転生して決闘の観測者〈デュエル・ゲイザー〉になった話   作:S,K

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こんにちは!S,Kです!


今回は遊馬達がハートランドを飛び出します!…その先で彼らを待ち受ける者とは…?



それでは最新話をどうぞ!


勇士の試練〜世界を背負う者〜

「すっげぇ…!ここが日本一のデュエル遊園地…海馬ランド!!」

 

「本当にすごい!『青眼の白龍』ばっかりいる…!」

 

「…ここが伝説のデュエリストの『夢』が実現した場所か…」

夏休みのとある日…遊馬、小鳥、凌牙の3人はハートランドシティを離れ、とある場所へとやって来ていた…その場所の名は『海馬ランド』…伝説の決闘者の理想が形となった遊園地である。

 

 

(『海馬ランド』…世界一の大企業『海馬コーポレーション』が作り上げた一大テーマパーク、世界に10ヶ所以上ある中でこの場所が…海馬ランドJAPANが一番の規模を誇る、『子供達が笑顔になれる』場所…か)

 

「でもまさか…招待状が来るなんてな!」

 

「ああ…『WDCでの健闘を称えて』って、なんか引っかかるけどな…父さんが何かしただろ、これ…」

遊馬達の手にはKC社のロゴ入りの招待状がある、遊馬達はその招待状によってこの場所を訪れたのだ…なお、小鳥は遊馬の招待状の同伴者としてやって来ている。

 

 

()()何もしてないよ、お前達の戦いに海馬コーポレーションの現社長が感動したんだろうさ」

黒ジャケット姿の遊海が凌牙の言葉を否定する、確かに遊海はKCとは縁深く、顧問デュエリストの役職も持っているが…海馬瀬人亡き後のKCにはほとんど干渉していない。

 

 

「とりあえず…約束の時間まではそれぞれに楽しむといい!何か緊急事態があったら連絡する事!…では解散!」

 

「よ〜し!楽しむぜぇ〜!」

遊海の号令と一緒に遊馬達は走り出した…。

 

 

 

Side遊馬

 

 

 

 

「うおぉぉおぉぉ!?」

 

「きゃあああああ〜!!」

 

(デュエルコースターの方がスリルがあるな)

遊馬達が最初に乗り込んだのは「ブルーアイズ・ジェットコースター」…現在、高低差と回転数で世界一である。

 

 

 

 

《キュアアア─!!!》

 

《ギュアアアン!!》 

 

《ハッ!!》

 

【ガッハッハッハッ!!】

 

「いっけぇ!ブラック・マジシャン!ゾークをぶっ倒せぇ!!」

 

「マジシャン・ガール!頑張って!!」

 

(あれは、まさか…遊海か…?肌が小麦色だが…)

続いてはアトラクションコースター『バトル・オブ・エジプト〜精霊大戦〜』…いわずもがな、アテムの記憶世界での戦いがモデルである…観客はレーザー銃で敵を攻撃して主人公達を援護できる。

 

 

「小鳥!次は『トゥーン・キングダム』に行ってみようぜ!」

 

「あっ!待ってよ遊馬〜!」

遊馬と小鳥はそれぞれに海馬ランドを楽しんだ。

 

 

 

SideOut

 

 

 

 

Side凌牙

 

 

 

「凌牙、何かアトラクション行かないのか?」

 

「…遊園地ではしゃぐって年齢でもねぇよ…父さんと色々見てるだけでいいさ」

凌牙と遊海はポップコーンを買って園内をブラブラと歩いていた。

 

 

「…璃緒と一緒に来たかったか?」

 

「…璃緒だったら…こんな時は全力で楽しむだろうな、俺が振り回されてるのが目に見えるぜ…」

少し笑いながら凌牙は青空を見上げる…戦いが終わっても璃緒は未だ目覚めてはいなかった…。

 

 

「心配するな、容体は安定してる…きっと目を覚ますさ」

 

「ああ…ん?このアトラクションは……」

 

 

 

 

 

 

王者と悪魔…今ここに交わる!荒ぶる魂よ!天地創造の叫びを上げよ!シンクロ召喚!!いでよ!「スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン」!!

