転生して決闘の観測者〈デュエル・ゲイザー〉になった話   作:S,K

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こんにちは!S,Kです!

ブルーエンジェルの活躍によってアナザー事件は収束…マシュを始めとした被害者達は救われた…。

しかし、ハノイの騎士の侵攻は続く…そして光と影、異なる道を歩んできた2人はついに交わる!

それでは、最新話をどうぞ!


運命の出会い─光と影が交わる刻─

「ふぅ…除去プログラムのおかげで、アナザーの騒ぎも大分落ち着いてきたな…」

 

《さすが、電脳ウイルスをばら撒いた張本人が作っただけあって効果バッチリだな!》

ブルーエンジェルとバイラのスピード・デュエル、そして電脳ウイルス除去プログラムの散布から数日…アナザーの患者達も大方回復し、デンシティも日常を取り戻しつつあった。

この数日、ハノイの騎士の調査に追われていた草薙や遊作は警戒を緩めてこそいないが、束の間の穏やかな時間を過ごしていた…。

 

 

 

「………」

 

「ん、どうした?遊作」

 

「いや…今まで、ハノイの騎士とはリンクヴレインズで戦ってきただけだった…でも、今回の事件でオレ達が戦っているのは()()()()()()()だって実感したんだ」

 

「ああ、そうだな…まさか電脳世界の出来事が…現実にまで影響を与えるなんて考えてもみなかった…」

遊作はアナザー事件を通じ、ハノイの騎士との戦いが仮想空間での戦いではなく…現実にも影響を及ぼす人間同士の争いである事を実感していた。

 

そして…その戦いはまだ終わっていない。

 

 

「アナザーの首謀者はもう1人いる…そして、プレイメーカー狩りもまだ続いている…」

 

「ああ…戦いはこれからだ」

電脳ウイルスの脅威こそ終息し始めたが…リンクヴレインズではモブハノイによるプレイメーカー狩りが続き、SOLテクノロジーのAI部隊を壊滅させた、もう1人の「幹部」の行方も掴めていない…遊作達の戦いの終わりはまだ見えなかった…。

 

 

 

 

 

「なぁ!藤木!このまま…ただ傍観してるだけでいいと思うか!?プレイメーカーやGo鬼塚…ブルーエンジェルもハノイの騎士と戦ってる!」

 

「……それが?」

 

「だから…今、デュエル部は休部状態だけど…デュエリストとして、俺達も何かできないのか!って話だよ!!」

翌日、デンシティハイスクール…下校前の遊作を捕まえた島は彼に対して熱弁を振るっていた。

 

連日、ニュースやネットで報道されるハノイの騎士とプレイメーカーを始めとしたカリスマデュエリスト達の戦い…それを見ていた島はその姿に憧れてしまい、自分もハノイの騎士と戦いたいと思ってしまっていた。

……それが無謀な行動だと分かっていながら…。

 

 

「ハノイの騎士と戦うのはやめておいた方がいい」

 

「なんでだよ!?」

 

「……1つ、除去プログラムのサイトができてアナザーは減ってる…2つ、下手にハノイの騎士と関われば火傷するだけだ……3つ、お前は内心()()()()()()…1人でリンクヴレインズに行くのが怖いから、オレを誘いに来たんだろ?」

 

「うぐっ!?」グサッ!!

それは遊作から島へと向けた忠告だった…アナザーの被害も収束し、遅かれ早かれ一連の事件も終息していくだろう…そんな中で藪を突いて蛇を出すような行いをすれば、どんな目に遭うかも分からない。

そして、遊作は島の抱く恐怖心にも気付いていた…彼も核心を突かれた表情をしている…。

 

 

 

「相談する相手を間違えた!なら…白波!お前だったら一緒にリンクヴレインズに行ってくれるよな!?」

 

「……島君、この前のミーティングの時も言ったよね?中途半端な覚悟でハノイの騎士と戦っちゃダメだって」

核心を突かれてしまった島は近くにいた遊嗣に助けを求めるが…遊嗣もすっぱりと島の誘いを断った。

 

 

「リンクヴレインズに行きたいなら、ハノイの事件が終わってからにしなよ、その時は僕も付き合うから…それに、今日もマシュに休んでる間の授業内容を教えにいかないと…」

 

「っう…なんだよ…2人してなんだよぉぉ─!!」

 

「あっ、島君!……行っちゃった……」

 

「白波、気にするな…あいつはいわゆる『熱しやすく冷めやすい』タイプの典型だ…そのうち落ち着くさ」

 

「うん……藤木君、意外と人の事を見てるんだね?」

 

「…まぁな」

遊作と遊嗣、2人の友人にリンクヴレインズに行く事を止められた島は走り去る…その背中を見ながら遊嗣と遊作は肩を竦めていた…。

 

 

 

 

 

Side遊嗣

 

 

 

「遊嗣さん…ありがとうございます」

 

