転生して決闘の観測者〈デュエル・ゲイザー〉になった話 作:S,K
今回はエキシビジョンデュエル第3弾!遊戯対遊星編です!…歴代主人公同士の戦い…勝利を掴むのは…!
それでは最新話をどうぞ!
追記:『シグナル・ウォリアー』の効果について大きな勘違いをしていました…修正案を思いつき次第直しますので少しお待ちください…。
『さぁ!ついにエキシビジョンデュエルも最後の決闘となりました!!二連敗している5D'sは意地を見せる事ができるのか!!最終戦に現れるデュエリストはもちろんこの男…!!ネオドミノシティの英雄!不動遊星ぇぇぇ─!!』
「「「うおぉぉぉ!!!」」」
MCの紹介と共にスタジアムが大歓声に包まれる!
「……(もう、相手はわかってる…ありがとう遊海さん、オレはこのデュエル…全力で戦う!)」
遊星は静かに正面に佇むローブの男を見つめる、その人物から感じるのは静かな闘志…海馬の荒々しさや十代のような喜びを感じるモノではない、まるで水面のように静かで洗練されたオーラだった。
『…この時を楽しみに待っていたよ遊星君、もう
「えぇ、伝説のキングオブデュエリスト…
『フッ…!』バサッ!
男はローブを脱ぎ捨てる…その正体はデュエルモンスターズの生ける伝説、古代エジプトのファラオを友とし最強の称号『決闘王』を最初に手にした男…武藤遊戯─!
『な、なんという事だぁ〜!!謎の決闘者チーム最後の一人!その正体は!初代決闘王!!武藤遊戯〜!!!』
「「「うわああああ!!!!」」」
スタジアムがこの日一番の歓声に包まれる…かたや新たな英雄、かたや真なる伝説の男…文字通りの夢の対決が幕を上げる!!
『さぁ、デュエルだ遊星君!この街を守ったシグナーの力をボクに見せてくれ!』
「遊戯さん…胸をお借りします!!」
「『デュエル!!』」
遊戯LP4000
遊星LP4000
『ボクのターン!ドロー!』
『「アップル・マジシャン・ガール」を召喚!』
遊戯のフィールドに羽の生えた林檎が現れ、可愛らしい魔法使いに変身する ATK1200
『カードを2枚伏せてターンエンド!』
遊戯LP4000
アップル 伏せ2 手札3
「オレのターン!ドロー!」
「魔法カード『調律』を発動!デッキから『クイック・シンクロン』を手札に加え、デッキトップを墓地に送る!」
墓地送り
ソニックウォリアー
「さらにオレは『ジャンク・シンクロン』を召喚!」
オレンジ色のロボットが現れる ATK1300
「『ジャンクシンクロン』の効果発動!墓地の『ソニックウォリアー』を特殊召喚!」
緑色のロボットが現れる DEF0
「さらに手札の『ドッペル・ウォリアー』の効果発動!墓地からモンスターの特殊召喚に成功した時!このモンスターを手札から特殊召喚!」
黒い服を着た兵士が現れる ATK800
「オレはレベル2の『ドッペルウォリアー』とレベル2『ソニックウォリアー』にレベル3の『ジャンクシンクロン』をチューニング!!」
2+2+3=7
「集いし想いがスピードの世界を突き進む!光さす道となれ!シンクロ召喚!唸れ!『シグナル・ウォリアー』!」
遊星の場に赤いバイクが現れ変形…赤い装甲の戦士が現れる ATK2400
『おおっと!遊星の新たなモンスターが登場したぞぉ!まるで遊星のDホイールがモンスターになったようだ!!』
「そしてシンクロ素材となった『ドッペルウォリアー』の効果発動!『ドッペル・トークン』2体を特殊召喚!」
小さな黒服の兵士が現れる ATK800 ✕2
「さらに『ボルト・ヘッジホッグ』を墓地に送る事で『クイック・シンクロン』を特殊召喚!」
ガンマン風のロボットが現れる ATK800
「オレはレベル1の『ドッペルトークン』2体にレベル5の『クイックシンクロン』をチューニング!」
1+1+5=7
「集いし叫びが木霊の矢となり空を裂く!光さす道となれ!シンクロ召喚!いでよ!『ジャンク・アーチャー』!」
オレンジ色の弓を持った戦士が現れる ATK2300
「『ジャンクアーチャー』の効果発動!『アップルマジシャンガール』をエンドフェイズまで除外する!ディメンジョン・シュート!!」
次元を切り裂く矢が放たれる!
