転生して決闘の観測者〈デュエル・ゲイザー〉になった話   作:S,K

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こんにちは!S,Kです!

試しにアンケートを取ったらジワジワとナイトメア√が増えてる件、反映するかは未定ですが…ナイトメア√、今考えてるアイデアだと私の技量が足りないかも…??
…まぁ、いいか!

それでは最新話をどうぞ!今回はリクエストアンケートを反映させた話となっています!


結成!チーム・真5D's〜カミングアウト〜

「『決闘王』白波遊海にお願いしたいんだ…どうか、オレ達『チーム5D's』と共にWRGPで戦ってほしい…!」

 

 

「「「「ええ〜!?」」」」

遊星の思わぬ頼みに龍亞、龍可、アキ、ブルーノが驚愕の声をあげる…それは表向き平静を装っていた遊海も同じだった。

 

 

「遊星…お前、自分が、何を言ってるのか、わかってるのか…?俺は自分で言うのもアレだがゲームのラスボスか裏ボスみたいなモンだぞ?チートキャラだぞ?」

 

「ええ、だけどこれはオレとジャック、クロウと話し合って決めた事なんです」

遊海の問いかけに遊星はそう答える

 

「ああ、最初は俺も驚いたが…遊星の話を聞いて納得した…遊海、俺からも頼む、俺達と共に戦ってほしい…!」

 

「なっ…!?(プライドの高いジャックが自分から頭を下げた…だと!?)」

遊海は再び驚愕した…幼い頃から人に対して(マーサを除く)頭を下げる事が少なかったジャックが自分から頭を下げて遊海に頼み事をしたのだ。

 

 

「遊星…なぜ俺をチームに誘おうと思ったか聞いてもいいか?…俺がチームに参加するかはその理由次第だ…!」

 

「ええ…あれは鬼柳の事件から少し経ったあと…遊海さんが体調を崩していた時の事です…」

そして遊星は話しだした…遊海をチームに誘うきっかけとなった事件の事を…

 

 

 

 

 

 

1ヶ月程前…

 

その日、遊星はブルーノと共に治安維持局を訪れていた…訪れたのはブルーノの現状を牛尾達に伝える為だった。

そして牛尾達に報告を終えた遊星達は治安維持局をあとにしようとしたが、そこで事件が起きた…何者かが治安維持局を爆破させたのである。

 

遊星達は停止してしまったエレベーターからなんとか脱出し出口を目指した…そんな中で地下に向かうセキュリティに変装したシェリーとミゾグチの二人を発見し遊星達はそれを追いかけた…爆破事件はシェリー達がある目的の為に起こした事件だったのだ。

 

シェリーを追いかけた遊星は道を阻むミゾグチとデュエルとなる、「不退の荒武者」と罠カード「主従の覚悟」のコンボに苦しめられながらも遊星はミゾグチに勝利した…そして和解したミゾグチとシェリーを追った先に見たのは眩い光の嵐…シェリーの目的は意識不明の父親から密かに託された謎のカード『Z-ONE』をセキュリティのスーパーコンピューターで解析する事だったのだが…結果は何の変哲もないカード…しかし突如発生したエネルギーが光を放ち遊星達を飲み込んでしまったのだった。

 

 

 

 

「っ…ここは…?オレ達はコンピュータールームにいたはず…」

遊星が気がつくとそこは一面白の世界だった、周りではブルーノとシェリーが周りを見渡している。

 

「こんな場所…治安維持局の見取り図にはなかっわ…!」

 

「ねえ…あれはなんだろう…?白い…機械…?」

ブルーノの言葉に遊星達は視線を向ける…そこにはまるでアンモナイトのような白い巨大な機械が浮いていた。

 

「あれは…いったい…?」

 

 

 

『我が友の気まぐれに感謝するんだな…不動遊星』

 

 

 

「!?」

遊星はその瞬間「死」を錯覚した、突如として響いた声…そして機械の傍らに現れた人影からは濃密な死の気配が漏れ出していた。

 

 

「貴方…は…!」

 

『何処かで会ったか女?…まあいい、些細な事だろう…さらばだ』

その時、機械が()()()()()()…その直後遊星達は意識を失った。

 

 

『…ゾーン、いいのか?こいつらを放置して』

 

【よいのです、彼らは新たな脅威を知った…脅威に対する思いが彼らを成長させる事に期待しましょう】

 

『そうか…ならばいい』

 

 

SideOUT

 

 

 

 

 

 

 

「そして気づいたオレ達は治安維持局の外にいた…あの空間で出会った黒コートの男…あれは…」

 

