転生して決闘の観測者〈デュエル・ゲイザー〉になった話   作:S,K

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こんにちは!S,Kです!

今回は凌牙達視点…遊海に世界の命運を託された彼らの歩んだ軌跡とは…。

そして…『彼ら』の謎も明かされる!


それでは最新話をどうぞ


幕間 救世の勇士達─境界を越えて─

「っ…イテテ…!もう少し優しく巻いてくれよ…」

 

「悪いな!オレも腕が痛くて加減がわからねぇんだよ」

 

「遊馬、大丈夫?」

 

「おう……大丈夫、翠さんが治してくれたし……」

 

(……全員、満身創痍だな……遊海の判断は正しかったか……)

アストラル世界へ向かう飛行船『かっとび遊馬号』の船内…そこでは決闘者達が束の間の休息、そして怪我の治療をしていた。

乗り込んだのは遊馬とアストラル、付き添っていた小鳥…凌牙と璃緒を始めとした七皇達、流星と海亜、十代…そして翠とフレア、フォウ……全員が激しく消耗し、船内は静かだった。

 

 

 

「遊海さん……なんで…」

 

《ミドリ…ユウミは貴女を守る為に逃したのです、貴女になら万が一の事があっても任せられると……その信頼に応えないと!》

 

「フレア……」

 

《フォウフォウ…キューウ…》

飛行船のメインデッキ、そこで翠は座り込んで落ち込んでいた…それをフレアとフォウが慰めている…。

 

 

「大丈夫さ、母さん……父さんはきっと約束を守ってくれる!まぁ…合流したら、一発殴るけどよ」

 

「そうね!特性の麻婆豆腐でオシオキよ!そうでしょ?お母さん」

 

「凌牙君…璃緒ちゃん……そうね…遊海さんったら、また1人で背負い込んで……今度という今度は許さないんだから!」

 

《(ユウミ、ドンマイです…)》

落ち込む翠に凌牙と璃緒が冗談を交えて元気づける…子供達の暖かい心遣いに翠は少しだけ、笑顔を取り戻した…。

 

 

(総員に告ぐ!まもなくアストラル世界に到着!繰り返す、アストラル世界に到着する!)

 

飛行船にアストラルの言葉が響く…そして飛行船は懐かしき青と赤の世界に飛び込んだ。

 

 

 

 

 

 

【アストラル、遊馬…よく戻ってきた……事態は把握している、早く『ヌメロン・コード』を起動するのだ】

 

(はい…!!)

 

「わかった!!」

飛行船は王宮へと接岸、待っていたエリファスへの挨拶もそこそこにアストラルと遊馬は『ヌメロン・コード』の安置された場所へ向かった…。

 

 

『おい、翠……あの馬鹿(遊海)はどこだ』

 

『ラプラス!ダメよ、そんな言い方したら……!』

 

「ラプラス…エメル…」

そして翠の前にはラプラスとエメルが現れる…ラプラスに関しては既に怒りのオーラが溢れ出している…。

 

 

「ズァークを足止めする為に、1人でスフィアフィールドの中に……」

 

『あの大馬鹿!!ゼロ・リバースからなんにも学習してねぇのか!?いくら不死身でも、()()()()()()()()って事がわからねぇのか…!!また翠を一人っきりにしやがって!』

 

「母さんは1人じゃねぇ!……俺達がいる、それに…父さんは絶対に無事だ!」

 

「凌牙君…」

遊海がスフィアフィールドに残った事を伝える翠…それを聞いたラプラスは遊海の無茶に怒るが…凌牙が割って入る。

 

『ったく……遊海の奴はいい息子を持ったな……とにかく、あとは時間との勝負だ、ズァークがスフィアフィールドを破るのが先か…アストラルが隔離するのが先か………待つしかねぇ…』

ラプラスは王宮の上空を見上げた…。

 

 

 

………

 

 

 

 

(『ヌメロン・コード』……起動…!)

 

「おおっ…!」

王宮の上空…ヌメロン・コードはそこには安置されていた、アストラルはその身からナンバーズを解き放ち…世界を書き換える為の空間を展開していく…!

 

 

 

(人間界の座標を設定……ズァークと遊海を含め、座標内を人間界から隔離…!)

 

「すげぇ…」

アストラルは音楽を奏でるように、デッキを構築するようにヌメロン・コードを操作していく…その鮮やかな手際を遊馬は食い入るように見つめている…。

 

 

(……よし、あとはこの隔離した空間を人間界から別の次元に──なにっ!?)

 

「どうしたんだ!?」

 

(スフィアフィールドの中で凄まじいエネルギーが…!!──赤馬零王とレイ!?いつの間に入り込んだ!?)

 

「ええっ!?」

ズァークを隔離した空間を移動しようとしたアストラル…だが、思わぬ乱入者に動揺する…!