『そうはいかないよ!リバースカードオープン!「ディメンション・マジック」!「アップルマジシャンガール」をリリース!現われろ!「ブラック・マジシャン」!』
アップルマジシャンが現れた棺に消え去る…そして伝説の黒衣の魔術師が現れる! ATK2500
『で、出たぁぁぁ!!決闘王のエースモンスター!「ブラックマジシャン」だぁー!!』
「「「うおぉぉぉ!!」」」
ブルーアイズに続く伝説のモンスターの登場に観客達が沸き立つ!
「『ブラックマジシャン』…!いきなりエースの登場か…!」
『さぁ、いくよ!「ディメンションマジック」のさらなる効果!フィールドのモンスター1体を破壊する!ボクが選ぶのは「ジャンクアーチャー」!』
「くっ…!」
棺から放たれた魔力弾が弓兵を貫く!
「『ブラックマジシャン』の攻撃力は2500…『シグナルウォリアー』では敵わない…カードを2枚伏せてターンエンド!」
遊星LP4000
シグナルウォリアー 伏せ2 手札0
『遊星は得意の連続シンクロで攻めるが決闘王は魔法カード1枚でそれを一蹴!これが最強の決闘者の実力だぁ─!』
『遊星君、いきなりすごいね…まさかいきなりダイレクトアタックを狙ってくるなんて…!』
「しっかり躱されてしまいましたが…やはり遊戯さんは強いです…!」
『フフッ、ありがとう!それじゃあいくよ!』
『ボクのターン!ドロー!』
「スタンバイフェイズに『シグナルウォリアー』の効果発動!フィールドにある全てのカードにシグナルカウンターを1つ置く!」
遊星の言葉と共にフィールドのカードに虹色の光が灯る
遊星SC 0→3
遊戯SC 0→2
『フィールドのカードにカウンターを置く効果…面白い効果だね、だけど…させないよ!魔法カード「師弟の絆」発動!自分フィールドに「ブラックマジシャン」がいる時!デッキから「ブラック・マジシャン・ガール」を特殊召喚!』
ブラックマジシャンが杖を掲げる…すると魔法陣が展開し、ブラックマジシャンガールがウィンクしながら現れる! ATK2000
『うおぉぉ!!魔術師弟が揃い踏みだ〜!!』
「「「BMGキター!!」」」
一部の男性陣から歓声が上がる!
『「師弟の絆」のさらなる効果!デッキから魔法カード「
《お師匠様!受け取ってください!》
マジシャンガールが師匠に魔力を送る! ATK2500→4500
『いくよ!バトル!「ブラックマジシャン」で「シグナルウォリアー」を攻撃!』
《いくぞ!》
《はい!》
魔術師弟が飛び上がる!
《「《
魔力弾の連撃が遊星に迫る!
「シグナルカウンターが乗っている『シグナルウォリアー』は戦闘・効果で破壊されない!」
『でもダメージは受けてもらうよ!』
「そうはいかない!リバースカードオープン!『スピリット・フォース』発動!戦闘ダメージを無効にし墓地の守備力1300以下のチューナー『ジャンク・シンクロン』を手札に加える!」
遊星の周りにバリアが現れ魔力弾を防ぐ!
『やるね遊星君!ボクはカードを1枚伏せてターンエンド!』
遊戯LP4000 SC2
ブラックマジシャン(1) BMG(0) 伏せ2(1) 手札2
『デュエルは一進一退!さぁ、不動遊星は決闘王をどう攻略するのか〜!?』
「あれが決闘王の実力か…!まったくプレイングに淀みがねぇ…!」
「でも遊星も負けてないわ!遊戯さんを前に一歩も引いてない!」
「遊星!頑張って〜!」
シグナー達は遊星に声援を送る!