「いいんだよ、僕が好きでやってる事だから」

 

《そうそう、遊嗣も大概お人好しだからね!》

 

「……ロマン、それって褒めてる?馬鹿にしてる?」

 

「くすくす…」

デンシティのとある病院、入院の続くマシュの病室で談笑をする遊嗣とロマンの姿があった。

 

 

ブルーエンジェルと『ハノイの騎士』バイラによるデュエル直後に散布された除去プログラムによって、デンシティを震撼させたアナザー事件は収束に向かいつつある。

 

そして、除去プログラムによってアナザーから目覚めたマシュだったが…他の患者達よりも衰弱してしまっていた為、少しだけ入院が長引いている。

遊嗣は授業に出れない彼女に授業内容を伝える為、見舞いに訪れていた。

 

なお、病室にランスローの姿は無い、マシュが目を覚ました事で気が緩んだのか…体調を崩してしまい、自宅で療養中である。

 

 

 

 

「遊嗣さん…本当に、ありがとうございます」

 

「マシュ、お礼はもういいって…」

 

「いえ…私、もう…()()()()()()()んじゃないか、って…」

 

「っ…」

 

《マシュ…》

マシュのその言葉を聞いて遊嗣は表情を曇らせる…彼は目を覚ました後、落ち着きを取り戻したマシュから当時の事を聞いていた…。

 

 

 

 

 

 

Sideマシュ

 

 

 

「(────えっ…?あれ?私、どうしたんだっけ…?なんで、動けないの?)」

気付いた時、マシュは既に身動きがとれなくなっていた。

遊嗣達との食事を終えて自宅に帰り、貰ったお惣菜を冷蔵庫に入れて…そこで記憶がプツリと途切れ、体が固まってしまったかのように動けなくなっていた…。

 

 

「(助けて…!誰か、助けて!お父さん!!)」

暗闇の中で必死に叫ぶマシュ…しかし、その声は暗闇に飲み込まれて消えていく…父のランスローが帰ってくるのはまだ数日先の事、彼女は一人で助けを求め続けた…。

 

 

 

 

「(……何日、経ったんだろう…体が、冷えていく感じがする……私、どうなっちゃうの…?)」

暗闇の中で永遠にも思える時間が過ぎていく…身動きはとれない、目も見えず…声も出せない…かろうじて働いている聴覚は静かな部屋に虚しく響く電話の音やメッセージアプリの通知音などをかろうじて聞き取っていた…。

 

 

「(助けて…お父さん……遊嗣さん…)」

暗闇の中でマシュは手を伸ばす…()()()のように、誰かの温もりを求めて─────

 

 

 

バリバリーン!!

 

 

──マシュ!しっかりするんだ!!──

 

 

 

「(──あ…来てくれた……やっぱり、遊嗣さんはすごいなぁ…)」

部屋に響くガラスの割れる音…そして、必死に自分の名前を呼ぶ遊嗣(想い人)の声…その声を聞いたマシュの意識は不思議と安寧の暗闇に落ちていった…。

 

 

 

Side OUT

 

 

 

 

「……マシュ、ごめん…全部、僕のせいだ…」

 

「遊嗣さん?」

マシュから聞いたアナザー状態だった時の感覚…それを思い出した遊嗣はマシュに頭を下げる…。

 

 

「あの時、僕がハノイの騎士を倒したから…その場にマシュが居合わせてしまったから…ハノイの騎士はマシュを狙ったんだ…!僕を誘い出す為に…!!」

 

「遊嗣さん…」

遊嗣はわかっていた…アナザー事件は正体不明のハッカー、ハノイの騎士の仇敵であるプレイメーカーを誘き出す為の作戦であり…同時に()()を誘い出す事も狙っていたのだろうと。

 

マシュは…その為にアナザーの標的にされたのだと…。

 

 

「遊嗣さん…遊嗣さんは悪くないです!悪いのは全面的にハノイの騎士なので!」

 

「マシュ…」

しかし、マシュは明るく遊嗣は悪くないと声をかける…落ち込む遊嗣を元気づける優しい笑顔で…。

 

 

 

「あの日、リンクヴレインズで遊嗣さんに助けてもらった時…私、本当に心細かったんです…みんながハノイの騎士から逃げるのに必死で、1人取り残されて…でも、遊嗣さんは見ず知らずの私を助けてくれた……その時、とっても安心できたんです!」

 

「マシュ…」

 

「だから…そんな悲しそうな顔はしないでください!…ね?」

 

「……ありがとう、マシュ……よーし、吹っ切れた!何処からでも掛かってこい!ハノイの騎士!今の僕は負けないぞ!!」

 

《まったく…遊嗣も乗せられやすいんだから…》

 

「ととっ…!?ロマン!せっかく空元気から元気を出そうとしてるのに水を差さないでくれる!?」

 