「ゲイザー…!!!」ギリリ カタカタカタ

 

「「ヒッ…!?」」

 

遊海から殺気が溢れ出す…その迫力に龍亞兄妹とブルーノが尻もちをついてしまう

 

《マスター…》

 

「ああ、わかってる…俺は冷静だ…」

アヤカが現れ遊海に声をかける…遊海はなんとか殺気を引っ込めた…。

 

 

「遊海さん…正直に言ってオレは奴に勝てる気がしなかった…今までの敵とは()()()()()()()()()…そう思ってしまったんだ…!」

そう言った遊星の腕は少し震えている…それは自分への悔しさとゲイザーへの恐怖が混ざった震えだった。

 

「遊海、オレもアンタと一緒にゲイザーって野郎に会ったが、ありゃ本当にバケモンだ…もしあいつがGPに出てきたとしたら…勝てる気がしねぇ」

クロウも1年前、夜の高速道路でゲイザーと対峙している…その時は遊海も重症を負い、クロウ自身もゲイザーの威圧に呑まれてしまっていた。

 

「二人がここまで言うのならばゲイザーという奴はそれほどの決闘者なのだろう…俺は奴を倒せると思っていたが…ある映像を見つけたのだ」

 

「ある映像?どんな映像だったの?」

ジャックの言葉に龍亞が尋ねる

 

「17年前…バトルシティ・レジェンドの準決勝…遊海と『ラプラス』と名乗ったゲイザーのデュエルだ…!」

 

「!?…その、映像は…どうして…!」

遊海は驚いた…その映像は生放送された映像で記録も厳重に保管されていたはずだからだ。

 

「この前、ゾラに頼まれてポッポタイムの掃除を手伝った時に古いビデオを見つけたんだ…『インフェルニティ』を操るゲイザーと『まやかし』というデッキを使った貴方の決闘を…」

遊海の疑問に遊星が答える…それはまったくの偶然の出来事だった。

 

 

 

 

 

 

少し前…

 

 

「おのれ…俺がなぜ倉庫の掃除など…!」

 

「まあ、たまにはいいじゃねぇかジャック…ゾラのばあさんには世話になってんだから…」

 

その日、遊星達はポッポタイムの倉庫の掃除を手伝っていた…流石に昔からある時計店なだけはあり、たくさんの時計やその部品・雑貨などが置いてある。

 

 

「ジャック、すまないがこの箱を上の段に上げてくれ」

 

「フン…任せろ、任された仕事はきっちりこなすのがこの俺だ!」

 

「まぁ、だいたい失敗するけどな…この前のバイト探しみたいに…」

 

「クロウ!その言い草はなんッうおおぁ!?」

 

ドンガラガシャーン!! バラバラバラ…

 

「…言わんこっちゃねぇ…」

 

遊星から箱を渡されたジャックが箱を上にあげるが…脚立代わりに使っていた木製のイスの座面が抜けてバランスを崩して倒れこんだ!

 

 

「おい!ジャック大丈夫か!?」

遊星が崩れた荷物からジャックを掘り起こす…

 

「ぬぬぬ…今日はなんという日だ!!ゴホッゴホッ…!」

 

「しかしこりゃイチからやり直しだなぁ…ん?ジャック、お前何を持ってるんだ?ビデオ?」

クロウがジャックが手にしている物に気づく

 

「ん?倒れる時に無意識に掴んだのか……これは…!?」

 

「どうしたんだ?そんなに驚いて…?」

 

「ゾラの昔のビデオか?」

ビデオを見て絶句しているジャックに遊星達が尋ねる…ジャックは無言でビデオのタイトルを遊星達へと見せた。

 

 

【20XX年 バトルシティ・レジェンド 準決勝】

 

 

「「なっ!?」」

そのタイトルを見た瞬間、遊星達は驚愕した…バトルシティ・レジェンドの映像は規制されほとんど残っていないのだ…。

 

『すごい音がしたけどどうしたんだ…なんだいこの散らかり方は!?アンタ達掃除をしにきたのか散らかしにきたのかどっちなんだい!?』

音を聞きつけたゾラが倉庫に入ってきて唖然とし怒鳴り声をあげる…しかし遊星がゾラへと駆け寄る…

 

「ゾラ!このビデオは…!?」

 

『ビデオ?…ああ、こりゃ私の旦那のビデオだよ…旦那もデュエルが好きでねぇ……ってそれよりも倉庫を早く片付けておくれ!?』

 

