転生して決闘の観測者〈デュエル・ゲイザー〉になった話   作:S,K

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伝説の再演〜熱き決闘者達〜

【さぁ…やって参りましたプロリーグ!!今日の一戦は伝説の決闘の再演です!】

 

【赤コーナー!伝説の決闘者!復帰し快進撃を続けるデュエリスト!ランキング5位!白波 遊海!】

 

「「「うおおぉぉ!!!」」」

 

 

 

 

 

【そして青コーナー…バトルシティベスト4!デュエリストランキング7位!『反骨の賭博師』…城之内 克也!】

 

「「わああああ!!」」

 

「いよっしゃ!やったるぜ!!」

 

「「頑張れ凡骨〜!!」」

 

「だれが凡骨だ!!」

 

 

まさか城之内さんが次の相手とは…

 

 

 

 

 

「遊海…こうして戦うのは久しぶりだな…!」

 

「ええ…今回も勝たせてもらいます!」

 

「それはこっちのセリフだ!お前に勝つぜ…遊海!」

 

 

【それではデュエル開始前にある方からビデオメッセージがあります!ご覧ください!】

 

巨大スクリーンに映像が流れる…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『フハハハハ!元気にしているか!凡骨!遊海!』

 

「「海馬!?/海馬社長!?」」

 

映像は海馬社長からだったのか…

 

『貴様らが久しぶりに対決すると聞いてこのメッセージを出させてもらった!!』

 

『初代バトルシティから約8年の時が流れた!今デュエルモンスターズは世界に広まり欠かせないモノになりつつある!その礎を刻んだのが遊戯とオレ…そして貴様達だ!』

 

『デュエルモンスターズの礎を築いた者同士のデュエル…観客いや!全世界が注目するデュエルだ!お互いに無様な戦いをするな!お前達の健闘を祈る!さらばだ!フハハハハ!』

 

海馬社長の高笑いと共に映像は終了した…

 

 

 

 

 

【以上!KC社・社長、そしてプロリーグ創設者の海馬 瀬人氏のメッセージでした!】

 

 

 

「海馬のヤロー相変わらずだな…」

 

「しょうがない…あれが海馬社長だ…」

 

 

 

【さぁ…改めてデュエルスタートです!】

 

 

 

       「「デュエル!!」」

 

 

 

 

 

 

遊海LP4000

城之内LP4000

 

 

 

 

 

 

「俺のターン!ドロー!」

「手札から『トレード・イン』を発動!手札の『神龍の聖刻印』を墓地に送り2ドロー!」

 

「へっ…聖刻デッキか!懐かしいな!」

 

「ええ!やはり城之内さんとやるならこのデッキでしょう!」

 

「かかってきやがれ!」

 

「いきます!手札から『聖刻龍ードラゴンゲイブ』を召喚!」

オレンジ色の龍が現れる ATK1800

「そして手札を3枚伏せてターンエンド!」

遊海LP4000

ゲイブ 伏せ3 手札2

 

 

 

【遊海選手!伝説の聖刻デッキを使ってきた!これは面白いデュエルになりそうだ!!】

 

 

 

 

 

「いくぜ!オレのターン!ドロー!」

「手札から永続魔法『デンジャラスマシン TYPEー6』を発動!さらに『ロケット戦士』を召喚!」

緑色の小さな機械戦士が現れる ATK1500

 

「バトルだ!『ロケット戦士』で『ドラゴンゲイブ』を攻撃!そして『ロケット戦士』の効果!このカードは自分ターンの戦闘では破壊されず、ダメージも0になる!いけ!『インビジブル・アタック』!」

 

ロケット戦士が変形しロケットモードで突撃する、しかしドラゴンゲイブはそれを受け止める…

 

「さらに!速攻魔法『天使のサイコロ』!ダイスロール!」

 

出目は…5!