「「《ぷっ…あははは!!》」」

マシュの心からの感謝を聞いた遊嗣は抱いていた一連の事件から続いていた負の感情を吹っ切る…助けられた者からの感謝は沈んだ心の特効薬となり、遊嗣の笑顔を…色彩に彩られた平和を取り戻したのだった。

 

 

 

 

《───ん…?遊嗣!いい雰囲気の所悪いけど…ちょっとコレを見てくれるかい!?》

 

「ロマン?どうしたの?」

ひとしきり3人で笑いあっていた遊嗣達…しかしその時、ロマンが()()を感じ取ったらしく、デュエルディスクから映像を投影する…そこに映っていたのは…。

 

 

「だ、誰か…!誰か助けてくれ〜!?」

 

「この声…島君……?」

 

「ハノイの騎士もいますよ!?」

モニターに映っていたのはリンクヴレインズの一角にあるビルの屋上、そこにはゴテゴテとしたヒーローのような格好をした島らしきアバター…そして、彼を追い詰めるハノイの騎士らしきデュエリストの姿があった…。

 

 

 

 

Side???

 

 

 

「なんだよ、藤木も白波も…俺の勇気に応えてくれたっていいのによぉ……熱さと意気込みだけ、か…」

無人のデュエル部部室…遊作と遊嗣の2人からリンクヴレインズ突入を止められ、拗ねた彼はそこで愚痴を言っていた。

 

島直樹──彼の実力は正直に言えば弱い部類に入る、しかし…彼が持つデュエル愛は人一倍強かった。

それ故に、彼は楽しいデュエルをいつでも見る事ができるリンクヴレインズを荒らすハノイの騎士を許せないと思っていたのだ…。

 

 

「形や格好から入ってもダメだよな…いざとなると尻込みしちまって──」

 

《新しいデータをダウンロードします》

 

「ふぇっ?ダウンロードした覚えなんてないぞ!??」

だが、意地を張っていても島は本質的に臆病だった…形から入って中身が伴わない自分に対して自己嫌悪に陥る島…そんな時、島のデュエルディスクが勝手に作動…何かのデータをダウンロードし始める、その正体は───

 

 

「……これ…『サイバース・ウィザード』…?!プレイメーカーのカードが、なんで!?」

それはリンクヴレインズのカードデータ…しかも、プレイメーカーの操るサイバース族のモンスター『サイバース・ウィザード』のデータだった、さらに…

 

「『サイバースと共にあれ PM』…ピーエム…まさか、Playmaker!?まさか、俺を選んでくれたのか?やったぁ!!」

デュエルディスクの画面に文章が表示される…それはプレイメーカーからと思われるメッセージ、それを見た島は飛び上がり、おかしな妄想をしてしまうほどテンションが上がってしまう…。

 

 

「よぉし!藤木!俺は一足先に行くぜ…イントゥ・ザ…ヴ、ヴレインズ──!!」

そして高まったテンションのままに島はリンクヴレインズへ飛び込む合言葉を口にしてしまう島…そして彼はリンクヴレインズにログインしてしまったのだが、トラブルに見舞われる事になる…。

 

 

 

………

 

 

 

初めてのVR空間にテンションが上がって走り回る島こと、アカウント名『ロンリー・ブレイブ』…だが、そこでハノイの騎士によるプレイメーカー狩りに遭遇…ハノイの騎士に襲い掛かられてしまう。

 

 

しかし、そのデュエルはお互いにぐだぐだな試合運びとなる。

ハノイの騎士は重量級アドバンス召喚デッキの『インヴェルズ』、島も同じく高打点のモンスターで攻める『獣族・森の番人』というデッキだったが…お互いに手札事故が発生、しかし2人はお互いのプライドによる心理戦…もとい()()()()()()を繰り広げる事になる。

 

そしてハノイの騎士は無理矢理な展開で切り札モンスター『インヴェルズ・グレズ』を喚び出したのだが…思わぬ事が起きる。

 

ハノイの騎士が手札交換カードを発動した影響で島はプレイメーカーから託された(?)『サイバース・ウィザード』を引き当てる。

さらに、『サイバース・ウィザード』には相手モンスターを守備表示にして、サイバース族モンスターに貫通効果を付与する効果を持っていた為…まさかのラッキーパンチが炸裂、ハノイの騎士に勝利を収めてしまった…。

 

しかも、それを周囲のデュエリストに持て囃された島は「プレイメーカーの意思を継ぐ者」『ブレイヴ・マックス』と名乗ると宣言してしまう。

 

 

 

その光景を自分以外のサイバース使いが現れたと知って観察していた遊作達と…プレイメーカーの痕跡を探していたハノイの騎士幹部に見られていた事を知らずに…。

 

 

 

 

………

 

 

 

「いや〜!これで俺も一躍リンクヴレインズの新たな伝説…今、もっともHOTなデュエリスト!トレンド入り確定だな!!」

リンクヴレインズからログアウトした島はルンルン気分で通学路を歩いていた…ネットでの話題を独り占めしてしまうであろう自身の活躍に思いを馳せながら…。

 

