転生して決闘の観測者〈デュエル・ゲイザー〉になった話 作:S,K
ドン・サウザンドとの戦いを乗り越え、平和を手にした遊海は新たな危機が迫るアストラル世界へ遊馬達と共に旅立つ…新たな脅威、その正体とは……!
オリジナルストーリー、スタートです!
アストラル世界再び!〜変わり始めた世界〜
九十九遊馬とアストラル、そして仲間達との「絆」により、混沌の邪神ドン・サウザンドの野望は無に帰した…。
しかし、戦いはまだ終わらない…全知全能の力『ヌメロン・コード』により融合したアストラル世界とバリアン世界、そこで…新たな戦いが始まろうとしていた…。
………
「これが皇の鍵の飛行船…かっとび遊馬号か!中々カッコいいなぁ!」
「へへっ!そうだろ!遊海!まさかオレ達を迎えに来てくれるとは思わなかったぜ!」
「遊馬…まずは、その名前からどうにかならねぇか?」
「皇の鍵」の導きのままに異次元への扉へ飛び込んだ遊馬・小鳥・遊海・翠・凌牙・璃緖・アークライト一家、そして元バリアン七皇のメンバー達…そこへ皇の鍵の飛行船が現れ、遊馬達はそれに乗り込んだのだった。
《システム、オールグリーン!アストラル世界への座標設定完了でアリマス!》
「よーし!待ってろ!アストラル!!かっとび遊馬号!発進─!!」
「「『『おおー!!』』」」
オービタル7やアヤカによって準備が整った遊馬号はアストラル世界へ向けて動き出した!
「アストラル世界に到着するには少し時間がかかる…それまでに、オレ達が観測した異常について話しておこう」
「ああ!頼むぜ!カイト!トロン!」
アストラル世界へ向かう道中、異世界の研究をしているカイト、そしてトロンが遊馬達へ説明を始める。
「まずはこれを見てほしい…融合する前のアストラル世界、そしてバリアン世界の様子だ」
立体プロジェクターに青い銀河・アストラル世界と赤い銀河・バリアン世界のモデルが映し出される…。
『分かたれていた2つの世界はアストラルが「ヌメロン・コード」を使った事によって融合し、1つの世界になった…だが、そのアストラル世界から異常な数値のエネルギーが観測されたんだ』
トロンの説明と共に青と赤の銀河が重なり、1つの世界となる。
「……おそらく、バリアン世界に残る過激派がアストラル世界との融合に反対して、力を集めているのだろう」
「過激派…?」
トロンの説明を聞いたドルベがおそらくの『原因』を語り始める。
「バリアン世界にいるのはナッシュ…凌牙の民達のように穏やかな人々だけではない、アストラル世界を憎む者達や人間界からやって来た、ならず者もいる………その大半は、元ベクター軍の者達なのだがな…?」
「……悪かったなぁ、余計な火種を蒔いちまってよーー」
「ベクター…!!」
「2人とも!喧嘩はダメだって〜!」
ドルベの睨みにベクターは視線を逸らす…一触即発の2人を慌てて遊馬が宥めた…。
「……とにかく、遊馬の「皇の鍵」が反応を示した事からも、アストラル世界は再び助けを求めている…オレ達はその救援に向かう!」
カイトが説明を終え、一旦場を締めた…。
「遊海!」
「ん?どうした、遊馬」
アストラル世界が近づく中…弁当を配っていた遊海に遊馬が話しかける。
「いや…体は大丈夫なのかなって……」
「ああ、そういう事か……心配するな!俺は絶好調さ!アストラルが体も魂も治してくれたからな…切り札のNEXUSも使える…元決闘王として、今度は役目を果たすさ!」
「そ、そっか…!なら安心だぜ!!」
遊馬は内心、遊海の事を心配していた…無茶苦茶な戦いで1度は命を落とした遊海、再びそんな事にならないかどうか心配だったのだ。
「……遊馬、アストラル世界に何が待ち受けてるのかは分からない…だが、心配するな!今のお前には仲間がいる!今度はお前1人で背負わなくていいんだ…あんまり力むなよ?」