「オレのターン!ドロー!」
「スタンバイフェイズに『シグナルウォリアー』の効果発動!フィールドのカード全てにシグナルカウンターを置く!」
遊星SC2→4
遊戯SC2→6
「『シグナルウォリアー』の効果!フィールドのシグナルカウンターを7つ取り除いて効果発動!デッキからカードを1枚ドローする!」
『なるほど、そのモンスターは生きた「スピード・ワールド2」って事なんだね…!』
遊星SC4→3
遊戯SC6→0
「永続魔法『シンクロ・チェイス』を発動!さらに『ジャンク・シンクロン』を召喚!」
再びオレンジ色のロボットが現れる ATK1300
「『ジャンクシンクロン』の効果発動!墓地の『ドッペル・ウォリアー』を特殊召喚!」
再び黒服の兵士が現れる DEF800
「オレはレベル2の『ドッペルウォリアー』にレベル3の『ジャンクシンクロン』をチューニング!」
2+3=5
「集いし星が新たな力を呼び起こす!光さす道となれ!!シンクロ召喚!いでよ!『ジャンク・ウォリアー』!」
遊星の切込み隊長である青い戦士が現れる ATK2300
「シンクロ素材となった『ドッペルウォリアー』の効果発動!『ドッペルトークン』2体を特殊召喚!」
小さな兵士が現れる ATK800 ✕2
「そして『シンクロチェイス』の効果発動!自分が『ウォリアー』『スターダスト』『シンクロン』のシンクロ召喚に成功した時!シンクロ素材となったモンスター1体を墓地から特殊召喚する!蘇れ!『ジャンクシンクロン』!」
3度オレンジ色のロボットが現れる DEF500
「さらに『ジャンクウォリアー』の効果発動!シンクロ召喚に成功した時!このモンスターの攻撃力は自分フィールドのレベル2以下のモンスターの攻撃力の合計分アップする!パワー・オブ・フェローズ!!」
ジャンクウォリアーが仲間の力でパワーアップする! ATK2300→3900
「バトルだ!『ジャンクウォリアー』で『ブラックマジシャン』を攻撃!スクラップ・フィスト!!」
ジャンクウォリアーが加速し黒魔導師に拳を叩きつける!
『その瞬間!手札から「幻想の見習い魔導師」の効果発動!このカードを墓地に送り「ブラックマジシャン」の攻撃力を2000ポイントアップする!迎え撃て
「なにっ!?」
ブラックマジシャンの杖に魔力が集中…放たれた魔力弾でジャンクウォリアーは消し飛ばされた!
「ぐっ…!!」
遊星LP4000→3400
「だが…まだ『シグナルウォリアー』の攻撃が残っている!『ブラックマジシャンガール』を攻撃!ライティング・アクセル!」
シグナルウォリアーがバイクに変形…マジシャンガールに突撃する!
『リバースカードオープン!永続罠「六芒星の呪縛」!「シグナルウォリアー」の攻撃と表示形式の変更を封印する!』
シグナルウォリアーが魔法陣に拘束される!
「っ…!カードを1枚伏せてターンエンド!」
『エンドフェイズに速攻魔法「魂のしもべ」を発動!デッキから「ブラックマジシャン」の名前が記されたカード「ティマイオスの眼」をデッキトップに置く!』
「『ティマイオスの眼』…!?」
遊星LP3400 SC3
シグナルウォリアー(2『六芒星』)ジャンクシンクロン(0) ドッペルトークン(0)✕2 シンクロチェイス 伏せ2(1) 手札0
「つ、強い…!遊星が手も足も出ねぇなんて…!!」
「これが…『キング・オブ・デュエリスト』の力…!」
クロウと龍亞は遊戯のあまりの強さに圧倒される、今まで数々の難敵を倒してきた遊星…その遊星でさえ遊戯の前に翻弄されているのだ…!
