転生して決闘の観測者〈デュエル・ゲイザー〉になった話   作:S,K

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星の大戦〜悪魔の進撃〜

「ん?アレは…!アニキだ!アニキがオブライエンと一緒に帰ってきたザウルス!!」

 

「なんだって!?」

砦の見張りをしていた剣山は遠くからやってくるピンク色のイルカ、そして十代を視界に収めた…

 

「その後ろから…サイバーエンドとエクスプレスロイド…!?丸藤先輩とカイザー亮ザウルス!?なんであの人までいるドン!?」

 

しばらくしてオブライエン達が、その後カイザー達が砦に飛び込んできた…。

 

 

 

 

 

「ハアっ…ハアっ…み、水を…水をくれ…!」

 

砦に戻ってきたオブライエンは酷く取り乱していた…普段であれば冷静であるはずの彼が怯えている…それだけでも異常だった…。

 

「はい!お水よ!…オブライエン君…いったい何があったの…?」 

 

「あ、ありがとう…!」

 

明日香がオブライエンに水を渡す…今この場にいるのは万丈目、剣山、明日香、吹雪、翔、オブライエン、カイザー、エド、クロノス先生…そしてウェンとトフェニ…寝込んでいる翠と十代、消滅した遊海とジムを除けば全員が砦に集まっていた…。

 

「ハアっ…ハアっ…スゥ…、取り乱してすまない…しかしアレはあの恐怖は…!」

 

「オブライエン!ジムは…ジムはどうしたザウルス!一緒じゃないどん!?」

剣山がオブライエンに問いかける…

 

「追って事情は話すが…ジムは死んだ…恐ろしい悪魔によって…!」 

 

「そんな…!」

 

「オブライエン、話を聞かせてくれ…何があった…!」

 

「ああ…それが…」

 

 

そしてオブライエンは語り始める、覇王の噂を聞いた事…十代を追って旧覇王城にて覇王の所業を知った事、そして対面した覇王の正体が心の闇に呑まれた十代だった事…そしてジムが十代とデュエルし追い詰められ最終的に「超融合」でジムが倒されそうになった事…そして乱入した悪魔の事を…。

 

 

 

 

 

「悪魔だと…?それは精霊か?」

万丈目が尋ねる

 

「いいや、あんなモンスターは見た事がなかった…白いメッシュの入った黒髪…感情を映さない赤い眼、黒い肌…堕天使のような2対の黒い羽…鋭い爪…そしてその身に纏う圧倒的死の気配…幾度も死線を潜り抜けた俺が恐怖を感じる程の…うぐっ!」

 

そこまで話してオブライエンは口元を抑える…恐怖を思い出し吐き気が襲ってきたようだ…

 

「(遊海先生…!そんな…間に合わなかったか…!!)」

カイザーは一人拳を握りしめる…

 

《それですごい怖いモンスターを使ってきたの…確か「暗黒方界神」って言ってたような…》

ウェンが言葉を引き継いで補足する…

 

「方界…なんなんだそのモンスターは…?」

 

「聞いた事ないわね…」

吹雪も明日香も首を捻る…

 

「…『暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ』…!」

 

《そう!それ!そんな名前だった…翠!?身体は大丈夫なの!?》

 

寝込んでいた翠が壁を伝ってヨロヨロと歩いてきた…目の下には隈ができている

 

「みんなの声が聞こえたから起きてきたの…『クリムゾンノヴァ』は以前遊海さんが倒したモンスターよ…復讐心に駆られたある青年が魔物に呑み込まれた時に召喚したモンスター…確か戦いの後に封印されているはずよ…。」

 

「封印された邪神か…なんて恐ろしい話なんだ…!」

 

「ジムと十代は乱入した悪魔に敗北した…ジムとカレンは消滅し十代は目覚めない…恐らく覇王だけが消滅したんだろう…そして悪魔は覇王城を燃やし尽くした…蒼い炎によって、まるで聖書に出てくる煉獄のようだった…!」

 

「煉獄…罪を燃やす炎の世界…ありえるのか、そんな事…!」

吹雪が呟く…

 

