転生して決闘の観測者〈デュエル・ゲイザー〉になった話 作:S,K
読者のみなさまの許可が得られたので…初めての挿入投稿!
遊海のやり残した事とは…?
それでは、最新話をどうぞ!
「ふぅ…ようやく、一息だな…」
「お疲れ、父さん…」
《フォウ、フォーウ!》
榊家…遊矢と洋子との別れを済ませた遊海は一度、LDSの仮眠室へと戻ってきていた……今の遊海は実質の
「あとは…明日の出発に備えて休むだけなんだが……凌牙、榊遊希の舞網チャンピオンシップのデュエル映像って残ってるか?」
「ん…?LDSのデータベースにあるはずだぜ、見たいのか?」
「ああ、記憶が無い間の俺…遊希がどんなデュエルをしてたのか気になってな」
目覚めた直後に遊希の記録を確認した遊海…だが、それはあくまでも「文面」としての記録…その人となりを知るなら、デュエルを見るのが一番だと思ったのだ。
「えっと……一応、1回戦・2回戦…それからバトルロイヤルの2戦は記録があるけど……正直、参考にはならないかもな…」
「どうしてだ?」
「いや…この頃の遊希はさ、父さんの記憶の影響なのか不安定で……特に2回戦は……」
「……ああ、そういう事か…」
凌牙の説明で遊海はなんとなく、状況を予想する…ペンデュラム召喚に覚醒し、デュエルを重ねる中で遊海の記憶を垣間見ていた遊希…その中で少しずつ遊海の持つ『決闘者の闘争心』に呑まれていたのではないかと…。
「とりあえず、見てみるか…」
仮眠室の端末から、遊海は遊希のデュエルを確認する事にした…。
………
「………予想以上に、酷いな……まさか、こんな事になってたとは…」
「父さん…」
デュエルを見終わった遊海は頭を抱えていた…ユート戦はまだ、見ていられたのだが…問題は2戦目……梁山泊塾との戦いだった。
「…遊矢と勝鬨との戦いは知ってたけど……ここまでやらせるのか…!」
梁山泊塾のラフプレーに対抗する為に「アクションカードを使わない」戦法を選んだ満身創痍の遊希…だが、それを嘲笑うかのように梁山泊のデュエリストは遊希へと暴力を振るい……その怒りは遊希を暴走させ、時空の壁に穴を開ける程の被害を齎していた…。
「俺も、今まで卑怯や強引と言われたデュエリストと何回か闘ってきたけど……ここまではしなかったぞ…!!」
通常のスタンディングデュエルとアクションデュエル…土俵は違うが、それでも…遊海は梁山泊塾のデュエルスタイルを認める事ができなかった…!
「凌牙、ちょっと出てくる……すぐに戻る」
「……あんまり、無茶はしないでくれよ?」
「ああ……大丈夫、少し…
凌牙にそう伝えると…遊海はとある人物へと連絡を取った…。
『海馬社長…ちょっと、頼みがあります…!』
…………
「頼もう!!!」
『な、何者だ!?』
数分後、遊海は舞網市の郊外にある梁山泊塾に乗り込んでいた…突然の来訪者に深夜にも関わらず、修行中だった塾生は驚いている…。
「道場……いいや、
『な、なんだと…!?道場破りだ!出合え!出合えぇぇ!!』
遊海の思わぬ言葉に塾生は銅鑼を鳴らし、緊急事態を伝えた…!
【騒がしいな……何者………お前は…松田を降した、遊勝塾の……】
「俺の名は白波遊海…榊遊希が塾生の世話になったな」
塾生に取り囲まれる遊海…その前に中華の老師範を思わせる男、郷田川が現れた…!