「…ああ!オレ達の絆で、アストラル世界を守るぜ!かっとビングだ!」
「その通り、かっとビングだ!」
戦いを前に遊海と遊馬は拳を突き合わせた…。
「……あれが、アストラル世界か…」
「少し、楽しみですね!遊海さん!」
「ああ……大きなトラブルが起きなきゃいいが…」
遊海と翠は飛行船の甲板から遠くに見え始めたアストラル世界の光を眺めていた…。
「ここから先は、俺にとっても
遊海の知る限り、原作においてこの先の戦いは描写されていない…アストラル世界に迫るカオス、そして1人で新たな戦いへ挑むアストラル…断片的に知るのはその程度…そして、遊海には危惧している事があった…。
Side遊海
「なに…!?ゾークが逃げた!?」
『ああ…すまない、遊海…オレ達も気を付けてはいたんだが……』
遊海が復活してしばらく…夢見の中に現れたアテムが最悪の知らせを遊海に伝えていた…。
『アストラル世界とバリアン世界の戦い…それは冥界や精霊界にも影響を与えたんだ、オレ達がその対応をしている隙を狙い、脱走したらしい…』
「マジかよ…!?」
破滅の大邪神ゾーク・ネクロファデス…アテムの因縁の相手であり、世界を破壊せんとした邪神…一度は記憶の世界で倒されたものの、ダークシグナー事変の際にイレギュラーのダークシグナー・バクラ=ゾークとして復活…遊海と翠の奮闘によって再び冥界に封印されていたはずなのだ…。
『幸い、「三邪神」はオレ達が保管している…力を取り戻したお前なら、心配はいらないだろうが……十分に気を付けてくれ…!』
「ありがとう、アテム…俺も警戒しておくよ」
Side Out
「今までのイレギュラーの事考えると…出てきそうだな……はぁ……」
「どうしたんだよ?父さん、溜息ついてさ」
「凌牙か…いや、なんでもない」
溜息をつく遊海の前に凌牙がやって来る…本当の名前は『ナッシュ』なのだが…
「今の俺は…生まれ変わった父さんと母さんの子供だから…」
…と、いう理由で以前通りに「凌牙」と名乗っている…だだ、トーマスと七皇以外は基本的に『シャーク』呼びなので…そんなに変わっていなかったりする。
「父さん…俺、少し怖いんだ……バリアンのみんなに会うのが…」
「…そうか、バリアン世界にはお前の仲間達が……バリアンを裏切った、と思われるのが怖いんだな?」
「ああ…」
バリアン七皇は『ヌメロン・コード』の力によって記憶をそのままに「人間」として人間界に転生させた…バリアンの人々から見れば「裏切り」と見られてもおかしくないからだ…。
「…凌牙、心配する事はないさ…バリアンの人々も今回の顛末は知ってるだろう…それに、お前の部下達は十数年も行方不明だったお前を再び『王』として迎え入れてくれた人達だ…きっと分かってくれる」
「父さん…」
「まっ……お前達に危害を加えようとする奴がいたら…容赦はしないがな…?」
「……ほどほどに、してくれよ…?」
「まったくもう…」
凌牙の頭を撫でながら…遊海は僅かな闘志を垣間見せた…。
《まもなく、アストラル世界に突入するでアリマス!》
「よっしゃ!アストラル!すぐに──」
「待て待て…まずはアストラル世界の管理者…エリファスに状況を確認するのが先だろ?アストラルとすれ違いになったらどうする?」
「あ、そっか…!?」
「まったくもう…焦りすぎよ!」
すぐにアストラルのもとへ向かう事を考える遊馬を遊海が制止する…その様子を見て小鳥は呆れていた。
「改めて…アストラル世界に突入だ!」
………
『ここが、アストラル世界…!』
「綺麗…!」
『私達は、こんなに美しい世界を…』
次元の扉を抜けた先に見えたのは美しい青の世界…その光景に遊馬以外の仲間達は目を奪われている…。