「は、はい!!」

そして遊星達は急いで倉庫を片付け、ゾラにお願いして映像を見せてもらったのだ…。

 

 

 

 

SideOUT

 

 

 

 

 

「記録されていたデュエルは凄まじい戦いだった…仮に俺があの状況に置かれたら…俺は負けていただろう…」

 

映像の中のデュエルは凄まじいものだった、高攻撃力のモンスターが2体並び、さらにカウンター罠と除去カードがフィールドにある状況…その状態から遊海は怒涛の連続シンクロコンボによって1ターンでゲイザーを倒したのだ。

 

 

「それで3人の意見が一致したんだ…ゲイザーに対抗できる決闘者は遊海さんだけだと…これが理由です」

 

「…なるほどな…奴が出てきた時の保険って訳か…」

遊海は遊星の話を聞いて考えこむ…

 

「それだけじゃない、遊海さんの戦術眼を見込んでチームの『監督』としてオレ達を導いて欲しいんだ…どうだろうか…?」

 

「…いいだろう、遊星…俺も5D'sの一員としてWRGPで戦おう!」

遊海は自分の迷いを振りきり改めてチーム5D 'sに入る事を決めた…!

 

 

「本当ですか…!ありがとうございます!!」

 

「よっしゃ!これで百人力だぜ!!」

 

「やったわね!遊星!」

遊海の加入に喜びに湧く遊星達…しかし

 

「ただし…条件がある!」

 

「条件だと…?」

 

「いったいどんな…?」

遊海の言葉にブルーノは首をを傾げる

 

 

「ジャック、クロウ、アキ…俺とデュエルをしてもらう…それが条件だ」

 

「「「なんだと!?/なんですって!?」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は移りポッポタイム前の広場…遊海の力によって人払いの結界を張られたその場所で遊海とジャック、クロウ、アキの3人が対峙する…!

 

 

「遊海!いきなりデュエルとはどういう事だ!しかも遊星を抜きにアキを入れるとは…!」

 

『ええ、いったいどういうつもりなの…?』

ジャックとアキはいきなりのデュエルに困惑する。

 

「簡単な話だ…()()()()()()()()()()()()()()()()()()を教える為のデュエルだ」

 

「オレが知っていて…」

 

「オレ達の知らない事…?なんだそりゃ?」

遊星とクロウは首を傾げる

 

「お前達はこれから向き合う『敵』…イリアステルの危険性をわかっていない、その危険性を伝える為のデュエルだ!」

 

 

「イリアステル…?それってなんなの?」

龍亞が遊星に問いかける…遊星は子ども達にイリアステルの事を話していなかったのだ。

 

「イリアステルは遊海さん曰く、過去と未来を行き来して未来を変えようとする秘密結社の事なんだ…以前に『スターダスト』を奪ったパラドックスもその一員らしい…」

龍亞の問いに答えながら遊星はデュエルを思い返す…時空の果てにて伝説の決闘者達と共に全てを懸けて戦った事を…。

 

 

「イリアステルのデュエルは今までのデュエルとはレベルが違う…その力の差をお前達に認識してもらう…!さぁ…【かかってこい…!】」ズン…!

 

「「「くっ…!?」」」

遊海の生み出した本気の闘気が場を支配する…

 

 

「いいだろう…!ジャック・アトラスはこの程度で怯みはしない!!」

 

「アンタと戦うのは初めてだよな…!いくぜ遊海!!」

ジャックとクロウはデュエルディスクを構える!

 

『私だって…翠さんから特訓を受けて強くなったわ!いくわよ!!』

《(≧▽≦)》

アキもデュエルディスクを構える…その肩に黒薔薇の魔女が現れる!

 

【さぁ…デュエルだ!!】

 

 

 

 

 

 

 

「「『【デュエル!!】』」」

 

遊海LP4000

 

クロウ

アキLP4000

ジャック

 

特殊ルール 変則バトルロイヤル

 

フィールド非共有(1人各5枠 任意で味方の効果を発動できる)

遊海は相手フィールドにモンスターがいる時は相手プレイヤーにダイレクトアタックできない

 

順番

 

遊海→クロウ→遊海→アキ→遊海→ジャック→遊海…

 

 

 

 

 

 

 

「何なのだこのルールは!?お前1人で俺達を相手にしようというのか!?」

 

【そうだ、これは俺からのハンデだ…油断したら…すぐに終わるぞ?】

 

「(このルール…これは…!)」

不自然なルールに疑問を抱くジャック…それと共に遊星は既視感を抱いていた…。

 

 

 

【俺のターン!ドロー!!】

【俺は永続魔法「SinTerritory 」を発動!その効果によりデッキからフィールド魔法「Sin World」発動!!】

周囲の空間が歪み不気味なビル群に包まれる!

