転生して決闘の観測者〈デュエル・ゲイザー〉になった話   作:S,K

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こんにちは!S,Kです!

リボルバー…鴻上了見との戦いを終え、自分の『ロスト事件』への決着をつける事ができた尊。

そして…復讐心によって自分を燃やし尽くしてしまった遊嗣は…。


幕間─祈り─

「っ……まぶ、しい……ここは…?」

 

「っ…マシュ…!!マシュ!!!ああ…!よかった…!!よかったっ…!!」

 

「おとう、さん…?」

ソウルバーナーとリボルバーがリンクヴレインズで激戦を繰り広げていたのと同じ頃…Aiオルタによって意識データを奪われ、昏睡状態に陥っていたマシュは静かに目を覚ました。

久しぶりに光を見た事で眩んだ目を擦るマシュを抱きしめたのは…彼女の目覚めを待ち続けていたランスローだった。

 

 

 

「おはようマシュ、大変だったわね…」

 

「──お母さん?なんで…?」

 

「パパと一緒にいる時にあなたが大変だって聞いて、一緒に日本に飛んできたのよ?無事でよかった…!!」

 

「心配させて、ごめんなさい……私、どうして…何があったの…?」

 

「それは私から説明しよう…私では理解しきれない部分もあるが、遊嗣君やプレイメーカー達と関わるマシュなら理解できるはずだ」

娘が目を覚ました事を穏やかに喜び、頭を撫でるリサ…そして、ランスローが今までの事をマシュに語り聞かせる…。

 

 

 

遊嗣とマシュがプレイメーカーの相棒、闇のイグニス・Aiの残したバックアップデータ…AiオルタというAIに襲われ、意識データを拐われていた事。

 

2人の意識データを人質としたAiオルタはSOLテクノロジー社のネットワークを掌握できる、二分割されたコードキーを求めてカイバーマンを襲撃した事。

 

Aiオルタはさらにコードキーの片割れを求め、SOLテクノロジーの財前専務を襲撃…プレイメーカーや遊嗣のパートナーのロマン、さらには彼らと手を組んだハノイの騎士達なども奮戦したらしいが、最終的にはコードキーを奪われてしまった事。

 

そして、Aiオルタの行方を探す中で彼の仲間のAIデュエリストが見つかり……その戦いの中で()()()に遊嗣とマシュを救出する事に成功したのだと…。

 

 

 

 

「────そんな、大変な事になっていたなんて…!?」

 

「……気に病む事はない…お前と遊嗣君が狙われたのは()()()()()だった……みんな、そう思っているよ」

 

「お父さん…」

自分が眠らされていた間に起きた一連の事件を聞いて言葉を失うマシュ…そんな娘をランスローは優しく労る…。

 

 

「お父さん…遊嗣さん、は…?遊嗣さんはどこ…?無事なの…?」

 

「っ…マシュ、今は休むんだ」

 

「………ダメよ、貴方……隠しても、この子の為にならないわ」

 

「お母さん…?」

そして…マシュは同じく囚われていたはずの恋人…遊嗣の居場所を訊ねる。

それを聞いたランスローはあからさまに話題を変えようとし…悲痛な表情の妻に諫められる…。

 

 

「………マシュ、落ち着いて聞いて…遊嗣君は、瀕死の状態で治療を受けているわ……でも…もう、()()()()()()()()()って……」

 

「─────えっ…?」

 

 

 

 

…………

 

 

 

 

 

「遊嗣、さん?……そんな、なんで?」

少しだけ時間が過ぎ…ランスローに付き添われたマシュは遊嗣の眠る集中治療室を訪れ…言葉を失った。

 

血の気が失せ、真っ白な顔色になった遊嗣は人工呼吸器や無数の点滴や機器に繋がれ、()()()()()()()…そうとしか言えない状態になっていた…。

 

 

 