【ふん…なんだ?敗者に情けでもかけに来たか?松田はお前とのデュエルで壊れてしまったぞ?】
「それは自業自得だ…遊希と戦った塾生は、自分から眠っていた虎の尾を踏んだんだからな……俺は、お前と戦いに来たんだよ…郷田川」
【っ…若造が、生意気な口を!!お前達!!】
遊海の挑発を聞いた郷田川は塾生や師範達をけしかけようとする…だが…。
「邪魔だ」
「「「っ───!?」」」
【なっ…!?(なんという殺気…!塾生達が、意識を刈り取られるとは…!?)】
遊海の発した一言で…その場にいた塾生や師範達の半数が失神する……耐えられたのは郷田川や離れた距離にいた塾生達、実力のある者だけだった。
「俺は…無闇な殺生や、暴力は嫌いでな……さぁ、三本勝負だ…お前が一度でも、俺に勝てたなら……俺は手を引こう」
【その勝負…受けてやろう!アクションフィールド、オン!フィールド魔法『仙界竹林』発動!!】
郷田川の宣言と共に周囲の景色が空に浮かぶ仙境の竹林へと変わっていく…。
【若造が…この私にデュエルを挑んだ事を後悔させてやる!!】
「掛かってこい…話はそれからだ」
火花が散る中…二人のデュエルが始まる…!
【「デュエル!!」】
1/3
郷田川LP4000
遊海LP4000
【私のターン!】
【私は手札の魔法カード『融合』を発動!手札の『天昇星─テンマ』と『地翔星─ハヤテ』を融合!天翔ける星、地を飛び…今、1つとなって、悠久の覇者たる星と輝け!融合召喚!!『覇勝星イダテン』!!】
郷田川の中華の演舞と共に中華の鎧を纏う武将が現れる! ATK3000
【私はカードを一枚伏せ、ターンエンドだ!】
郷田川LP4000
イダテン 伏せ1 手札1
「なんだ、手札融合はできるのか……塾生にもしっかり教えてやれよ」
【ふん、自ら教えを乞わない者に…教える事などない】
「そうか…じゃあ、俺の番だ」
「俺のターン!ドロー!」
「『王立魔法図書館』を召喚!!」
遊海の頭上に無数の魔導書を蔵める図書館が現れる! ATK0
【む?攻撃力0だと?口ほどにもない…】
「それは…俺のセリフだ!手札から魔法カード『成金ゴブリン』を発動!相手のライフを1000回復させる代わりに1枚ドローする!さらに自分が魔法カードを発動した事で『王立魔法図書館』に魔導カウンターを1つ乗せる!」
遊海の発動した魔法カードによって郷田川のライフが回復する。
郷田川LP4000→5000
図書館 カウンター0→1
【貴様…何が狙いだ?】
「さてな?さらに魔法カード『一時休戦』を発動!次の相手エンドフェイズまで、お互いにダメージを与えられなくなる代わりに、お互いに1枚ドロー!さらに、魔法カード『成金ゴブリン』を発動!1枚ドロー!さらに『魔法図書館』にカウンターが3つ乗った事で効果発動!カウンターを取り除いて1枚ドローする!」
郷田川LP5000→6000
図書館 カウンター 1→2→3→0
「さらに魔法カード『トゥーンのもくじ』を発動!デッキから2枚目の『トゥーンのもくじ』を手札に加え、発動!さらに3枚目を手札に加え、発動!デッキから『トゥーン・カオスソルジャー』を手札に加える!そして『魔法図書館』にカウンターが3つ乗った事で1ドロー!」
図書館 カウンター 0→1→2→3→0
「さらにフィールド魔法『チキンレース』を発動!その効果で俺のライフを1000払って1ドロー…さらに魔法カード『打ち出の小槌』を発動!手札3枚をデッキに戻して3枚ドロー…魔法カード『テラ・フォーミング』を発動!デッキから『チキンレース』を手札に加える…そして『魔法図書館』の効果発動、1ドロー…」
遊海LP4000→3000
魔法図書館 カウンター 0→1→2→3→0
「フィールド魔法『チキンレース』を発動、ライフを1000払って1ドロー…魔法カード『トレード・イン』を発動!手札のレベル8『トゥーン・カオスソルジャー』を捨てて2ドロー…終わりだ、俺の手札に5枚の『エグゾディア』パーツが揃った!」
【な、なにっ!?】
遊海が手札5枚を空中に掲げる…そして背後に鎖によって手足を縛られた…太古の守護者が顕現する!