「ありえるのだミスター吹雪…俺は見たんだ…!」

 

《みんな、私…心当たりがあるの…蒼い炎を使うモンスターに…!》

 

「本当!ウィンダちゃん?…!?その姿は…」

明日香が声をした方を見るとウィンダがいた…しかしその姿はいつもの人の姿では無くシャドールの人形の姿をとっていた…。

 

《ごめん明日香さん…この姿でないと身体が震えちゃって…》

そう言いながらもウィンダの人形の足は震えていた…

 

「ウィンダ…大丈夫?」

 

《うん…翠…大丈夫…》

そしてウィンダは語り始める…蒼焔を操るモンスターの正体を…

 

《蒼焔を操るモンスター…それは私達の世界、「DT世界」に住む精霊達の恐怖の象徴…世界を破滅させる者…その名前は…煉獄の死徒『インフェルノイド』…!》

 

「インフェル…ノイド…地獄の使徒…それにDT世界…?」

 

「ウィンダ、その事…もう少し詳しく聞かせてくれるかい?」

 

《ええ…少し長い話になりますが…聞いてください…!》 

 

 

 

 

 

 

私達の世界…DT世界には2体の神様がいました、1柱は創造の力を持つ「Sopia」、そして1柱は破壊の力を持つ「tierra」…その2柱が大昔に私達の世界を作りあげました、そのうちに2柱は大喧嘩をして「Sopia」が勝利を収め破壊と創造を司る神になりました、一方の「tierra」は神星樹という巨大な木に封印されました…。

 

そして長い長い時間を経て「Sopia」は復活しました、その時の世界は宇宙からの侵略生物や眠っていた魔神、そして全てを喰らい尽くす悪魔…そしてモンスターに感染する悪しきウィルスと原住民…私達の闘いで混沌としていました…。

それを憂いた「Sopia」が目覚め世界を「リセット」しようとしたんです…。

 

「リセット…?どういう事ッス?」

 

文字通りの事です、破壊の力で精霊を…生命を分解、消滅させ創造の力で自分の意に沿った新しい生命を作ろうとしたんです…私もそれで一度死んでしまいました…。

 

「ウィンダちゃん…それじゃあ…」

 

《はい…私も翠や遊海さんと似たような存在なんです、でもそれはいったん置いておきますね…》

 

原住民達は必死に神に抗いました…そしてついに神から創造の力と破滅の力を奪いとって「Sopia」を打倒したんです…そして世界に平和が訪れました、神は斃れ人の時代がやってきた…そう思っていたんです…。

 

 

 

「思っていた…?まだ終わっていなかったのか?」

万丈目が尋ねる

 

《ええ…ここから本当の恐怖が始まったんです…》

 

 

「Sopia」の打倒から数十年の時が経ちました、事の始まりは1つの異変でした…数十年前の戦争…大戦と呼びますね?それで倒れた英雄が闇の力を纏って復活し人々を襲い始めたんです…そこから新たな戦いが始まりました…。

 

創造の使者ソンプレスと破壊の使者ケルキオンは再び世界を救うために活動を始めました、ソンプレスは地脈の力を具象化させた竜達を誕生させました、ケルキオンはかつての友を救うために戦いを挑み…敗北し吸収されてしまいました…。

 

破壊の力を取り込んだ闇の英雄はその身を核として私達「シャドール」を作り出したんです、先の大戦で死した者達…その魂の一部はある者に囚われ神星樹へ侵攻するための兵器として使われたんです…。

 

「…文字通り『死者に鞭打つ』ような所業だな…それでその死者の魂を捕えていた『ある者』というのは?」

カイザーが苦々しく呟き、黒幕の正体を問う

 

《封印されていた破壊の神…「tierra」…全ての原因は神のせいだったんです》

 

「なっ…!その神様は封印されてたんじゃないんスか!?」

 

《かの神は封印されながら、ひたすらに待っていたんです…復活の時を…》

 

 

封印されていた「tierra」は「sopia」の敗北を期に再び地上の支配を目論んで暗躍を始めました…死した者のエネルギーを蓄え力を増し、手下を呼び出し自らを復活させる駒としたんです、その駒が「インフェルノイド」…蒼焔を操るモンスターの正体です…。