「なんたって俺はプレイメーカーの──【プレイメーカーの、なんだ?】えっ…ギャフン!?」

しかし、彼の夢のような時間はここまで…何者かによって島は気絶させられ、連れ去られてしまった…。

 

 

 

 

 

 

「う、うう…?あれ?ここはドコ……なんだこれ!?」

 

【お目覚めかね?】

 

「だ、誰だよ!?なんで俺は縛られてんだ─!?」

気付いた時、島はコンテナ倉庫のような場所に四肢を椅子に固定された状態で監禁されていた…そんな彼に姿を見せない壮年の男性の声が話しかける…。

 

 

【用件だけ言おう…プレイメーカーを呼び出してもらいたい】

 

「ぷ、プレイメーカーを…!?ま、待ってくれ!そんなの知らねぇよ!?俺はプレイメーカーからカードを託されただけで…」

 

【では…プレイメーカーを誘き出す為の()()になってもらう】

 

「エサ…!?エサってどういう……ちょっと待って!?これってアナザーと同じ…た、助けてくれぇ~!?」

島にプレイメーカーを呼び出すように命令する男の声…しかし、島は当然、プレイメーカーを呼び出す方法など知らない…それを聞いた男は島を無理矢理リンクヴレインズへと引き込んだ…!

 

 

 

 

「っ、う…!だ、誰なんだよアンタ…!?」

 

【我が名はファウスト…見ているのだろう?プレイメーカー】

リンクヴレインズへと引き込まれ、ブレイヴマックスへと変身した島…その目の前にはファウストを名乗るハノイの騎士が立っていた。

そして彼は虚空…リンクヴレインズを映すカメラへと話しかける…。

 

 

【プレイメーカー、私と勝負したまえ…拒むのならば、この男を倒し、サイバースのカードを戴く…!】

 

「っ!?ふ、ふざけんな!あのカードはプレイメーカーから貰ったんだ!」

 

【ほう…ならば、私とデュエルしてもらおうか…その勇気があるのなら…!】

 

「ひ、ひぃ…!?」

プレイメーカーから託されたカードを奪うというファウストに向けて声を荒らげるブレイヴマックス…だが、異様な圧を持つファウストに睨まれて後退…データストームが吹き荒れる屋上の縁へと追い詰められてしまう。

 

 

「た、助けてくれ!誰か!!俺、()()()って言うんだよ!!拐われて何処かに閉じ込められてるんだぁ!!」

ファウストに追い詰められた島は思わず本名を名乗ってしまう…その助けを求める声に応える者が()()()()()()()()()()()()()事を考えずに…。

 

 

 

Side OUT

 

 

 

 

 

 

「島君!?」

 

「なんで島さんがハノイの騎士に!?」

一方その頃、リンクヴレインズで情けなく助けを求めるブレイヴマックス…もとい、島の姿を見た遊嗣とマシュは顔を見合わせる…。

 

 

《う〜ん…?どうやら、彼がプレイメーカーしか持っていないはずの「サイバース族」のカードを使った事でハノイの騎士に目を付けられてしまったみたいだね…いや、何処から手に入れたのさ…》

 

「いや、そんな事言ってる場合じゃないって!?このままじゃ島君がアナザーに…ううん、スピードデュエルで怪我をするかもしれない!!」

ネットの情報から島が狙われた原因を知り、困惑するロマン…その様子を見ながら遊嗣は冷や汗を流していた。

 

リンクヴレインズはVR世界…仮想世界とはいえ、多少の痛みが精神ダメージとして肉体にフィードバックされる…さらに、それがスピード・デュエルともなるとリアルソリッドビジョンと同等のダメージが精神や肉体に襲い掛かってしまうのだ…!

 

 

 

《遊嗣、彼を助けに行くのかい?正直に言うと…彼はいい友達、という感じではないだろう?》

 

「まあね…目立ちたがりでお調子者だし、人の意見も聞き逃したり…他人のデッキを馬鹿にするような所もある……それでも、島君は友達だから…だから、助けに行く!!」

 

「遊嗣さん…!」

 

《ふふっ…それでこそ遊嗣だ》

ロマンの言葉を聞いて島の悪い部分を上げる遊嗣…しかし、そんな事は友人を助けに行かない理由にはならない!

 

 

「……マシュ、ごめん…少し騒がしくするね…!」

 

「いいえ…大丈夫です!島さんを助けてあげてください!遊嗣さん!」

 

「うん…!待ってて、島君!in to the──VRAINS!!」

掛け替えのない友人を救う為、遊嗣はリンクヴレインズへと飛び込んだ!