 

「これで攻撃力が500アップ!ゲイブを倒したぜ!」

 

「させません!リバース罠『抹殺の聖刻印』!『ゲイブ』を生け贄に『ロケット戦士』を除外する!」

 

「しまった!?」

ゲイブが光の粒子になりロケット戦士を異次元に送りつける

 

「さらに『ゲイブ』の効果でデッキの『神龍印』を特殊召喚!」

 

フィールドに巨大な丸い石が現れる DEF 0

 

「チッ!凌がれたか…カードを二枚伏せてターンエンド!」

 

「エンドフェイズにリバース罠『復活の聖刻印』!効果で『ウシルドラゴン』をデッキから墓地へ!」

城之内LP4000

伏せ2 デンジャラスマシン 手札1

 

 

 

 

【城之内選手攻めきれませんでした!しかし遊海選手の場は守備力0のモンスターのみ!チャンスはあるぞ〜!】

 

 

 

 

 

「チクショ〜、先制ダメージといきたかったが…」

 

「甘いですよ城之内さん!」

 

 

 

 

 

 

 

「俺のターン!ドロー!」

「手札から『竜の霊廟』を発動!デッキから『真紅眼の黒竜』と『龍王の聖刻印』を墓地に送る!」

 

「そして手札から魔法カード『銀龍の轟咆』を発動!墓地の『真紅眼』を特殊召喚!」

 

青眼と対を成す赤目の黒竜が現れる ATK2400

 

「何!?」

 

「さらに手札から『神龍印』を生け贄に『シユウドラゴン』を召喚!」

白い体の龍が現れる ATK2200

 

「さらにリバースカード『貪欲な瓶』を発動!墓地の『トレード・イン』『ゲイブ』『抹殺』『轟咆』『神龍印』を戻して1ドロー!」

 

「バトル!『レッドアイズ』でダイレクトアタック!『黒炎弾』!」

 

「リバースカード!『スケープゴート』!羊トークンを4体守備表示で召喚!」

小さな羊が4匹現れる DEF0 ×4

 

「なら『レッドアイズ』と『シユウ』でトークンを攻撃!」

黒い炎と魔法でトークンが2体破壊される

 

「ターンエンド!」

遊海LP4000

レッドアイズ シユウ 復活印 手札1

 

 

 

 

 

 

【城之内選手、遊海選手の猛攻を防いだ!】

 

「やりますね城之内さん!」

 

「当たり前だ!いつまでも凡骨なんて言わせないぜ!」

 

 

 

 

「オレのターン!ドロー!」

「スタンバイフェイズに『デンジャラスマシン』の効果発動!ダイスロール!」

 

出目は…3!

 

「効果で1ドロー!さらに『強欲な壺』!2ドロー!」

 

【城之内選手!凄まじいドロー加速だ!】

 

 

「遊海!オレのとっておき!見せてやるぜ!魔法カード『エネミーコントローラー』!羊トークンを生け贄に効果発動!お前の『レッドアイズ』を借りるぜ!←→AB!実行!」

 

コントローラーからコードが伸びレッドアイズに接続される、そしてコントロールが城之内に移る

 

「なんだって!?」

 

「そして手札から『漆黒の豹戦士 パンサーウォーリアー』を召喚!」

黒い獣戦士が現れる ATK2000

 

「そして…頼むぜ!魔法カード!『ヘルモスの爪』!発動!!」

 

城之内がカードを掲げると赤い短い角が鼻先から生えた龍が現れる

 

 

 

 

「そのカードは…失われたカードの筈…!どうして!?」

 

ティマイオス・クリティウス・ヘルモス…精霊界を守護する伝説の龍、ドーマとの戦いの後、役目を果たして消滅したが…

 

「へへっ!オレのスポンサーはだーれだ?」 

 

「I2社…ペガサス会長…まさか!?」

 

「そうさ!ペガサスに頼んで新しく復活させて貰ったんだ!…まぁ、あの時みたいな万能性はないけど、充分だ!ついでに海馬と遊戯も持ってるぜ!」

 

「なん…だと…!?」

ペガサスさん…なんちゅう事を…!

