転生して決闘の観測者〈デュエル・ゲイザー〉になった話   作:S,K

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こんにちは!S,Kです!

リンクヴレインズを守る為、リボルバーのいるハノイの塔を目指す4人の勇者達…しかし、リボルバーには腹心たる狂気のデュエリストが残されていた…。


それでは、最新話をどうぞ!


天使と亡霊〜青い天使の涙〜

「はぁ…はぁ…!」

 

全てのネットワークを破壊する爆弾になりつつあるハノイの塔を止める為、4人の勇者達はそれぞれにハノイの騎士のリーダー・リボルバーが待つであろうハノイの塔へと向かっていた…。

 

 

「っ…いるのはわかってるわ!姿を見せなさい!!」

 

【おやおや…ふふふ、私の思いが届いてしまったみたいですねぇ…?】

 

「あなた、さっきの…!!」

そんな中…リンクヴレインズを移動していたブルーエンジェルは何者かの視線を感じ取り、声を上げる…そして、姿を現したのはSOLテクノロジーの北村を倒した青年、スペクターだった。

 

 

【私の名はスペクター…こうして会うのは二度目ですね、ブルーエンジェル…!】

 

「二度目…?」

 

【おおっと…!では、()()()を開けて差し上げましょう!】

 

パチン

 

「っ…!?この、記憶は…!?あなただったのね…私に電脳ウイルスを仕込んだのは!!」

 

【思い出していただけたようでなによりです…!】

ブルーエンジェルに対して名乗ったスペクターが指を弾く…そして、それを合図としてブルーエンジェル…葵の脳裏に封じられていた記憶が溢れ出す。

 

目の前にいるスペクターこそ、バイラが製作した電脳ウイルスのプロトタイプを彼女に仕込んだ張本人だったのだ…!

 

 

「っ…教えなさい!どうしてあなた達はこんな事をするの!!」

 

【話しても無駄です、()()()()が交わらないのと一緒ですよ】

 

「趣味…?」

 

【ええ…崇高なる信念を持った者の考えは、趣味でアイドルをやっているような貴女には理解できない、という事です】

 

「言ってくれるわね…!!」

スペクターに対してハノイの騎士の目的を問うブルーエンジェル…だが、スペクターは答えをはぐらかし…ブルーエンジェルを煽る…その態度にブルーエンジェルは怒りを露わにする…!

 

 

 

【私はリボルバー様から「この世界に侵入する者は全て殲滅しろ」との命令を受けています…逃げるなら、今のうちですよ?】

 

「その言葉、そっくり返してあげるわ!!私はあなたを倒し、リボルバーも倒す!!」

 

【……聞き捨てなりませんね、貴女のような()()が何人来ようと…リボルバー様には及ばない】

 

「そう…!なら、試してみる?」

 

【懲りないですね、貴女も…負けてしまえばどうなるか、貴女が一番わかっているはずなのに】

 

「また、電脳ウイルスでも仕込むつもり?」

 

【いえ、もっと酷い事になりますよ…2度と現実世界に戻れなくなるでしょう…それでも良ければ】

 

「いいわ…!リンクヴレインズを守る為、このブルーエンジェルが必ずあなた達を倒してみせる!!」

 

【ゾクゾクしますねぇ…では、受けて立ちましょう!!】

リボルバーによる侵入者排除の指令を受けたスペクター…そして、リンクヴレインズを守る為に戦うブルーエンジェル…2人のデュエリストがマスターデュエルで激突する!

