほう、幼い頃にカードを預けて再会の約束をする…か」
「そろそろ会わせてあげてもいいかもしれないの…。」
「フンフーン♪あとは時計をセットして…弱火に…『オーイ!ハニーちょっといいかの~?』」
「ハーイ!今行きまーす」←強火のまま
「この二人を再会させたいのじゃが…どうゆう場面がいいかの~?」
「うーん…カードの大会の決勝とか?」
「おっ!それいいの!」
「でしょ!それから…」
~10分後~
「なぁハニー…なんか焦げ臭いような…?」
「あっ!弱火にするの忘れてた!?」パタパタ
「キャ!」ドンガラガッシャーン
「小麦粉が!」
粉塵爆発☆
「うわっ!」ボッ ボッ
「しまった!記録簿が!?」
こうして二人は転生することになったのでした…