 

 

(遊海は───っ!意識を失って…!?………すまない、遊海!!!)

 

「おい!?大丈夫なのか!アストラル!?」

 

(くっ──!!)

凄まじい速さでヌメロン・コードを操作するアストラル、そして──

 

(間に合え──!!)

 

 

ドン!!

 

 

「うわっ…?!」

アストラルが最後のピースを移動させると同時に……アストラル世界に衝撃が襲いかかった…。

 

 

 

 

「な、なんだ…!?今の揺れは…!」

 

「遊海さん……まさか…!」

 

(………)

 

「「「アストラル!」」」

突然の揺れに動揺する決闘者達…そこへ、ヌメロン・コードの書き換えを終えたアストラルと遊馬が降りてくる…。

 

 

【アストラル、人間界は…】

 

(……人間界は、無事です………ただ……)

 

【ただ……どうしたのだ?】

 

「………遊海の居場所が、分からなくなっちまった」

 

「「「なんだって!?」」」

エリファスに人間界は無事だと報告するアストラル…だが、その代わり……英雄の行方は分からなくなってしまった…。

 

 

「遊海さん…そんな……ああ───」

 

「っ!翠さん!!」

遊海の行方不明を知った翠が膝から崩れ落ち…十代が咄嗟に体を支える…。

 

 

 

「遊馬!アストラル!何があった!!」

 

(……私がズァークと遊海を人間界から隔離するのとほぼ同時に…()()が発生した……遊海はそれを阻止する為に力を振るい……分裂のエネルギーに巻き込まれ、『ヌメロン・コード』でも…居場所が追えなくなってしまった…)

 

「そんな…お父さん…嘘…嘘よ…!!」

アストラルに状況を確かめる凌牙…だが、その答えは絶望的なモノ…それを聞いた璃緒は泣き崩れてしまう…。

 

 

「璃緒……っ、アストラル!『ヌメロン・コード』の力で遊海の居場所を()()()()られないのか!?」

 

「そ、そうだぜ!『ヌメロン・コード』は死んだオレ達を蘇らせるぐらいの力があるんだ!それぐらい簡単に──」

 

(……すまない、ドルベ、アリト……遊海…そして翠には……『ヌメロン・コード』は機能しない……干渉できないのだ)

 

「そんな…なんでだよ!?」

 

「遊海の奴だって、一度は『ヌメロン・コード』で蘇って……!」

 

(……それは…()()()による干渉があったからだ……私は、何もできていない……)

 

《……フォウ》

全知全能であるはずの『ヌメロン・コード』による干渉不可に驚くギラグやアリト達…その中でアストラルは翠に寄り添うフォウに一瞬、目を向けた…。

 

 

『チッ……そういう事かよ、()()()のオレ達には……その力は届かねぇってか?』

 

【ラプラス、心当たりが?】

 

『……翠、良いな?代わりに話すぞ』

 

「……お願い…」

全能の力が及ばない原因に察しがついたラプラスが悪態をつく…その上で、翠に許可を取ったラプラスは自分達…そして遊海と翠の正体を決闘者達に伝えた…。

 

 

 

…………

 

 

 

「デュエルモンスターズが存在する別世界からの転生者…それが貴方達の正体だったとは…」

 

「どおりでデタラメに強い訳だ…」

 

「それより…『ゼロ・リバース』の原因がラプラスさんだって初めて聞いたんですけど!?」

 

『なんだ、遊星からは聞いてなかったのか?……悪かったな……』

遊海達の正体を聞いてざわめくZEXAL組と流星達…そして、アストラルは話を続ける…。

 

 

(とにかく…一度、人間界に戻ろう…最悪の事態は遊海のおかげで避けられたが…どんな影響があるかは、行ってみなければ……)

そして決闘者達は人間界へと大急ぎで戻る事になった…。

 

 

 

 

Side遊海

 

 

 

「……そうか、俺の稼いだ時間は…無駄にはならなかったんだな…」

 

「でも…あん時の泣いてる母さんと璃緒は見てられなかったぜ……あとで絶対に謝ってくれよな」

 

「うん、絶対謝る……」

凌牙から「次元分裂」発生時の状況を聞く遊海…どうやら、次元が分かたれる前にズァークの隔離、人間界からの分断が間に合っていたようだ…。

 

 

「……待てよ、じゃあ……俺達がいる()()()()は……いったいなんなんだ…?」

 

「此処は…『ヌメロン・コード』で隔離された世界が基盤になった、()()()()()なんだ」

 

「マジか…」

 

 

 

 

Side Out

 

 

 

 

「っ…街のあった場所が…!」

 