「『封印されしエグゾディア』よ…その力を開放せよ!怒りの業火─
【ぐっ…!!ぐおああああ!?】
解き放たれた魔神の怒りが郷田川を吹き飛ばした…。
遊海 特殊勝利達成!
【特殊勝利とは、卑怯な…!】
「卑怯とは…どの口が言うんだ?勝つ為には手段を選ばない……それは、お前達の流儀だろ?……さぁ、2戦目だ」
【ユウミ、アクセスグランテッド!】
【くっ…!!】
遊海を
【「デュエル!!」】
2/3
遊海LP4000
郷田川LP4000
「俺のターン!」
「手札から魔法カード『
可能性の竜と凶星の竜が融合…空を支配する劫火の竜が現れる! ATK3500
【攻撃力3500だと…!?だが、先攻は攻撃できん!】
「攻撃できなくとも、できる事はある…『流星竜』の効果発動!デッキから攻撃力2800の『レッドアイズ・ダークネスメタル・ドラゴン』を墓地に送り!その攻撃力の半分のダメージを与える!ダーク・メテオ・フレイム!!」
【くっ、させるか!アクションマジック『フルカウル』!一度だけ効果ダメージを半分にする!ぬおおっ!?】
大地を抉るように激突する流星竜…だが、その余波は郷田川を守るような空気の壁によって半減される。
郷田川LP4000→3300
「さらに魔法カード『黒炎弾』を発動!自分フィールドの『真紅眼の黒竜』の元々の攻撃力分のダメージを相手に与える!」
【馬鹿め!フィールドには『真紅眼の黒竜』はおらぬ!】
「『真紅眼融合』で融合召喚された『流星竜』は…『真紅眼の黒竜』として扱う」
【………は?】
流星竜の口に黒炎が溢れる…そして激しい炎が郷田川を飲み込んだ…。
郷田川LP0
遊海WIN!
『う、嘘だ…!塾長が、こんな一方的に…!?』
『奴は、何者なんだ…!?』
『仙界竹林』が燃え尽き、景色が中華の修練場へと戻っていく…そして、梁山泊塾の生徒達に動揺が広がっていく…!
「これで、後はなくなったな…?郷田川梁山」
【き、貴様…!!バーン戦術など…!】
「卑怯とは言わせないぞ?バトルロイヤルでも、梁山泊の塾生がやっていたからな」
【ぬっ…!?】
冷たい目で郷田川を睨む遊海…その瞳の冷たさに、郷田川は押し黙る…。
「さぁ…3本目だ……次は、お前の土俵で戦ってやる」
【な、舐めるな!!アクションフィールド!『仙界炎谷』発動!!】
周囲の景色が塗り替わる…現れたのは遊希が戦った、谷底から炎が噴き出す峡谷だった。
【「デュエル!!」】
3/3
郷田川LP4000
遊海LP4000
【私のターン!】
【手札から魔法カード『融合』を発動!手札の『天雷星センコウ』と『地雷星トドロキ』を融合!天に閃け…!地に響け!!君臨せよ!雷の破壊神 !!融合召喚!いでよ!!『覇雷星ライジン』!」
融合の渦の中から雷神を思わせる戦士が現れる! ATK3000
【私はカードを2枚伏せ、ターンエンド!!】
郷田川LP4000
ライジン 伏せ2 手札0
「俺のターン…ドロー!」
「『聖騎士の三兄弟』を召喚!」
鎧を纏う3人の騎士が現れる! ATK1200
「『三兄弟』の効果発動!このターン、『聖騎士』モンスターしか特殊召喚できなくなる代わりに、手札から2体の『聖騎士』を特殊召喚できる!現れろ!『聖騎士ベディヴィエール』!『聖騎士ボールス』!」
白髪に赤いマントの騎士と聖杯に選ばれた騎士が現れる! ATK1600 ATK1700
