転生して決闘の観測者〈デュエル・ゲイザー〉になった話   作:S,K

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こんにちは!S,Kです!

デートを通じてさらに絆を深めた遊嗣とマシュ…今回は新たな試みをするらしく…?

それでは、最新話をどうぞ!


初めてのお泊まり〜開かれた扉〜

「遊嗣…本当にいいのか?()()()()()って意外と大変だぞ?」

 

「大丈夫だって!父さん達こそ、僕がいないからって遠慮しないで…2人の時間を楽しんできてよ!」

 

「もう…遊嗣は本当に親孝行な子なんだから…」

 

リンクヴレインズの存在が少しずつ()()()()()になり始めたとある休日…旅支度をした遊海と翠は少し心配そうな様子で遊嗣へと問い掛けていた。

 

 

その発端は少し前の事…デュエルロイド瀬人が遊海達家族への慰労としてオーロラ観光ツアーの旅行券を渡した所から始まった。

その話を聞いた遊嗣は旅行を辞退…遊海と翠の夫婦水入らずで楽しんできて欲しいと提案したのだ。

 

 

 

 

「けど…本当に大丈夫か?ツアーの場所周辺は電波が届きづらい場所らしいし、精霊達もそれぞれに里帰りするし…凌牙もスパルタンシティに遠征…璃緒は子供達がインフルエンザに罹ったって連絡が来たし……何かあってもすぐに助けに来れないんだぞ?」

 

「大丈夫だって…瀬人さんの連絡先を彩姉に教えてもらったし、たった4〜5日の話でしょ?もう僕だって高校生なんだから!お小遣いも割り増しでもらったし!」

 

「うっ…うっ…遊嗣…こんなに立派になって…!!お母さん感激しちゃう…!!」

 

「母さん…これくらいで泣かないでよ…(汗)」

遊嗣が生まれてから、遊海と翠の2人が家を空ける…という事はほとんどなかった。

家を空けるとしても凌牙や璃緒に預かってもらったり、精霊達が付いている事がほとんど…今回はある意味、遊嗣の初めてのお留守番でもあるのだ。

 

 

 

「まぁ…お前達の()()は聞かせてもらったが……羽目を外さないようにな?」

 

《マスター、それはご心配なく!ボクやフォウが付いてるから!》

 

《フォウ!(ボクはちょっと寂しいけど…久しぶりにゆっくりしてきて!)》

ただ、遊嗣は完全に1人…という訳ではない…相棒たるロマンにペットのフォウもいる…そして、()()()を考えていたのだ。

 

 

「そろそろ出発しないとな…お土産は何がいい?」

 

「う〜ん…やっぱりメープルシロップ?」

 

「ははっ…まぁ、お前とマシュちゃんに良さそうなモノを見繕ってくるよ!じゃあ、いってくる!」

 

「遊嗣!何かあったら必ず電話するのよ?私達もこまめに連絡するから…」

 

「うん!2人も旅行を楽しんできて!いってらしゃい!!」

そして、遊海達は遊嗣の成長を喜びながら…久方ぶりの夫婦旅行に出掛けていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

ピンポ〜ン!

 

 

「はーい!」

 

「遊嗣さん!お待たせしました!!」

 

「マシュ!いらっしゃい!」

遊海達が出掛けてしばらく…白波家のチャイムが来客を知らせる……やって来たのはお泊まりセットを持ったマシュだった──遊海達の旅行に合わせ、遊嗣とマシュは初めての()()()()()()()を計画していたのだ。

 

 

 

《フォウ!フォーウ!(マシュ!いらっしゃ〜い!)》

 

「わぷっ!?ふふっ…フォウさん、お世話になります!」

マシュを歓迎して肩に飛び乗るフォウ…その毛並みに癒されながら、マシュは優しくフォウを撫でている…。

 

 

「ランスローさんは何か言ってた?」

 

「特には!『遊嗣君なら問題ないだろう、くれぐれも粗相がないようにする事…それから、羽目を外さないように!』…だそうです!」

 