「なんだか前よりも活気があるなぁ…あっ!あの1番デカイ塔がエリファスの王宮なんだ!」
《了解です!オービタル!》
《面舵一杯でアリマス!》
オービタルは遊馬の誘導に従い、舵を切った…。
「(そして…あれが、バリアン世界……なんだ…?悪寒が…?)」
「遊海さん…?」
そして遊海はアストラル世界の海の向こうに見える元バリアン世界を見据える…カオスが集うその場所に遊海は珍しく悪寒を感じた…。
………
【九十九遊馬…お前ならば、来てくれると思っていた】
「エリファス!」
王宮方面に舵を向けた飛行船…その後、現れた光のハヤブサから誘導を受けて王宮へと接岸…アストラル世界の神・エリファスの出迎えを受けた。
【アストラルから話は聞いている、遊馬のもう一人の相棒、観月小鳥…『ヌメロン・コード』の鍵を目覚めさせたドラゴン使い、天城カイト…バリアンの「紋章」の力を使い熟す家族、アークライト一家…そして…ドン・サウザンドの被害者、誇り高き英雄達、七皇……そしてお前が…人間界最強のデュエリスト…もう一人の『ZEXAL』…!】
遊馬と共に現れた仲間達を確かめたエリファスは遊海へと目を向ける。
「初めてお目にかかる、俺は白波遊海…何処にでもいる決闘者さ」
【フッ…何処にでも?お前ほど強く、強靭なデュエリストはそういないだろう】
「…流石、父さんだな…エリファスにまったく物怖じしてないぜ…」
遊海とエリファスは握手を交わす…それだけでエリファスは遊海の『強さ』を見抜いたのだった…。
「エリファス!教えてくれ、アストラル世界で何が起きてるんだ?」
挨拶が終わったのを見た遊馬がエリファスに問い掛ける…。
【うむ、知っての通り…アストラル世界は「カオス」を受け入れ、ヌメロン・コードの力によって1つの世界へと戻った…だが、バリアン世界…バリアン大陸と呼称しよう、その場所にカオスの力が集結しつつある……おそらく、アストラル世界との融合を拒む者達の仕業だろう…】
「やっぱりか…」
「凌牙…」
エリファスの語る状況はドルベの危惧した状況そのものだった…凌牙は肩を落とした…。
【アストラルは既にバリアン側との交渉、並びに敵対する者の制圧に向かっている…お前達にも、その交渉に手を貸してほしい】
「アストラルが…!」
『殲滅…ではなく制圧か、敵対する者でも受け入れる…という事でいいのかい?』
【ああ、それがアストラルと遊馬の変えた…新しきアストラル世界のルールだ、私としても無闇な事はしたくないと考えている】
トロンの言葉にエリファスは頷く、以前のエリファスならば問答無用で攻撃を仕掛けただろうが…今の彼は考えを改めた良い統治者へとなっていた…。
『…発言を許してほしい、バリアン側から攻撃はあったのか?』
【小規模な攻撃が幾度か行われている、その際は私と──】
『我ら、アストラル世界の五命星が街の防衛を担っている』
「…お前は…」
ドルベの問いに答えるようにエリファスの隣に光が集い、モノクルを掛けたアストラル世界人の青年が現れる。
『久しい……いいえ、はじめましてと言うべきか……私の名はアクル……いえ、ゾーンと名乗りましょうか、白波遊海』
「…翠と遊星達から話は聞いていたが……こんな形で会う事になるとは…他の滅四星もか?」
『本当に運命とは分からぬものです…死した我々に、こんな未来が待ち受けていようとは…』
遊海はゾーンの登場に静かに驚く…なお、翠と遊馬以外は状況が分からず首を傾げている。
【アクル、どうしたのだ?何か報告でも?】
『遊馬達が来るのが見えたもので…それに……
「なにっ…?!」
『…馬鹿…!タイミングを測ってるのに声をかけるなよ!?』
ゾーンが壁際に向けて声をかける…すると白髪に白いコートを纏ったアストラル人の青年が姿を現した…!