「巨大なクレーターに…!」

人間界へと帰還した凌牙達が見たもの…それはズァークが暴れていた街が数キロ四方の巨大なクレーターになっている、現実離れした光景だった…。

 

 

『お前達、無事だったか』

 

「あっ…カイト!!」

飛行船のモニターにハートランドに残っていたカイトの姿が映し出される。

 

『ズァークの隔離は成功したようだが……新たな問題が発生した、すぐにハートランドに戻って来い』

 

「っ…わかった!」

遊馬は舵を切り、故郷であるハートランドへと向かった…。

 

 

 

 

 

『これより…ズァークの隔離後に何が起きたのかを説明する!』

 

ハートランド・ハートの塔内にあるDr.フェイカーの研究所…そこには飛行船メンバーを加え、瀬人にカイトとオービタル、バイロンたちアークライト一家が集まっていた…。

 

 

『まずは街の被害…ズァークの隔離によって街は消滅、クレーターと化したが……避難が終わっていた事で死者は0人、ただし……行方不明者3()()だ』

 

「…遊海さんと、赤馬零王…そしてレイ……」

 

『その通りだ、世間的には死者・行方不明者0とは言ってあるがな』

説明をしていた瀬人は翠の言葉に頷く…それは本来の『次元分裂』に比べれば、被害を大幅に減らす事ができたという結果だった。

 

 

『だが、それに伴って新たな問題が発生した…これを見ろ』

瀬人の言葉を引き継ぐ形でカイトが投影機を作動…ホログラムが浮かび上がる…。

 

 

(これは…人間界周辺の次元の地図か?)

 

『そうだ、白波さんと遊城さんの力を借りて…人間界周辺の精霊界や分かっている別次元の位置を示したものだ』

そのホログラムは様々な世界の位置が示された『次元地図』…そこにはDM界や暗黒界の世界を含めた『12次元』の位置やアストラル・バリアン世界、他にも大小様々な次元の位置が記されている。

 

 

『そこに…ズァークが人間界から消えた後、変化があった…人間界のすぐ近くに──()()()()()が発生した』

 

「新しい、次元…?」

次元地図が人間界にズームする…その近く、月と地球くらいの位置関係の場所に紫色の点が浮かび上がる……それが発生した新たな次元の場所だった。

 

 

 

(この場所は……ズァークを隔離した座標に近い……まさか、隔離した世界が、()()()()()として成立してしまったのか?)

 

『そういう事だろうな、ズァークの膨大なエネルギーに…赤馬博士の研究していた大自然の力が込められたカード…そして『ヌメロン・コード』の干渉…それによって、新たな世界が誕生した…と考えられる』

 

『しかし、この世界は酷く不安定だ……すぐに崩壊してもおかしくない、まるで別々の4()()()()()を内包しているかのように、数値が安定しない……しかも、人間界に位置が近すぎる……この次元が崩壊すれば……人間界にも大きな影響が出るだろう』

 

「そんな…!」

偶発的要素が重なって生まれた『新世界』…それは人間界に新たな危機を齎そうとしていた…。

 

 

 

「ARC…次元……おそらく、ズァークはその次元で復活を狙っているわ……」

 

「母さん…分かるのか!?」

 

「……次元分裂の原因……それは赤馬レイがズァークを倒す為に大自然の力を使って、ズァークの持つ負のカオスを浄化しようとした時……ズァークがその場から逃げ出す為に、起こしたモノなの……そしてカイト君の言う通りなら、その次元は『スタンダード次元』『エクシーズ次元』『シンクロ次元』『融合次元』…その4つの世界を内包しているはずよ…」

 

「召喚法の名前を冠する4つの世界…!」

 

『………翠さんの言う通りだ、4つの数値に『融合』『シンクロ』『エクシーズ』『アドバンス』…それぞれの召喚法の波長が一致する』

翠は『遊戯王ARC-V』の物語から新世界の様子を想像する…その予想は当たっていた…。

 

 

 

「う〜ん……ズァークが世界を分裂させて、そのせいで不安定な分裂した世界が壊れそう…………そうだ!なら、ズァークを何とかして止めて…その不安定な4つの世界?を『ヌメロン・コード』で一つにすれば…次元全体の強度が上がって、安定するんじゃないか!?」

 

(遊馬、きみにしては冴えているな…!?おそらく、それが最適解だ)

 

「オレにしてはってなんだよー!?オレだってちゃんと勉強はしてるんだからな─!?」

そして、遊馬が至極単純な解決法を思いついた…その時。

 

 

 

──その通り、それがこの世界と新世界…2つを守る方法さ、私が口を出すまでもなかったね?──

 

 

『っ…誰だ!?』

 

──おっとごめん、姿を見せるよ──

研究室に何処か胡散臭い、若い声が響く…カイトがその声に警戒するが、それと同じくして花吹雪が吹き荒れ──

 

 

──初めての人は初めまして!流星君や海亜ちゃんは久しぶり、花の魔術師マーリンお兄さん、流行りのテレワークでの登場さ!──

白いローブを纏い、大きな杖を持った半透明の青年…マーリンが遊馬達の前に現れた…。

 

 

 

 

「ま、マーリンさん!?」

 

(マーリン…?アーサー王伝説に名高い王宮魔術師にして、予言者…!伝説の中では封印されているはず…!なぜ、この場所に!?)