「まぁ、しょうがないな…遊戯はデュエルの…いや、ゲームの天才だ」
「ゲームの天才…?それってどういう事?」
遊海の言葉にアキが問いかける
「遊戯はデュエルモンスターズだけじゃない、トランプやボードゲーム…果てはパズルやギャンブルまで…あらゆるゲームにおいてほとんど負けがない、それどころか新しいゲームを創り出すほどの天才なんだ…そこに名もなきファラオと共に積んだ実戦経験があれば…」
「ほとんど無敵じゃん!?遊星はそんなすごい人に勝てるの!?」
龍亞が驚きの声を上げる…
「さぁな…それこそ『奇跡』でも起きなきゃ無理だろうなぁ…」
『ボクのターン!ドロー!』
「『シグナルウォリアー』の効果発動!シグナルカウンターを置く!」
遊星SC3→9
遊戯SC0→3
『墓地の「魂のしもべ」の効果!このカードを除外して自分のフィールド・墓地の「ブラックマジシャン」「ブラックマジシャンガール」の枚数だけドローできる!2ドロー!そして魔法カード「ティマイオスの眼」発動!「ブラックマジシャンガール」を墓地に送り…融合!!』
「なっ…!?モンスターと魔法カードで融合だと!?」
思わぬ融合に遊星は驚く…!
『来て!「竜騎士ブラック・マジシャン・ガール」!!』
遊戯の場に青いドラゴンに騎乗したブラックマジシャンガールが現れる! ATK2600
「な、何が起こったの!?魔法カードとモンスターが融合しちゃうなんて…!」
「そんなカード見た事ないよ…!」
龍可とブルーノが驚きの声を漏らす…
「あれは精霊達の世界…デュエルモンスターズ界に伝わる『名もなき竜』の1体『ティマイオス』、モンスターと融合する事で新たなモンスターになるんだ、他には罠カードと融合して新たなモンスターになる『クリティウスの牙』…そしてモンスターと融合する事で新たな装備カードを生み出す『ヘルモスの爪』がある、その3枚は世界で1枚ずつしかなくて、それぞれ遊戯・海馬社長・城之内の3人が使ってるんだ…ただし、オリジナルはもう消滅しちゃったからレプリカ…模造品なんだけどな」
「そんなカードが…!まるで私達のシグナーの竜みたい…」
「鋭いなアキ、少し説明が長くなるから省くけど…『ティマイオス』達もシグナーの竜と同じ、闇に対抗するカードなんだ…さて、どうなるかな…?」
『さらにボクは「チョコ・マジシャン・ガール」を召喚!』
水色の可愛らしい魔術師が現れる ATK1600
『「シグナルウォリアー」の効果が「スピードワールド2」と同じ効果だとしたら…カウンター4個でダメージ、10個でカードの破壊かな?なら少し数を減らさないとね!「竜騎士マジシャンガール」の効果発動!手札の「クリアクリボー」を墓地に送って効果発動!「シンクロチェイス」を破壊するよ!』
《ハアッ!!》
マジシャンガールの斬撃がシンクロチェイスを破壊する!
『バトル!「ブラックマジシャン」で「ドッペルトークン」を攻撃!
魔導波が兵士を消し飛ばす!
「ぐあっ…!」
遊星LP3400→1700
『さらに「竜騎士マジシャンガール」で2体目の「ドッペルトークン」を攻撃!ブラックドラゴン・バースト!』
ドラゴンの火球とマジシャンガールの魔導弾が迫る!
「今だ!リバースカード『くず鉄のかかし』発動!その攻撃を無効にしてこのカードを再びセットする!」
かかしが攻撃を受け止める!
『「チョコマジシャンガール」で「ドッペルトークン」を攻撃!』
チョコマジシャンガールの魔法がドッペルトークンを破壊する!