「『ベディヴィエール』の効果発動!召喚・特殊召喚に成功した時、デッキから『聖剣─EXカリバーン』を墓地に送る…そして俺は『ボールス』に装備魔法『天命の聖剣』を装備!それによって『ボールス』は闇属性・レベル5になる!」
ボールス☆4光→☆5闇
「そして装備魔法を装備した『ボールス』は新たな力を発動できる!俺はデッキから『聖剣カリバーン』『聖剣ガラティーン』『聖剣アロンダイト』を相手に見せ…相手は3枚からランダムに1枚を選び、そのカードを手札に加える!」
【ならば…真ん中のカードだ!】
「『聖剣カリバーン』を手札に加え、残りの2枚を墓地に送る!さらに『ベディヴィエール』の効果発動!『ボールス』に装備された『天命の聖剣』を自身に装備し直す!これによって『ボールス』は光属性・レベル4に戻る!」
遊海は淡々と展開を続ける…。
ボールス☆5闇→☆4光
「そして俺はレベル4の『三兄弟』と『ベディヴィエール』でオーバーレイネットワークを構築…エクシーズ召喚!!聖騎士を率いる常勝の王よ!今こそ王道を突き進め!!『聖騎士王アルトリウス』!!」
重厚な鎧を纏いし最優の騎士王が現れる! ATK2000
【エクシーズモンスターだと…!?】
「『アルトリウス』の効果発動!エクシーズ召喚に成功した時、墓地の『聖剣』を3枚まで装備できる!俺は墓地の『天命の聖剣』『聖剣ガラティーン』さらに、手札の『聖剣カリバーン』を装備!『ガラティーン』の効果で『アルトリウス』の攻撃力は1000、さらに『カリバーン』の効果で500アップする!」
【攻撃力、3500だと…!!】
3本の聖剣がアルトリウスに力を与える!
アルトリウスATK2000→3000→3500
【(だが、伏せカードは『ドレイン・シールド』に『
「『アルトリウス』の効果発動!ORUを1つ使い、自分の場の『聖剣』の数まで相手の魔法・罠カードを破壊できる!伏せカードを破壊!ストライク・エア!!」
【なっ!?】
暴風を纏った聖剣が伏せカードを吹き飛ばす!
「バトルだ!『アルトリウス』で『ライジン』を攻撃!
【させるか!アクションカード──!!】
「それは俺のセリフだ!」
【掛かったな…!喰らえ!!「甘い!!」ぐおっ!?】
岩に張り付いたアクションカードを狙う郷田川…それを阻止すべく動いた遊海に郷田川は鋭い手刀を繰り出す…だが、遊海は逆にその腕を絡み取り、投げ飛ばした!
「さらにアクションマジック『フレイム・ボール』!相手に200ダメージを与える!受けてみろ!模倣・
【ぐっ!?ぬおおおっ…!!】
アルトリウスの聖剣が炎を纏い、ライジンを燃やし尽くした…!
郷田川LP4000→3500→3300
「ふぅ…俺はカードを1枚伏せ、ターンエンドだ」
【ぐう…!『ライジン』の、効果…!戦闘・効果で破壊されたターンのエンドフェイズに墓地のレベル7以下の戦士族モンスター2体を、特殊召喚する…!現れよ!『天雷星センコウ』!『地雷星トドロキ』!】
雷を纏う侠客と棍棒を持つ戦士が現れる! ATK2400 ATK2100
遊海LP4000
アルトリウス(天命・ガラティーン・カリバーン) ボールス 伏せ1 手札1
【梁山泊塾を…私を舐めるなぁ!!】
【私のターン!ドロー!】
【バトルだ!『センコウ』で『ボールス』を攻撃!】
センコウの槍がボールスを切り裂く!