 

──流石はアストラル、博識だね!…この『私』は超遠距離からのホログラムみたいなモノ……ちょっとボクの()()の遊海君がピンチみたいだからね、助言の為に顔を出させてもらったのさ──

 

「あっ…『現在』全てを見通す千里眼…!」

歴史に名を残す魔術師の登場に驚くアストラル…そして翠はマーリンの『眼』について思い出した。

 

 

 

──翠、大変だったね……遊海君は、最後まできみの所に帰ろうと死力を尽くしていたよ……さて、世界から弾き飛ばされた遊海君は十中八九、その『新世界』へと流れ着いているはずだ…彼は天性の『巻き込まれ体質(主人公)』だからね──

 

「父さんが、新世界に…!?」

 

──行くのなら急いだ方がいい…新世界の時間の流れはこの世界とは違う、遠見の魔術を限界まで使って割り出した事だ……早くしないとあちらで『覇王龍』が復活しかねない…そうなれば──

 

『ズァークの力で…次元のバランスが崩壊しかねない、という事か…!』

 

──そういう事、兵は神速を尊ぶと言う……遊海君を救い、世界を守りたいなら…急いだ方がいい──

 

『助言に感謝する、花の魔術師……どうする?アストラル』

 

(……決まっている、人間界を守る為…そして遊海を助ける為に、私は『新世界』……いや、特異点『ARC次元』に向かう!)

 

「ちょっと待てよカイト!?そこはオレに聞くところだろ──!?」

 

(きみは聞かなくても……行くと言うだろう?)

 

「あったりまえだ!!オレは…絶対に遊海を助ける!!」

マーリンの助言を聞いたアストラルと遊馬は遊海を救い、人間界を守る為にズァークの世界『ARC次元』へ向かう事を決意する!

 

 

 

「もちろん、俺も行くぜ…!みんなはどうだ!」

 

「私も行く…!お父さんを絶対に助ける!」

凌牙と璃緒は父を救う為に決意を固める…!

 

 

「遊海には迷惑かけたからなぁ…しょうがねぇから行ってやるよ!」

 

「凌牙と璃緒が行くなら私も行く…当然だ!」

 

「オレも行くぜ!向こうでズァークにリベンジだ!」

 

「俺もだ!」

 

「最強のドラゴンとなったズァーク…私がそれを越えてやる!」

真月・ドルベ・アリト・ギラグ・ミザエル…七皇達もそれぞれに決意する…!

 

 

「海亜、どうする?」

 

「行くに決まってるでしょ!遊海さんを助けられなかったら、ジャックじいちゃんになんて言われるか…!流星も……」

 

「うん、僕も行く……遊海さんはおじいちゃん達の恩人で、僕の師匠だから…!」

5D'sの魂を受け継ぐ流星と海亜…2人も遊海の為に決断する!

 

 

「小鳥、お前は来なくても──」

 

「私も、行くよ……遊馬だけじゃ、なんだか心配だもん!それに……遊海さんを助けたいのは、私も一緒よ!」

 

「……分かった!小鳥の事は……オレが守る!」

小鳥を置いていこうとする遊馬…だが、その前に彼女も決意を固めていた…。

 

 

 

「……やっぱり、先生は慕われてるよなぁ……もちろん、オレも行くぜ翠さん」

 

「十代君…みんな……ありがとう…!」

 

《フォウ!》

十代も遊海を救う為に行く事を決める…そして翠は感謝の涙を流した…。

 

 

──うんうん、友情は美しきかな……ってね、頼んだよ…若き決闘者諸君!──

 

《ドッフォーウ!(お前は言葉だけか─!!)》

 

──おっとあぶない、あぶない…ホログラムでよかった…──

 

 

 

 

………

 

 

 

 

「えっ…カイトは行かないのか!?」

 

『ああ…オレも行きたい、白波さんを助けたい……だが……』

 

「カイト君が『ARC次元』に行くのは…ちょっと危ないのよ…」

 

「翠さん?」

そして2日後、ARC次元への出発を控えた遊馬はカイトの思わぬ言葉に驚く…その理由を翠が説明する。

 

 

「私が知っている通りなら…ARC次元の中のエクシーズ次元に()()()()()()()()

 

「えっ…カイトがいるって……遊海とラプラスみたいに…!?」

 

「そうなの……ほら、アニメとか映画であるでしょ?同一人物が同じ場所にいると色々問題が起きるって…」

 

『流石に現実にどうなるかは分からないが……万が一という事もある、オレはクリス達と一緒にサポートに徹する……だが、異常があれば…新造した「次元移動装置」で駆けつける!』

 

「……わかった!人間界の…オレ達の世界の事は頼んだぜ、カイト!」

エクシーズ次元のカイトの存在からカイトは残留を決める…そして、ついにその時は訪れた…!