「あはは…父さん達と同じ事言ってる…」

渾身の物真似でランスローの言葉を再現するマシュ…なお、ランスローも遊海達と同じく4日間の予定でイギリスに帰省中である。

 

 

「とりあえず、今日の昼間は勉強と父さん達の映像を見て…」

 

「夕食は2人でカレーを作って、明日は2人で学校へ!ふふっ…なんだか本当に()()になったみたいですね!」

 

「まぁ…予行練習、みたいな…?」

 

《はいはい!いい雰囲気の所悪いけど、ボクやフォウがいる事を忘れないでね〜!!》

 

「「……はい…///」」

 

《フォ〜ウ…(なんだか…前よりラブラブになってない??スイーツかな?)》

今日明日の大まかな予定を確認する遊嗣とマシュ…そのラブラブな様子を見たロマンはわざとらしく大声を上げ、遊嗣達は赤面したのだった…。

 

 

 

 

〜〜〜

 

 

 

 

「ふはぁ…やっぱり、英語と数学が難しい……」

 

「古文…難しいです…これ、本当に日本語なんですか…?」

 

《あはは…お疲れ様、2人とも…勉強はこれぐらいにして、気分転換しようか!》

テーブルに2人して突っ伏す遊嗣とマシュ…2人で互いに教え合い、AIたるロマンの力も借りながら…なんとか範囲の勉強を復習し終わったのであった…。

 

 

 

「でも…まさか、遊海さんの昔の映像が見られるなんて…!彩華さんに感謝ですね!」

 

「うん…父さんはあんまり、僕達には()()()()()()()()()らしいけど…」

 

「そうなんですか?」

 

《マスターの戦いは、普通のデュエリストにはショックの強いデュエルが多いからね…》

 

「父さん的には、僕達にあまり『重いモノ』を背負ってほしくなかったんだって……でも、『僕の前世がズァークだった事以上に重たいモノってある?』って聞いたら、ショックを受けてたなぁ…」

 

「(遊海さん、困ったでしょうね……(汗))」

今回のお泊まりデートにあたり、遊海は自分の大ファンでもあるマシュの為に自分の過去のデュエル映像をロマンへと託していた。

 

…遊海はあまり遊嗣達にショックを与えたくはなかったのだが、遊嗣達の成長の為に極端にショッキングなデュエル以外のデータをロマンに預けていたのだ…。

 

 

 

《マシュ、どんなデュエルが見たい?》

 

「そうですね…遊海さんの関わった戦いで有名かつ、映像がないのは…不動遊星さん達、シグナーと共に戦ったダークシグナーとの戦いでしょうか!!不動遊星さんの自伝によると…遊海さんはダークシグナーの神『冥界の王』が蘇らせた、古代エジプトの邪神を操るダークシグナーと戦ったとの事ですが…その時の遊海さんは戦える状態ではなかったと…!」

 

《ああ───流石だね、マシュ…その映像も預かっているよ…でも、少しショックが強いかもしれないから…覚悟してね…?》

マシュに見たい映像のリクエストを聞くロマン…その答えを聞いた彼はイレギュラーなダークシグナーとの戦いをテレビへと映し出した。

 

 

 

────

 

 

 

「この、戦いは──」

 

「父、さん…無茶しすぎだって…!?こんな痩せて、ボロボロなのに…!?」

ロマンが再生した映像を見た遊嗣とマシュは絶句していた。

 

映像の中の遊海は現在の姿の面影がないほどの満身創痍…その状態で冥界より復活したダークシグナー…否、大邪神ゾーク・ネクロファデスと対峙…常人なら命を落としかねない攻撃を何度も受け続けながら、翠の手を借りて喚び出した『ラーの翼神竜』によって勝利を掴む……奇跡のような戦いだった…。

 

 

《ついでに、この戦いの直後にマスターはダークシグナーとまっったく関係ない相手に襲われたりして…3回以上は死にかけたそうだよ…》

 

「「なんで!?!?」」

そして、ロマンの補足情報を聞いた2人は思わず悲鳴を上げてしまった。

 