『いつまで逃げているのです、貴方にはケジメをつける義務があるのですよ?……ラプラス』
ゾーンが少し呆れたように呟く、次の瞬間──
「てめぇ…!!ラプラァァァス!!!」
ゴシャ!!
『どっはあああ──!?』
「『「『『えええぇぇぇ!?!?』』」』」
「遊海さーん!?」
《ドフォーウ!?》
瞬時に右腕に鋼の鎧を纏った遊海はシーカー…否、ラプラスへと肉薄、渾身の力で殴り飛ばした!!
…なお、突然の事態に子供達は驚愕の叫びを上げている…。
「ラプラスてめぇ!!ここで会ったが100年目だ!!よくも、よくもやってくれやがったなぁ!?」
『この…!?いきなり全力で殴り飛ばす馬鹿がいるか!?オレが普通の人間だったら死んでたぞ!?』
「何回でもブン殴るぞお前!!アーククレイドルで翠や精霊達を傷つけた事を許した訳じゃねぇぞ!?しかも死に逃げした挙げ句、ダークネスなんかに呑まれやがって!!その後始末で2回は死にかけたわ!!」
『言わせておけば…!!お前だって危うく今回の戦いで翠や5D's諸共に全滅寸前だっただろうが!?オレとゾーンが駆けつけるのが少しでも遅かったら、どうなってた事か!人間界は滅亡してたぞ!?』
「あわわわ!遊海さんもラプラスもやめて〜!?」
「え、え〜っと……?」
『こりゃあ…犬猿の仲って奴、か?あの白波があんだけ取り乱して……』
「……兄弟喧嘩みたい…」
【………アストラルが言っていたのは、こういう事か…】
人目を気にせず掴み合いの喧嘩を繰り広げる遊海とラプラス…普段あまり見せた事のない遊海の姿に子供達は目が点になり、璃緖は兄弟喧嘩のようだと思った…。
《いい加減にせい!この大馬鹿共!!子供達の前だろうが!拳骨岩!》
ゴッチ〜ン!!
「『ぐっはぁ!?』」
《フォーウ…(特別意訳:大人げないなぁ…)》
最後にはメガロックの怒りの鉄拳(大岩)によって、2人とも仲良く地面に叩きつけられたのだった…。
………
【落ち着いたか?ラプラス、白波遊海…】
「『申し訳ない』」
少し時間が経ち、遊海とラプラスは落ち着きを取り戻す…なお、2人の頭にはタンコブが出来ていた。
『…遊海、悪かったな……あいつをひとりにしちまったのは、オレの「罪」だ……そのせいで、お前は…』
「……その事はいいさ、俺にも責任がある……アーククレイドルの件も含めて許してやるよ」
「…2人とも、何の話してるんだろう??」
「う〜ん…?」
遊海とラプラスの会話を理解できない遊馬達…だが、2人はなんとか仲直りしたらしいと納得した。
『ラプラス、連れて来ましたよ』
『エナ…すまない、手間をかけた』
「あっ…エナ!」
『遊馬…アストラル世界を守ってくれてありがとう、貴方とアストラルはこの世界のヒーローです!』
話が一段落した所でラプラスの背後にエナが現れる、遊馬に声を掛けられたエナは笑顔を見せた。
『さて……
「えっ?エメル…?」
聞き覚えのない名前に首を傾げる遊馬…すると、エナの背後から薄紫色の髪をもつアストラル人の少女が顔を出す。
「…ラプラス、もしかして…その子は…!?」
『アストラルがバリアン世界からアストラル世界に転生させてくれたんだ……ネームレスを…』
「「「「「『えっ!?ネームレス!?!?』」」」」」