遊海LP4000→3300
【さらに速攻魔法『覇道融合』を発動!『センコウ』と『トドロキ』を融合!!天に閃け!地に轟け!逆巻く破壊神 !!融合召喚!いでよ!!『覇嵐星フウジン』!】
融合の渦の中から風神を思わせる戦士が現れる! ATK3000
【バトル続行!!『フウジン』で『アルトウス』を攻撃!さらにアクションマジック『ハイダイブ』を発動!このバトルの間、
攻撃力を1000アップする!喰らえい!!】
フウジンの一撃かアルトリウスを直撃…フィールドは爆煙に包まれた…。
フウジンATK3000→4000
遊海LP3300→2800
【はぁ…はぁ…!どうだ、これが我が梁山泊のデュエル…!!】
「効かねぇよ…信念のない一撃なんてな…」
【なにっ…!?】
煙が晴れていく…そこには微動だにしていない遊海、そして頑強な盾を構えたアルトリウスの姿があった…。
「『天命の聖剣』を装備した『アルトリウス』は1ターンに1度、戦闘・効果では破壊されない……
【な、舐めるな!私はこれでターンエンド!この瞬間に『フウジン』の効果発動!お互いのエンドフェイズにフィールド上の戦士族1体につき500ダメージを与える!吹き飛べ!!】
「だからさ…効かねぇし、響かないんだよ…お前の一撃は…!!」
【なっ!?】
激しい暴風が遊海を襲う…だが、遊海は腕の一振りで嵐を掻き消してしまった…。
遊海LP2800→1800
郷田川LP3300
フウジン 手札0
「なぁ、郷田川梁山…お前は子供達をこう言って育てるらしいな…「勝つ為になら何をしても構わない」「デュエルを楽しいと思うな」「プロになるまで闇の道を歩くのだ」と……ふざけるな!!」
【ぐっ…!?】
遊海は押さえ込んでいた闘志と怒気を開放……郷田川は凄まじい重圧に膝をつく…!
「デュエルは楽しむモノだ…いいや、デュエルだけじゃない!勉学も趣味も!子供達は自分が「楽しい」「面白い」と思うモノに興味を抱き、少しずつ力を、技術を伸ばしていく!楽しむ事こそが、上達する一番の近道だ!!それを楽しむ事を悪だと?その考えは間違ってる!!」
梁山泊塾を震わせる遊海の怒号…遊海は
「そして…『闇の道』を歩けだと?確かに、物事を極めるのは並大抵の事じゃない…何度も壁に当たって、落ち込み…自分の無力さを嘆く夜もある……だけど、その壁の先には…新たな希望の光が待っている!子供達が歩くのは闇の道じゃない…茨の道であろうとも、未来へと続く
「最後に『勝つ為には何をしても構わない』……ああ、決して間違いではないだろうさ!デュエルモンスターズには様々なデッキが、戦い方がある!バーンダメージで相手を追い詰め、特殊勝利で虚を突き…強化したモンスターで相手を殴り倒す……様々な勝ち筋があるのがデュエルモンスターズの持ち味だ!!だけどさ……デュエルに
それは英雄の魂の咆哮…様々な子供達を、英雄を…勇士を見守り続けた遊海の誇り…それが、梁山泊塾の教えを否定する!
【勝つ事が、全てだ!勝てば…何をしても許される!!】
「……そうか……なら、見せてやるよ……最高の敗北を!!」
自分の考えを曲げない郷田川…勝利へと固執した悪漢に、英雄が裁きを下す!