 

 

 

………

 

 

 

「か、勘弁してくれ…!助けてくれよぉ…!?」

 

【さぁ、Dボードに乗りたまえ…プレイメーカーの意思を継ぐ者、という割には()()()だな】

 

「っう…!!」

崖っぷちに追い詰められ、ファウストにスピードデュエルを迫られる島…そしてファウストは島のプライドを貶す言葉でさらに彼を追い詰めていく…。

 

 

「悪事はそこまでだ!ハノイの騎士!!」

 

「っ…!?プレイメーカー…じゃ、ない!?」

 

【お前は…】

その時、リンクヴレインズに新たなデュエリストがログインする…それは金髪碧眼のスーツの青年──Yu-Zこと白波遊嗣だった。

 

 

「え、あ…そのデュエルディスク…お前、しら──」

 

「僕はYu-Z…友達を助けに来たデュエリストだ!!……ブレイヴ・マックス、ネット世界で本名は出しちゃダメだよ…誰が見てるか分からないんだから…!」

 

「ゆ、Yu-Z〜!!!」

 

【その名前…リボルバーから聞いた覚えがある、我らに反抗し、何人ものハノイの騎士を退けたデュエリストか…】

島を庇うように前に立つ遊嗣、その正体に気付いた島は涙を流している…一方、ファウストはYu-Zの事を聞いた事があるらしい…。

 

 

 

【私の目的はプレイメーカーのみ…だが、私の邪魔をすると言うのなら…容赦はしないぞ】

 

「っ…!(この殺気、怒った凌牙兄ほどじゃないけど…すごい覚悟を感じる…肌がビリビリする…!これは、()()()を使わないとダメか…!?)」

異様な殺気を放つファウスト…その殺気を真正面から受けながら、遊嗣はデュエルディスクを構える…!

 

 

 

「お前の相手はオレだろう!ハノイの騎士!!」

 

 

【来たか…!】

 

「「プレイメーカー!!」」

その時、リンクヴレインズに一陣の風が吹く…その風に乗ってリンクヴレインズのヒーロー、プレイメーカーが姿を現した!

 

 

「プレイメーカー…本物!?わあ、あ…!」

 

「彼が…プレイメーカー…!」

遊嗣達の前に降り立つプレイメーカー…本物の彼を間近で見た島は感激し、遊嗣は彼が持つ一流のデュエリスト特有の鋭さに気付いていた…。

 

 

「ブレイヴ・マックス、そしてYu-Z…あとは任せろ」

そしてプレイメーカー…遊作は遊嗣達に淡白な…しかし、優しい言葉を掛ける…そして、その姿を見た島はおずおずと彼に歩み寄る…。

 

 

「あ、あの…プレイメーカー…!このカード、お返しします!俺には、まだ重すぎるカードだから…だから、また俺を認めてくれたら…!」

 

「…『サイバース・ウィザード』のカードデータ…」

 

「うん、それが一番だよブレイヴマックス」

島は恭しくプレイメーカーに「サイバース・ウィザード」のデータを手渡す…それを受け取ったプレイメーカーはファウストを睨みつける…!

 

 

「お前がアナザー事件の首謀者の1人か?…ずいぶんと手の込んだ真似をしてくれたな…オレのカードデータを()()、ブレイヴマックスに渡して囮にするとは…」

 

「「え〜っ!?」」

そして、プレイメーカーの思わぬ言葉に島と遊嗣の驚愕の声が重なる…なんと、「サイバース・ウィザード」のカードは彼の手元から盗まれたカードだったのだ。

 

そして遊作はその盗まれたデータにマーキングしていたというAiによって現実世界の島のもとに向かいながら、リンクヴレインズの彼を助けにきた…のだが…?

 

 

【……?キミのカードデータを盗んだ?()()()()?】

 

「「えっ?」」

 

「なにっ…?お前でなければ、誰がデータを盗むと…」

一方のファウストはカードを盗んだ覚えなどなかった…食い違う2人の証言にその場にいる全員が困惑している…。

 

 

《なぁなぁプレイメーカー様?そんな事はどうでもいいから、さっさと畳んじまおうぜ?やってたとしても…相手は素直に認める奴じゃないだろ?》

 

「Ai…お前…!」

 

「えっ…(ロマンと、似てる?)」

 

「あれが…ハノイの騎士が探してるって言うプレイメーカーのAIかぁ…!」

その時、遊作のデュエルディスクからAiが飛び出してくる…その態度に嫌な予感を覚える遊作、そして遊嗣は急に現れた彼がロマンと似ている事に驚いていた…。

 

 

 

【……いずれにしても、私の目的は1つ…キミを倒し、イグニスを手に入れる!プレイメーカー…キミのラストデュエルに相応しい舞台を用意しよう…!データゲイル、発動!!】

 

「これは…!Go鬼塚や、ブルーエンジェルの時と同じ…!」

 

《あ〜あ、閉じ込められちゃった…》

多少の想定外はあろうとも、ファウストの目的は変わらない…彼はデータゲイルを発動、遊作達を領域に閉じ込める……()()()()()()と共に…。

 

 

ドッシーン!!