「っ…!」
遊星LP1700→900
『ボクはカードを1枚伏せてターンエンド!』
遊戯LP4000 SC1
ブラックマジシャン(1) 竜騎士BMG チョコマジシャン 六芒星 伏せ1 手札1
「強い…!(これが決闘王の実力…!先の先まで手が読まれている気がする…!!)」
遊星は追い詰められていた…遊戯の持つ圧倒的タクティクス・プレイング、そしてドロー力…それらは全て遊星を上回っていた。
『ふぅ…楽しいね!遊星君』
「えっ…?」
遊星は遊戯の言葉に問い返す
『遊星君、もう少し肩の力を抜いたほうがいいよ、気を張りっぱなしじゃ疲れないかい?』
「あっ…」
遊戯の言葉を聞いた遊星には思い当たる事があった…ゾーンとラプラスから託された自分達の未来…遊星はより良い未来を掴む為に寝る間も惜しんで「フォーチュン」の製作に取り組んでいた…。
『そう気負う事はないよ、あの警告は全世界の人々の胸に刻まれた…君1人で無理をする事はない、ボク達1人1人が新しい未来の為に協力すれば…きっとできない事はない!』
「遊戯さん…」
『さぁ遊星君、今はこのデュエルを楽しもう!』
「はい!勝負は…これからだ!!」
「オレのターン!ドロー!」
「スタンバイフェイズに『シグナルウォリアー』の効果発動!カウンターを置く!」
遊星SC6→10
遊戯SC1→6
『(カウンターは減らしたけど合計16個…10個を取り除いて破壊を狙ってくるのか…それとも…?)』
「『シグナルウォリアー』の効果発動!7つ取り除いて…1ドロー!…いきます!!自分の場にチューナーがいる時!墓地の『ボルト・ヘッジホッグ』は特殊召喚できる!」
針がネジになったハリネズミが現れる DEF800
遊星SC10→9
遊戯SC6→0
「オレはレベル2の『ボルトヘッジホッグ』にレベル3の『ジャンクシンクロン』をチューニング!」
2+3=5
「集いし力が新たな未来を掴み取る!光さす道となれ!シンクロ召喚!駆け抜けろ!『ジャンク・スピーダー』!」
白いスカーフを巻いた銀色の戦士が現れる ATK1800
「『ジャンクスピーダー』の効果発動!デッキからレベルの違う『シンクロン』チューナーを可能な限り特殊召喚する!!」
『なんだって!?』
「現れろ!レベル1『アンノウン・シンクロン』!レベル2『ニトロ・シンクロン』!レベル3『スチーム・シンクロン』!!」
単眼のロボット、燃料タンク型のロボット、機関車型のロボットが現れる DEF0 DEF100 DEF800
「バトルだ!『ジャンクスピーダー』で『竜騎士マジシャンガール』を攻撃!」
『攻撃力の低いモンスターで攻撃…!何かあるね?』
「はい!シンクロ召喚したターンに『ジャンクスピーダー』が攻撃する時!エンドフェイズまで攻撃力が倍になります!いけ!ソニックブーム・エッジ!!」
超加速した銀色の戦士が伝説の竜騎士を蹴り砕く! ATK1800→3600
『リバースカードオープン!「マジシャンズ・プロテクション」!フィールドに魔法使い族がいる時!戦闘ダメージを半分にする!』
遊戯の周りにバリアが展開されダメージを減衰する!
『くっ…!ごめんねマジシャンガール!』
遊戯LP4000→3500
「そしてオレの攻撃はまだ終わっていない!罠発動!『奇跡の軌跡』!『ジャンクスピーダー』の攻撃力を1000ポイントアップしバトルフェイズ中に2回までモンスターに攻撃できる!その代わり相手の受ける戦闘ダメージは0になり、カードを1枚ドローする!」
『いいカードだ…!1ドロー!』
ジャンクスピーダーATK3600→4600
「『ジャンクスピーダー』で『ブラックマジシャン』を攻撃!ソニックブーム・エッジ!!」
銀色の戦士が再び加速…黒衣の魔導師を打ち砕いた!
「っ…!流石だね遊星君…!」
「よし…!勝機が見えてきた…!メインフェイズ2!オレはレベル5の『ジャンクスピーダー』にレベル2の『ニトロシンクロン』をチューニング!」
5+2=7
「集いし思いがここに新たな力となる!光さす道となれ!シンクロ召喚!!燃え上がれ!『ニトロ・ウォリアー』!」
緑色の屈強な戦士が現れる ATK2800
「『ニトロシンクロン』が『ニトロ』モンスターのシンクロ素材になった事で1ドロー!カードを2枚伏せてターンエンド!」
遊星LP900 SC6
シグナルウォリアー(4『六芒星』)ニトロウォリア(0) アンノウン(0) スチーム(0) 伏せ3(2) 手札1
『不動遊星、魂の反撃!!一転して決闘王を追い詰めたぁ!!』
「よっしゃあ!!いいぞ遊星!!」
「これで遊戯さんのフィールドにはモンスターが1体だけ…!これなら!」
「でも『奇跡の軌跡』で決闘王にドローさせてるから…まだ、わからない…!」
「頑張って…!遊星!」
仲間達は祈るようにデュエルを見守る…!