 

 

 

 

 

《じゃあ、次は遊嗣…どんな映像が見たい?》

 

「うーん……さっきの戦いは暗かったから……凌牙兄と父さんがデュエルしてる映像ってある?」

 

《そうだねぇ…あっ、これなんかいいかも!ハートランドのWDCが終わって、マスターが精霊界で療養してる時のデュエル!》

そして、次は遊嗣の番…そのリクエストを聞いたロマンは精霊界での遊海対凌牙のデュエルを映し出した…。

 

 

────

 

 

「若い時とはいえ、凌牙兄があんなにあっけなく…しかもナンバーズを使わないで、ナンバーズを真正面から倒してるし…」

 

「水属性最強の凌牙さんを水属性のデッキで倒してしまう遊海さんはすごいですね…!」

 

《ふふっ…マスターと凌牙君はこのデュエルの時点でマスターの50戦49勝1敗だったらしいね!》

 

《フォウ!(遊海はずっと手加減してたけどね!)》

若き凌牙と遊海による50戦目の腕試し…その映像の中で遊海は嬉しそうに笑っていた…。

 

 

 

 

「ロマンさん!遊海さんが『聖騎士』デッキを使って戦ってる映像ってありますか?少しでも戦い方の参考にしたくて…!」

 

《ちょっと待ってね……じゃあ、タッグデュエルなんだけど…この映像はどうだろう?ナンバーズ大戦の後、九十九遊馬君とマスターが巻き込まれたe・ラー事件…その最終決戦だよ!》

 

「遊馬さんと父さんのタッグデュエル!?そんなのあったんだ…!」

 

「ロマンさん、エラー?というのは…どんな相手だったんですか?」

 

《e・ラーというのは別次元から襲来した『希望を喰らう』女邪神でね…ナンバーズ大戦後のアストラル世界を喰らいつくそうとした存在だそうだよ》

 

「「なんだかとんでもない相手と戦ってる!?」」

マシュのリクエストに応えたロマンが次の映像を再生する…それはドン・サウザンドとの戦いを終えた後、アストラル世界を襲った新たな脅威との戦いだった。

 

 

────

 

 

「攻撃力5000…父さん達を追い詰めたe・ラーってすごい相手だったんだ…」

 

「あれが、遊馬さんとアストラルさんの合体した姿『()()()()()』…遊海さんも『神聖騎士王アルトリウス』や『No.∞』を使ってて…すごい戦いですね…!!」

 

《……ゼアルーラじゃなくて、()()()ね?》

 

「えっ…そうなんですか?」

 

《遊馬君の友人に「ウラ」という語尾が特徴の子がいたらしくて…「ゼアル、ウラ!」と言ったのを周りの人が聞き間違えたそうなんだ…》

 

「「ややこしい!?」」

アストラル世界の命運を懸けた戦い…その中で遊馬達の究極体「ZEXAL」の真実を知った2人は言葉を正確に伝える事の大切さを学んだのであった…。

 

 

 

 

 

「──ロマン……リクエストしてもいい?」

 

《そうだね…時間的に、次の映像がひとまず最後かな?どんなデュエルを見たい?》

 

「───18年前のARC次元、ズァークと父さん達のデュエルを見せて欲しいんだ」

 

「遊嗣さん…!?」

 

《フォウ!?(遊嗣!?いいの!?)》

その時、遊嗣のリクエストした戦いを聞いたマシュやロマン達は驚いた表情を見せる…それは、白波遊嗣にとっての()()であり()()とも言える戦いだった…。

 

 

「僕は、だいたいの事は覚えてる……その上で、マシュには──僕のオリジンを知ってて欲しいんだ」

 

「遊嗣さん…はい…!」

 

《わかった…じゃあ、再生しようか…世界を揺るがした、光と闇、希望と絆を束ねた戦いを───》

そして、ロマンはその映像を再生した…。

 

 

 

────

 

 

 

「────すごい……」

 

