転生して決闘の観測者〈デュエル・ゲイザー〉になった話   作:S,K

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ジェネックス開催〜光の進軍〜

修学旅行から一ヶ月後、出張から帰ってきた鮫島校長から大型デュエル大会『ジェネックス』の開催が宣言された。

アカデミアへ世界中からプロ・アマを問わず決闘者を集め、生徒達の意欲を高めるための大会だ。

優勝賞品は…トメさんのキスと…鮫島校長の叶えられる範囲での願いを叶えてくれる権利だ。

 

 

 

 

 

そして今日は開催初日俺も参加している、まず光の結社の動きを止めようと港に来るプロ決闘者・オージーンの所に行こうとしたが…

 

「遊海先生、ボクとデュエルしてくださいよ…!」

 

『ワタシともお願いします…!』

 

《俺とも…!》

 

[オレも…!]

 

【私ともお願いしますよ…先生も光に染まりましょう…!】

 

 

「…小癪な…斎王め、時間稼ぎを…!」

レッド寮を出た途端、白い制服を着た生徒達…光の結社に囲まれてしまった…。

 

『ジェネックス』のルール…「出場選手は1日に一度はデュエルをしなくてはならない」『最初に挑まれたデュエルは断われない』

 

「『《[【さぁ…デュエルを…!】]》』」

 

「…いいんだろう、纏めてかかって来い!五人一度に相手してやる!」

 

《なめやがって!先生も光に…斎王様に染まるがいい!》

 

 

 

 

 

 

 

「《【[『「デュエル!」』]】》」

 

 

 

 

 

 

先攻ホワイト生A〜E 共有LP8000

・墓地共有・フィールド共有(1人5枠)

 

 

 

後攻 遊海 LP8000

 

 

 

 

順番 ホワイトÀ〜E →遊海

遊海ターンから攻撃可能

 

 

        〜ターン割愛〜

 

 

ホワイトE ターン終了LP 4000

 

 

「A」 双頭の雷龍ATK2800 光の護封壁

 

『B』 カイザードラゴン2300 強者の苦痛

 

《C》 ギルフォート・ザ・ライトニング3600(ムラサメブレード)

 

[D] 天界王シナト 3300 伏せ(アヌビスの呪い)

 

【E】 光神機ー轟龍2800 伏せ(ミラフォ)

 

 

 

 

 

 

【先生…見てくださいよ!斎王様のおかげで私たち…こんなに強くなったんですよ!】

 

[いくら伝説の決闘者といえど…]

 

《この盤面を崩すのは不可能!》

 

「『護封壁』で4000以下のモンスターは攻撃できず…」

 

『「強者の苦痛」でレベル×100攻撃力は下がる!』

 

[例え「決闘王」でもこの布陣は破れまい!!]

 

 

 

 

 

《マスター…!》

アヤカが心配そうに声をかける…

 

 

 

 

 

 

「たったそれだけか…?」

 

 

 

 

「《何…!?》」

 

「人に与えられた強さ…それは無意味だ!デッキとは決闘者の魂!それを斎王に言われるまま使うなんて…お前達はそこまで愚かなのか!!」

 

【私達は愚かではありません!私達は斎王様に選ばれたデュエリスト!…私達が…斎王様が正しいのです!】

 

「よくわかった…お前達に巣食う偽りの光…真の希望で浄化する!」

 

 

 

 

 

 

 

「俺のターン!ドロー!」

「マスタールール4適用…《制限解除》…フィールドをホワイト【E】に固定…設定開始!」

 

遊海の言葉と共に地面にマス目が刻まれていく

 

E

□□■□□

□□□■□

 □ □

□□□□□

□□□□□

遊海

 

【何よ…何が起きてるのよ!】

 

 

「手札から『魔境のパラディオン』を召喚!」

大きな杖を持った魔法使いが現れる ATK400→100

 

『攻撃力100のモンスター?ワタシ達の上級モンスター達に敵うわけないじゃない!』

 

「現れろ!光のサーキット!アローヘッド確認!召喚条件はパラディオンモンスター1体!」

 