「………マシュ、目を覚ましたか……お前が無事なら、遊嗣も安心しただろう……」

 

「凌牙、さん…どうして…!?遊嗣さんに、なにが…なんで…!?」

そして、憔悴した様子の凌牙がマシュ達が来た事に気付き、静かに声をかける…だが、マシュは…目の前の状況を理解できなかった…。

 

 

「……遊嗣は、自分の()()を燃やして…自分の大切なものを守ろうとした…………違うな……この大馬鹿野郎は、勘違いで…復讐の炎に灼かれちまったんだ…!!」

凌牙は悔しそうに事件の顛末を語る…。

 

 

Aiオルタに人質として囚われ、深く眠らされていたが…「覇王」としての力で意識を取り戻してしまった事。

 

そこで同じく深く眠らされていたマシュの姿を見て、さらにリンクヴレインズで()()()()()()()()()()()事でマシュが死んでしまったと勘違いして狂乱状態になり───暴走状態で『覇王龍ズァーク』として顕現してしまった事。

 

その状態でプレイメーカー達に襲い掛かり…彼らを守る為に、遊海が致命傷を与えてしまったのだと…。

 

 

 

「そん、な…遊海さん…自分の…手、で…!?」

 

「その傷は、意識データの傷は…彩華とロマンが治した……だけど、もう()()()だったんだ…!この馬鹿、自分が生きる為の全てを…精霊の力も、デュエルエナジーも…魂まで燃やし尽くして…!!生命力を、使い果たしちまったんだ…!!」

遊嗣はマシュの命を奪われた怒りと憎悪で暴走状態に陥った…後先考えない力の解放…それは遊嗣の()()()()を使い果たしてしまったのだ。

 

 

「っ…遊海さんや翠さんの精霊の力での治療は!?お二人ならきっと!!」

 

「……父さんと母さんも…意識が、戻ってない…()()()()なんだ……覇王龍になって暴れ狂う遊嗣を止めようとして、受けたダメージが()にまで響いたらしい…………ラプラスを呼んでるが、間に合うかどうか…!!」

 

「そん、な…」

そして、幾度となく()()を起こしてきた英雄である遊海と翠を頼ろうとするマシュ…だが、それはできなかった。

 

遊嗣の暴走を止めようと全力を尽くし、リンクヴレインズで致命傷を受けてしまった遊海と翠…その傷は2人の()そのものに損傷を与え、昏睡状態に陥っていた…フレアや遊馬・十代が治療にあたっているが……その容態は思わしくなかったのだ…。

 

 

 

「遊嗣さん…遊嗣さん!起きて…!目を開けて…!!また、デートに行こうって…約束したじゃないですか!!!」

命の灯火が消えかけている遊嗣の手を握りしめるマシュ…しかし、遊嗣は応えない……その手は…生きているとは思えないほど冷たくなってしまっていた…。

 

 

「………私の…私のせいで、遊嗣さん…ごめんなさい…ごめんなさい…!!」

マシュは断片的に襲われた時の事を思い出していた。

 

 

 

テレビから飛び出した男の影

 

 

自分に向けて伸ばされる手

 

 

自分を守ろうと飛び出す遊嗣

 

 

それを読んでいたように遊嗣の額を貫く腕

 

 

 

そして、腰が抜けて動けなくなった自分も……

 

 

 

「私が、逃げる事ができれば…すぐ、誰かに連絡できれば…何か、できたら…!!」

 

《……………マシュ、そんなに自分を責めてはダメだよ》

 

「ロマン、さん…」

動けなかった…遊嗣の為に何もできなかった自分を責めてしまうマシュ…そんな彼女を慰めたのは、遊嗣の近くに置かれたデュエルディスクから顔を出したロマンだった。

 

 

《誰かが悪いと言うのなら…それは全部、ボクのせいだ……ボクが、きみ達を茶化さなければ…!あの時、Aiオルタを止めていれば、こんな事には…!!》

ロマンには二度、Aiオルタの企みを阻む機会があった。

 