 

「さぁいくぜ!『ヘルモス』よ!その力を黒き竜と一つにし、最強の剣となれ!融合召喚!『真紅眼の黒竜剣』!!」

ヘルモスとレッドアイズが一つになり最強の剣が現れるATK 2400

 

 

【なんと!?レッドアイズが剣に変化したぞ〜!?】

 

「いくぜ!『黒竜剣』を『パンサーウォーリアー』に装備!効果により攻撃力が1000アップ!さらにお互いのフィールド・墓地のドラゴン族の数×500アップする!よって2500アップだ!」

 

ATK2000→3000→5500

 

「攻撃力5500…!!」

 

「バトル!『パンサーウォーリアー』で『シユウドラゴン』を攻撃!『黒豹黒竜斬』!!」

 

城之内の場の羊トークンが消滅しパンサーウォーリアーがシユウドラゴンを消し飛ばした!

 

「うおあああ…!!?」

 

遊海LP4000→700

 

「へへっ!どうだ!オレはターンエンドだ!」

 

城之内LP4000

パンサー(黒竜剣) デンジャラス 手札0 

 

 

 

【城之内選手!遊海選手を追い詰めた〜!フィールドには攻撃力5500のモンスター!遊海選手、絶体絶命〜!!】

 

 

 

 

 

 

「どうだ!!」

 

「流石の運命力…すごいです城之内さん!」

 

「へっ!今回はもらったぜ!遊海!!」

 

「でも…俺は諦めない!!」

 

 

 

 

 

「俺のターン!…ドロー!」

「いきます!魔法カード!『星呼びの天儀台』!手札の星6『トフェニドラゴン』をデッキの一番下に戻し2枚ドロー!…城之内さん、最強の武器にも必ず弱点はあります…最強の剣…、その弱点はこれだ!魔法カード『龍の鏡』!」

 

「なんだ…それ…?」

 

「このカードの効果により、墓地のドラゴン族を除外し!融合召喚を行なう!俺は墓地の『神龍印』『セテク』『シユウ』『レッドアイズ』『龍王印』を除外し融合!現われろ!『F・G・D(ファイブ・ゴッド・ドラゴン)』!!」

 

鏡に次々とドラゴン達が飛び込む、そして鏡の中から5本の首を持つ巨龍が現れる ATK5000

 

 

「『FGD』だと!?」

 

「そして墓地にドラゴン族がいなくなった事で『パンサーウォーリアー』の攻撃力も下がる!」

 

「しまった!?」

 

ATK5500→3500

 

「バトル!『FGD』で『パンサーウォーリアー』を攻撃!『サウザンド・パニッシャー』!」

巨龍の吐息が豹戦士を吹き飛ばす

 

「うわああああ!」

城之内LP4000→2500

 

「そして『復活印』の効果!除外されている『龍王印』を墓地に戻す!ターンエンド!」

遊海LP700

FGD 復活印 手札1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【遊海選手!デュエルモンスターズ界最強の攻撃力を持つFGDを召喚し、モンスターを破壊しました!】

 

 

「まさか、そのドラゴンを使って来るなんてな…!」

 

「勝負はこれからです!」

 

 

 

 

 

 

「いくぜ…オレのターン!ドロー!…!?(このカードは…!)」

「スタンバイフェイズに『デンジャラスマシン』の効果!ダイスロール!」

 

出目は…5!

 

「よっしゃ!『FGD』撃破だ!」

スロットマシンから火の玉が射出され巨大龍が爆散する

 

「くっ…!効果耐性は無いんだよな…!」

 

「そして手札はモンスターじゃねぇ…しかしオレはこのカードを発動する!魔法カード!『友情ーYUーJYOー』!」

 

「そのカードは…!」

 

「遊海!オレはお前に握手を申し込む!…受けてくれるよな?」

 

「ええ!」

 

 

遊海と城之内は歩み寄り固く握手を交わす

 

「そして握手したプレイヤーのライフはお互いのライフを足して割った数値になる!」

 

遊海LP700→1600

城之内LP2500→1600

 

 

