転生して決闘の観測者〈デュエル・ゲイザー〉になった話 作:S,K
『シティは1つ!』
「『「『みんな友達─!!』」』」
「うんうん!いいわよみんな!フレンドシップカップ2日目…今日も元気よくいきましょう!」
快晴のシティ・デュエルパレスに人々の歓声が響く…フレンドシップカップ、その2日目が始まろうとしていた…!
『本日最初の対戦カードは〜…!榊遊矢選手対治安維持局代表デュエルチェイサー───え、また変更??えー……元治安維持局長官、ジャン・ミシェル・ロジェの不正に関する捜査に動員された為にメンバー変更……だって!代わりに出場する選手は榊遊矢選手の入場後に発表……中々のサプライズじゃない!楽しみ〜!』
メリッサが出場選手を呼び出そうとしたが…急遽、遊矢の対戦相手は「UNKNOWN」の表示に入れ替わったのだった…。
Side遊矢
「遊矢様、会場にご案内します」
「うん、ありがとうサム」
ボーイのサムに促され、遊矢はデュエルパレスへと向かう為に歩き出す…。
「サム…君はこのカードをジャックに返して欲しいって言ったよな?本当にそれでいいのか?」
「遊矢様……僕は……まだ、わかりません…不動遊星様が言っていた事が本当だとしても──」
「……そっか……オレと
「えっ…?」
会場に向かう中…サムは遊矢の言葉に振り返る…。
「オレもさ、まだわからないんだ…なんでジャックはオレの──父さんのエンタメデュエルを否定したのか……ジャックにとっての
「遊矢様……はい!」
柚子達との語らいによって平常心を取り戻した遊矢はサムにそう伝える…遊矢がエンターテイナーとして成長する為の戦いが始まろうとしていた…!
Side OUT
『さぁ!まずは榊遊矢選手の入場です!前夜祭でキングに打ちのめされてしまった彼は──再びエンターテイナーを名乗れるのか──?』
メリッサの心なしか優しい実況と共に…赤いDホイールに乗る遊矢が入場する!
「………会場のみなさん!前夜祭のデュエルでは力不足のデュエルを見せてしまい、申し訳ありませんでした!!」
『おっと!?遊矢君いきなり謝罪!?』
スタートラインに着いた遊矢は観客達へと声を張り上げる…思わぬ行動にメリッサも驚いている…。
「私もエンターテイナーとして修行中の身…ですが!これからの戦いの中で答えを見つけ、必ずキングに
『お…おーっとぉ!?謝罪からの宣戦布告!?遊矢君はその目標を達成できるのか─!?』
それは遊矢なりのリベンジ宣言、流石のメリッサも動揺する中…観客達は……笑っていた、もちろん
遊海の『光』によって人々の悪意は弱くなったが…
「(笑われたって構うもんか…!オレはみんなを笑顔にするデュエルをする…この嘲笑を──
しかし、遊矢は動じない…笑われるのは
そして、そんな遊矢の姿を見たジャックは───
『フッ──』
人々に気付かれないように…小さく口角を上げていた。
『遊矢君の宣言が済んだところで…対戦相手の入場です!実は私もまだ
遊矢の演説から仕切り直し、メリッサが正体不明の対戦者の入場を促す…現れたのは…!!
『いやっほー!!オレの…出番だ──!!』
「「『『えっ!?!?』』」」
「す、
入場口から現れたのは…コースを疾走するスケートボード──D・ボードを乗りこなす、ヘルメットとプロテクターを着けた緑髪の少年だった…!
『───じ、情報が入りました!華麗にコースを駆けるスケートボードに乗る彼の名は──龍亞!トップス出身、弱冠9歳の……大会最年少デュエリストです!!』
メリッサがカンペを読み上げる…そして会場が騒然とする中、龍亞は遊矢と並び立つ!