 

 

 

 

 

 

 

「そんなスケールの戦いが起きている世界があるなんて…」

 

「ボク達のいる世界は平和でよかったッス…」

 

「それで…その戦いの結末はどうなったんだドン?」

剣山がウィンダに尋ねる

 

《はい…結局、戦いの末に「tierra」は復活を遂げました…でも世界に選ばれた勇士…聖選士達の活躍で神は打ち倒され世界には平和が戻りました…そのおかげで私もウェンも…ここにいないアヤカさんもマスター達と共に歩めるんです…。》

ウィンダは話をそう締め括った…。

 

 

 

 

 

 

「とにかく倒すべき相手の情報は分かったが…亮、1つ聞いていいかい?」

 

「なんだ?」

吹雪がカイザーに問い掛ける

 

「なんでお前とエド君とクロノス先生までこの世界に…?」

 

「そういえばそうザウルス…」

 

「確か、あの場にはオレ達しかいなかったはずだが…」

 

「…巻き込まれた…」ボソッ

 

「「「えっ?」」」

 

「お前達の転移を離れた場所で見守っていたら、巻き込まれたんだ…!エドもクロノス先生も…」

カイザーは顔を背けつつ答えた…

 

「…すまなかった」

 

「ごめんなさいザウルス…」

思わず謝る二人なのであった…

 

 

「それよりもッス!!僕達、悪魔の正体…知ってるんス…!」

 

「翔君!?本当なの!?」

翠が聞き返す

 

「…本当だ、俺達は『暴走』する前の彼に会った…」

カイザーが答える…その瞳には悲しみの光があった…

 

「悪魔の正体…それはユ《兄貴〜!大変だ〜!!》むっ?」

カイザーの言葉を遮りイエローが飛び込んでくる

 

「今度はなんだイエロー!またあのデカブツが飛んできたか!?」

 

《ヤバイよ兄貴!!町が変な奴らに襲われてるんだよ〜!!》

 

「「「「なんだって!?」」」」 

 

 

 

「あれは…蒼い炎…!?」

 

「しまった…!悪魔がここにまで!!」

 

砦から見える町は蒼い炎と異形のモンスター達に攻め込まれていた…町の各場所から剣戟の音や爆発御が響いている…!

 

「大変だ!確かフリードやカイル達も戻ってきていたはずだぞ…!?」

町へ行った万丈目が皆に伝える

 

「そんな…!早く助けに行かないと!」

 

「待つんだ!あのモンスター達は危険た!オレ達が敵う相手じゃない…!」

オブライエンが静止するが…

 

「それでも…顔を知ってる人達を見捨てられないドン!!」

 

「行くぞみんな!明日香とクロノス先生と翠さんは残っていて下さい!避難してくる人の治療を!」

 

「わかったわ兄さん!」

 

「ぐぬぬ…せめてデッキがアレーば…!」

 

「私は行くわ!1人でも多くの人を救うのよ!!(これでいいですよね…遊海さん…!)」 

 

「わかりました…!行こう!!」

 

「「「「応ッ!!」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ハァッ!!』

 

【…!!】

 

【…!】

 

フリードの一撃でゲイラ・ガイル、ダーク・ガネックスが斬り捨てられる

 

『ハァ…ハァ…!何なんだコイツらは!こんな不気味なモンスター共見た事ないぞ!しかも…!』

 

【!!】

 

【キィ!】

 

【…!】

 

『キリが無い!!ハァッ!!ヤァッ!』

 

【!?】

 

【キィ!?】

 

【…!?】

 

襲いかかってきたヴァルカン・ドラグニー、ヴィジャム、デューザが切り裂かれる…しかし…

 

『なんだ…!?身体が…ウゴカ…ない…!!』

 

突如フリードの身体が石のように動かなくなっていく…

 

【キィキィ!!】

 

『しまった…!コイツの能力か…!?』

フリードは自身の身体に取り憑くヴィジャムに気付いた、ヴィジャムは戦闘で破壊されず攻撃モンスターの効果、攻撃をできなくなる効果をもっている…。

 