 

 

孤高の絶対破壊神よ!!神域より舞い降り終焉を齎せ!シンクロ召喚!!『琰魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ』!!

 

 

 

「すげぇ…!!」

 

「運がよかったな凌牙…滅多に見れるデュエルじゃないぞ?」

凌牙が唯一、興味を持ったアトラクション…それはソリッド・ビジョンと映画のシアターを組み合わせた『リバイバル・デュエル・シアター』…目の前のデュエルリングではソリッドビジョンで再現された遊海とジャックが誇りを懸けて戦った決闘の再演が行われていた。

 

 

 

王を迎えるは三賢人!紅き星は滅びず、ただ愚者を滅するのみ!荒ぶる魂よ…天地開闢の時を刻め!シンクロ召喚!現れろ「スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン」!!

 

《ゴオオオァァァ!!!》

 

 

 

 

「これが、伝説のデュエリスト同士の戦い…!!」

凌牙は目を輝かせ、デュエルを楽しんでいた…。

 

 

 

SideOut

 

 

 

 

 

 

「お〜い!ゆ…白野〜!シャーク!」

 

「遅くなってごめんなさ〜い!」

 

「大丈夫、まだ時間に余裕はあるからな!」

 

「どうせ遊馬がはしゃぎ過ぎたんだろ…まったく…」

時間は昼過ぎ、遊馬達はとあるアトラクションの前で合流した…遊馬が遅れるのはもはやお約束である。

 

 

(招待状によると…指定の時間に『カイバーマン・ショーステージ』に来るように、と書いてあったな)

アストラルが招待状の内容を確認する。

 

「カイバーマンかぁ…!テレビでしか見た事ないけど…カッコいいんだよな!」

カイバーマン…それは海馬ランドのマスコットヒーローであり、()()()()()()()()()()デュエルヒーローでもある…鋼の騎士がネオドミノシティから去った後、入れ替わるように現れた彼は悪人を高笑いと共に倒し、高笑いと共に人を救うヒーローとして親しまれている…。

 

 

「え〜っと…『カイバーマン・ショーは海馬ランドの大人気アトラクション!ショーの最後にはカイバーマンとデュエルできるかも?』…だって!」

 

「カイバーマンとデュエルか…俺達の誰かがカイバーマンとデュエルする事になる…ってか?」

パンフレットの説明を聞いた凌牙は首を傾げる…そんな時…

 

 

「あっ…!?遊馬!小鳥!アストラル!」

 

《ゲッ…!トンマ!?》

 

「えっ!?ハルトにオービタル!?」

聞こえた声に遊馬が振り返る…そこにはブルーアイズの帽子を被り、手を振るハルトと驚いた顔をするオービタル7がいた。

 

 

(待て…ハルトやオービタルがいるという事は…?)

 

「当然、オレもいるぞ…久しぶりだな、お前達」

 

「「「カイト!?」」」

ハルトの後ろからアイスキャンディを持ったカイトが現れる…少し赤面し、バツの悪そうな表情でだが…。

 

 

「なんでカイトとハルトが…?」

 

「…招待状が届いたんだ、来るつもりはなかったが…ハルトが行きたがってな…」

遊馬の疑問にアイスキャンディをハルトに渡しながらカイトが答える。

 

 

 

「これでトロン以外のWDC決勝進出者が揃った訳だが…KCの社長は何を考えてるんだ?」

 

「まぁ…中に入ればわかるさ、そろそろ開演時間だ!いくぞ〜」

 

(………)

ますます疑問を深める凌牙だったが…遊海の声を聞いて会場へと入って行った…。

 

 

 

 

 

 

「うわ〜…お客さんが誰もいない…!」

 

(どうやら私達の貸し切りのようだな…)

遊馬達が会場へ入場するとそこは無人…遊馬達の貸し切り状態だった…。

 

 

【コホン…今日はカイバーマンショーを見に来てくれてありがとう!もうすぐ始まるから席に座って待っててね!】

 

「おっ!早く座ろうぜ!」

ステージに現れた青髪の青年が席につくように促す…遊馬達はそれに従い、ステージ前の最前列へと座る…。

 

 

 

『フハハハハ!!よく来たな!ちびっ子諸君!海馬ランドのアトラクションは楽しんだか?ならば次は俺の活躍をその目に焼き付けるがいい!!フハハハハ!!』

カイバーマンの声がステージに響き渡る…そしてカイバーマンショーが始まった!

