転生して決闘の観測者〈デュエル・ゲイザー〉になった話   作:S,K

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こんにちは!S,Kです!

何者かに襲撃を受けてしまった遊嗣…だが、それはある人物の計画の始まりに過ぎなかった。

歴戦の英雄も、新たな覇王も不在の中…彼らの最後の戦いが始まる…。


それでは、最新話をどうぞ!


襲撃〜動き出した計画〜

「財前()()!ソルティスの売れ行きすごいですね…!販売間もないのに大量に注文が入って、大企業との契約も続々と決まってます!」

 

「リンクヴレインズを閉鎖した今、このプロジェクトには社運が懸かっている…手を抜く訳にはいかない……それはそれとして、()()と呼ばれるのは慣れないな…」

 

「何を言ってるんですか!クイーンが不祥事で更迭された今、財前専務はSOLテクノロジーの実質トップなんですから!専務を見いだしてくれたカイバーマン氏に感謝しないと!」

 

「そうだな…」

SOLテクノロジーの司令室…リンクヴレインズに関する後始末を終え、専務へと昇進した財前晃はSOLテクノロジーの新製品──AI搭載型アンドロイド『ソルティス』のデータを凝視していた。

 

売上のほとんどを占めていたリンクヴレインズを閉鎖した事で、窮地へと追い詰められたSOLテクノロジーは新分野であるアンドロイド産業に参入…今までのノウハウを生かして人手不足を補うAI搭載型アンドロイドを開発したのだ。

 

 

 

「……しかし、やはり()()が多いな…」

 

「はい…そのほとんどは『ソルティスのせいで失業してしまう』という内容です…けど、仕方がないですよね…利便性を追求した結果の社会変化は止められませんし…」

 

「ああ…そうだな…」

しかし、全てが順風満帆というわけではない…一部の業種に勤める人々からは多数のクレームが寄せられていたのだ。

 

 

 

「今の状況を見ているとプレイメーカーの言葉を思い出す…彼はボーマン達と戦う理由についてこう言っていた…『急激な変化は人々を傷つける、人々は急激な変化を求めない』と…」

 

「……心配しすぎですよ、財前専務…財前専務という船長が舵取りをするSOLテクノロジーという船の航海はまだ始まったばかりなんですから…!」

 

「早見……そうだな」

急激な変化を前に戸惑う人々の言葉を見た財前はプレイメーカー…遊作の言葉を思い出す…そんな彼を専務秘書になった早見は励ましていた…。

 

 

 

 

 

 

 

「先輩…なんでボーマンの奴は最後のデュエルの様子をボクのカメラに残していったんでしょうね…?」

 

「きっと…誰かに()()()()()()()を覚えてて欲しかったのかもなぁ…」

とあるネットワーク世界にあるバーチャルオフィス…そこで歴史的戦いの生き証人となったカエルとハトの記者コンビはとある()()を見ながら黄昏ていた…。

 

その映像とはプレイメーカーとボーマンによる、ミラー・リンクヴレインズにおける最終決戦の映像…カエルとハトは途中でボーマンが発生させたデータストームに巻き込まれて一時消滅してしまったのだが…()()()、ハトのカメラにデュエルの一部始終の映像が残っており、2人はそれを編集したモノを動画サイトに投稿したのだ。

 

 

「まぁ、なんだ!そのおかげでこの動画の再生回数は我が社トップ!ボーナス割り増しに出世も夢ではない!!」

 

「おおぉっ!!ついにボクもハト先輩と呼ばれる日がくるんですね〜!!」

 

『バッカモーン!!「勝って兜の緒を締めよ」という格言を知らんのか!!』

 

「わっ!?なんだなんだ!?!」

動画の再生回数によって自分達の立身出世を夢想するカエルとハト…その時、野太い声と共にカエルが頭の上に乗せていた水色のオタマジャクシが急成長──カエルより大柄な、立派な髭を蓄えた青ガエルが現れたのだ!