一度目は遊嗣とマシュが拐われた夜、遊嗣とマシュを茶化していなければ…ネットワークに繋がった状態ならば…ロマンは事前に異変に気付き…仮に意識データ強奪が発生しても、その時点で各自に連絡を飛ばせただろう。

 

二度目は財前とコードキーの防衛戦、ロマンはAiオルタを捕縛できた……だが、()()()()()()を知ってしまった事で…彼は大きな隙を晒し、Aiオルタの脱出を許してしまったのだ。

 

 

 

《Aiオルタは、きみ達を()()()()()()()()()()()()…優しすぎるのは、キミの方じゃないか…!!!なんで、なんでボク達に相談してくれなかった…!!何故、そんな方法しか選べなかったんだ!!》

 

「ロマンさん…?」

仲間達の中で唯一、Aiオルタの『目的』を知ってしまった者として…Aiオルタを止められなかった事を悔いるロマン…その様子はあまりにも悲痛なものだった…。

 

 

 

ピコン!!ピコン!!ピコン!!

 

 

 

「「「《っ!?》」」」

 

「遊嗣さん!!!」

その時、部屋にけたたましいアラームが鳴り響く───遊嗣に繋がれた心電図モニターは不規則に波打ち、猶予がない事を知らせていた…。

 

 

「っ─!!マシュ!ナースコールを押してくれ!ロマンは遊馬達を呼び戻せ!!死ぬな…!死んだら殴るぞ遊嗣!!」

 

「凌牙さん…!!」

悲痛な表情でマシュ達に指示を出す凌牙…そして彼は両腕に回復魔法の光を纏わせて心臓マッサージを行ない、必死に遊嗣の蘇生を試みる…。

 

 

 

 

 

「遊嗣さん…遊嗣さん…!!」

 

「マシュ…」

部屋から色彩が消える。

 

何人もの医師や看護師が駆け込み、慌ただしく動き回る。

 

 

─────奇跡は起きない。

 

 

 

 

「遊嗣さん…嫌だ…!」

 

 

「シャーク!!」

 

「遊馬!アストラル!ありったけ力を注ぎ込むんだ!!頼む!!」

 

《っ…(間に合わない…ユウジの強すぎる復讐心が、()()のようになって……どれだけ力を送っても、全て……)》

 

遊馬達が部屋に駆け込む…そして、()()()()──カオスの力を遊嗣へと注ぎ込む。

 

だが、フレアは気付いていた…遊嗣の魂は強すぎる()()()によって()()()()()しまったのだと……どれだけ力を注ごうと、漏れ出し消えてしまうほど()が壊れてしまったのだと。

 

 

────奇跡は起きない。

 

 

 

 

「遊嗣さん…やだ…やだぁ!!」

 

 

「っ〜〜〜!!ぐっ…!?」

 

「シャーク!?」

 

《リョウガ!止めなさい…それ以上は、貴方達の命を削るだけです…》

 

部屋から音が消える。

 

体力とカオスの限界を迎えた凌牙が床に崩れ落ちる。

 

 

───奇跡は起きない。

 

 

 

 

「助けて…」

 

電気ショックによって、遊嗣の体が跳ねる。

 

 

──奇跡は、起きない。

 

 

 

「助けて…!」

 

 

「遊嗣…っ…アストラル!!」

 

(………遊嗣は()()に特殊な過程を経ている…「ヌメロン・コード」による生き返りができるかどうか…わからない)

 

「そん、な…」

 

 

医者達の動きが止まる…病室に無機質な機械音が響く。

遊馬が悲痛な表情でアストラルに全能の力の行使を頼むが…アストラルの表情は暗い…。

 

 

─奇跡は、起きない。

 

 

 

 

 

 

「やだ…やだやだやだ…!!死なないで…遊嗣さん…やだ…やだぁ!!」

 

医者や凌牙達があらゆる手段を試し、遊嗣を救う為に奔走する中…マシュは子どものように泣き崩れるしかなかった…。

 

 

彼女には「力」がない。

 

 

遊海のような強い力はない。

 

翠のように癒しの力も使えない。  

 

遊嗣のような器用さもない。

 

 

彼女に奇跡は起こせない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

─────本当に?