【おっと!城之内選手?遊海選手とのライフ差を無くしたぞ〜?いったいどうしたんだ〜?】

 

 

 

「城之内さん…それを使わない方が有利だったんじゃ…?」

 

「へっ!遊海!オレ達のデュエルはこれからだ!そのためにはイーブンじゃなくちゃな!」

 

「城之内さん…」

 

 

【これぞ漢気!男の友情です!】

 

 

 

 

「いいぞ〜!城之内頑張れ〜!!」

 

「白波選手!頑張って〜!!」

 

「二人とも負けるな〜!」

 

客席から歓声が上がる

 

 

 

「さぁ!デュエルを再開するぜ!オレはこのままターンエンド!」

 

城之内LP1600

デンジャラスマシン 手札0

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いきます!ドロー!」

「『復活印』の効果で『神龍印』を墓地に戻して、魔法カード『招集の聖刻印』を発動!デッキから『ドラゴンゲイブ』を手札に加え…モンスターをセット!」

 

「ターンエンド!」

遊海LP1600

手札1

 

【遊海選手!守備を固めターンを譲る!それが彼なりのお返しか!】

 

「さぁ…城之内さんのターンです!」

 

「サンキューな遊海!でもそれが命取りだ!」

 

 

 

 

 

 

「オレのターン!!ドロー!」

「『デンジャラスマシン』効果!」

 

出目は…6!

 

ボンッ!

 

「出目が6の時『デンジャラスマシン』は破壊される!そしていくぜ!『運命の宝札』!発動!サイコロの出目だけドローし、そのあとデッキから同じ枚数除外する!いくぜ…ダイスロール!!」

 

出目は…4!

 

「4枚ドロー!そして4枚除外…キター!!」

 

除外

悪魔サイコロ

サイコショッカー

切り込み

ギャンブル

 

「いくぜ!オレは手札から儀式魔法『レッドアイズ・トランスマイグレーション』を発動!」

 

「チェーンして『復活印』の効果!『神龍印』をデッキから墓地へ送る!」

 

「手札の『真紅眼の黒竜』と『ランドスターの戦士』を生け贄に現われろ!『ロード・オブ・ザ・レッド』!うおぉぉ!だぁっ!」

 

城之内が赤い炎に包まれ…転生する、炎の中から現れるのは炎を纏いし熱き戦士の姿だった ATK2400

 

【なんと〜!?城之内選手がソリッドビジョンを纏い!モンスター化した〜!!?】

 

「城之内さん!その姿は…!」

 

『へへっ、どうだ遊海!カッコいいだろ?』

 

「…はい!!」

 

『いくぜ!オレで裏守備モンスターを攻撃!「城之内ボルケーノパンチ」!』

 

城之内が裏守備のゲイブを殴りつけ、破壊する!

 

「どんなもんだい!ターンエンドだ!」

城之内LP1600

レッド 手札0

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【城之内選手!凄まじいです!さぁ遊海選手はどうするのか!!】

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺のターン!ドロー!」

「手札から『銀龍の轟咆』を発動!」

 

『その瞬間!「ロード・レッド」の効果発動!「復活印」を破壊する!』

 

「かかりましたね!」

 

『なんだと!』

 

「復活印が破壊された時!墓地の聖刻モンスター『神龍印』を特殊召喚!さらに『轟咆』の効果でもう一体召喚!」

フィールドに巨石が並ぶ DEF0 ×2

 

『しまった!?』

 

「そして『神龍印』よ!その真の姿を開放せよ!」

瞬間、スタジアムに強風が吹き荒れる

 

【な…何が起きているんでしょう!?スタジアムが風に…うわぁ〜!?】

 

「おい!カメラがショートしたぞ!?」

 

『遊海…まさか!?』

 

「俺は2体のモンスターでオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築…エクシーズ召喚!光臨せよ『聖刻神龍エネアード』!!」

《ウオォォ!!》

赤い太陽の龍がフィールドに降臨する ATK3000

 