 

 

 

「がんばれ!カイバーマン!!」

 

「いっけぇ!デビル・グールズなんかに負けるなぁ!!」

 

(デュエルとヒーローショーがこんなに相性がいいとは…胸が熱くなるな…!)

 

「「お前達の精神年齢は小学生か!?」」

 

「もう…遊馬ったら…」

ヒーローショーの内容は王道物…街で悪事を働く「デビル・グールズ」の陰謀をカイバーマンが真正面から叩き潰すというもの…普通と違うのはソリッドビジョンとARビジョンを併用した派手な殺陣とデュエルの演出だった。

…なお、ハルトと同じテンションでショーを楽しむ遊馬とアストラルに凌牙とカイトは思わずツッコミを入れた…。

 

 

 

 

【さぁ、ここでショーのメインイベント!カイバーマンとのチャレンジデュエルの始まりだよ!】

 

『フハハハハ!…この俺とデュエルできる事を光栄に思うがいい!!』

 

「ついにデュエルタイムか…」

ショーが終わり司会の青年がデュエルタイムの始まりを告げる…!

 

 

【セ…カイバーマン!今日は誰とデュエルするんだい?】

 

『フン…そんな事は当然のように決まっている!俺と決闘をするのは……お前だ!!』

スポットライトが1人の少年を照らす…それは…!

 

 

 

『ワールド・デュエル・カーニバル優勝者…九十九遊馬!!デュエルチャンピオンの実力…俺に見せてもらおうか!』

 

「えっ…オレぇ!?」

 

(なんと…!)

カイバーマンが指を指したのは遊馬だった…!

 

 

『さぁ…ステージに上がって来るがいい!!』

 

「よ〜し!かっとビングでカイバーマンに勝ってやるぜ─!!」

指名された遊馬はステージへ飛び上がる!

 

 

「がんばって!遊馬!」

 

「調子に乗って失敗しないようにね〜!」

 

「遊馬!!()()で戦えよー!じゃないとすぐに負けるぞ〜?」

ステージ上の遊馬にハルトや小鳥の声援が飛ぶ…そしてデュエルが始まった…!

 

 

 

 

「『デュエル!!』」

 

 

 

遊馬LP4000

カイバーマンLP4000

 

 

 

「オレのターン!ドロー!」

(遊馬、カイバーマンは強敵だ…気をつけろ!)

 

「おう!オレは『ガガガマジシャン』を召喚!」

背中に「我」の文字を背負う不良魔術師が現れる! ATK1500

 

「そして装備魔法『バウンド・ワンド』を装備!その効果で装備モンスターのレベル×100ポイント攻撃力がアップする!」

ガガガマジシャンが紅い宝石の付いた杖を装備する!

 

ガガガマジシャンATK1500→1900

 

 

「カードを2枚伏せて、ターンエンド!」

遊馬LP4000

ガガガマジシャン(バウンドワンド) 伏せ2 手札2

 

 

 

『フン…堅実なフィールドだな、伏せカード2枚に戦闘破壊からモンスターを復活させる「バウンドワンド」か…だが、甘い!』

 

 

 

『俺のターン!ドロー!』

『速攻魔法「手札断札」お互いに手札を2枚捨て、新たに2枚ドローする!』

 

「っ…!2ドロー!」

 

 

遊馬 捨てたカード

 

ズババナイト

ゴゴゴゴーレム

 

 

カイバーマン 捨てたカード

 

B─バスター・ドレイク

Y─ドラゴン・ヘッド

 

 

『さらにフィールド魔法「ユニオン格納庫」を発動!その効果でデッキから「A─アサルト・コア」を手札に加える!』

カイバーマンの背後に巨大な格納庫が出現する!