 

「なんだ…!この場所は…!」

 

「なんだろう…この場所…怖い…!」

《クリリ〜ン…》

一変した景色にジャックは驚き、龍可はクリボンを抱き寄せる…

 

「そんな…!?このフィールドは!!」

 

「どうしたんだ遊星!このカードの事を知ってるのか!?」

動揺する遊星にクロウが問いかける…しかし、返ってきたのは予想外の答えだった。

 

「このカードはパラドックスの使ったカードだ!!遊海さんが何故このカードを持っているんだ!!」

 

「「『なんだって!?』」」

その答えを聞いたジャック達は驚愕する…遊星が未来で伝説の決闘者達と共に戦った強敵…そのカードは燃え尽きてしまったはずだった…。

 

【心配するな遊星、死にはしない…答え合わせはデュエルのあとだ!!俺は『SinWorld 』が存在する事でエクストラデッキの『サイバー・エンド・ドラゴン』を除外し!現われろ!『Sinサイバー・エンド・ドラゴン』!!】

黒と白の仮面を装着した機械龍が咆哮する! ATK4000

 

『攻撃力4000…!』

 

「いきなり出てきやがった!?」

 

「伝説の決闘者『皇帝』の操るサイバードラゴンだと…!?」

いきなりの大型モンスターの登場に3人は絶句する…

 

【俺はさらにエクストラデッキの『スターダストドラゴン』を除外!現われろ!「Sinスターダストドラゴン」!!】

 

「「「「な、なんだって!?」」」」

遊海のフィールドに仮面を着けた星屑の竜が現れる ATK2500

 

 

「遊星!君の『スターダスト』は!?」

 

「ある!この手に持ってる!!なのにどうして!?」

ブルーノの言葉に遊星は自分のデッキを確認する…遊星のスターダストはしっかりとその手に握られている…

 

【先攻は攻撃できない、カードを2枚伏せターンエンド!】

遊海LP4000

sサイバーエンド sスターダスト SinWorld Sinテリトリー 伏せ2 手札1

 

 

 

 

「これがアンタの本気って訳か…!いいぜ!乗り越えてやる!」

 

【かかってこい!クロウ!!】

 

 

 

@クロウ

 

「オレのターン!ドロー!」

「『BF-黒槍のブラスト』を召喚!」

槍を持った鳥人が現れる ATK1700

 

「さらにオレは『BF-疾風のゲイル』を特殊召喚!」

黄色い嘴が特徴の鳥人が現れる ATK1300

 

「『ゲイル』の効果発動!相手の攻撃力を半分に【リバース罠発動!『Sin ClawStream』を発動!自分フィールドに『Sinモンスター』がいる事で『ゲイル』を破壊する!】なんだと!?」

黒い竜巻がゲイルを破壊した!

 

【その程度か?】

 

「っ…!カードを3枚伏せてターンエンドだ!」

クロウLP4000

ブラスト 伏せ2 手1

 

 

 

 

【俺のターン!ドロー!】

【バトルだ!『スターダスト』で『ブラスト』を攻撃!シューティング・ソニック!】

Sinスターダストの口にエネルギーが集中する!

 

『やらせねぇ!リバース罠オープン!「ブラック・バック」!このターンの通常召喚を封じる代わりに墓地から「ゲイル」を特殊召喚する!』

再び黄色い嘴の鳥人が現れる ATK1300

 

「さらに罠カード『緊急同調』を発動!オレはレベル4の『ブラスト』にレベル3の『ゲイル』をチューニング!!」

 

3+4=7

 

「黒き旋風よ!天空へ駆け上がる翼となれ!シンクロ召喚!『BF-アーマード・ウィング』!」」

単眼の鎧を纏った鳥人が現れる ATK2500

 

【『アーマードウィング』か…攻撃中止だ!…カードを一枚伏せてターンエンド!】

遊海LP4000

sサイバーエンド sスターダスト SinWorld テリトリー 伏せ2 手札1

 

 

 

 

@アキ

 

『私のターン!ドロー!』

『「黒薔薇の魔女」を召喚!』

《(>∆^)/!》

可愛らしいメイド服の魔女が現れる ATK1700

 

『「黒薔薇の魔女」の効果発動!カードを1枚ドローしてそれが植物族モンスターなら手札に加えられる!…ドローしたのは「薔薇の妖精」!自身の効果で特殊召喚!』

頭に薔薇を載せた妖精が現れる ATK600

 