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 

「助けて…」

 

彼女に()はない……しかし、彼女は()()事ができる。

 

 

人と人を…人と精霊を繋ぎ───その()()()()

 

 

 

例え、心の闇に囚われていようとも。

 

 

 

例え、遠い時間の果てであろうとも───()()()()()()()()

 

 

 

 

─────彼らにこれ以上の奇跡は()()()()

 

 

 

 

何故なら───最善を掴む為の力は、既に()()に託されているのだから。

 

 

 

「誰か…!誰か!!遊嗣さんを…私の大切な人を、助けて───!!!」

 

 

 

 

 

『────お困りのようですね、マスター……まだ()()が生きていてよかった』

 

 

 

 

「えっ─?」

病室に穏やかな風が吹き抜ける…そして、懐かしい声がマシュの耳を打った。

 

 

 

『魔法の鞘よ、心優しき覇王に癒しを──全て遠き理想郷(アヴァロン)!』

 

 

キィン!!

 

 

「「「っ!?」」」

 

《この光、まさか…!!》

 

病室に静かに響く凛とした女性の声、その詠唱と共に光が弾け───何条もの光の軌跡と共に、穏やかな癒しの光が遊嗣を包み込んだ…!

 

 

 

 

「───アルトリア、さん…?」

 

『ええ、マスター……デュエルモンスターズの精霊、アルトリア・ペンドラゴン…貴女の祈りに応え、駆けつけました』

 

《騎士王!!》

そして、泣き崩れる彼女の前に紺碧のワンピースドレスを着た金髪碧眼の少女が膝をつく……マシュの祈りが騎士王──アルトリア・ペンドラゴンを再びこの世界に呼び寄せたのだ。

 

 

 

 

「アルトリア…騎士王って、アーサー王!?ミラーリンクヴレインズの戦いで、遊嗣達に力を貸してくれた特別な精霊の…!?」

 

「アルトリアさん、どうして…?理想郷(アヴァロン)に、帰ったはずじゃ…」

 

『確かに、私は自分のいるべき場所に帰りました…ただ、少し()()()()をしていまして…………私とマシュの()()がまだ続いていたのです』

アルトリア…伝説に名高い騎士道物語の英雄の召喚に驚愕する遊馬…そして、アルトリアはマシュの涙を拭いながら、自分が駆けつける事ができた理由を語る。

 

 

『……精霊の契約とは()()するもの、だったのですね……今までの召喚は()()()()()という形が多く、勘違いをしてしまって……とりあえず、言葉足らずのマーリンには聖剣を叩き込んできましたが』

 

《あっ…やっぱり!!アルトリアはマシュの()()()()()()()だ、それがすぐに帰ってしまったから変だな…とは思っていたけど…!》

 

『……ロマン、気付いたのなら教えてください…マーリンが私の勘違いを伝えに来た時、それはそれは癪に障る愛想笑いをしていたので』

 

《も、申し訳ない…!(……マーリン、生きてるよね…?)》

精霊との契約──繋がりはその場限りである事の方が少ない。

 

アテムとマハード──『ブラック・マジシャン』や十代と『ユベル』は前世からの誓いが続いていたり、主のいない精霊であっても引き受け、絆を結んだ万丈目準…そして、手放したとしても…その帰りを待ち続けた藤原優介と『オネスト』など…精霊と決闘者の()は切っても切れないものなのだ。

 

 

 

(アーサー王の持つ聖剣、エクスカリバーの鞘…それは持つ者に傷を癒す力と不死性を与え、あらゆる呪いや魔術を弾く加護があったという…その力ならば────)