ラプラスの言葉を聞いた瞬間、遺跡巡りチームとベクターが驚愕の叫びを上げる…彼らの中でネームレスはボロボロの黒いローブを纏う『怪人』というイメージだった…だが、目の前の少女は…可憐で美しく…そのイメージとイコールにならなかったのだ…。
『……遊海さん、翠………ごめんなさい…私のせいで、大変な事に…』
「……エメル…」
『…怪物になってからの記憶も、
申し訳なさそうに遊海と翠に頭を下げるエメル…その隣でラプラスも頭を下げている…。
「……エメル、繋ぎ直した手…今度は絶対に離しちゃダメよ…?」
『翠…』
2人の前に出た翠がラプラスとエメルの手を繋ぐ…その顔は優しく笑っていた…。
「私は2人を許します…遊海さんも、それでいいよね?」
「ああ……ラプラス、こっちで頑張れよ?」
『遊海……ああ、オレは…この世界を守り続ける!!』
翠の言葉に頷いた遊海はラプラスと拳を突き合わせる…長き4人の因縁は精算された…。
【2人の話が纏まったところで……遊馬、バリアン大陸の交渉…頼めるか?】
「もちろんだぜ!それがアストラルの力になるのなら!!」
エリファスの言葉に遊馬は強く頷く!
『なら…私とクリスはアストラル大陸側に残ろう、アストラルがバリアン大陸へ向かった事で何か動きを見せるかもしれない…護りは多い方がいい』
「七皇は全員行くぜ…バリアン世界は俺達の世界だ、俺達の話なら聞いてくれるかもしれねぇ…」
「わかった!それじゃあ…バリアン大陸へ、出発だぁ!!」
トロンとVはアストラル大陸へと残る事を決め…その他は再び飛行船へと乗り込む!
『……遊海!』
「どうした、ラプラス」
飛行船へ向かう遊海の背中にラプラスが声をかける…。
『……今のバリアン大陸からは
「わかってる…お前も気をつけろよ、
それは転生者の直感…一抹の不安を感じながら、遊海は飛行船に乗り込んだ…。
「アストラル…待ってろよ、遊馬と俺達がすぐに行くからな…!」
バリアン大陸へと針路を取る飛行船の中で遊海は気を引き締める…その時。
ズキン!!
「っぐ!?」
《マスター?!》
「遊海さん!?」
突然、遊海を凄まじい頭痛が襲う…遊海は思わず体勢を崩し──
──気を……ゆ………神………希……じゃ…………e…………にげ………!!──
「(神、さま…!?)」
それは頭に響くようなノイズ混じりの声……僅かな特徴から遊海はデウス神の声である事には気付いたが……その意味は分からなかった…。
「父さん!?大丈夫か!?」
「お父さん…!」
「凌牙、璃緖……大丈夫…大丈夫だ…!」
冷や汗をびっしょり流した遊海は汗を拭う…遊海の本能は警鐘を鳴らし続けていた…。
「いったい、何が起きようとしてる…!?」
遊海は暗雲が渦巻くバリアン大陸を睨んだ…。
キャラクターマテリアル
●エメル
見た目 薄紫色の髪 白いワンピースを着たアストラル人
ZEXAL本編の事件解決後、アストラル世界に現れた少女。
…その正体は、怪人・ネームレス……未来世界のシラナミミドリの転生体、ヌメロン・コードを通じてラプラスとネームレスの関係を知ったアストラルが彼女をバリアンからアストラル世界へと転生させた。
生前の記憶と怪物になってからの記憶を両方覚えており、アストラル世界に転生してラプラスと改めて再会してからはしばらく情緒不安定の状態だった。