『やっぱり強いね遊星君、君とデュエルできてよかった!』
「遊戯さん…!オレも同じ気持ちです!」
遊戯と遊星は笑いあう…久しぶりの命懸けではない決闘…2人はそれを楽しんでいた。
『でも、そろそろ決着をつけようか…!次のターンで勝負をつける!』
「っ…!望むところです!!」
「(…そろそろかな)」
『ボクのターン!ドロー!』
「『シグナルウォリアー』の効果発動!」
遊星SC6→14
遊戯SC0→2
『ボクは手札の「クリアクリボー」を墓地に送って「THE・トリッキー」を特殊召喚!』
顔に『?』マークの描かれた魔術師が現れる ATK2000
『そしてボクは「チョコマジシャンガール」と「トリッキー」をリリース!…黒金の暴竜よ…我が敵に滅びをもたらせ!!現れろ!「破滅竜ガンドラX」!』
全身に赤い宝玉を埋め込んだ破壊の化身が現れる ATK0
「これが遊戯さんの切り札モンスター…!」
『「ガンドラX」の効果発動!このカード以外のフィールドのモンスターを全て破壊する!そして破壊したモンスターの内、一番高い攻撃力を持つモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える!!デストロイ・テラレイズ!!』
《ガアアアア!!》
ガンドラが咆哮を轟かせる…すると全身から赤い光線が放たれフィールドを蹂躙しようとする!
「やばいよ!これで遊星のモンスターが全部破壊されたら『ニトロウォリアー』の2800ダメージを受けて遊星の負けだ!」
「「遊星─!!」」
龍亞と龍可の叫びが響く─!
「…慌てるなお前達!遊星がこの程度で負けるか!」
「「ジャック!?」」
ジャックの凛とした声が響く…絶望的な状況を見てなお、ジャックの眼はまっすぐ遊星を見つめている…!
「遊星は俺の最大のライバルだ!この程度で負けたら…奴は『英雄』などと呼ばれん─!!」
「断ち切らせはしない!!罠カード発動!『スターライト・ロード』!相手が自分の場のカードを2枚以上破壊する効果を発動した時!その効果を無効にし破壊する!」
『なんだって!?』
遊星の背後から光の柱が立ち昇る…その光は破壊光線を反射し、ガンドラを破壊する!
「そしてエクストラデッキからこのモンスターを特殊召喚できる!…集いし願いが新たに輝く星となる!!光さす道から飛翔せよ!『スターダスト・ドラゴン』!!」
光の柱が強く輝く…そして遊星のエースたる星屑のドラゴンが現れる! ATK2500
『まさか「ガンドラX」を無効にしてくるなんてね…ボクはこのままターンエンド!』
遊戯LP3500 SC2
マジシャンズプロテクション (1) 六芒星(1) 手札0
「オレのターン!…ドロー!!」
「『シグナルウォリアー』の効果発動!カウンターを置く!」
遊星SC13→28
遊戯SC2→4
「バトル!『ニトロウォリアー』で遊戯さんにダイレクトアタック!ダイナマイト・ナックル!!」
緑色の戦士が遊戯を殴りつける!
『ぐっ…!!』
遊戯LP3500→700
「『スターダスト・ドラゴン』でダイレクトアタック!!シューティング・ソニック!」
『その瞬間!墓地の「クリアクリボー」の効果発動!墓地のこのカードを除外し、デッキからカードを1枚ドローする!引いたカードがモンスターカードだった時、そのモンスターを特殊召喚して攻撃対象をそのモンスターに変更する!…ボクはこのドローに全てを賭ける!!』
「!…いけ!『スターダスト・ドラゴン』!」
『…ドロー!!』
遊戯LP0
遊星 WIN!
「「「…………」」」
デュエルが決着し、スタジアムは静寂に包まれる…
『…ドローしたカードは「同胞の絆」、今回は遊星君の絆の力の勝利かな?』
「はい…みんなの応援があったからこそ、オレは今までの戦いを乗り越えられました…これからもそれは変わりません!」
『うん、ありがとう遊星君…いや、遊星!またデュエルしようね!』
「はい!ありがとうございます!」
そして遊星と遊戯は固く握手を交わした…。
『き…き、決まったぁぁ!!?エキシビジョンデュエル第3戦!勝利を掴んだのは不動遊星!!決闘王を…乗り越えたぁぁ!!!』
「「「うわぁぁぁぁ─!!!」」」
スタジアムが割れんばかりの拍手喝采に包まれる…そして歴史的偉業を成し遂げた遊星に仲間達が駆け寄る!