 

 

(これより『かっとび遊馬号』は次元特異点・ARC次元へと出発する!)

 

「ああ…!いまいくぜ!遊海!!かっとび遊馬号、発進─!!」

次元の扉を開き、飛行船がARC次元へと旅立つ……世界を救う為に…!

 

 

 

……

 

 

 

(もう少しで…ARC次元付近だ…!)

 

 

「なぁ…思ったんだけど、どうやって4つの世界から遊海を探すんだ?」

 

《それは任せてください!ユウミの魂の波長は覚えています…近くにいれば分かるはずです…!》

 

「さっすがフレア…ラーの翼神竜だな、頼りになるぜ!」

 

「父さん…待っててくれよ…!」

進む事数時間…飛行船はARC次元へと近づいていく、その時だった…!

 

 

ビビーッ!ビビーッ!!

 

 

ゴゴゴ!!

 

 

 

「な、なんだ!?この揺れは!」

 

(これは…時空嵐か!?ズァークの力の余波か…!全員何かに掴まれ─!!)

順調に進んでいた飛行船に衝撃が襲いかかり、警報が鳴り響く…それはズァークの力の余波が生み出した時空の乱れ──時空嵐だった!

 

 

《っ、これは……!!アストラル!引き返すのです!!》

 

(くっ…!ARC次元に、引き込まれる──!?)

 

「っ…小鳥!!」

 

「遊馬!!」

 

 

「「「「うわああああっ!?」」」」

 

 

 

飛行船は荒れ狂う時空嵐に飲み込まれ…遊馬達は────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Side凌牙

 

 

 

「うっ……どうなった、んだ…?」

頭の痛みで凌牙は意識を取り戻した…軽く辺りを見回すと飛行船の天地が逆転し、機械からは黒い煙が吹き出している……墜落した飛行船は大破状態だった…。

 

 

「おい……みんな、無事………なんだ?服が………は…!?」

他の仲間達の無事を確かめようとした凌牙は異常に気が付く……服が大きくなっている……否──

 

 

 

()()()()()()()()()()のだ。

 

 

 

「なん、だよ、これ…!?璃緒…璃緒!?」

 

「うっ…ううん………どうしたの、りょう………えっ…?凌牙?なんで小さく……えっ!?私も!?!?」

 

「っ…イッテテ〜…!いったい、何が………なんだこりゃあああ!?!?」

 

(遊馬!?)

璃緒の悲鳴で少しずつ仲間達が目覚め、パニックに陥る……全員が中学生くらいの肉体年齢まで逆行していたのだ…!

 

 

《これは…キミもずいぶんと若返ったねぇ?》

 

「………マジか」

ユベルが頭に手を当てながら十代に声をかける…十代も学生時代──デュエルアカデミア在席時レベルの年齢に若返っていたのだ…。

 

 

 

「そ、そうだ…!母さん!大丈夫か!?かあさ───え”っ…!?」

 

「う、ん……りょうがくん、どうしたの……えっ…なんで、ちいさくなって………あれ?なんか、へん…」

 

《フォ〜ウ……ドフォーウ!?》

 

《ミ、ミドリ…?その体は………》

 

 

 

 

「な、なにこれぇぇぇ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Side遊海

 

 

 

 

 

「えっ、ちょっ……翠は大丈夫なのか!?」

 

「あ、ああ………大丈夫、元気は……元気だから………」

 

「その()はなんだ!?超気になるんじゃが!?」

 

《フォ……フォ〜ウ……(説明しずらいというか…衝撃的というか…)》

 

「フォウまで!?」

この世界の正体、そして凌牙達の姿が幼くなった理由を聞いた遊海は……濁された翠の状態を心配していた…。

 

 

「と、とにかく…時空嵐に巻き込まれた俺達は、半年前に融合次元の侵攻を受けてたエクシーズ次元に不時着…それから飛行船の修理をしながらレジスタンスを再編成して、スタンダード次元に行くチャンスを待ってたんだ…」

 

「……ごめんな、凌牙…お前達を危険な目に遇わせて……」

 

「気にすんなって!体は『ヌメロン・コード』で元に戻るってアストラルが言ってたから……それに父さんが戻ってきたなら…もう心配ない、そうだろ?」

 