「『魔境』でリンク召喚!現れろ『マギアス・パラディオン』!」

 

赤い鎧の魔法使いが現れるATK 100↓

 

 

「何だ…そのモンスター…!?」

 

『しかも「強者の苦痛」の効果を受けて無い…!』

 

 

「このモンスターは『リンクモンスター』…レベルを持たないモンスターだ!」

 

【なんですって…!?】

 

 

「そして『マギアス』のリンク先に『神樹のパラディオン』を守備表示で特殊召喚!」

耳の長い緑髪の女性が現れる DEF1800

 

「『マギアス』の効果!デッキより『百獣のパラディオン』を手札に加える!」

 

「アローヘッド確認!召喚条件はパラディオンを含む効果モンスター2体!」

 

「『神樹』と『マギアス』でリンク召喚!現れろ!『レグレクス・パラディオン』!」

 

炎を纏った獅子が現れるATK 1000↑↓

 

「そして手札の『星辰のパラディオン』を『レグレクス』のリンク先に特殊召喚!」

 

鎧を纏ったドラゴンが現れるDEF 2000

 

「『レグレクス』の効果によりデッキから魔法カード『リユナイト・パラディオン』を手札に加える!さらに『星辰』の効果で墓地の『魔境』を手札に戻す!」

 

「…アローヘッド確認!召喚条件はリンクモンスターを含む効果モンスター2体以上!!」

 

「リンク2の『レグレクス』と『星辰』でリンク召喚!現れろ!戦いを乗り越えし絆の勇者!リンク3『アークロード・パラディオン』!!」

 

ケンタウロスのような姿をした騎士が現れるATK 2000↙↑↘

 

《はっ…あれだけ展開して攻撃力2000?とんだコケ脅しだ!ハハハハハ!》

 

「それはどうかな」

 

[何?]

 

「『アークロード』のリンク先に『百獣』と『天穹のパラディオン』を特殊召喚!」

金色の鎧のライオンと青いラインの鎧を着た戦士が現れる DEF1600 DEF1600

 

【E】

□□■□□

□□□■□

 □ ■

□□■□■

□□□□□

遊海

 

「『アークロード』の攻撃力はリンク先のモンスターの攻撃力の合計分アップする!よって…」

 

ATK2000→7600

 

「攻撃力7600…だとぉ!!?」

 

『「護封壁」ラインを超えている…!』

 

【たしかに凄まじい攻撃力だけど…次のターンなら!!】

 

 

「次のターン?あるわけ無いだろ?」

 

【なんですって…?】

 

「フィールド魔法『リユナイト・パラディオン』を発動!」

フィールドに聖なる光に溢れた剣が突き刺さる

ATK7600→8100

 

「『リユナイト』の効果により『アークロード』は全てのモンスターに攻撃できる!さらに『天穹』の効果により戦闘ダメージを倍にする!」

 

『そんな…!?』

 

[っ!?リバース罠『アヌビスの呪い』!フィールドの効果モンスターを全て守備表示に変更し守備力を0にする!これで攻撃は…!]

 

「甘い!『百獣』の効果で『アークロード』は貫通能力を得る!さらに…リンクモンスターは守備表示にならない!」

 

「守備表示にならないモンスター…!?」

 

《そんなモンスターが…いるのか!?》

 

[しまった…!?]

 

『何やってるのよ!?』

 

 

「バトル!『アークロード』で全てのモンスターに攻撃!『ボンド・オブ・パラディオンソード』!」

 

 

アークロードの剣に力が集中し聖なる光を纏う…そして全てを切り裂く斬撃が放たれた!