「俺のターン…ドロー!」
「スタンバイフェイズに『聖剣ガラティーン』の効果発動…装備モンスターの攻撃力は200ダウンする」
アルトリウスATK3500→3300
「そして墓地の『聖剣EX─カリバーン』の効果発動!墓地のこのカードを除外し、『アルトリウス』をランクの1つ高いエクシーズモンスターにランクアップさせる!俺は『アルトリウス』1体でオーバーレイネットワークを再構築…ランクアップエクシーズチェンジ!!王道を歩む常勝の王よ…聖なる光と共に邪悪を裂く英雄となれ!『神聖騎士王アルトリウス』!!」
邪悪を祓う神の力を宿した騎士王が堂々と降臨する!ATK2200
「『神聖騎士王アルトリウス』の効果発動!エクシーズ召喚に成功した事で墓地の『天命の聖剣』『カリバーン』『ガラティーン』を装備!攻撃力が1500アップ!」
【攻撃力、3700だと!?】
聖剣がさらなる力を与える!
アルトリウスATK2200→2700→3700
「さらに俺は罠カード『リビングデッドの呼び声』を発動!墓地の『ボールス』を特殊召喚!」
再び聖杯の騎士が現れる! ATK1700
「そして手札から『聖騎士ガウェイン』を召喚!」
屈強なる太陽の騎士が現れる! ATK1900
「俺はレベル4の『ガウェイン』と『ボールス』でオーバーレイネットワークを構築…エクシーズ召喚!!」
∞
「現れろ!『No.∞』!俺が歩みし戦いのロード…今こそ、希望の未来を切り拓け!!『
それは英雄の『魂』…デュエルディスクを模した大剣が地面に突き刺さる! ATK2500
「『決闘の守護者』の効果発動!エクシーズ召喚に成功した事で1枚ドローできる!そして『アルトリウス』の効果発動!ORUを1つ使い、相手モンスター1体を破壊する!カリバーン・スラッシュ!!」
【くっ…!アクションマジック『透明』!このターン、『フウジン』は効果対象にならず、効果も受けん!】
黄金の剣の一撃が回避される!
「なら、バトルだ!『アルトリウス』で『フウジン』を攻撃!
【アクションマジック『奇跡』!『フウジン』はバトルでは破壊されず、ダメージも半分になる!!】
黄金の斬撃がフウジンに受け止められる!
郷田川LP3300→2950
「『決闘の守護者』で『フウジン』を攻撃!」
【血迷ったか!攻撃力は『フウジン』が上だ!】
「『決闘の守護者』の効果発動!ORUを1つ使い、バトルする相手モンスターの攻撃力分、自身の攻撃力をアップする!
【なにぃ!?】
魂の大剣が虹色の光を纏う!
決闘の守護者ATK2500→5500
「受けてみろ…我が魂の一撃…
【あ、アクションマジック『回避』!その攻撃は無効だ!!】
大剣を振りかぶって跳躍する遊海…だが、虹色の光が勢いを失っていく…。
【まだ、まだだ!この攻撃を凌げば…まだ勝機は!!】
「速攻魔法発動…『ダブル・アップ・チャンス』!モンスター1体の攻撃が無効になった時、そのモンスターは攻撃力を2倍にして…もう1度攻撃できる!!」
【な、なにぃぃ!?】
それは希望の発露…大地から、夜空に浮かぶ星から…そして…デュエルを見ていた子供達の胸から飛び出した『光』が魂の大剣に宿っていく…!
決闘の守護者ATK5500→11000
「これが未来を導く光!束ねられし希望の輝き!!この一撃、受けきれるか!!
【がっ!?ぐわああああ………!!】
希望の光を宿した大剣がフウジンと郷田川を両断……デュエルの幕を下ろした…。
郷田川LP0
遊海WIN!
【馬鹿な…馬鹿な…!私が、この郷田川梁山が…こんな負け方を…!?】
「それが、お前の教えの…戦い方の限界だ、デュエルに対する負の感情を束ねた所で……それは、脆く…弱い!!」
リアルソリッドビジョンが消えていく中…郷田川に対し、遊海は間違いを突き付ける…!