「ああ…!お前達がこれだけ頑張ってくれたんだ……次は俺の番だ!!」

凌牙達の経緯を聞かされた遊海は立ち上がる…少々の疲労はあるが…戦うには十分だった。

 

 

 

 

 

「……そうだ、父さん…融合次元の武器……人間のカード化についてなんだが……父さん達なら、何とかできねぇか?」

 

「人間のカード化、か……アヤカ、どうだ?」

 

《それが純粋な『科学力』による産物なら、現物があれば何とかできるかと…》

凌牙は遊海に一番の問題…『人間のカード化』について訊ねる。

 

 

『人間のカード化』…それはアカデミアの──赤馬零王の『計画』に必要な『人間の生体エネルギー』を集める為の手段……詳細は不明ながら、カードにした人間は融合次元に転送されており…理論的にはカード化は解除できるものであるらしい。

 

 

 

「なら……この人のカードで、試してみてくれ」

 

「これは……か、克也…!?なんで、克也がスタンダード次元に!?」

凌牙は一枚のカードを遊海に手渡す…それは遊海の一番の親友──城之内克也に似た青年がカード化されたものだった。

 

 

「アヤカ!!」

 

《は、はい!!解析中…プログラム解析……カード化解除術式構築──アンチプログラム、発動!》

 

キィン─!

 

城之内のカードを解析したアヤカが核石から緑色の光を放つ…それは対『カード化』用の術式、その光がカードを照らし──

 

 

 

『うっ…うう……ここは…?』

カードが消失…消えてしまった城之内はスタンダード次元へと戻ってきた…!

 

 

 

 

 

「かつ………城之内さん、大丈夫ですか?」

 

『お前は……遊希、なのか?』

遊海は逸る気持ちを押さえ込み、()()()として城之内に接する…彼が遊海の知る『本人』であるはずはないのだから…。

 

 

 

「俺は…遊海、白波遊海──榊遊希は……記憶を取り戻したんだ」

 

『そうか…!でも、お前は……オレの事、覚えてないんだな……』

 

「ええ……残念ながら……怪我は大丈夫ですか?」

 

『ああ…たくっ…!あの仮面のヤロー共、めちゃくちゃしやがって…イタタ……』

 

「(ああ…俺の知ってる『克也』と似てる…)じっとしててください、今…治療しますから…」

遊海は大小の傷を負った城之内に回復魔法を使用する…その言動にかつての親友を重ねながら…。

 

 

『……あったけぇ…優しい光だ……お前、こんな事できるんだな』

 

「城之内さんが…仲間達が記憶を失っている間の()を守ってくれた…そのおかげで、俺は世界を救う為の力を取り戻せたんです……ありがとう」

治癒の光に驚く事なく、受け入れる城之内…おそらく、記憶が無い間も「友人」だったのであろう彼に遊海は感謝を伝えた…。

 

 

 

 

「あー………しんみりした空気の所、悪いんだけどさ……城之内さんに海馬さんからの伝言があるんだが……」

 

「ん…?お前は…LDSの?なんでお前が海馬の伝言なんか?」

 

「凌牙?」

そんな時、バツが悪そうな表情で凌牙が城之内に声をかける…その様子に首を傾げる遊海だったが、その原因はすぐに判明した。

 

 

「あの人に言われたまま言うから、怒らないでくれよ!!……『この凡骨!いの一番に貴様が記憶を取り戻さんでどうする!!貴様が遊海の一番の親友だろうが!!』

 

「はっ…!?!?」

それは海馬社長の幻影が見えるほどの凌牙渾身の物真似……その内容に遊海は呆気に取られ───

 

 

「んなっ…!?なんだと海馬この野郎!!誰が凡骨だ!!…………へっ?あれ………ゆ、遊海?……遊海…!!お前、このヤロー!!心配掛けやがって─!!」

 

「じょ、城之内さん!?イタタタ!?」

先程まで、少し他人行儀だった城之内の様子が変わる…呆気に取られていた遊海に飛び掛かって、ヘッドロックを極めたのだ。

 

 

 

「そんな他人行儀に呼ぶなって〜!オレとお前の仲だろ?ほら、いつかのプロリーグのデュエルのあと、居酒屋で2人とも酔い潰れて、そのせいで翠に大目玉を食らったりしたじゃねぇか!」

 

「えっ、はっ…?ふぇ…!?かつ、や?俺の()()()()、克也なのか?」

 

「たくっ…何言ったら信じてくれんだよ〜!ドーマの戦いの時にお前が遊戯とオレを助けてくれた事か?それか…あっ、そうだ!お前がデュエルアカデミアで働きながらプロリーグに参加してた時!まだエクシーズ召喚もない時なのにオレとのデュエルで『聖刻神龍─エネアード』使ってよ!オレは『時の魔術師』使って……」