 

 

『たるんどるぞ!山本!斎藤!!』

 

「この声…まさか局長─!?」

 

『そうだ!ワシはずっとお前達のアタマの上でお前達の仕事を監視しておったのだ!!』

 

「「(ま、まったく気付かなかった…!!)」」

青ガエル…その正体はカエルとハトの上司、局長だった…問題児だった2人を密かに監視していたのだ。

 

 

『まったく…まぐれ当たりのスクープで調子に乗りおって…お前達のボーナスはナシ!!』

 

「「そんなぁ…」」

 

『──と、言いたい所だが……()()()()をサイトにアップするのなら、ボーナスの割り増しを考えてやろう』

 

「そ、その映像は…!?」

 

「Yu-Z、の…」

調子に乗るカエルとハトを戒める局長…そして、その手に現れたのは──『破滅の光・ライトニング対Yu-Z』の記録データだった。

 

 

 

『さぁ、どうする?』

 

「その映像だけは、アップロードなんてしない…!!ボーナスカットになろうと、()()()()()()()()()()が来るまで、その映像を表舞台には出せません!!」

 

「せ、先輩の右に同じッス!!」

 

『───そうか…』

局長からのボーナスを懸けた二者択一の選択…それに対してカエルとハトは首を横に振る。

 

記者として…そして、大人として…命懸けの戦いを乗り越えた少年達を護る為に…。

 

 

 

『うむ、()()だ…上にはボーナスの割り増しを申請しといてやろう』

 

「「へっ…?」」

だが、2人の答えを聞いた局長の言葉は思わぬモノだった。

 

 

『もし、ボーナスを取るような選択をしておったらクビにするつもりだったが…一端の記者にはなれたらしいな山本、斎藤』

 

「「き、局長〜…!」」

 

『────これで()()は返せましたかな…メタルナイト殿』

局長の言葉を聞いたカエルとハトは床へとへたり込む…そして、局長はかつて取材先で起きてしまった『覇王龍の乱』の中で救われた若き日を思い出していた…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「フン…ソルティスか…イリアステル製のデュエルロイドに比べれば()()のようなモノだが…現代の人間には過ぎた技術である事には変わらん、財前にはロボット三原則の徹底やハッキング対策には万全を期すように助言した…これで持ち直せば、奴をCEOに据えてやっていいかもしれん」

 

海馬コーポレーションDENCity支社の一室…カイバーマンの仮面を外したデュエルロイド瀬人は街の夜景を眺めながらワインを嗜んでいた…()()事はできないが、気分の問題である。

 

 

「世界の平和を脅かす問題のほとんどは解決し、遊嗣は運命を乗り越えた…これで、遊海のヤツも気を抜けるだろう…」

DENCity…そして、数多の決闘者達を巻き込んだ動乱は無事に解決…さらに、闇を宿した英雄の息子は光を掴み、未来へと歩み始めた…瀬人も遊海も久しぶりに平穏を手にしたのだ…。

 

 

「だが…リンクヴレインズの閉鎖だけは如何せん残念な話だ…まもなくローカルネットから全世界への解放を見据えていたが…セキュリティを見直すしかあるまい……彩華やイグニスの手を借りるのも1つの手か…」

だが、瀬人はリンクヴレインズの閉鎖に無念さを感じていた…瀬人のオリジナルたる海馬瀬人の夢は海馬ランドを始めとした「子供達が笑顔になる場所を作る事」…リンクヴレインズはその理想を叶えるのに最適な場所だったからだ。

 

 

 

「フッ──そろそろ海馬ランドUSAでのヒーローショーの時間か、そろそろ()()としての本業に戻らねば───誰だ?」

デュエルヒーロー『カイバーマン』としての仕事に向かおうとする瀬人…その時、明かりを落とした室内に現れた人影に気付いた…!