 

「───けほっ…ごほっ…!!」

 

「「「っ─!!」」」

 

「あ、ああ…!!!」

アーサー王の聖剣と鞘の伝説を語るアストラル……その時、()()()()声が病室に響く…。

 

 

 

 

「………ここ、どこ…?……びょう、いん…?」

 

「あっ…ああ…!!遊嗣さん…!遊嗣さん──!!」

そして…遊嗣は死の淵から息を吹き返し、目を覚ます……その声を聞いたマシュは遊嗣へと駆け寄り、彼をしっかりと抱きしめた…。

 

 

「遊嗣さん!遊嗣さん!!ごめんなさい…ごめんなさい…!!よかった…よかったぁぁぁ…!!!!」

 

「マシュ……無事で、よかった……守れなくて、ごめん…心配させて……泣かせて、ごめんね……」

遊嗣を抱きしめて泣き崩れるマシュ…そして、遊嗣も静かに大粒の涙を流しながら、マシュを強く抱き締めていた…。

 

 

 

 

 

「まったく…心配、かけやがって……」

 

「わー!?しっかりしろシャーク─!?」

 

(無理もない、この3日間はシャークにとっても長すぎた…彼もろくに眠れていなかったはずだ…)

 

 

「……アーサー、王……あなたに感謝を…マシュが出会い、力を貸してくれた精霊があなたでよかった…!」

 

『───()()()()()()()……いえ、湖の騎士に似た紳士よ……マシュを、貴方達の娘を大切にするのですよ──あの2人が、これからの世界を導く光になるのでしょう』

 

「──心得ました、()()()()よ」

目を覚ました遊嗣を見て安心した凌牙が崩れるように仰向けに倒れ込み、遊馬が慌てて彼を支える…そして、ランスローは遊嗣とマシュを救ったアルトリアへと感謝を伝え──()()()()たる彼女の言葉を胸に刻んだのだった。

 

 

 

事件の全てが解決した訳ではない…それでも、彼らは…ようやく気を休める事ができたのだった…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『お前…こうなるとわかってたな?()()()()()()()()

 

【はぁ…だから言ったであろう?()()()()()()()、と】

病室の外…人払いされた廊下で2人の男が言葉を交わす…それはアストラル世界から駆けつけたラプラス、そして彼が寄り道して無理矢理引っ張ってきた善神ドン・サウザンドだった……『混沌の神』の権能で遊嗣を救う為に、ラプラスが助力を求めたのだ。

 

 

 

【遊嗣は()()()()()()()()だ…その()()が本当の意味で尽きるまで、命を落とす事はなかろうさ】

 

『そうなら、そうだとわかりやすく言えよ…相変わらず性格悪いよな、お前…』

 

【フン…お前には言われたくないな、自分殺しの転生者】

 

『未遂だ未遂…』

人間界に来る前から遊嗣の無事を確信していたドン・サウザンド…その態度を見たラプラスは彼と嫌味を言い合っている。

 

 

 

『オレは遊海と翠の治療に行くが…お前はどうする?』

 

【帰る、あの()()とは顔を合わせたくないのでな】

 

『やっぱり、セイバー…アルトリアにもちょっかい掛けてたのかよ』

 

【フン…あの夢魔…花の魔術師さえいなければ、バリアン()()になっていたかもしれんがな……あの小娘は最期まで自分の理想を貫き、自分に待ち受けた運命を受け入れおった……あの光は、当時の我には扱いきれなかったからな】

 

『そうかよ……当時のお前に感謝するぜ、ドン千』

 

【だから、略すな…その呼び方を許すのは遊海と遊嗣だけだ】

 

『せんせん呼び、気に入ってんじゃねぇか』

そして、アルトリアとの因縁を語ったドン・サウザンドは静かに自分の世界へと戻っていった…。

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