 

 

 

 

 

【「デュエル!!」】

 

 

デュエルダイジェスト ブルーエンジェル対スペクター

 

 

 

ハノイの騎士最後の幹部にして、リボルバーの腹心であるスペクター…彼の操るデッキは植物族デッキである『聖天樹(サンアバロン)』…先攻を取った彼は巨大な大樹のリンクモンスター『聖天樹の幼樹(ドリュアス)』を喚び出し、ブルーエンジェルを待ち受ける。

 

対するブルーエンジェルは『トリックスター』デッキを全力展開…フィールド魔法『トリックスター・ライトアリーナ』でスペクターの伏せカードを封じ、エースモンスター『トリックスター・ホーリーエンジェル』をリンク召喚…さらにフィールドに並んだ『トリックスター』モンスターによってダメージを与える。

 

だが、スペクターも甘くはない…彼のデュエルは絶対防御に加え、カウンターを狙う「静」のデュエルスタイル。

受けたダメージを起点として『幼樹』は大樹を守る守護者である『聖蔓(サンヴァイン)』モンスター、『聖蔓の守護者(サンヴァイン・ガードナー)』を喚び出してライフを回復…ブルーエンジェルは追撃を仕掛けるものの、『聖蔓の守護者』の効果でダメージを抑えられ、バトルフェイズを強制終了させられてしまう…。

 

 

そして、さらに嫌らしいのはスペクターの盤外戦術……彼の話術だった。

 

洞察力と情報収集能力に優れたスペクター…彼は『ブルーエンジェル』というアカウント名のリスペクト元となった絵本『ブルーエンジェル』を探し出し、ブルーエンジェル…葵の抱えるコンプレックスを指摘する事で揺さぶりを掛ける…。

 

 

 

しかし、ブルーエンジェルも黙ってはいない…『トリックスター・ライトアリーナ』でエンドフェイズまで発動を封じた罠カードを手札に戻す事を起点として「トリックスター・リンカーネーション」と「トリックスター・マンジュシカ」のコンボで大ダメージを与える事を狙う…だが、スペクターはそれを先読みして、罠カード『聖蔓の埋葬(サンヴァイン・ベリアル)』を発動…その効果で「トリックスター」における強力なダメージソースである『トリックスター・リンカーネイション』3枚全てが除外されてしまう。

 

さらに、スペクターはモンスターを介してブルーエンジェルの記憶データをハッキング…彼女の辛かった幼少期の記憶を掘り起こし、彼女の抱く恐怖──大切な兄や幼少期の友達であった『空想の天使達』…彼女にとっての宝物を失う事への恐れを見抜かれてしまう。

 

 

 

そして、返しのスペクターのターン…ブルーエンジェルは2体の『トリックスター・マンジュシカ』でスペクターにダメージを与えるが、彼は怯まない…『幼樹』の効果で喚び出された『聖蔓の癒し手(サンヴァイン・ヒーラー)』の効果でライフを回復、さらに大樹が成長…リンク-3の『聖天樹の精霊(サンアバロン・ドリュアデス)』が現れ…さらに大樹を守る騎士『聖蔓の剣士(サンヴァイン・スラッシャー)』がリンク召喚された。

 

そして『聖蔓の剣士』はリンクしている『聖天樹』モンスターのリンクマーカー1つにつき攻撃力を800アップする効果、さらに相手モンスターを戦闘で破壊すれば、効果を無効にしてコントロールを奪う効果を持ち、ブルーエンジェルの『ホーリーエンジェル』と相討ちに持ち込む事でそのコントロールを奪い取ってしまう…。

 

 

そんなデュエルの中、ブルーエンジェルはスペクターの在り方の一端を理解した。

 

スペクターは愛される事を知らず、愛する事を知らない…その憎しみを力に変える哀しい存在なのだと…。

 

 

エースである『ホーリーエンジェル』を奪われ、追い詰められるブルーエンジェル…しかし、彼女は展開の基点となる『聖天樹の精霊』を除去する一手を思いついていた。

 

 

ブルーエンジェルのターン、彼女は新たなリンクモンスター『トリックスター・ブラッディマリー』を呼び出し効果を発動、お互いにカードをドロー…そして逆転のコンボを発動するキーカード『トリックスター・ブーケ』を引き当てる。

 