【なっ…何が起きたのでしょう??フィールドに赤い巨龍が現れました!!】

 

『おい…遊海…!それ使ったら…!?』

 

「大丈夫です!カメラには写ってませんから!いきますよ!『エネアード』!力を貸してくれ!!」

 

《グオォォ!!》

 

「うおぉぉ…!ハアッ!!」

遊海は精霊の力を纏いエネアードと一体化する、そして赤い光を纏う戦士が現れた。

 

『これで条件は同じです!』

 

『来い!遊海!!』

 

『バトル!俺で『ロード・レッド』を攻撃!『ソーラーナックル』!!』

 

『受けて立つ!おおおっ!!』

 

フィールドに向かい飛び出した二人は真ん中で激突する!

 

『『うおぉぉ!!!』』

拳がぶつかり…そして…!

 

『ぜりゃぁっ!!』

 

「ぐああぁッ!」

 

城之内LP1600→1000

 

城之内が吹き飛ばされ、鎧も消滅する

 

『ハア…ハア…ターンエンド!!』

遊海LP1600

エネアード 手札1

 

ターン終了と共にエネアードと遊海も分離する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【スゴイ…スゴイ戦いです!まさに漢と漢!魂と魂のぶつかりあい!この決着は…どうなるのか〜!】

 

 

 

 

 

 

「はぁ…はぁ…やっぱりすげぇよ…遊海!」

 

「ゼェ…ゼェ…城之内さん…こそ…!」

 

「さぁ…決着をつけるぜ!」

 

「はい!」

 

 

 

「オレのターン!ドロー!」

「来い!『時の魔術師』!」

体が時計になっている魔術師…城之内と遊戯の友情のカードが現れる ATK500

 

「遊海、コイツの効果は知ってるよな?」

 

「ええ…!」

 

「いくぜ!『タイムルーレット』!スタート!」

 

時の魔術師の効果…アタリなら相手フィールドのモンスターを全破壊、ハズレなら自分のモンスターを破壊し総攻撃力の半分のダメージ…結果は…!

 

 

 

 

 

チッ…

 

 

チッ…

 

チッ…

カチッ…

ボンッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

城之内LP1000→750

 

「ダメだったか…遊海!」

 

「俺のターン!『エネアード』で…ダイレクトアタック!」

太陽の輝きが城之内を飲み込み…

 

 

城之内LP0

 

遊海 WIN!

 

 

 

 

 

【デュエルエンド…!長い決闘を制したのは…白波 遊海!!】

 

 

パチッ…

 

パチパチッ…

 

「「「「うわぁぁぁぁ!!!」」」」

 

 

「城之内〜!カッコ良かったぞ〜!」

 

「スゴイ決闘だったわ!!」

 

「また戦ってくれ〜!」

 

 

 

 

 

 

「城之内さん、いい勝負でした…!」

 

「ああ…また負けちまったな…」

 

「でも見てくださいよ…お客さん達を…!」

 

 

 

「「「城之内!城之内!」」」

 

 

 

「「「白波っ!白波っ!」」」

 

 

 

 

「へへっ…すげぇ盛り上がりだ…」 

 

「また、デュエルしましょう!」

 

「ああ!次はアカデミアに乗りこんでやろうか?」

 

「ええ、翠が美味しいご飯を作って待ってますよ!」

 

「そうか!そりゃ楽しみだ!」

 

 

【この決闘は歴史に刻まれる決闘になりました!!私はこの決闘を忘れる事はないでしょう!!】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『お疲れ様でした遊海様!』

 

「ありがとうMr.スマイル…」

 

遊海は決闘が終わり控え室に戻ってきた、スタジアムの熱狂は凄まじいものだった…

 

「次回の決闘予定は?」

 

『明日です』

 

「…ワンモアプリーズ?」

 

『明日です、先程の生中継を見たり…観客達から話を聞いた、たくさんのプロからデュエル依頼が…』

 

「…嘘だろ?」

 

 

 

 

 

その後…遊海は一月近くプロの試合を続ける事になったのだった…。

 


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