『私はレベル3の「薔薇の妖精」にレベル4の「黒薔薇の魔女」をチューニング!』

 

3+4=7

 

『冷たい炎が世界の全てを包み込む…漆黒の花よ、開け!シンクロ召喚!現れて!「ブラック・ローズ・ドラゴン」!』

シグナーの竜の1体である薔薇のドラゴンが現れる ATK2400

 

『さらに私は魔法カード「『攻撃』封じ」を発動!「Sinサイバーエンド」を守備表示に変更するわ!』

サイバーエンドが守備態勢を取らされる ATK4000→DEF2800

 

『さらに「ブラックローズ」の効果を発動!墓地の「薔薇の妖精」を除外して「サイバーエンド」を攻撃表示に変更して攻撃力を0にする!ローズ・リストレクション!』

薔薇の妖精の力を吸収したブラックローズが蔦を伸ばしサイバーエンドを拘束する!

DEF2800→ATK4000→0

 

【おぉっ!?、上手いコンボだ!】

 

『ありがとう!バトルよ!「ブラックローズ」で「サイバーエンド」を攻撃!ブラック・ローズ・フレア!!』

闇色の炎がサイバーエンドを破壊する!

 

【ぐぅ…!】

遊海LP4000→1600

 

 

「流石だぜアキ!遊海相手に先制だ!」

 

『いいえ…クロウが最初の攻撃を防いでくれたおかげよ!』

 

「フン…だが油断するな!遊海はこの程度で終わる男ではないぞ…!」

 

【その通りだ!リバース罠「Sin Turn」を発動!自分のSinモンスターが破壊されたことで2ドロー!】

 

『私はカードを2枚伏せてターンエンド!』

アキLP4000

ブラックローズ 伏せ2 手札2

 

 

 

 

「戦況はジャック達が有利…だが…!」

 

「遊星…どうしたの…?」

不安な顔をしている遊星に龍可が声をかける

 

「もし、遊海さんのデッキがパラドックスのデッキと同じデッキだとしたら…まだ終わりじゃない…!」

 

 

 

 

 

【俺のターン!フィールド魔法『SinWorld』の効果発動!ドローする代わりにデッキから三枚のSinカードを選択し相手の選んだカード1枚を手札に加える!アキ、一枚選べ!】

遊海はデッキから三枚のカードをアキにみせる

 

『私は…真ん中のカードを選ぶわ!』

 

【わかった…残りのカードはデッキに戻しシャッフルする!…俺はさらに魔法カード「Sin Selector」を発動!墓地の『サイバーエンド』と『クロウ・ストリーム』を墓地から除外しデッキから『Sinレインボードラゴン』『Sinパラドクスギア』を手札に加える!さらに俺はデッキの『究極宝玉神レインボー・ドラゴン』を除外し…現れろ!『Sin レインボー・ドラゴン』!!】

仮面を着けられた虹を司る龍が現れる ATK4000

 

 

『っ…!また攻撃力4000…!?』

 

「インチキモンスターはいい加減にしてくれ!?」

一難去ってまた一難…再び現れた大型モンスターにクロウとアキは絶句する…

 

「今度は『宝玉獣の導き手』の切り札カードだと…!?」

 

【バトルだ!「レインボードラゴン」で「ブラックローズ」を攻撃!オーバー・ザ・レインボー!!】 

虹の破壊光線が黒薔薇に迫る!

 

『リバース罠発動!「ハーフカウンター」!「ブラックローズ」の攻撃力を「レインボードラゴン」の攻撃力の半分…2000ポイントアップするわ!』

 

【甘い!カウンター罠「魔宮の賄賂」!相手にドローさせる事で魔法・罠の効果を無効にする!】

 

『そんな…!きゃあ!?』

虹色の息吹がブラックローズを消し飛ばした!