彼女の逆転の一手…それは自分フィールドの『トリックスター』モンスターを手札に戻す事でフィールドのモンスター1体の攻撃力を戻したモンスターの攻撃力分上げる魔法カード『トリックスター・ブーケ』の効果で『聖天樹の精霊』の攻撃力をアップさせ…さらに、攻撃力が変動したモンスターを手札に戻す魔法カード『トリックスター・テンプテイション』の効果で『聖天樹の精霊』をエクストラデッキに戻す事…だが、スペクターは『聖蔓の乙女(サンヴァイン・メイデン)』の効果でその効果を回避する…。

 

 

 

【ブルーエンジェル、貴女はまだ私の孤独を分かっていない…私がかつて味わった孤独は…音も光もない谷底でただ1人彷徨い続けるような孤独…!それを理解できないのなら…貴女は私を倒せない!】

自身の正体を掴ませない…まさに()()のようなデュエルを続けるスペクター…そして、彼の布陣は少しずつ盤石となっていく…!

 

 

 

【現れろ!LINK-3『聖天樹の大精霊(サンアバロン・ドリュアノーム)』!!】

 

「『聖天樹』が、さらに成長した…!?」

そして、スペクターが呼び出したのは彼のエースモンスター…ただ1本の樹でありながら、森のような大きさにまで成長した大樹…さらに、スペクターの展開は止まらない。

 

永続魔法『聖蔓の社(サンヴァイン・シュライン)』によって『聖種の地霊(サンシード・ゲニウス・ロキ)』を蘇生し、再び『聖蔓の剣士』をリンク召喚したスペクターはその攻撃と効果で『ブラッディマリー』のコントロールを奪い、『ホーリーエンジェル』と共に連撃…ついにブルーエンジェルのライフは残り1000となってしまう…。

 

 

「(『聖天樹』がいる限り、どんな攻撃をしても『聖蔓』モンスターが特殊召喚されてダメージを防がれてしまう…!それなら…倒すチャンスは、今しかない…!!)」

追い詰められ、ボロボロのブルーエンジェル…しかし、彼女は勝機がある事に気付く。

 

『聖天樹』と『聖蔓』モンスターの効果はリンク先に対して効果を発動する…そして今、『聖天樹の大精霊』のリンク先は全て埋まっていた…彼女の逆転のチャンスは今しかない…!!

 

 

 

「現れて!LINK-3!『トリックスター・デビルフィニウム』!!」

 

【ここで新たな『トリックスター』を…!】

そしてブルーエンジェルは男装のアイドル…デビルフィニウムを喚び出す…その効果は───

 

 

「『デビルフィニウム』の効果発動!相手フィールドのリンクモンスター1体につき1枚、除外されたカードを手札に加える!貴方のリンクモンスターは4体…そして、私の除外されたカードは…3枚の『トリックスター・リンカーネイション』!!」

 

【なにっ…!?】

それは逆転への布石…ブルーエンジェルは強力なダメージソースを手札へと呼び戻す!

 

 

「そして、戻したカード1枚につき『デビルフィニウム』の攻撃力は1000ポイントアップする!バトルよ!攻撃力5200になった『デビルフィニウム』で『ブラッディマリー』を攻撃!!」

 

【なるほど…『大精霊』のリンク先が埋まるのを見越していましたか…ですが…!『大精霊』の効果発動!リンク先のモンスターが攻撃された時、そのモンスターを別のメインモンスターゾーンに移動させ、攻撃を、無効にします!】

 

「っ…防がれた…!!」

しかし、スペクターは動じない…ブルーエンジェルの渾身の一撃はあっさりと回避されてしまった…。

 

 

【残念…貴女の攻撃など、私にとってなんの脅威でもなかったのですよ…!】

 

「くっ…私は、ターンエンド…」

 

【ふふっ…では、私は永続魔法『聖蔓の社』の効果を発動…このカードを墓地に送り、墓地の罠カード1枚をセットします……貴女は『トリックスター・リンカーネイション』をセットしないのですか?】

 

「…『デビルフィニウム』の効果で手札に加えたカードは、このターンセットできないのよ」

 

【おや、それは…残念!もう打つ手はなくなったようですね…!】

絶体絶命のブルーエンジェル…しかし、彼女は既に最後のコンボを仕込んでいた…!