 

 

『ハノイの騎士、排除…ハノイの騎士、排除…』

 

「わっ!?SOLテクノロジーのAIデュエリスト!?」

 

「今のプログラムの発動に巻き込まれたんだ!」

 

【フン…SOLテクノロジーも懲りないな】

遊作達のいる屋上に何者かが墜落してくる…それはSOLテクノロジーがファウストを撃退すべく派遣したAIデュエリストだった。

 

 

【悪いが、お前とは戦う意味もない…そこの少年達と遊んでいたまえ!】

 

キィン!

 

「っ…お前、何を!?」

その時、ファウストは電脳ウイルスらしきプログラムをAIデュエリストに投げつける…そして…。

 

 

『侵入者、排除…排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除!!

 

「うわぁ!!ハノイの奴、AIデュエリストをバグらせやがったぁ!?」

AIデュエリストの目の色が変わる…そして、本来なら守るべき対象の遊嗣達に敵意を向けた…!

 

 

「っ…プレイメーカー!AIデュエリストは僕が引き受ける!キミはハノイの騎士を倒してくれ!頼む!!」

 

「!!……Yu-Z…お前を信じる、行くぞファウスト!!」

 

【ついてこい!プレイメーカー!!】

そして…咄嗟に遊嗣は前に出る…島を守り、ハノイの騎士と戦うプレイメーカーの邪魔をさせない為に…。

 

その提案を受けたプレイメーカーは遊嗣に背中を任せ、ファウストを追って飛び上がった!

 

 

 

 

《SOLテクノロジー社のAIプログラムはバーンとハンデスを組み合わせた『テンタクラスター』デッキを使う、気をつけて!》

 

「了解…!離れてて!ブレイヴマックス!!」

 

「お、おう…!すまねぇ、Yu-Z…俺が意地を張ったせいで…」

 

「仕方ないさ…今度、ジュースかCafeNagiのホットドッグでも奢ってよ!それでチャラにするから!」

プレイメーカーの背中を見送った遊嗣は島を守る為に力を開放する!

 

 

 

『「デュエル!!」』

 

 

AIデュエリストLP4000

Yu-ZLP4000

 

・マスターデュエル

 

 

 

『私の先攻、私のターン』

『私は500ライフを支払い、手札から「テンタクラスター・ダークウィップ」を特殊召喚』

深海生物であるグソクムシを模したロボットが現れる! ATK100

 

AIデュエリストLP4000→3500

 

 

『そして魔法カード「機械複製術」を発動、自分フィールドの攻撃力500以下の機械族モンスターの同名モンスター2体までをデッキから特殊召喚する、デッキから2体の「テンタクラスター・ダークウィップ」を特殊召喚』

さらに2体のグソクムシが現れる! ATK100 100

 

 

《Yu-Z、モンスターが3体…来るよ!》

 

『準備完了…サーキット・オープン、召喚条件は「テンタクラスター」モンスター3体、私は「ダークウィップ」3体をセット…リンク召喚、完了…LINK-3、「テンタクラスター・ノーチラス」』

光の中から巨大なオウムガイを模したロボットが現れる! ATK0↙↓↘

 

 

「リンク3なのに攻撃力0…?あれなら余裕だろ!やっちまえYu-Z!!」

 

「そう簡単に行けばいいんだけど…!!」

低ステータスの「ノーチラス」を見て声を上げる島…しかし、遊嗣は兄や父とのデュエルを思い出しながら、その危険性に気付いていた…!

 

 

『「テンタクラスター・ノーチラス」の効果発動、このモンスターがリンク召喚に成功した時、リンク先に手札から「テンタクラスター」モンスター1体を特殊召喚できる、私は手札から「テンタクラスター・ボムサッカー」を特殊召喚』

メンダコを模したロボットが現れる! ATK400

 

『さらに私は魔法カード「アイアンドロー」を発動、自分フィールドのモンスターが機械族モンスター2体のみの場合、このカードの発動後、モンスターの特殊召喚が1回しかできなくなる代わりにカードを2枚ドローする、そして私は私は魔法カード「機械複製術」を発動、自分フィールドの攻撃力500以下の機械族モンスターの同名モンスター2体までをデッキから特殊召喚する、デッキから2体の「テンタクラスター・ボムサッカー」を特殊召喚』

さらに2体のメンダコが現れる! ATK400 400

 

 

『私は「ノーチラス」の2つ目の効果発動、1ターンに1度、リンク先のモンスターを全て破壊する、さらに「ボムサッカー」の効果発動、このモンスターがリンクモンスターの効果対象になった時、自らを破壊し、相手に400ダメージを与える』

 

「おい待てよ!?『ノーチラス』のリンク先には…3体の『ボムサッカー』がいるじゃねぇか!?ゆ、Yu-Z!!」

 

「っ…ぐうううっ!?」

ノーチラスの効果対象になった3体のボムサッカーが自爆…遊嗣に大ダメージを与える!