 

 

【流石はカイバーマン…仮にも()()()()だからか、気配を感じるのが早いねぇ…】

 

『わぁ…!本物のヒーローは初めて見るッス!!』

 

「貴様ら…ソルティスか?だが、この識別パターン…ハッキングされたか…嫌な予感は当たるモノだ」

暗闇に光る首元の光…それはKCの支社に保管されていたソルティスだった。

 

 

1人は首元に水色の光を灯す、黒髪と紫色の前髪を持つ整った顔立ちの青年。

 

もう1人は首元に黄色の光を灯す、水色の髪の子供っぽい雰囲気の少年だった…何者かがソルティスをハッキングし、操作しているのだ。

 

 

 

「誰とも何故とも聞かん…目的はなんだ?」

 

【おぉ、合理的…!ちょっとやりたい事があってさ…SOLテクノロジーのシステムを使わせて欲しいのよ、その為にはアンタがクイーンから没収したSOLテクノロジーのコードキーが必要なんだよね……おとなしく渡してくれない?】

 

「フン…!渡す理由がないな…欲しければ、力ずくで奪ってみせるがいい!曲者!!」

 

『アニキはクサくないデス!』

 

【お前は黙ってろロボッピ!お望み通り、デュエルで決着をつけさせてもらおうか…!()()()()()()()()()展開!!】

 

「ぬっ…!?!」

瀬人の持つSOLテクノロジーのコードキーが必要だと言う青年…さらに、青年はあり得ない力を使い瀬人を閉じ込めた…!

 

 

 

【ガワだけの再現だけど便利だよな、コレ…中にいれば外の世界からシャットアウト…中の環境は自由自在…これで『覇王龍ズァーク』の暴走にずっと備えてた訳だ】

 

「前言は撤回しよう……貴様、何者だ」

 

【へっ…俺は──A()i()、闇のイグニスだ】

 

「───なんだと?」

スフィアフィールドを再現し、「覇王龍ズァーク」の存在を知る青年…その正体を聞いた瀬人は目を見開く…!

 

 

 

「貴様…!我が友、白波遊海の信頼を裏切るのか!!貴様が…イグニスが人間に仇なす存在になったのであれば──容赦はせん!!!」

 

【おわっ…!?これが機械の体で出す威圧かよ?ボーマンよりおっかねえ…!とりま、付き合ってくれよ──伝説の決闘者(レジェンド・デュエリスト)!!】

真意は不明ながら瀬人の前に現れたAiを名乗る青年…その凶行を阻止する為、瀬人はデュエルディスクを展開する!!

 

 

 

 

 

「【デュエル!!】」

 

Ai? LP4000

デュエルロイド瀬人 LP4000

 

 

・マスターデュエル

マスタールール(新)適用

 

 

 

 

【先攻は俺か…俺のターン!!】

【俺はフィールド魔法『イグニスター・Aiランド』を発動!その効果により、自分のメインモンスターゾーンにモンスターが存在しない時、手札からレベル4以下の「@イグニスター」モンスターを特殊召喚できる!「ピカリ@イグニスター」を特殊召喚!】

光の模様を持つデフォルメされた魔法使いのようなモンスターが現れる! ATK1200

 

【現れろ!闇を導くサーキット!召喚条件はレベル4以下のサイバース族モンスター1体!リンク召喚!現れろ!Link-1!『リングリボー』!】

目つきの悪いリンクリボーが現れる! ATK300 ↙

 

 

【そして再びフィールド魔法『イグニスターAiランド』の効果発動!手札の『ブルル@イグニスター』を特殊召喚!】

デフォルメされた風の精霊を思わせる緑色のモンスターが現れる! ATK600

 

【さらに『ドヨン@イグニスター』を召喚!】

どんよりとした紫色のモンスターが現れる! ATK400

 

 

【『ドヨン』の効果発動!召喚・特殊召喚に成功した時、墓地の『@イグニスター』モンスター1体を手札に加える!俺は墓地の『ピカリ』を手札に加える!そして現れろ!闇を導くサーキット!!召喚条件は闇属性を含むモンスター3体!!】

そしてAiのモンスターが光となってサーキットへと吸い込まれる!!