 

 

 

【私のターン、ドロー!】

 

「今!!手札の2体の『トリックスター・マンジュシカ』の効果発動!『デビルフィニウム』と『キャンディナ』を手札に戻して特殊召喚!そして…私はこのカードで勝負に出る!永続罠『トリックスター・トリート』!!このカードの発動時にトリックスター・カウンターを1つ乗せる!」

 

【ほう…まだ、手がありましたか…ならば諦めないでください!青き天使よ!私を救うのでしょう…?】

不敵な笑みを見せるスペクター…そして、ブルーエンジェルのラストコンボが動き出す…!

 

 

「お互いのターンの終わりに『トリックスター・トリート』にトリックスターカウンターが2つ以上乗っている時、私は1つにつき1000ダメージを受ける…そして、このカードの効果を発動する時にもトリックスターカウンターを1つ乗せる!効果発動!トリックスターカウンターを乗せ、手札の『トリックスター・リンカーネイション』をセット!そして…伏せたカードは()()()()()()()()()()()!!」

 

【馬鹿な…!こちらが本命だったと!?】

それはブルーエンジェル渾身のコンボ…現在、スペクターの手札は4枚…そして『マンジュシカ』2体で与えるダメージは1枚につき400、『リンカーネイション』の枚数は3枚…合計4800のダメージがスペクターへと襲いかかる!

 

 

「スペクター、貴方が分析で重点を置いているのは()()()()事…それは貴方自身が何かに()()()()()という思いの裏返し…貴方は私と同じ、孤独の中で愛を求めている…!それなら、ブルーエンジェルの究極の愛、()()()で…歪んでしまった貴方の魂を救ってみせる!」

 

【ならば、救ってみせてください…私の魂を!】

ブルーエンジェルは自分なりにスペクターを分析し、答えを出す…何かしらの原因で孤独な日々を過ごし、愛に飢えた怪物となってしまったスペクター…彼をハノイの騎士から救い出す為に…バイラのような悲劇を繰り返さない為に…!

 

 

「罠カード『トリックスター・リンカーネイション』発動!相手手札を全て除外し、その枚数分ドローさせる!そして2体の『マンジュシカ』の効果発動!相手の手札にカードが加わった時、1枚につき200ダメージ…合計1600ダメージを与えるわ!」

 

【っう…!それでは、まだ足りません…!私は『大精霊』の効果発動!自分がダメージを受けた時、デッキから『聖蔓の癒し手』を特殊召喚し、受けたダメージ分のライフを回復します!さらに、『癒し手』の効果で『大精霊』のリンクマーカー1つにつき300、つまり900ポイント回復する!】

 

「いくら回復しても…もう手遅れよ!これで『大精霊』のリンク先は埋まった…つまり、回復効果は発動できない!『トリックスター・トリート』の2回目の効果発動─!」

『大精霊』の加護でライフを3200まで回復するスペクター…しかし、そのライフは既にデッドゾーンに踏み入っている…!

 

 

 

「絵本の『ブルーエンジェル』は愛を知らない、孤独な青い天使が…最後には悪の冷酷な心にも海のように青く深い『青い愛』がある事を知って幕を閉じる…受け取って、ブルーエンジェルの青い愛を!!『トリックスター・トリート』の3回目の効果発動!手札の『トリックスター・リンカーネイション』をセット…そして、発動!!」

ブルーエンジェルはスペクターを倒す為に最後の効果を発動する…そのダメージを前にスペクターは()()()()()…。

 

 

 

【あぁ…貴女のおかげで、ついに私もその青い愛を知ることができる!私の魂は救われる…ん?おやおや?私の心の扉を開いたら…()()()()カードが残っていましたよ…?罠カード『聖花葬(サンブルー厶・フューネラル)』発動!このカードはフィールドのモンスター1体を選び、そのモンスターと同じ種族のフィールドのモンスター全ての攻撃力分のライフを回復する!私が選ぶのは天使族の『トリックスター・ホーリーエンジェル』!】

 

「なっ…ライフポイント、8800…!?」

それはスペクターの隠していた最後の一手…彼のライフは一気に初期ライフの2倍へと膨れ上がる…!