「5対1のデュエル…それでもなお、ズァークは父さん達を追い詰めた…それだけの力を──少なくとも、その()()を僕は受け継いでるんだ…」

その戦いを見たマシュは言葉を失った…武藤遊戯・遊城十代・不動遊星・九十九遊馬…そして白波遊海……融合・シンクロ・エクシーズ・ペンデュラム、4つの召喚法を操る5人の英雄達を前に『悪魔のデュエリスト』ズァークは一歩も引かなかった…否、英雄達を敗北一歩手前まで追い詰めた。

 

その状況を覆したのは神の位階へと至った白波遊海…そして、遊海へと願いを託した人々の『光』と『願い』だった…。

 

 

「遊嗣さん…遊嗣さんが受け継いだのは、ズァークの力だけじゃないです…!この時、『覇王龍ズァーク』に撃ち込まれた『ゴッドアイズ・ファントム・ドラゴン』の…いいえ、ズァークやその基点になった遊矢さん達を救いたいと願ったARC次元の人々や遊海さん達の祈りや願い……その光が、今の遊嗣さんなんだと思います」

 

「マシュ…そうだね……僕は、この光と一緒に未来に行く……それが、きっとみんなへの恩返しになると思うから…」

そして、マシュの言葉を聞いた遊嗣は自分の右手を見ながら、拳を握りしめる…その手に掴んだ()を手放さないように…。

 

 

 

………

 

 

 

「マシュ!お米研げたよ〜!次は何をすればいい?」

 

「それでは、玉ねぎとジャガイモの皮むきをお願いします!今日こそ、翠さんのお料理教室の学びを活かす時です!!」

 

「えっ…いつの間に習ってたの!?」

 

《フォウ〜!(マシュ、遊嗣に内緒で頑張ってたんだよね〜!)》

デュエル鑑賞を終えた遊嗣達は協力して夕ご飯の準備に取り掛かる…なお、マシュは翠に料理を習った事で飛躍的に料理レベルが上がっていた…!!

 

 

 

「「いただきまーす!!」」

 

「おいしい!!ジャガイモもホロホロだし、玉ねぎもちょうどよくて…お店のカレーみたい!」

 

「やった!ありがとうございます遊嗣さん!」

 

《フォーウ!(久しぶりのステーキ美味し〜!)》

そうして2人で協力して作り上げたカレーを美味しそうに食べる遊嗣とマシュ…なお、フォウくんには特別メニューの細かく切った牛肉ステーキである。

 

 

 

 

 

「遊嗣さん!お風呂、先に入りました!」

 

「うん!じゃあ、僕も入ってくるよ」

そして、後片付けと明日の学校の準備を終えた遊嗣達はお風呂タイム…お風呂あがりの濃いピンクのパジャマを着たマシュと入れ違いに遊嗣はお風呂へと向かっていった…。

 

 

 

 

《フォウ、フォーウ!(マシュ!見てみて〜!!)》

 

「フォウさん?それは遊嗣さんのアルバムですか?」

遊嗣の部屋で彼を待ちながら髪を乾かすマシュ…その時、フォウは本棚から一冊のアルバムを引っ張り出していた。

 

 

「私が見てもいいのでしょうか?」

 

《フォウ!(大丈夫!)》

 

「ふふっ…ありがとうございますフォウさん」

フォウに促されるままにアルバムを開くマシュ…そこにはマシュの知らない遊嗣達が写っていた。

 

 

生まれたばかりの遊嗣を泣きながら抱っこする遊海や翠

 

赤ちゃん遊嗣とフォウの初対面

 

赤ちゃん遊嗣を抱っこする凌牙や璃緒

 

 

他にも、紫色の麻呂眉の少年と遊ぶ遊嗣やドン・サウザンドに抱っこされた遊嗣、さらには運動会で泣きべそをかいていたり…おねしょや木に登って降りられなくなったりといった失敗の思い出も記録されていた…。

 

 

「小さい頃の遊嗣さん…可愛い…!本当に遊海さん達に愛されて…私も、今度アルバムを送ってもらおう…!」

 