 

 

【暗影開闢!!世界に散らばりし闇世の英知!踊れ!舞え!狂瀾怒濤にて我が手に集い覇気覚醒の力となり深淵の──『アニキ!セリフが長すぎるッス!?』……限界突破!リンク召喚!現れろ!Link-3!!『ダークナイト@イグニスター』!!】

Aiの無駄に長い口上と共に何処となく『デコード・トーカー』に似た、闇の戦士が現れる! ATK2300 ↙↓↘

 

 

 

「──悪戯をしに来ただけか?」

 

『アニキ!?カイバーマンに呆れられてるッス!?』

 

【悪戯じゃねぇよ!()()()()()本気だ!!俺は三度フィールド魔法『イグニスターAiランド』の効果発動!手札の『ピカリ』を特殊召喚!】

再び光のサイバースが現れる! ATK1200

 

 

【この瞬間!『ダークナイト@イグニスター』の効果発動!リンク先にモンスターが特殊召喚された時、自分のリンクモンスターのリンク先に墓地のレベル4以下の『@イグニスター』を可能な限り特殊召喚できる!甦れ!『ブルル』!『ドヨン』!】

闇の戦士のリンク先に2体のサイバースが現れる! ATK600 ATK400

 

 

【そして俺はレベル4の『ドヨン』にレベル3の『ブルル』をチューニング!!】

 

3+4=7

 

【闇路を彷徨いし混沌!蒼穹を駆ける疾風が道ひらく!シンクロ召喚!!現れろレベル7!『ウィンドペガサス@イグニスター』!!】

疾風を纏う電脳の天馬が現れる! ATK2300

 

 

 

『今度は無難にまとめてきたッスね!』

 

【うるせー!いちいちツッコむな!墓地の『ブルル』の効果発動!このモンスターがサイバース族シンクロモンスターのシンクロ素材になった時、このモンスター以外のシンクロ素材となったモンスター…墓地の『ドヨン』を特殊召喚できる!】

再び紫色のサイバースが現れる! ATK400

 

 

【さらに俺はレベル4の『ピカリ』と『ドヨン』でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!!怪力乱神…驚天動地!!その力、今こそ久遠の慟哭から目覚めよ!エクシーズ召喚!来い!!ランク4!『ライトドラゴン@イグニスター』!!】

さらに、雷雲を纏う電脳のドラゴンが現れる! ATK2300

 

 

 

【そして俺はカードを1枚伏せてターンエンド!】

 

Ai? LP4000

ダークナイト ウィンドペガサス ライトドラゴン イグニスターAiランド 伏せ1 手札0

 

 

 

 

「(この展開力…オリジナルからアップデートされた戦闘記録にあった赤馬零児の『DD』というデッキ並…だが、奴の様子から()()()は初めてと見た…これ以上の学習をさせる前に───叩き潰す!!)」

Aiの挙動から隙を見つける瀬人…彼は伝説の決闘者の精神と記憶を受け継ぐ者として──遊海をサポートする者として、その実力を発揮する!

 

 

 

 

「オレのターン!ドロー!!」

「オレは魔法カード『調和の宝札』を発動!手札の攻撃力1000以下のドラゴン族チューナー『伝説の白石(ホワイト・オブ・レジェンド)』を墓地に送り2ドロー!さらに、墓地に送られた『伝説の白石』の効果発動!デッキの『青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)』を手札に加える!」

 

【いきなり伝説のモンスターかよ…!】

 

「フン…闇のイグニス、伝説の決闘者に挑むというのがどういう事か──そのデータに刻み込むがいい!!魔法カード発動!『大融合』!!このカードはモンスター3体以上を融合素材とする融合モンスターの融合召喚にのみ使用できる!!オレは手札の『青眼の白龍』3体を融合!!──これぞ、最強にして華麗なる、原初の究極モンスター!!融合召喚!!現れるがいい!!『青眼の究極竜』(ブルーアイズ・アルティメット・ドラゴン)!」

3体の伝説の白龍が融合の渦に飛び込む…そして、3つの首を持つ究極のドラゴンが咆哮する!! ATK4500

 

 

 

【マジかよ…なんつー引き込みっ…!?】

 