 

「あっ…えっ………どうなって…?なんで……」

 

「あっ!?おいしっかり立てって!?」

 

「………こんな動揺の仕方してる父さん、初めて見た…」

 

《フォウ、フォーウ(死んじゃったはずの友達が現れたら…そりゃ驚くよね……)》

遊海は動揺のあまり、目を白黒させながらへたり込んでしまった…。

 

 

 

 

 

「驚かせて悪かったな遊海!正真正銘、オレはお前と一緒に戦った…城之内克也だぜ!」

 

「──────」

 

「ありゃ…驚き過ぎて固まってら……お〜い、戻ってこーい!」

 

《フリーズしてるマスターの代わりに私が……何故、貴方がこの世界に…?マスターの話では遊戯さんを含めて…みんな、アテムの冥界で暮らしていると…》

 

「そんなん決まってんだろ?…お前達を助ける為さ!」

驚きを通り越して固まってしまった遊海に代わり、アヤカが城之内に問いかける…そして語られたのは──『奇跡』のような話だった。

 

 

 

 

 

Side???

 

 

 

 

『………遊海……』

 

「アテム!遊海君は……現世はどうなったの!?」

 

『……現世は、無事だ……遊海の絆の奇跡「NEXUS」の全力開放、そして…世界を書き換える全能のカード「ヌメロン・コード」によって「覇王龍ズァーク」は現世の別次元に隔離されたらしい』

現世にてズァークの事件が起きていた頃、冥界の王宮にアテム、そして遊戯・城之内・海馬・本田・杏子が集まっていた…。

 

 

「遊海はどうした…無事なのか…!」

 

『……わからない、隔離直後に起きた次元分裂の衝撃で……行方が見えない…!』

現世の様子を映す鏡で遊海の行方を探すアテム…だが、その行方を掴む事はできなかった…。

 

 

 

「くっそぉ…!オレ達は見てる事しかできねぇのかよ!!」

 

「落ち着け城之内!…俺達は死んじまってるんだから……何もしてやれねぇんだ…!」

 

「……我が分身よ…!遊海を守れねば、貴様を残した意味がないだろう!!」

 

「城之内君…本田君…海馬君……」

窮地に陥った遊海を見て…悔しさを滲ませる3人…「死者は現世に干渉してはならない」…それは冥界に共通する掟である。

 

 

 

キィン─!

 

 

 

「あっ……なんだろう、これ…?光の欠片…?」

その時、冥界に金色の光を纏う「何か」が降りそそぐ…それはふわふわと杏子の手に落ちて──

 

 

「赤い、切れ端…?」

 

「これ…!?遊海君の力を感じる!」

 

その正体は赤い布の切れ端…その小さな欠片からは遊海のモノと似た力が込められていた…。

 

 

《その通りです…それは遊海の残した『絆の欠片』とも呼べるでしょう》

 

『ラー…!これの正体が分かるのか?』

そこに冥界に眠る『ラーの翼神竜』のオリジナルが現れる…そして神の眼はその正体を見抜いていた…。

 

 

 

《遊海は分裂しようとする次元を繋ぎ止める為に、彼の『絆の象徴』とも言える『NEXUS』を使いました…その結果、NEXUSは分裂に耐えきれずに砕け散った……ですが、遊海の抱いた『繋げる』という想いが砕け、散らばった破片に宿り──次元や冥界の境界を超えて、『絆』を結んだ彼らのもとに『繋がった』のです》

 

「遊海君の…絆……僕達との…!」

 

「繋がる絆………待てよ?繋がってるなら、この光を辿れば…遊海の所に行けんじゃねぇか!?ほら、どっかの神話の糸玉みたいに!」

 

「…アリアドネの糸……ギリシャ神話の英雄テセウスが迷宮に住まう怪物ミノタウロスを倒した後、託された糸を辿って生還した逸話か……凡骨にしてはまともな例えだな」

 

「だから…凡骨呼びはいいかげんにしろっての!?」

ラーの言葉を聞いた城之内が可能性に気付く、砕けて散らばった「絆の欠片」…それを辿れば、行方が分からなくなってしまった遊海のもとへ辿り着けるのではないかと…。

 

 

 

『…城之内君、それが…どういう意味か分かってるのか?』

 

「へっ?」

 

「この『絆の欠片』を辿るという事……それはつまり、お前が再び()()()()()()()()、つまり『転生』する事になる…という事だぞ?」

アテムの言葉に戸惑う城之内に海馬が補足する…『絆の欠片』を辿る事、それは…長らく冥界にいた城之内達が転生する事を意味しているのだ。

 

 