「き、君は…前夜祭の時の…」
『うん!ドラゴンズ・ハートのシグナー…龍亞さ!……くぅ〜…決まった!』
遊矢はその少年に見覚えがあった…赤き竜が降臨した前夜祭、ジャックと遊海のデュエル直後に現れたデュエリスト…龍亞はその1人だった。
『へへっ…ジャックから直接オファーを貰ったんだ!フレンドシップカップに出てみないか?って!』
Side龍亞
「みんなすごいデュエルだったね!龍亞!」
『うん!『記憶』のWRGPのみんなみたいだった!オレも出たかったな〜!』
「もう、龍亞はDホイールに乗れないでしょ?」
『あ〜あ、フォーチュンカップみたいにスタンディングデュエルもOKだったら良かったのになー!』
1日目の終了後、妹の龍可と共に観戦を終えた龍亞は帰路を歩いていた…『シグナー』の記憶を得たとはいえ、彼らは子供…その夢が叶うのは早くても2〜3年後と思われたが…。
『ほう…やる気は十分のようだな、龍亞』
『あっ…じ、ジャック!?どうしてここに!?』
そんな彼らの前に1人の男が現れる、それはシティのキング…ジャック・アトラスだった。
『お前に頼みがあって探していたのだ…未熟な──しかし、ガッツは人一倍あるお前をな』
「えっ…龍亞に何をさせるつもり、なの…?」
『決まっているだろう、龍可……龍亞、榊遊矢とデュエルしてみないか?』
それは…ジャックなりの、遊矢への試練だった。
Side OUT
「ジャックから…?でも、そんなスケートボードでDホイールとデュエルなんて…」
『心配ないって!これは『D・ボード』!デュエルディスクからのモーメントエネルギーを使ってDホイール並の速さで走れるんだ!スーパーメカニックの遊星のお墨付きさ!』
「うっそでしょ!?そんなに高性能なの!?」
スケートボードでライディングデュエルに臨もうとする龍亞を心配する遊矢だったが…思った以上のスペックにビックリする…。
『ま、まさかまさかのDホイール対スケボーの対決!私、龍亞君も応援しちゃう!それではアクションフィールドオン!アクションフィールド「クロスオーバー・アクセル」発動!!』
「えっ…本当にやるの!?」
遊矢が戸惑う中、メリッサの宣言でデュエルモードが起動する!
『遊矢!お互いに頑張ろう!ジャックと戦いたいなら…オレを倒してからだー!』
「あーもう!やってやる─!!」
初の大舞台にテンションの上がる龍亞、彼に振り回される遊矢…その戦いの行方は…!
「『ライディングデュエル!アクセラレーション!!』」
『へへっ…おっ先ィィ!!』
「えっ、本当に速い!?!?」
一斉にスタートする遊矢と龍亞…しかし、Dボードを乗りこなす龍亞が加速…コーナーを取った!
龍亞LP4000
遊矢LP4000
『よーし、オレのターン!』
『「
オレンジ色のライターが変形し、人型のロボットになる! ATK1200
『そして装備魔法「D・レトロエンジン」をレベル3の「チャッカン」に装備!これで攻撃力は2倍になる!』
強力なエンジンがロボットを強化する!
チャッカンATK1200→2400
『カードを2枚伏せて、ターンエンド!』
龍亞LP4000
チャッカン(レトロエンジン) 伏せ1 手札2
「子供だからって油断したらダメだ…いくぞ!!」
「オレのターン!ドロー!」
「よし…!オレは手札からスケール3の『EMオッドアイズ・フェニックス』とスケール8の『EMオッドアイズ・ユニコーン』でペンデュラムスケールをセッティング!これでオレはレベル4から7のモンスターを同時に召喚できる!」
遊矢の背後に光の柱が現れ、シルクハットを被った不死鳥と可愛らしい一角獣が浮かび上がる!
PENDULUM!