「遊海や遊嗣の掴み取った平和を脅かすのなら容赦はせん!!『大融合』で融合召喚されたモンスターは相手の効果で破壊されず、守備表示モンスターを攻撃した時!攻撃力が守備力を上回った分だけダメージを与える!さらに魔法カード『アルティメット・バースト』を発動!!オレの場の融合召喚された『青眼の究極竜』は3回の攻撃が可能となり、さらに!相手はダメージステップ終了まで魔法・罠・モンスターカードの効果を発動できない!!」

 

【おいおい…チートかよ…?なんでそんなにカードが引き込めるワケ…!?】

 

「フッ…卑怯な手など使うものか、真のデュエリストは勝利の運命を引き寄せる!我らの歩みしロードを甘く見るな!!バトルだ!『究極竜』で『ダークナイト@イグニスター』と『ライトドラゴン@イグニスター』を攻撃!!アルティメット・バァァストォォォォ!!!」

 

【ごっはああああ!?!?】

 

『アニキィィ──!?!?』

 

放たれるのは万物を吹き飛ばす破壊の息吹…それはAiをあまりにもあっけなく吹き飛ばした…。

 

 

AiLP4000→1800→0

 

デュエルロイド瀬人 WIN!

 

 

 

 

 

 

『アニキがまさかの1ターンキル!?やばすぎッス!?』

 

【かはっ…!?身体中が、バチバチ言ってやがる…これが、伝説の力か…!!】

 

「貴様にどんな思惑があって我らに牙を剥いたのかは知らんが…お前を拘束する…!言い訳があるのなら遊海に泣きつくのだな!!」

イリアステルのソリッドビジョンの威力もあって壁に激しく叩き付けられるAi…Aiが操るソルティスの機能を停止させるべく瀬人は手を伸ばし──

 

 

【───試合にゃ負けたが──()()には勝たせて貰ったぜ…!】

 

バチィッ!!

 

「っ…なんだ、からだ、が…!?」

瀬人がAiに触れた瞬間、火花が散る…そして、瀬人の肉体たるデュエルロイドの動きが止まってしまう…!

 

 

【アンタに、俺の作ったウイルスを打ち込ませてもらった…どうだ?中々のモンだろ…?ソルティスとは比べもんにならない高度なアンドロイドでも、これは効くぜ…!】

 

「貴様…負ける事も想定して……デュエルを電脳世界に持ち込まなかったのも、これを狙ってか…!!」

 

【その通りだカイバーマン…いや、デュエルロイド瀬人…!アンタは俺達の()()()、電脳世界に持ち込んだら勝ち目は薄い…さらに、このウイルスは相手の()()()()()()()()を封じる…これで、アンタをその身体に閉じ込められた……アンタは世界で1()()()にしか存在できないからな…!】

 

「くっ…!?(こやつ…!?オレの()()を…!!)」

特性のウイルスによって瀬人の動きを封じ込めたAi…彼は瀬人の唯一の()()を調べ上げていた。

 

それは、「瀬人は世界で1か所にしか存在できない」というモノ…それはデュエルロイド瀬人という存在が人類の敵になってしまったという()()に備えた()()()()だった。

 

 

「なめ、るな…!こうなれば、()()するまでよ!!」

 

【即決!?覚悟決まりすぎだろ!?】

だが、瀬人はこの状況を想定していた…オーバーテクノロジーの塊たるイリアステル製のデュエルロイドのデータが悪用されぬように、自爆機能を搭載していたのだ。

 

 

【──でもまぁ、()()()()()…聞けよ、瀬人…今、俺を吹き飛ばしたら─────】

 

「────なん、だと…!?きさ、ま…!!」

それを聞いたAiは()()()を瀬人へと耳打ちする…それを聞いた瀬人は自爆装置の起動を止めざるをえなかった…。

 

 

 

 

「貴様…なぜ、そこまで()()()()…!!」

 

()()()()()()()()()?おやすみ、大先輩…俺の()()が果たされるまで寝ててくれ】

 

「くっ…おの、れ……(なんというタイミングの悪さ…いや、まさか…遊海が、この街から離れるのを─────)」

そして…ナンバーズ大戦以来、数十年振りにデュエルロイド瀬人は完全に沈黙した…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【さて、と……準備はできた…待ってろよ、プレイメーカー】

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