 

Yu-Z LP4000→3600→3200→2800

 

 

『「ボムサッカー」の2つ目の効果発動、墓地のこのカードを除外する事で相手に400ダメージを与える』

 

「っ!?があああっ!?」

 

「Yu-Z─!!」

さらに、墓地から飛び出したメンダコが誘爆…遊嗣を激しく吹き飛ばし、ビルの縁に叩きつける!!

 

Yu-Z LP2800→2400→2000→1600

 

 

「あたま、くらくらする…この前の、ハノイの騎士より、痛い…!」

 

《っ…データゲイルの影響だ…!アレのせいでマスターデュエルでもスピードデュエル並みのフィードバックが起きているんだ!》

全身を襲う痛みに頭を押さえる遊嗣…頭上で激戦を繰り広げている2人の影響が遊嗣にも襲いかかっているのだ…!

 

 

『私は永続魔法「フレキシブル・テンタクラスター」を発動、その効果によってお互いのターンに1度、自分への戦闘ダメージを0にできる、ターンエンド』

 

AIデュエリスト LP3500

ノーチラス フレキシブル・テンタクラスター 手札0

 

 

 

 

「っう…先攻で、好き勝手、するなぁ…!」

 

「Yu-Z…!お前…」

 

「大丈夫だよ、ブレイヴマックス…キミと、プレイメーカーの背中は…僕が守る!!」

全身の痛みを堪えながら立ち上がる遊嗣…彼は守りたいモノを守る時にこそ、真価を発揮する!

 

 

 

 

「僕のターン、ドロー!!」

 

《Yu-Z、最優先で対象すべきなのはダメージを無効にする『フレキシブル・テンタクラスター』…そしてAIデュエリストの展開の要になっている『ノーチラス』だ、ライフには余裕があるけど…速攻をオススメするよ》

 

「分かってる…いくよ!僕は魔法カード『魔妖廻天』を発動!その効果で僕は『魔妖(まやかし)』カード1枚を手札に加えるか、墓地に送る!僕はデッキから『翼の魔妖─波旬』を手札に加え、召喚!」

黒い羽の肩当をした山伏が現れる! ATK600

 

「『波旬』の効果発動!1ターンに1度、このモンスターが特殊召喚に成功した時!デッキから『魔妖』モンスター1体を特殊召喚できる!来い!『(うるわし)の魔妖─妲姫』!」

 

「あっ…可愛い…」

美しく妖しい雰囲気の巫女が現れる! ATK1000

 

……なお、島はだらしなく鼻の下を伸ばしている。

 

 

「僕はレベル1の『波旬』にレベル2チューナーモンスター『妲姫』をチューニング!シンクロ召喚!!」

 

1+2=3

 

「現われろ!レベル3!『轍の魔妖─朧車』!!」

 

「ぎゃー!?なんか怖いの出てきたぁ!?」

 

《まったく…彼は一回一回リアクションをしないと気が済まないのかな?》

シンクロ召喚のエフェクトと共に周囲に人魂が舞う…そしておどろおどろしい巨大な顔を持つ牛車の妖怪が現れる! ATK800

 

…なお、島はいきなりのホラーモンスターの登場に驚いており、ロマンはその様子に呆れている。

 

 

 

「この瞬間、墓地の『妲姫』の効果発動!自分がEXデッキから『魔妖』モンスターの特殊召喚に成功した時!墓地のこのモンスターを特殊召喚できる!」

再び美しい巫女が現れる! ATK1000

 

「そして僕はレベル3の『朧車』にレベル2の『妲姫』をチューニング!シンクロ召喚!!」

 

3+2=5

 

「来い!レベル5!『毒の魔妖─土蜘蛛』!」

鎧を纏う大蜘蛛の妖怪が現れる! ATK2000

 

「『妲姫』の効果!自身を特殊召喚!」

三度、美しき巫女が現れる! ATK1000

 

 

「レベル5の『土蜘蛛』にレベル2の『妲姫』をチューニング!シンクロ召喚!」

 

5+2=7

 

『来い!レベル7!「翼の魔妖─天狗」!』

山を支配する大妖怪が現れる! ATK2600

 

 

「『妲姫』の効果!自身を特殊召喚!」

再び美しき巫女が現れる! ATK1000

 

 

 

「お、おいおい!?何回連続でシンクロ召喚するんだよぉ!?」

 

「このテーマのモチーフは夜を支配する妖怪達の()()()()…彼らはシンクロ召喚を重ね、さらに強大な仲間達を呼び出していく!僕はレベル7の『天狗』にレベル2の『妲姫』をチューニング!シンクロ召喚!」

 

7+2=9

 

「現われろ!レベル9!『麗の魔妖─妖狐』!」

狐火を操る狐の大妖怪が現れる! ATK2900

 

「もう1度『妲姫』の効果発動!」

少し息を切らせながら、巫女が現れる! ATK1000

 

 