「揺れろ、魂のペンデュラム!天空に描け!光のアーク!ペンデュラム召喚!!手札からレベル4『EMボットアイズ・リザード』!同じくレベル4!『EMホタルクス』!」
遊矢の頭上で青のペンデュラムが揺れ動く…そして開いた扉から機械の義眼を着けたトカゲ紳士とお尻が電球になったホタルが現れる! ATK1600 1200
「さぁ、皆様お立ち会い!これからあっ!と驚く方法で『チャッカン』を打ち破りたいと思います!バトル!『ボットアイズリザード』で『チャッカン』を攻撃!」
『攻撃力の低いモンスターで!?』
「その瞬間、ペンデュラムスケールの『オッドアイズユニコーン』のペンデュラム効果発動!1ターンに1度、自分フィールドの『EM』1体の攻撃力をバトルを行なう『
『えっ?フィールドには「オッドアイズ」なんていないよ?…プレイング失敗?』
「いいえ…!ここで『ボットアイズリザード』の効果発動!1ターンに1度『オッドアイズ』モンスターの名前を宣言する事でそのモンスターとして扱える!私が宣言するのは──『オッドアイズ・ドラゴン』!!」
「わわっ!?モンスターの姿が変わった!?」
遊矢の宣言と共に義眼のトカゲ紳士の姿が遊矢の最初のエースモンスター…二色の眼のドラゴンに変化する!
ボットアイズ(オッドアイズ・ドラゴン) ATK1600→2800
『攻撃力2800…!でも、そうは行かないょ!罠カードオープン!「ディフォーム」!自分の「D」モンスターが攻撃された時!その攻撃を無効にして、そのモンスターを守備表示にする!』
チャッカンがロボットからライターに変形して火球を弾く!
チャッカンATK2400→DEF600
「おっと残念…ですが、まだ『ホタルクス』の攻撃が残ってる!守備表示の『チャッカン』を攻撃!」
『まだまだぁ!てぇい!』
龍亞はDボードでコースの壁を駆け上がり、アクションカードを手にする!
『やった!アクションマジック「ゼロ・ペナルティ」!「ホタルクス」の攻撃力を0にするよ!』
「おっとぉ!?」
ホタルクスがチャッカンに突撃したが、頭を打ち付けて目を回してしまった…。
ホタルクスATK1200→0
遊矢LP4000→3400
「ううっ、大失敗…!でも、勝負はこれからだ!カードを1枚伏せて、ターンエンド!」
遊矢LP3400
ボットアイズ(オッドアイズ扱い) ホタルクス (P フェニックス ユニコーン) 伏せ1 手札1
『おーっと!先制ダメージを与えたのは龍亞君!見事なテクニックで遊矢に立ち向かう─!』
「強いな龍亞!躱されるとは思わなかったよ!」
『へへっ!ありがとう!さぁ、どんどんいくよ〜!』
先制ダメージを与えた龍亞は遊矢へと攻勢を仕掛ける!
『オレのターン!ドロー!』
『来た!「D・モバホン」を召喚!』
二つ折り携帯がロボットに変形する! ATK100
『攻撃表示の「モバホン」の効果発動!1ターンに1度、サイコロを振って…出た目の枚数分、デッキをめくって…その中からレベル4以下の「D」モンスターを特殊召喚できる!ダイヤルオーン!』
モバホンのダイヤル部分が不規則に点滅する、点灯したのは──4 !
龍亞 デッキめくり
ガジェット・ドライバー
ツイスター
D・スコープン
緊急同調
『よっしゃあ!「D・スコープン」を特殊召喚!』
顕微鏡型のロボットが現れる! ATK800
『オレはレベル1の「モバホン」とレベル3の「チャッカン」にレベル3の「スコープン」をチューニング!』
1+3+3=7
『世界の平和を守る為!勇気と力をドッキング!シンクロ召喚!レベル7!愛と正義の使者!「パワーツール・ドラゴン」!!』
龍亞のエースモンスター、様々な工具を持つ機械のドラゴンが現れる! ATK2300
『「パワーツールドラゴン」の効果発動!パワーサーチ!オレはデッキから装備魔法「ダブルツールD&C」「命の奇跡」「ファイティング・スピリッツ」を相手に見せる!そして、相手がランダムに選んだ装備魔法を手札に加えるよ!』
遊矢の正面に3枚のカードのソリッドビジョンが現れる!
「なら…左側だ!」
『分かった!他のカードはデッキに戻して…装備魔法「
工具竜が不思議な光を纏う!