「そして…子供達を闇へと誘い、たくさんの人達が傷付く原因となったお前に……罰を与える!
キィン─!
【ぐおっ…!?】
遊海の額に浮かび上がったウジャトの眼が…郷田川の真実を照らし出す…!
「1つ聞こう、郷田川……お前は…生徒達に向き合っているのか?」
【何を馬鹿な事を…!1人1人に向き合ってなんぞいられるか!!別に1人2人壊れようと対した事ではない!梁山泊塾には勝利を求める馬鹿共が集まってくる!厳しく教えれば100人中1人くらいは成功する……それで我が塾は潤………はっ!?私は!?】
「正体を現したな…下衆が……それがお前の本性か」
罰ゲーム「マインド・オン・エア」…それは隠された本性を白日の下に晒す、嘘を暴く罰ゲーム…それは醜い本性を暴き出した…。
『じゅ、塾長…!嘘、ですよね…!自分に言ってくれたはずだ!プロになる為に、親にも会わずにデュエルの腕を磨くのだと!!』
【親に会うと里心が起きて挫折しやすいからなぁ…それに、一々親に文句を言われるのが………もがっ…!?】
本性を吐き出す郷田川…慌てて口元を押さえるが、既に遅かった。
ゴゴゴ…!
『な、なんだ!?この地響きは…!?』
突然、梁山泊塾が揺れ始める…その原因は…。
「隼人!!隼人!」
「炎司!!」
「剣!!けんちゃん!!」
「真!まことぉぉ!!」
『なっ…塾生の親達が!?』
地響きの原因…それは石段を駆け上がってきた塾生の親達の足音だったのだ!
「悪いが…今の一連の出来事は生徒のご両親達に生配信していたんだ……ライオンは子を強くする為に谷に突き落とす…というが、その谷の深さにも限度がある……傷付く子供達の姿を見たら、親だって黙ってられないさ」
【貴様…貴様ぁ!!】
梁山泊塾に乗り込む前、遊海はKCを通じて梁山泊塾生の親の連絡先を入手…さらに、アヤカの力でハッキングを仕掛け…梁山泊塾の内情を授業参観の如く、見えるようにしていたのだ…。
「勇雄…勇雄…!ごめんね…!!こんなつもりじゃなかったの…!!私達は、少し弱気だった貴方に、強い子になって欲しかった…!それだけなのよ…!!」
『かあ、さん…?』
その親の中には遊矢の相手…勝鬨勇雄の親も含まれていた…約8年振りの再会とあって、勝鬨も戸惑っていた…。
「勝鬨勇雄…お前は良かったな…お前には、帰りを待ってくれている父親も、母親もいる……でもな、榊遊矢には…本当に尊敬して、頼りにしていた父親がいないんだ……そのせいでいじめられて、馬鹿にされて……そんな暗い道を、遊矢は残された母親と、記憶喪失の兄と歩いていたんだ……決して、明るくない茨の道を…」
『榊…遊矢……』
戸惑っている勝鬨に、遊海は優しく語りかける…。
「勝鬨、お前は強い…でも、それ以上に遊矢はもっと強くなっていくだろうな…人を楽しませる、エンタメデュエリストとして──」
『っ……消えた…!?』
勝鬨に語りかけていた遊海は静かに姿を消す…勝鬨に新たな『光』への道しるべを示して…。
後日、梁山泊塾には舞網デュエル協会の監査が入り…行き過ぎた修練や体罰、イジメの存在が明るみになり、休校する事になる…それはランサーズが出発した数日後の出来事だった。
気まぐれアンケート 遊海のBGMにするなら?(2回目)
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熱き決闘者達
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熱き決闘者達(DSOD Vr.)
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運命のテーマ
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それ以外