《フォウ、フォーウ!(マシュの小さい頃、可愛いんだろうなぁ〜)》

 

「ふふっ…その時にはフォウさんにも見せてあげますね!」

今まで知らなかった遊嗣の一面を知る事ができたマシュは無邪気に笑う…その様子を見たフォウも楽しそうに笑っていた

 

 

「ふぅ…お待たせマシュ、大丈……もしかして、アルバム見てた…?」

 

「ふふっ…はい!可愛い遊嗣さんを見せてもらいました♪」

 

「わっ…はじゅかしい……父さん達、変な場面まで残してて…///」

 

「私のアルバムも今度持ってきますから!そうしたらおあいこ、という事で!」

その時、風呂から上がった遊嗣が戻ってきたのだが…マシュがアルバムを手にしているのを見た瞬間、一気に赤面してしまうのだった。

 

 

 

「よいしょ…よいしょ…布団の準備完了!マシュは僕のベッドを使ってくれていいからね」

そして、少し夜も更けて…遊嗣はサイドテーブルを退かして布団を敷く…しかし──

 

 

「あの、遊嗣さん…よければ…一緒にベッドで寝ませんか…?」

 

「えっ…でも、シングルだし…狭いかも…」

 

「それでもいいので!!……せっかくの、お泊まりデート…なんですから…///」

 

「マシュ…///」

……先日のデート以降、2人の絆はさらに深まった…それは同級生達から見てもあまりにも()()()()すぎて嫉妬するのが馬鹿馬鹿しくなってしまうほど……噂では『遊マシュ見守り隊』なる組織も結成されているらしい。

 

 

《あー…遊嗣、マシュ…あんまりそういうのはよろしくないかなぁ…()()()が起きたらボクはマスターになんて報告したらいいか…》

 

「ロ〜マ〜ン〜!!(怒)」

 

《あ、やば…》

 

 

 

〜〜〜〜

 

 

 

《ム〜〜〜!?!?(ちょっとー!?ここまでする事はないんじゃないかな──!?)》

 

「ふん!!」

 

「あはは…口は災いの元、ですね…」

デリカシー/ZERO発言で珍しく遊嗣を怒らせてしまったロマンはスピーカー機能をOFFにされた上でデュエルディスクごとアルミホイルでぐるぐる巻き+毛布に包まれて完全に()()されてしまうのだった…。

 

 

《(まぁ、遊嗣はマシュを大切にしてるから…彼女を傷つけるような事はしないだろう……デュエルディスクからも出れなくなったし、母様に貰った映像の整理でもしてようか…あっ、アラームは6時30分にセットして………じゃあ、おやすみ2人とも……)》

茶化しはしたものの…遊嗣とマシュを信頼しているロマンはそのままデータ整理の為にスリープモードに入るのであった。

 

 

 

 

「まったくもう、ロマンはデリカシーが足りないんだから…!!マシュを傷つけるような事したら、父さんやランスローさんにぶっ飛ばされるって…」

 

「私は、その…遊嗣さんと…なら…///」ボソッ

 

「マシュさん!??///」

ロマンの言葉のせいでおかしな雰囲気になってしまう遊嗣とマシュ…2人とも頭から湯気が立つほど真っ赤になっている…。

 

 

 

 

「あっ…そうだ!ゲーム!レースゲームやらない!?甥っ子達にいつも負けっぱなしでさ!次に会う時までに勝てるようにならないと!」

 

「あっ…有名なゲームですね!?私、まだやった事ないんです!色々教えてください!!」

 

「うん!基本操作は分かるから任せて!」

そして、そんな空気を変える為に遊嗣はゲーム機を取り出す…正直、すぐに眠れる雰囲気ではなくなってしまったからだ。

 

 

「予備のコントローラーの設定をして…テレビに繋いで、あとはWiFiを入れて──────」

 

 

【─────ごめんな】

 

 

「「─────え?」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  翌日、遊嗣とマシュは学校に姿を見せなかった。

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