 

 

【おやおや〜…?まさか、私のライフを削りきる方法がないのですか?そんなぁ…話が違いますよ~…貴女は私の魂を救ってくれるのではないのですかぁ?あなたには失望しました。結局あなたは絵本のブルーエンジェルにはなれなかったということだ!】

 

「っ…!!」

先ほどまでスペクターが泣いていたのは単なる嘘泣き…彼は最初からブルーエンジェルを弄び、彼女の絶望する表情を見る為に泳がせていただけだったのだ…!

 

 

 

【フフフ…私も子供の頃この絵本を読みました…ところで…先ほどの私の青い涙の訳…貴女をなら分かるでしょう?なにしろ貴女は()()()()()()()()なのですから…?】

 

「っ…?」

 

【──残念です、私にとっての()()()()()…それは私を救う、などという()()()()()()()()()()()()なのです!くだらない…あまりにもくだらなすぎる!】

 

「ああっ…!?貴方…!どれだけ、どこまで人の心を弄べば気が済むの!?」

本とは読み手によって受け取り方や感想が異なる事が多々ある…財前葵は孤独な『ブルーエンジェル』に自分を重ね、彼女のように愛を知ろうと戦い続けた。

 

しかし、スペクターは違う…彼はブルーエンジェルに倒される『悪』にこそ魅入られ、ブルーエンジェルを追い詰める悪に憧れた…それを示すをように彼は『ブルーエンジェル』の絵本データを破り捨て、燃やし尽くす…その非道な行いにブルーエンジェルは激昂する…しかし、全てはもう遅かった。

 

 

【私が手を下さずとも、貴女は『トリックスター・トリート』の効果で自滅する…ですが、ここで決着をつけましょう…!罠カード『聖花葬』のさらなる効果発動!墓地のこのカードを除外し、このターンに発動し、墓地に送られた魔法・罠カードの枚数以下のレベルのモンスターを全て破壊し、1体につき500ダメージを与えます!このターンに墓地に送られたのは3枚、そして貴女のフィールドにはレベル3の『マンジュシカ』が2体…さようなら、青い天使になれなかった哀れな女、財前葵!今この瞬間!私がブルーエンジェルの翼をへし折り!全てを奪います!】

 

「っ…きゃああああ!!?」

フィールドに命を刈り取る花吹雪が吹き荒れる、その嵐は哀れな天使の羽をもぎ取りながらその身を巻き上げ……ブルーエンジェルは受け身もとれず、頭から地面に叩きつけられた…。

 

 

ブルーエンジェル LP0

 

スペクター WIN…

 

 

 

 

 

 

【ああ…最高の()()でしたよ、ブルーエンジェル!ハハハ…アハハハハァ!!貴女のくだらない青いアイ、確かに粉々にさせていただきました…まぁ、大した愛ではありませんでしたが…】

倒れ伏したブルーエンジェルを足蹴にしながらスペクターは彼女の奮闘を嘲笑う…中途半端な覚悟で死地に飛び込んだ彼女を憐れみながら…。

 

 

【もう、()()()ここからは出られない…()()()()()()()()()のです……もっとも、それがリンクヴレインズのくだらぬアイドルとしては本望かもしれませんがね…ふふふ…ははははは!!】

 

 

 

「(ごめんなさい…お兄さま……にげて……しらなみ、く───)」

スペクターの高笑いを聞きながら、途切れかけた意識で兄へと謝る葵…そして、命懸けの事件に巻き込んでしまった同級生の無事を願いながら、彼女の意識は真っ暗な闇の中に落ちていった…。

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