 

アキLP4000→2400

 

【俺はカードを2枚伏せ…ターンエンド!】

遊海LP1600

sレインボードラゴン sスターダスト SinWorld テリトリー 伏せ2 手札3

 

 

 

 

「強いな遊海…だが俺がお前を倒す!そして力を示す!!」

 

【来い!ジャック!!】

 

 

 

 

 

@ジャック

 

 

「俺のターン!ドロー!!」

 

「ジャック!コイツを使え!!リバース罠『リビングデッドの呼び声』!墓地から蘇れ『黒槍のブラスト』!」

再び槍を持った鳥人が現れる ATK1700

 

「フッ…遠慮なく使うぞクロウ!フィールドにシンクロモンスターが存在する事で『シンクローンリゾネーター』は特殊召喚できる!」

背中にト音記号のモニュメントを背負った悪魔が現れる DEF100

 

「さらに『マジック・ホール・ゴーレム』を召喚!」

円形のゴーレムが現れる ATK0

 

「さらに俺は永続魔法『共鳴波』を発動!そしてクロウのレベル4の『黒槍のブラスト』とレベル3の『マジックホールゴーレム』にレベル1の『シンクローンリゾネーター』をチューニング!」

 

4+3+1=8

 

「王者の鼓動、今ここに列をなす!天地鳴動の力を見るがいい!!シンクロ召喚!現われろ!「レッドデーモンズ・ドラゴン」!!」

シグナー竜の1体である紅蓮の竜が現れる ATK3000

 

「来た!ジャックの『レッドデーモン』だ!!」 

 

「さらに『シンクローンリゾネーター』がシンクロ素材として墓地に送られた事で『共鳴波』の効果を発動!消え去れ!『レインボードラゴン』!!」

シンクローンリゾネーターの幻影が現れ音叉を打ち鳴らす、そしてその高周波に耐えられなかったレインボードラゴンは爆発した! 

 

【ぐぉ…!?やるな…!】

 

「バトルだ!消え去れ『Sinスターダスト』!アブソリュート・パワー・フォース!!」

悪魔竜の掌底が闇のスターダストを殴り倒す!

 

【くっ!】

遊海LP1600→1100

 

「追い詰めたぞ遊海!俺はカードを2枚伏せターンエンド!」

 

【エンドフェイズにリバース罠2枚目の『Sin ClawStream』を発動!『アーマードウィング』を破壊する!】

 

「しまった!?」

黒の竜巻が鎧の鳥人を破壊する

 

ジャックLP2400

レッドデーモン 共鳴波 伏せ2 手札1

 

 

 

 

 

【流石はダークシグナーと戦い抜いた決闘者だ、即席な連携で俺をここ待て追い詰めるとはな、だが…まだ足りない…!】 ゴゥッ…!

追い詰められながらも遊海の闘志は衰える事なく更に強くなる…!

 

 

「くっ…なんだよこれ…!追い詰めてるはずなのに…!」

 

『まだこれ以上があるというの…!?』

 

「狼狽えるなクロウ!アキ!相手の気迫に呑まれたらそれまでだ!!」

 

 

 

【俺のターン!ドロー!!】

【現われろ!『Sinパラドクスギア』!】

四角い歯車の付いた機械が現れる ATK0

 

【『パラドクスギア』の効果発動!このカードをリリースしデッキから『Sinパラレルギア』を特殊召喚!さらにデッキから『Sin青眼の白龍』を手札に加える!】

歯車が組み合わさったような人形が現れる ATK0

 

 

「っ…まずい!気をつけろジャック!あのデッキのエースがくるぞ!!」

 

「なんだと…!?」

 

【俺は『パラレルギア』の効果発動!俺は手札のレベル8『Sin青眼の白龍』にレベル2の『パラレルギア』をチューニング!!】

 

「『手札からシンクロ召喚…!?』」

 

8+2=10

 

【次元の闇より現われろ!シンクロ召喚!『Sinパラドクス・ドラゴン』!!】

黒と白の鎧を身に着けた矛盾を象徴するドラゴンが現れる ATK4000

 

「また攻撃力4000…だとぉ!?遊星!お前、どんな相手と戦ったんだよ!?」

クロウの言葉は無理もない…仮にあの場にいたのが遊戯や十代ではなく他の決闘者だったならば…遊星はパラドックスに敗北していただろう…。

 

 

【『パラドクスドラゴン』の効果発動!我が下僕となれ!『アーマードウィング』!】

 

『なんですって!?』

パラドックスドラゴンの力によりアーマードウィングが墓地から遊海の場へと現れる ATK2500

 

【バトルだ!『アーマードウィング』で『レッドデーモン』を攻撃!】

 

「やべぇ!『アーマードウィング』に攻撃されたら『レッドデーモン』の攻撃力が0になっちまう!!」

 

「させんぞ!!リバース罠『デモンズチェーン』発動!『アーマードウィング』の攻撃と効果を封印する!」

紫色の鎖がアーマードウィングを拘束する!

 

【まだだ!『パラドクスドラゴン』で『レッドデーモン』を攻撃!】

破壊の息吹がレッドデーモンに迫る!