 

 

『そして永続魔法「前線基地」を発動!その効果により手札のユニオンモンスター『A─アサルト・コア』を特殊召喚!』

格納庫から黄色のサソリのようなモンスターが現れる ATK1900

 

 

「ユニオンモンスター…?」

 

(ユニオンモンスターはモンスターでありながらモンスターの「装備カード」になる事ができるモンスター達の事だ)

ユニオンモンスターの登場に首を傾げる遊馬にアストラルが説明する。

 

 

『そして「ユニオン格納庫」の効果発動!1ターンに1度ユニオンモンスターの召喚・特殊召喚に成功した時!デッキからそのモンスターに装備可能なユニオンモンスターを装備できる!俺はデッキの「C─クラッシュ・ワイバーン」を装備!』

紫色の飛竜がサソリに合体する!

 

『そして「X─ヘッド・キャノン」を召喚!』

両肩に大砲を持つロボットが現れる ATK1800

 

 

『そして俺はフィールドの「アサルトコア」と「クラッシュワイバーン」そして墓地の「B─バスター・ドレイク」を除外する事でこのモンスターを特殊召喚できる!いでよ!「ABC─ドラゴン・バスター」!!』

3機のロボットが合体…双頭のドラゴン戦車が現れる ATK3000

 

 

「なっ…!?除外して融合!?」

 

(しかも攻撃力3000だと…!?)

遊馬とアストラルは現れた戦車に警戒を強める…!

 

 

『「ドラゴンバスター」の効果発動!手札を1枚捨て、「ガガガマジシャン」を除外する!ディメンジョン・ブラスター!!』

 

「なんだって!?」

ドラゴンバスターからレーザー砲が放たれ、ガガガマジシャンを異次元に追放する!

 

捨てたカード

 

クローン複製

 

 

『バトルだ!「ドラゴンバスター」でダイレクトアタック!ABC─フレイム・バスター!!』

ドラゴン戦車から火炎放射とレーザー光線が放たれる!

 

「くっ!リバース罠『ダメージ・ダイエット』を発動!このターン!オレの受けるダメージは半分になる!うわあああ!!」

 

「遊馬─!」

遊馬を半透明のバリアが守るが灼熱の炎が遊馬に襲いかかる!

 

遊馬LP4000→2500

 

 

『まだだ!「ヘッドキャノン」でダイレクトアタック!』

 

「ぐうぅぅ─!?」

大砲が遊馬に直撃する!

 

遊馬LP2500→1600

 

 

『オレはカードを1枚伏せ、ターンエンド!』

カイバーマンLP4000

ドラゴンバスター ヘッドキャノン 前線基地 ユニオン格納庫 伏せ1 手札0

 

 

 

 

「な、なんだあの強さは…!?遊馬とアストラルが1ターンで…!」

 

「無駄のないタクティクスに…強力なモンスター…隙がない…!奴は何者だ…!?」

あまりに一方的なデュエルに凌牙とカイトは戦慄する…!

 

「(…やり過ぎだって…もう少し加減をしてやってくれよ…)」

 

 

 

「イテテ…なんだよ、この強さ…!」

 

(カイバーマン…ただのヒーローではないと思っていたが…!)

 

『…フン及第点か…だが、何故全力で向かってこない!ナンバーズを使わねばこの程度か?笑わせるな!!』

 

「っ…!」

遊馬はカイバーマンの発する覇気に圧倒される!!

 

 

『お前の背負うものはその程度か?…ならばもはや戦う意味もない…早々にステージを降りるがいい!!』

 

「言わせておけば…!だったらやってやる!いくぜカイバーマン!!」

 

(待て遊馬!相手の挑発に乗るな!)

負けん気を起こした遊馬はカイバーマンへと立ち向かう!