『バトルだ!「パワーツールドラゴン」で「ボットアイズリザード」を攻撃!そして「命の奇跡」の効果発動!装備モンスターがバトルする時、戦うモンスターの攻撃力が1500ダウンする!いっけぇ!クラフティ・ブレイク!』
「やっばい!アクションカード…うわあああ!?」
パワーツールの攻撃を防ごうとアクションカードを拾う遊矢…だが、拾ったのは防御系カードではなく──ボットアイズリザードを破壊され大ダメージを受ける!
ボットアイズリザード ATK1600→100
遊矢LP3400→1200
「痛って〜…でも、ダメージを受けただけでは終わらない!アクションマジック『ダメージ・ドロー』!自分が2000以上のバトルダメージを受けた事で2枚ドローできる!」
『よし!オレはこれでターンエンド!』
龍亞LP4000
パワーツール(命の奇跡) 手札1
『つ、強い!龍亞君強い!遊矢を僅かなターンで追い詰めた〜!!』
『いえ〜い!!どんなもんだい!』
「(本当に強い…これがシグナーの力…!でも、今のドローでチャンスが来た!)」
デュエルパレスに歓声が響く…思わぬ強さを見せる龍亞が会場の空気を味方につけている…!
『(………少し壁を高くし過ぎたか…?この次元の龍亞がここまで善戦するとは思っていなかったが……)』
一方、ジャックも思わぬ状況に少し驚いていた…「記録」の中の龍亞は遊矢と同じく、少し独り善がりな面もあり、それを遊矢の反面教師にしようと考えたのだが…「記録」を得た影響か、その強さは並のデュエリストならば蹴散らせるレベルになっていた。
『(しかし、「記録」の龍亞とデュエルしている龍亞は
「オレのターン!ドロー!」
「いくぞ、龍亞!再び揺れろ!魂のペンデュラム!ペンデュラム召喚!!まずは手札からレベル4『EMアメンボート』!そして真打ち登場!雄々しくも美しく輝く二色の眼!『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』!」
再びペンデュラムの軌跡が揺れ動き、髭を生やしたアメンボと遊矢のエースが現れる! ATK500 2500
「『パワーツールドラゴン』が攻撃力を下げてくるなら…それを上回る攻撃力で乗り越える!オレはレベル4の『ホタルクス』と『アメンボート』でオーバーレイ!エクシーズ召喚!」
2体のモンスターが銀河に飛び込み、光の大爆発が新たな力を呼び覚ます!
「愚鈍なる力に抗う反逆の牙!ランク4!『ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン』!!」
鋭い牙を持つ紫黒の竜が咆哮する! ATK2500
『「ダークリベリオン」…!カッコいい〜!でも、なんだかヤバそう!?』
「いくよ!『ダークリベリオン』の効果発動!ORUを1つ使い、『パワーツールドラゴン』の攻撃力を半分にして、その数値分の攻撃力を加える!オレはその効果を2回使う!トリーズン・ディスチャージ!」
放たれた紫電が工具竜を拘束し、力を奪う!
パワーツールATK2300→1150→575
ダークリベリオンATK2500→3650→4225
「バトルだ!『ダークリベリオン』で『パワーツールドラゴン』を攻撃!反逆のライトニング・ディスオベイ!」
『まだだ!装備魔法「命の奇跡」の効果発動!「ダークリベリオン」の攻撃力を1500ダウン!さらに「パワーツールドラゴン」は装備魔法を墓地に送る事で戦闘破壊を無効にできる!パージ・アウト!』
紫電の一撃が工具竜を貫くが…鎧の一部が吹き飛ぶ事で破壊を免れる!
ダークリベリオンATK4225→2750
龍亞LP4000→1850
「これで装備魔法は無くなった!」
『ううん、まだだ!「命の軌跡」の最後の効果、発動!装備されていたこのカードが墓地に送られた時、「パワーツールドラゴン」をリリースして…新たなシンクロモンスターをシンクロ召喚扱いで特殊召喚できる!』
「なんだって!?」
パワーツールドラゴンの鎧の隙間から光が漏れていく─!