 

「ならばこれでどうだ!罠カード『ハーフorストップ』!選べ!お前の場のモンスターの攻撃力を半分にするか!バトルフェイズを終了するか!!」

 

【俺は攻撃力を半分にする効果を選ぶ!】

 

パラドクスドラゴンATK4000→2000

アーマードウィングATK2500→1250

 

「ならば…迎え撃て!『レッドデーモン』!灼熱のクリムゾン・ヘルフレア!!」

弱体化したパラドクスドラゴンのブレスとレッドデーモンの火炎が衝突…パラドクスドラゴンのブレスは押し返され爆発を起こした!

 

遊海LP1100→100

 

 

「よっしゃ!流石だぜジャック!決闘王をオレ達3人で追い詰めたぜ!!」

 

「フン…当たり前だ!このジャック・アトラスは再びキングとなる男だ!!」

 

「ジャック!クロウ!アキ姉ちゃん頑張って!あと一息!!」

遊海を追い詰め、表情が緩むジャック達…しかし…

 

「…ダメだジャック…まだ終わってない…!」

 

「えっ…!?遊星…?」

龍可が遊星の顔を見上げる…その額からは冷や汗が流れている。

 

「来る…!遊戯さんに十代さん、それに過去の遊海さんを追い詰めたモンスターが…!」

 

 

 

【お前達…油断し過ぎだ、まだ決闘は終わってはいない、最後まで気を抜くな…!】

 

「「『!?』」」

爆煙の中から遊海の声が響く…

 

【俺は『パラドクスドラゴン』が破壊された事で手札の『Sinトゥルース・ドラゴン』の効果を発動…俺のライフを半分にする事で…このモンスターを特殊召喚する!!現れろ!真実を示す龍よ!!】

 

遊海LP100→50

 

風が遊海のフィールドを中心に渦巻き、周囲の枯れ葉やゴミが空に舞い上がる…そして巨大な金色のドラゴンが姿を現した…! ATK5000

 

『そんな…!攻撃力…5000!?』

 

「デュエルモンスターズ最高攻撃力のドラゴン『F・G・D』と同じ攻撃力だと!?(遊星…お前はこんな化け物とデュエルしたのか…!)」

ジャック達は絶望する、3体の大型ドラゴンを斃した先に新たなドラゴンが立ち塞がる…その瞬間、ジャックの目には遊海の姿に重なるように白と黒の仮面を着けた男の幻影が写っていた…。

 

【バトルだ、『トゥルースドラゴン』で『レッドデーモン』を攻撃!真実のトゥルー・バースト!!】

 

『っ!リバース罠「グランド・キャプチャー」!相手から受ける戦闘ダメージを半分にする!そして半分にしたあとのダメージが1000以上の場合、私はカードを一枚ドローする!』

レッドデーモンは破壊されたものの、大地から巨大な岩の手が現れ攻撃の余波を防ぐ!

 

ジャックLP2400→1400

 

 

「助かったぜアキ…!」

 

「なんとかしのぎきったか…!だが…!」

 

『厳しい状況なのは変わってないわ…!』

ジャック達はトゥルースドラゴンを見上げ、()のターンに逆転する方法を考える…

 

 

 

 

【何を勘違いしてる?まだバトルフェイズは終わってないぞ!速攻魔法『Sin Cross』を発動!墓地から現われろ!『Sinスターダスト』!】

 

『「「なんだと!?/なんですって!?」」』

墓地から再び仮面のスターダストが現れる ATK2500

 

【バトルだ!ジャック達にダイレクトアタック!シューティングソニック!!】

 

放たれたブレスはジャック達に直撃…爆発を起こした…。

 

クロウ&アキ&ジャックLP0

 

遊海WIN!

 

 

 

 

 

 

 

「ジャック!アキ!クロウ!大丈夫か!?」

 

「アキさん!」

 

「クロウ!大丈夫!?」

デュエルが終わり遊星達がジャック達に駆け寄る…遊海は限りなく力を抑えたもののジャック達は最後の一撃で吹き飛ばされていた…。

 

 

「お〜イテテテ…オレはなんとか無事だぜ…っていうか遊海強すぎるだろ!?なんで普通に勝ってるんだよ!?」

 

『これが「決闘王」の…イリアステルの力だっていうの…!?』

 

「くそっ…完敗だ…!」

なんとか起き上がったジャック達は遊海に視線を向ける…視線の先の遊海は先程と比べて大きく見えた…。

 

 

「お前達、大丈夫か?怪我したんなら治療するぞ?」

戦闘態勢を解いた遊海がジャック達に歩み寄る…その顔はいつもの優しい顔に戻っていた。

 