()()()()()()()これで打ち止め…!レベル9の『妖狐』にレベル2の『妲姫』をチューニング!シンクロ召喚!!」

 

9+2=11

 

「現われろ!レベル11!『骸の魔妖─飢者髑髏(がしゃどくろ)』!!」

 

「ぎゃああ!?何かヤバそうなの出てきた〜!?うーん…」

 

《あ、失神した》

そして魔妖における最上級のシンクロモンスター…怨嗟の咆哮を轟かせる巨大な骸骨が現れる! ATK3300

 

なお、島は大迫力の飢者髑髏を見て意識を飛ばしてしまった。

 

 

 

《さぁ、ここからだよYu-Z!》

 

「うん!『妲姫』の効果発動!自身を特殊召喚!……何回もごめんね?」

 

《(特別意訳:働き過ぎは嫌じゃ…寝ていたい…)》

くたびれた様子の巫女が現れる! ATK1000

 

 

「現われろ!希望を繋ぐサーキット!召喚条件は『魔妖』モンスター2体!僕は『飢者髑髏』と『妲姫』をリンクマーカーにセッティング!リンク召喚!!来い、LINK-2!『(つらら)の魔妖─雪女』!」

周囲に寒風が吹き荒び、白い肌の雪娘が現れる! ATK1900 ←→

 

「『妲姫』の効果発動!自身を特殊召喚!!」

ムスッとした表情の巫女が現れる! ATK1000

 

 

「再び現われろ!希望を繋ぐサーキット!召喚条件はアンデット族モンスター2体以上!僕はLINK-2の『雪女』と『妲姫』をリンクマーカーにセッティング!リンク召喚!!来い!LINK-3!『垂氷(たるひ)の魔妖─雪女』!」

物憂げな表情の雪女が周囲を凍らせながら現れる! ATK2400↙↓↘

 

「これで、最後!『妲姫』の効果発動!」

ホッとした表情の巫女が現れる! ATK1000

 

 

「三度現われろ!希望を繋ぐサーキット!召喚条件はアンデット族モンスター2体以上!僕はLINK-3の『雪女』と『妲姫』をリンクマーカーにセッティング!リンク召喚!現われろ!LINK-4!『零氷の魔妖─雪女』!!」

5回のシンクロ召喚と3回のリンク召喚を経て…冷たい炎を纏う薙刀を振るい、吹雪を従える雪女が現れる! ATK2900←↙↘→

 

 

「うわっ、寒い!?ってリンク4のモンスター出てる!?」

 

《あ、起きた》

そして、雪女の冷気で島は叩き起こされる…。

 

 

 

「で、でも…!AIデュエリストは『フレキシブル・テンタクラスター』でダメージを0にしちまう…いくら攻撃力があっても…」

 

「『魔妖』の本領はここから、彼らは夜を支配する闇の住人…その力は闇の中でこそ強くなる!僕は手札から魔法カード『死者蘇生』を発動!墓地から蘇れ!『天狗』!」

再び山を支配する妖怪が現れる! ATK2600

 

 

「『天狗』の効果発動!このモンスターが墓地から特殊召喚された時、相手の魔法・罠カード1枚を選んで破壊できる!『フレキシブル・テンタクラスター』を破壊!」

天狗の妖力が魔法カードを破壊する!

 

 

「さらに魔法カード『生者の書─禁断の呪術─』を発動!墓地のアンデット族モンスター『飢者髑髏』を特殊召喚!さらに相手の墓地の『テンタクラスター・ダークウィップ』を除外する!」

再び巨大な骸骨が墓地から現れる! ATK3300

 

 

「バトルだ!『飢者髑髏』で『テンタクラスター・ノーチラス』を攻撃!」

巨大な腕がオウムガイを叩き潰す!

 

AIデュエリスト LP3500→200

 

 

「『雪女』でAIデュエリストにダイレクトアタック!」

 

『─────』

そして雪女が冷たい炎を纏う薙刀でAIを一閃…AIデュエリストは物言わぬ氷像と化した…。

 

 

AIデュエリスト LP0

 

Yu-Z WIN!

 

 

 

 

 

「ごめん、AIデュエリスト…キミは悪くない、せめてSOLの技術者さんに直してもらってね…」

 

『侵入者、排除失敗……感、謝……システム、ダウン』

ハノイの騎士に利用されてしまったAIデュエリストに声をかける遊嗣…AIデュエリストは静かに粒子となって消えていった…。

 

 

 

 

「そうだ…プレイメーカーは…!?」

 

「っ…なんかヤバそうな感じだぜ!?」

そして、遊嗣はひと息つく間もなく上空を見上げる…そこにはハノイの騎士に追い詰められるプレイメーカーの姿があった…。

 

気まぐれアンケート VRAINS編主人公・白波遊嗣についてどう思う?

  • いい感じ!
  • 覚悟が決まってる
  • マシュと仲良くしてて…
  • 少し影が薄い?
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