《フリード隊長!ああ…そんな…!?》

 

「フリード隊長!しっかりして…!」

 

『ジーナ!カイル!逃げるんだ!!早く!!』

 

「でも隊長が!!」

 

『カイル!君を死なせてしまったら私はラーズに顔向けできない…!!だから早…』

 

【ギリリリリ…!!】

インディオラ・デス・ボルトが現れエネルギーを溜め始める…

 

『マズイ…!逃げろぉぉ!!』

 

「隊長ぉぉ!!」

 

 

 

 

 

「『サイバー・エンド・ドラゴン』!エターナル・エヴォリューション・バースト!!」

 

《ギシュアア!!》

ビームが放たれる直前、機械竜の息吹がインディオラ・デス・ボルトを飲み込んだ…

 

「大丈夫ですかフリードさん!『サイクロン』!!」

 

【キィ〜!?】

 

『あなたは翠殿!どうしてここに!?』

 

フリードを助けたのはカイザーと翠だった、翠はヴィジャムを破壊しフリードを開放する

 

「皆さんを助けに来たんです!早く砦に逃げてください!ジーナちゃんもカイル君も…早く!!」

 

《翠お姉さん…ありがとう!!》

 

「ありがとうございます!」

 

『すまなかった…私は君達を囮にしたのに…!!』

 

「大丈夫です!あなたの判断は正しいものだった!だから皆生き延びる事ができたんです!」

 

『翠殿…すまない…!』

 

「時間は稼ぎます…早く!」

 

『わかった!』

フリードはジーナとカイルを連れて砦へと向かった。

 

 

 

 

「翠さん!次は!」

 

「亮君!片っ端からモンスターを撃ち落として!でも卵型の『ヴィジャム』は戦闘破壊できないから気をつけて!」

 

「わかりました!一掃します!いでよ!『サイバー・エルタニン』!一掃せよ!『星座の包囲網』!!」

巨大な竜の顔が召喚されピットで無数のモンスターを撃ち落とした…

 

「流石サイバー流…!殲滅力はすごいわね!」

 

「ありがとうございます!さぁ次に…」

 

 

ズドーン!!

 

「「うわぁぁ!!?」」

近くで爆発が起き叫び声が響く…

 

「今の声は…!」

 

「吹雪君と万丈目君の声!?亮君いきましょう!」

 

「はい!!」

 

 

 

 

 

 

 

「吹雪!無事…しまった!来てしまったか…!」

 

「ああ…!そんな…!!」

 

 

「ぐ…あ…!」

 

「亮…!逃…げ…」

 

翠とカイザーがたどり着く…そこでは吹雪と万丈目が消滅し…そして…

 

「くっ…来るな…来るなザウルス…!!」

 

【Grrrrr…!】

 

瓦礫に挟まれた剣山が黒き悪魔に追い詰められる姿があった…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「『XYZードラゴン・キャノン』!行けー!!」

 

『「真紅眼」!ダークメガフレア!!』

《グオォォッ!》

戦車の砲撃と黒き竜の炎弾が方界モンスターを蹴散らしていく…

 

 

〈ありがとうございます!〉

 

『早く行きなさい!お嬢さん!砦に行くんだ!』

 

〈はい!〉

 

 

 

 

 

『はぁ…はぁ…もうこの辺りに人はいないだろう…万丈目君!次の場所へ!』

 

「わかりました!いきま…うわぁ!?」

 

ズガーン!

 

移動しようとした二人の目の前で蒼炎が爆発する…そして炎が黒く染まり…奴が現れた…

 

 

【Gooaaaaaa!!】

 

『黒い悪魔…!』

 

「コイツが…!なんて恐ろしいオーラなんだ…!」

 

二人の前に現れたのは炎をかき消すほどの闇のオーラを持つ…まさに「悪魔」の姿だった…

 

【Grrr…Gaaaaa!!】

悪魔が咆哮をあげる…その声は全ての知性体に恐怖を刻むものだった…

 

「こんな化物…ありかよ…!」

 

『三十六計と行きたいが…ダメそうだね…!』

 

【…!】

 

【…!!】

 

 

二人の周りは既に方界モンスター…そして蒼い炎を纏うインフェルノイドに包囲されていた…!