「やりやがったな遊星!!まさか決闘王を倒すなんてよぉ!!」
「すごい!凄すぎるよ遊星!!」
「やった〜!!」
「おめでとう遊星!本当にすごいデュエルだった!」
「フン、当たり前だ!」
「おめでとう遊星!本当におめでとう!!」
「みんな…!礼を言うのはオレの方だ、みんなの応援があったからオレは戦う事ができた!ありがとう!!」
遊星は仲間達に感謝を伝える…そしてもみくちゃになった…。
『…よもや、お前が負けるとはな…遊戯』
『ふぅ…今回はボクも全力だった…少し、悔しいな』
控えに戻った遊戯に海馬が声をかける…遊戯は少し悔しさを滲ませるが…その顔は晴れやかだった。
『でも、次は負けないさ!』
『その意気です遊戯さん!…あ〜あ、オレも遊星と戦いたかったなー!』
『ふふっ、きっとその日が来るよ十代…きっとね』
遊星と戦いたくてウズウズしている十代を遊戯が宥める…。
『さて…
『静まれ!!』
「「「!?」」」
「うわっ!なんだ!?」
「海馬社長…!?」
スタジアムに海馬社長の一喝が響く…その覇気に熱狂に沸いたスタジアムは一瞬で静まり返る…。
『チーム5D's!お前達はよく戦った!遊戯に勝利した不動遊星はもとより、ジャック・アトラス・クロウ・ホーガンも格上相手によく善戦した!それは称賛に値する!!』
海馬は戦いを終えた5D'sに称賛の言葉を送る!
『そして観客のお前達に問おう!不動遊星のデュエルをまだ見たいか!!』
「「「うおぉぉぉ!!」」」
スタジアムが再び熱狂に包まれる!
『そして不動遊星に問う!まだデュエルをする気力は残っているか!!』
「ああ、オレはまだ戦える!」
海馬の言葉に遊星は了承の言葉を伝える!
『ふぅん…わかった!!ここにエキシビジョンマッチ第4戦…ライディングデュエルの開幕を宣言する!!』
「「「わあぁぁぁ!!」」」
海馬の言葉にスタジアムが歓声に沸く!
「ライディングデュエルか…!それで相手は誰なんだ?」
「この会場にはラグナロクや他のライディングチームも揃ってる…その中の誰かか?」
ライディングデュエルを前に遊星とジャックは首を傾げる。
『ふん…聞け!お前達!…不動遊星はこの街を守り「英雄」と呼ばれるようになった!だが、お前達は忘れていないか?この街においての最初の「英雄」の事を…!』
ザワザワ…
海馬の言葉にスタジアムはざわめきが起こる…
『「初代決闘王」である武藤遊戯ではない…サテライトから空を飛んだ「伝説のDホイーラー」でもない…!20年前に姿を消した1人の男の事を…お前達は覚えているか!!ゼロ・リバースから我らを守り、姿を消した決闘者の事を!!』
「…まさか」
遊星は…いや、5D'sのメンバー達は気付いた…先程から姿の見えない最後の仲間の事を…!
『
ドルルル…キィィン!!
『な、なんだ!?サーキットにDホイールが乱入して来たぞ!?あれは…鋼の騎士!メタルナイトだ!!』
スタジアムのサーキットを1台のDホイールが疾走する…そしてスピードをどんどんと上げていく!!
『ま、待て待て!!メタルナイト!それ以上スピードを上げたらクラッシュ─』
「…クリアマインド!」
キィィン!バシュン!!
『き、消えた!!これは遊星と同じ─!』
『お前達に改めて紹介しよう…奴はこの町のヒーロー・メタルナイト…
キィン!バシュゥゥン!! キキー!!
「待たせたな遊星、さぁ…デュエルだ!!」
「遊海さん…!」
『「2代目決闘王」白波遊海!!今日がその復活の日だ!!』
海馬の声がスタジアムに響く、遊星と遊海…プライドを懸けた決闘が…今始まる!!