『世界の未来を守る為!勇気と力がレボリューション!進化せ──────あ、あれっ?「パワーツールドラゴン」?どうしたの!?』
「ど、どうしたんだ…?」
切り札を呼び出す口上を読み上げる龍亞……だが、鎧の隙間から溢れ出していた光が弱まっていく…。
『ほら!出てきてよ!赤き竜!キィーンって!ぐわーって!?』
慌てた様子で赤き竜の痣を叩く龍亞だったが…『ドラゴンズ・ハート』の痣はうんともすんとも言わずに沈黙している…。
「え、えーっと……『オッドアイズ』で、『パワーツールドラゴン』を攻撃…らせんのストライク・バースト…」
『ち、ちょっと待って!!すぐにピカッと進化するからってうわあああ!?』
「……『オッドアイズ』がレベル5以上のモンスターとバトルする時、与えるダメージは…2倍になるんだよね……」
心なしか弱火で放たれた螺旋の炎が工具竜を吹き飛ばす…あまりにもあっけない決着であった…。
龍亞LP0
遊矢WIN(?)
『えー……デュエル決着!遊矢選手をあと一歩まで追い詰めた龍亞君でしたが……ちょっと、詰めが甘かったかな…?残念!』
メリッサの気を遣った実況が微妙な空気が流れるスタジアムに響く……子供らしい龍亞の失敗に観客達も苦笑するしかなかった。
『(やはりそうか…俺が『スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン』を使えぬように、遊星が『シューティング・スター・ドラゴン』を持たぬように…龍亞の奇跡たる『ライフ・ストリーム・ドラゴン』はこの程度のピンチでは覚醒しなかった、という事か…)』
玉座でなんとかポーカーフェイスを保ちながら、ジャックは原因を考察する。
龍亞のシグナーの竜『ライフ・ストリーム・ドラゴン』は龍亞が命を賭けて龍可を守り、希望を繋いだ事で『パワーツール・ドラゴン』が覚醒した姿……だが、それを目覚めさせたのはイリアステルと戦った『龍亞』……故に、シンクロ次元の龍亞は使える素質はあるが……奇跡を目覚めさせるには至らなかったのだ。
『もう!なんでだよ〜!?「記録」のオレは格好良く召喚してたじゃん!?』
「あー…うん、ドンマイ龍亞…そういう事もあるって…『パワーツール・ドラゴン』カッコ良かったよ…?」
『ううっ…もっと活躍したかったのにぃぃ!!』
「わわっ…!?泣くなって…きっと、龍亞がもっと頑張ったら…必ずデッキは応えてくれるよ!そうしたら、またオレとデュエルしよう!な?約束だ!」
「遊矢…うん…ありがとう…次のデュエルも頑張って!」
「ああ!」
思わぬ失敗にショックを受けて泣きじゃくる龍亞、遊矢はそんな龍亞を宥めながら再戦を約束する…そんな彼らを観客達は微笑ましい表情で見守っていたのだった。
『あはは…思わぬトラブルがあったけど、二人とも良いデュエルだったわ!二人の健闘を讃えて拍手〜!』
メリッサの優しい締めでデュエルパレスは拍手に包まれた…。
『はぁ…(まだ、俺には届かんぞ…榊遊矢)』
そして、ジャックは小さくため息を吐いたのだった。
「もう!だから調子に乗ったらダメって言ったじゃない!違う世界の私達の事を知ったからって、急に強くなれる訳ないでしょ!?」
『そ、そんなに怒らないでくれよ龍可〜!?次はちゃんと頑張るからさぁ!!』
なお、その後…龍可に怒られる龍亞の姿があったとか、なんとか…。
こんにちは!S,Kです!今回はあとがきバージョン!
久しぶりに活動報告のアンケートを実施したいと思います。
お題はズバリ『「決闘の観測者になった話」のベストデュエルは?』です!
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この物語を書き始めて間もなく5年…不器用な自分なりに遊海達の物語を紡ぎ、様々なデュエルを書いてきました…その中で、読者の皆様の印象に残ったデュエルを教えてもらい、今後の執筆の参考にしたいと考えています!
特に期限なんかは設けないので、お暇な時に書いて貰えたら嬉しいです!