「……当たり前だ、死者転生だろうが、死者蘇生だろうがしてやるよ!遊海を助けにいける手段があるのに──それを使わねぇ理由はねぇだろうが!!」

城之内は手にした「絆の欠片」を握り締めて叫ぶ…城之内はずっと見てきたからだ…自分を顧みず、世界を…仲間達を守る為に戦い続けてきた掛け替えのない友の姿を…。

 

 

「ハッ…アンタならそう言うと思ってたよ!アンタが往くなら…アタシも付き合う!」

 

「ま、舞…!?どうして…」

 

「アンタの声…王宮の外まで丸聞こえなんだって…」

その声に応えたのは同じく「絆の欠片」を手にした孔雀──城之内舞だった、城之内の叫びは王宮の外にいた彼女まで届いていたのだ。

 

 

 

「アテム……」

 

『……相棒、お前も行きたいんだな?』

 

「うん……遊海君は、僕達との約束を守り続けてくれた……遊海君が困っているのなら、僕も助けに行きたい!!」

 

「フン…ならば、俺も行くぞ……無茶ばかりする奴に灸を据えてやらねばな…!!」

 

「私も行く!デュエリストとしては力になれないかもしれないけど…少しでも、力になれるなら!」

 

「ここで行かなきゃ…男が廃るぜ!」

 

『相棒…海馬…杏子…本田君………転生したら、しばらくは此方へは還ってこられないぞ?それでもいいのか?』

 

「「「「ああ!!」」」」

 

「遊戯…オメェら…!」

城之内の覚悟に触発された仲間達が頷く、遊海を救ける…その為だけに、彼らは新たな『(ロード)』を進む決意を固める…!

 

 

 

「瀬人様、私を置いて行こうなんて…ひどいですよ?」

 

「オレもだ!」

 

「紗良…モクバ……」

聞こえてきた声に海馬が振り向く…そこにはかけがえのない弟、そして…彼が人生で唯一愛した女性の姿があった。

 

 

「私は…貴方に見初められたあの日から、添い遂げると決めていますから!」

 

「兄様いる所にモクバありってね……遊海を助けたいのはオレも一緒さ!」

 

「フッ…ならば、ついてこい!!」

 

 

 

『相棒…例え、離れていても…オレとお前達の友情は…絆は決して途切れる事はない!任せたぜ、みんな!!』

 

「うん!アテム…行ってくる!!」

アテムの見送りを受け、遊戯達は「絆の欠片」に身体を…魂を委ねる。

 

 

 

そして…彼らは「絆」に導かれ───ARC次元に『転生』した…。

 

 

 

 

 

Side Out

 

 

 

 

 

「遊戯…アテム…克也……みんな…!!」

 

「おいおい…泣くなって…お前らしくねぇぞ?遊海…」

城之内から語られた話を聞いた遊海は泣き崩れてしまう…死んでもなお、遊戯達と自分を結んでいた「絆の糸」──それが、こんな形で──自分を助ける為に巡ってくるとは思っていなかったのだ…。

 

 

 

「なら……俺は、応えなきゃ…!みんなの願いに…俺を守ってくれた…仲間達の思いに!!」

遊海は涙を拭って立ち上がる…全てを失い、守られる時間(ターン)は終わった…次は自身が全てを守り、希望を与える時間(ターン)だと…!

 

 

 

「凌牙、状況は!」

 

「オベリスクフォース12人と紫雲院素良がスタンダード次元を襲撃、そのうち9人は撃退済み…おそらく、融合次元のセレナが黒咲と合流するくらいの時間!」

 

「火山エリアだな……克也、行ってくる!」

 

「ああ!復活したお前の力、オベリスクフォースに見せつけてやれよ!二代目『決闘王』!!」

 

「ああ!!ここからは……俺達のターンだ!!」

遊海の体からエネルギーが迸る、仲間達の思いを背負う英雄は…此処に復活する!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【クク…ハハハハ!!そうか、やはりお前は『光』を手にするか…!例え、絶望の底に沈みきろうと…お前は、お前が守ってきたモノに()()()()()()……それは…我にはなかったものだ】

 

 

【さぁ…絶望と混沌を越えし英雄よ、お前は…この世界で何を為す?お手並み拝見といこうか…!】

『決闘の観測者』人気投票! 小説内で好きなキャラは?(精霊・モンスター部門)

  • アポクリフォート・キラー 彩華
  • 聖刻龍─トフェニドラゴン トフェニ
  • ラーの翼神竜 フレア
  • メガロック・ドラゴン メガロック
  • 三幻魔(ウリア・ハモン・ラビエル)
  • エルシャドール・ミドラーシュ ウィンダ
  • エルシャドール・ウェンディゴ ウェン
  • フォウくん
  • No.93太陽皇ホープ・フェニックス
  • No.∞決闘の守護者
  • その他の精霊・モンスター
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