 

 

 

 

「オレのターン!ドロー!」

「『ゴゴゴジャイアント』を召喚!」

青いレンガでできた巨人が現れる ATK2000

 

「『ゴゴゴジャイアント』の効果!墓地の『ゴゴゴゴーレ厶』を守備表示で特殊召喚!その後自身も守備表示になる!」

墓地から一つ目の巨人が復活する! DEF1500

 

ジャイアントATK2000→DEF0

 

 

「オレはレベル4の『ゴゴゴゴーレム』と『ゴゴゴジャイアント』でオーバーレイ!エクシーズ召喚!」

 

39

 

 

「現れろ!『No.39希望皇ホープ』!!」

希望の戦士が現れる! ATK2500

 

 

「あの馬鹿!挑発に乗って…!」

 

「バトルだ!『ホープ』で『ドラゴンバスター』を攻撃!」

 

『フン…!』

希望の戦士が斬りかかる!

 

「その瞬間『ホープ』の効果発動!ORUを一つ使い!自身の攻撃を無効にする!そして速攻魔法『ダブル・アップ・チャンス』を発動!モンスターの攻撃が無効になった時!そのモンスターの攻撃力を倍にして、もう1度攻撃できる!」

ホープが二刀流の構えを取る!

 

ホープATK2500→5000

 

 

「もう1度『ドラゴンバスター』を攻撃!!ホープ剣ダブル・スラッシュ!!」

 

『…甘い!甘すぎる!!速攻魔法「収縮」を発動!モンスター1体の攻撃力を半分にする!』

 

(しまった!!)

ホープの目の前に虫眼鏡が現れ、その力を半減させる!

 

ホープATK5000→2500

 

 

『迎え撃て!「ドラゴンバスター」!!』

 

斬りかかるホープをドラゴン戦車が迎撃…ホープは火炎放射で吹き飛ばされる!

 

「ぐあああ!!?」

 

遊馬LP1600→1100

 

 

「っ…ナンバーズは、ナンバーズとのバトルじゃなきゃ破壊されない…!カードを1枚伏せて、ターンエンド…!」

 

遊馬LP1100

ホープ 伏せ1 手札1

 

 

 

『…つまらん、貴様の本気はこの程度か?この程度のモンスターなど俺は幾度も倒してきた…!攻撃力を上げるだけなら幼子でもできる!怒りに…反骨心に身を任せ、リカバリーもなく攻撃を仕掛ける…それは愚の骨頂だ!お前はその程度の覚悟で()()()()()()というのか?』

 

「っ…!」

 

(流石に言い返せないな…遊馬、一度冷静になるんだ)

 

「…悪い、アストラル…完全に頭に血がのぼってた…」

遊馬はアストラルの言葉で冷静さを取り戻す…。

 

 

『フン…反省したようだが、今更遅い!!』

 

 

 

 

 

『オレのターン!ドロー!』

『魔法カード「強欲で貪欲な壺」を発動!デッキトップ10枚を裏側で除外して2ドロー!…お前に真の決闘というものを教えてやろう…魔法カード「死者蘇生」を発動!蘇れ!「Y─ドラゴン・ヘッド」!』

赤いドラゴン型の戦闘機が現れる ATK1500

 

『そして「ユニオン格納庫」の効果発動!ユニオンモンスターの特殊召喚に成功した事でデッキの「Z─メタル・キャタピラー」を装備する!』

黄色のキャタピラーが戦闘機と合体する!

 

 

『そして俺はフィールドの「ヘッドキャノン」「ドラゴンヘッド」「メタルキャタピラー」を除外!エクストラデッキより現れよ!「XYZ─ドラゴン・キャノン」!!』

3体の機械が合体…重厚なロボ戦車が現れる ATK2800

 

 

「また合体した…!?」

 

『まだだ!俺はフィールドの「ドラゴンバスター」と「ドラゴンキャノン」を除外!これにより俺は最強の兵器を呼び覚ます!!』

 

(最強の兵器だと!?)

2体のロボットが分離…再合体する!