 

【リバースカード!「聖なるバリアーミラーフォース」!!これで返り討ちよ!!斎王様!私達に力を!!】

 

「…墓地の『神樹』の効果…破壊される『パラディオン』モンスターの代わりに、このモンスターを除外する…」

 

【えっ…】

 

そして斬撃が全てを飲み込んだ…

 

 

ホワイトA〜E LP4000→−77,000

 

遊海 WIN!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【うっ…うぅ…】

 

『ぐっ…あ…』

 

 

「…ちょっとやりすぎたかな…?」

遊海の前には吹き飛んだ生徒達が倒れこんでいる…ついでに周りは更地だ…

 

《マスター、どうやら彼らの中の邪な光は祓えたようです!》

 

「そうか…ありがとうアヤカ!…おい!大丈夫か?」

 

 

【うっ…あれ?私…何を…?何?この白い服…!?】

 

「あれ?ボクはどうしてここに…?」

 

《…ん?俺は…?》

 

 

洗脳されていた全員が無事に目覚めた…しかし洗脳中の事は何も覚えていないようだ。

 

「遊海さ〜ん!大丈夫ですか〜!」

 

「ん?翠、大丈夫だ!」

寮の方から翠が走ってきた

 

「スゴイ光が見えたので来てみたんです…いったい何をしたんですか…?」

 

「パラディオンで1ターン5キルした!」

 

「…納得しました…」

 

 

チュドーン!!

 

「っつ!?何だ!?」

港で爆発が起きた…!?

 

「遊海さん!」

 

「行こう!翠!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「十代!何があった!!」

遊海と翠は港に十代を見つけ、声をかける

 

「遊海先生…斎王の奴スゲェんだ…プロ相手に『0ターンキル』したんだよ…!!」

 

「0ターンキル…!?」

 

一緒にいた翔によるとオージーン王子が「時の女神の悪戯」を使い「サテライトキャノン」で1ターンキルをしようとしたが斎王の魔法コンボで返り討ちにあったらしい…チートにはチートを…よく言ったものだ…。

 

 

《マスター、ダメです…彼も既に飲まれています…》

 

「そうか…間に合わなかったか…!」

 

 

『これはこれは遊海プロ…あなたには何人か相手をしてもらった筈ですが…?』

 

斎王がぬけぬけと話かけてくる

 

「ああ…彼らか、五人で来たからワンキルして洗脳は解いたよ…もう少しまともな相手を連れてきてくれ…!」

 

『なっ…!?』

 

「五人をワンキル…?嘘だろ…!?」

十代が後ろで驚く

 

『(バカな…奴らは三騎士に及ばぬがそれなりの手練…それを…!?)』

 

「なんならお前が相手をしてくれるか?斎王

琢磨…!」ズズズ

 

『っつ!?』

遊海は凄まじい殺気を放ち斎王を威嚇する…その後ろには黒いナニカの姿が見えた気がした

 

『…いや…、今は遠慮しましょう、天上院、万丈目、三沢、我が寮へ戻るぞ…!』

「「「はっ!」」」

 

斎王は洗脳された3人を連れて寮へ戻っていった…。

 

 

 

 

 

「斎王に少しは痛手を与えられたのか…?」

 

《マスターがワンキルをした話を聞いた時、斎王から僅かに焦りの感情を感じました…少しはダメージを与えられたかと…》

 

「そうだといいんだが…」

俺はアヤカと作戦を練る…少しでも奴らの力を削ぐにはどうすればいいか…

 

 

ピリリリ…ピリリリ…

「携帯が…はい!白波…」

 

『ミスター白波!大変なのデース!!』

 

「ペガサス会長!?どうしたんですか!?」

電話の相手はペガサス会長だった、声色からして相当焦っているようだ…

 

『ミスター白波…アイムソーリー…我が社で保管していた「ラー」のコピーカードが盗まれたのデース!』

 

「マジ…ですか…!?」

 

『イエス…我が社のイラストレーターのフランツという男が神を盗み出したのデース…!』

 

「犯人はどこに!」

 

『渡航記録からそちら…アカデミアに向かった可能性がありマース!ミスター白波!彼を止めてくだサーイ!!』

 

「わかりました!」

 

『サンキューデース!ワタシも彼と一緒にアカデミアに向かいマース!』プッ…

 

 

彼…?そうか…隼人が帰ってくるのか…本来なら十代に任せたいが…俺が止める!!




メダル
遊海 6
翠  1
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