「遊海さん…貴方は何者なんだ?何故貴方がパラドックスのカードを…それに『スターダスト』まで…!?」

 

「遊星、俺は白波遊海…エジプトのファラオに認められた二代目『決闘王』であり、この町のヒーロー『鋼の騎士』…そして俺にはもう一つの呼び名がある」

 

「もう一つの…呼び名?」

 

「『異界からの転生者』…それが俺、そして翠の正体だ」

遊海は最後の隠し事を遊星達へと伝えた…。

 

 

 

 

 

 

 

「転生…者?それって…どういう事ですか?」

 

「読んで字の通りだよ遊星、俺は一度死んでるんだ…ダークシグナー達と同じようにな」

 

「「「「はっ!??」」」」

遊海の言葉に遊星達は頭の理解が追いついていないようだ

 

「待てよ遊海!アンタも翠も足があるし、紫色の痣もねぇじゃねぇか!?一度死んだっていったい…」

 

「ああクロウ、すまないダークシグナーと同じと言っても俺達は死んだ場所が違うんだ…はっきり言おう、俺と翠は元々はこの世界の住人じゃない…この世界とは違う並行世界の人間なんだ」

 

 

そして遊海は5D'sに自分達の来歴を話し始めた。

 

自分達がデュエルモンスターズが完全に娯楽として存在する世界に居た事

 

その世界で神様の失敗により悲運の死を遂げ、神の罪滅ぼしとして転生した事

 

そして長い時の間に遊戯や十代と共に世界を影から救い続けた事を…その話を遊星達は静かに聞いていた…。

 

 

 

「そうか…その異界のカードが遊海さんの強さの秘密だったのか…」

 

「だからこそ『スターダストドラゴン』やパラドックスのカードを持っていたという訳か」

遊星もジャックも自分達の疑問の謎が解け、納得しているようだ…

 

「ねぇ遊海…辛くなかったの?お父さん達と会えなくなって…」

両親と離れて暮らす龍亞が遊海に尋ねる…自分も両親から離れているから遊海の事が心配になったのだ。

 

「ああ、寂しくないと言ったら嘘になるけど…大丈夫だよ、俺には翠がいる…翠が一緒にいれば俺は絶対に挫けないさ」

 

「遊海…」

遊海は龍亞の頭を撫でながらそう答えた。

 

 

 

 

「さて…これで俺の事は大体話したな、そして最後に一つ…お前達に伝える事がある、ゲイザーについてだ」

 

「ゲイザー…イリアステルのメンバーの1人…」

遊星は顔を強張らさせる…

 

「ゲイザー、奴はイリアステルのメンバーであり…ゼロ・リバースを起こさせた黒幕…そして俺と同じ『転生者』だ、その正体ははっきりしないし、目的もわからないけどな」

 

「ゲイザーが転生者…!?」

 

「という事は…?」

 

「奴に対抗できる決闘者は…俺か翠だけだ、本来なら俺はWRGPに出るつもりはなかったが…奴が姿を現したなら話は別だ、遊星…俺から改めてお願いする、俺をチーム5D'sの仲間に入れてくれ…!」

遊海は遊星に手を差し出す。

 

「遊海さん…はい!よろしくお願いします!!」

遊星も握手を持ってそれを迎えた…こうしてチーム5D'sはここに結成されたのだった。




「ただいま〜!」

「おかえりなさい!遊海さん!」
遊星と別れた遊海は家へと帰宅した…そして…


「翠、遊星達に俺達の事を…転生者である事を話してきたよ」

「えっ…大丈夫だったんですか遊星君!?」
翠は驚いているが遊海は静かに答えた

「ああ、遊星も頭がいいからな…すぐに俺達の事を理解してくれたよ」

「そうですか…よかった…」

「だけど…問題ができた」

「問題…?どうしたんですか?」

「ゲイザーの奴が…遊星の前に姿を現した」

「!?」

「翠、俺は絶対に奴を止める…その為に俺はチーム5D'sに入った…付いてきてくれるよな?」

「ええ…当たり前ですよ遊海さん、必ずあの人を止めましょう…これ以上の被害を出さない為に…!」

「ああ…ありがとう翠」
こうして遊海の決意は固まった…そして戦いまでは残り僅かに迫っていた…。













ピリピリピリ…ピリピリピリ…

「ん?…もしもし白波…ああ、久しぶりだな…どうした?」

『……!』

「えっ…?泊まる場所?Dホイール可で空いてる場所!?…何があったんだ??」
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