 

『現れろ!全ての戦場を蹂躙し、全ての悪を打ち倒す最強兵器!「AtoZ─ドラゴン・バスター・キャノン」!!』

AtoZ(全て)」を意味する最強の要塞戦車が遊馬達の前に立ち塞がる! ATK4000

 

 

(攻撃力4000…!これが、カイバーマンの切り札…!)

 

『バトルだ!「ドラゴンバスターキャノン」で「希望皇ホープ」を攻撃!AtoZ─ギャラクシー・デストラクション!!』

放たれるのは破壊の一撃…装備を全開放した一撃が遊馬に迫る!

 

 

「まだだ!『ホープ』の効果発動!ORUを使って攻撃を無効にする!ムーンバリア!!」

 

『これで終わりだ…相手がモンスター・魔法・罠カードの効果を発動した時「ドラゴンバスターキャノン」の効果発動!手札の「スクランブル・ユニオン」を墓地に送り、その効果を無効にし破壊する!!諸共に吹き飛ぶがいい!!』

 

「なっ…『ホープ』!?」

ホープの鉄壁は粉砕され…最強の一撃が遊馬に迫る!

 

 

(まだだ!諦めるな!!)

 

「っ─!!手札の『ガガガガードナー』の効果発動!ダイレクトアタックを受ける時、自身を特殊召喚できる─!!」

盾を持った戦士が現れるが、攻撃を受けて粉砕される! DEF2000

 

 

「ぎ、ギリギリだったぜ…」

 

(伏せカードの『ハーフ・アンブレイク』は温存できた…次のターンを凌いで…挽回する!)

 

 

『お前達に次のターンなどない!「ドラゴンバスターキャノン」のさらなる効果を発動!このカードを除外する事で除外されている「ドラゴンキャノン」と「ドラゴンバスター」を特殊召喚する!!』

 

(「なっ─!?」)

ドラゴンバスターキャノンが分離…再び2台の戦車が現れる! ATK2800   3000

 

 

『バトル続行!「ドラゴンキャノン」でダイレクトアタック!X・Y・Z・ハイパー・キャノン─!!』

 

「う、うわああああぁぁぁ─!?」

放たれた大砲とレーザーが遊馬のライフを吹き飛ばした…!

 

 

 

遊馬 LP0

 

 

カイバーマン WIN─

 

 

 

 

「ゆ、遊馬…遊馬!大丈夫!?」

 

「遊馬!!」

吹き飛ばされた遊馬に小鳥と凌牙が駆け寄る…怪我はしていないが…遊馬の受けたダメージは大きかった…。

 

 

「くっ…くっそぉ…!」

 

『その程度で「デュエルチャンピオン」を名乗るか…やはりあの催しは()()に過ぎなかったようだな……』

小鳥に支えられて起き上がった遊馬をカイバーマンは睨みつける…その目はマスクで隠されていたが…とても冷たかった…。

 

 

 

「…そこまでだ、カイバーマン…!流石に今のデュエルはやり過ぎだ!!」

 

「白野…?」

カイバーマンと遊馬の間に遊海が割って入る!

 

 

『…やり過ぎ?何を言うか!元はと言えば…貴様が死にかけた事が原因であろうが!()()()()!!』

 

「「「えっ…!?」」」

カイバーマンの言葉に全員が騒然とする…カイバーマンは秘匿されているはずの遊海の名前を口にしたのだ…!

 

 

「…カイバーマン、遊馬はまだ子供だ…確かに未熟ですぐに熱くなる、でも…遊馬は成長して強くなった!そしてWDCで戦った全ての決闘者の思いを背負ってチャンピオンにまで登り詰めた!!いくらお前でも…遊馬の戦いを…成長と絆の証を否定するのは許さない!!」

 

『許さない…か、ならばどうする?遊海…!』

 

「決まってるだろ…!デュエルだ、カイバーマン!」

 

『いいだろう、腕の錆びついた貴様なぞ…この俺が粉砕してくれる!!』

 

 

「父さんとカイバーマンのデュエル…!?」

 

「いったいどうなっちゃうの…!?」

火花を散らす遊海とカイバーマン…凌牙達は固唾を飲んでその様子を見守るしかなかった…。

 

 

 

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