 

【デュ…エル…!】

 

[デュエルモード起動…デッキセットok…]

 

 

『おいおい…既に殺る気満々かい…?』

 

「それでも…生き残るためにはやるしかありません!吹雪さん!」

 

『そうだね…!十代君も遊海先生も命懸けで戦ったんだ!僕達だって…やれるはずだ!いくぞ万丈目君!』

 

「はい!吹雪さん!アカデミアのサンダーとプリンスの力を見せてやりましよう!!」

 

《万丈目の兄貴〜!ダメよ〜!?アイツはヤバイわ〜!?》

 

「うるさいイエロー!男にはやらなきゃいけない時がある!!」

 

《兄貴…》

 

『いくぞ!黒き悪魔よ!!』

 

 

 

 

「『【デュエル!/Duel…!】』」

 

 

 

 

吹雪&万丈目LP8000

 

悪魔LP8000

 

 

 

順番

吹雪→悪魔→万丈目→悪魔

 

2回目の悪魔のターンから攻撃可能

 

 

 

 

 

 

 

『僕のターン!ドロー!』

『手札から「黒竜の雛」を召喚!』

卵から紅い目を覗かせる竜が現れる ATK800

 

『「雛」の効果!このカードを生贄に捧げ手札から…いでよ「真紅眼の黒竜」!!』

卵のカラが割れ、黒き伝説の竜が現れる ATK2400

 

『そして先制攻撃だ!魔法カード「黒炎弾」!レッドアイズの攻撃力分のダメージを喰らえぇぇっ!!』

炎弾が悪魔に直撃する

 

【Guuuu…!!】

 

悪魔LP8000→5600

 

『カードを伏せてターンエンド!…決まった!』

 

吹雪&万丈目 LP8000  

レッドアイズ 伏せ1 手札2

 

 

 

 

 

「流石です!吹雪さん!」

 

『ああ…しかしそんなに効いてないみたいだ…来るぞ!』

 

 

 

 

 

 

【Gaaaa…オオォォアッ!!】

[ドロー]

 

【Gaa…!】

[手札の『方界業』『方界胤ヴィジャム』『方界合神』を公開し手札の『暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ』を特殊召喚]

紫色のキューブを被ったモンスターが現れる ATK3000

 

 

『あれが暗黒方界神…!なんて禍々しい…!』

 

「どうやら言葉はほとんど喋れないみたいだが…プレイはできるみたいだ…!」

 

【Guu…!Gaaa!】

[永続魔法『方界業』を発動、デッキから2枚の『ヴィジャム』を墓地に送り『クリムゾンノヴァ』の攻撃力を1600アップ、さらに手札から『ヴィジャム』を守備表示召喚]

卵型の悪魔が現れる DEF0

 

炎のオーラが邪神を強化する ATK3000→4600

 

【…!】

[カードを伏せてエンドフェイズ、『クリムゾンノヴァ』効果発動、お互いに3000ダメージを受ける]

 

『「何!?ぐああああ!」』

クリムゾンノヴァが光線を乱射し周囲を吹き飛ばす

 

吹雪&万丈目LP8000→5000

 

悪魔LP5600→2600

 

 

悪魔LP2600

クリムゾンノヴァ ヴィジャム 伏せ1 業 手札2

 

 

 

 

 

 

「アイツ…見境無しかよ!?自分まで傷ついてまでダメージを」

 

『しかしライフでは僕達が優位!攻めるんだ万丈目君!』

 

「わかりました!!」

 

 

 

 

 

 

「オレのターン!ドロー!」

 

【Guooo…!】

[手札の『増殖するG』の効果発動、手札から捨て相手が特殊召喚するたびに1ドロー]

 

「関係あるか!魔法カード『前線基地』を発動!手札から『Yードラゴンヘッド』を特殊召喚!」

赤い翼竜型の機械が現れる ATK1500

 

[1ドロー]

 

「さらに『Xーヘッドキャノン』を召喚!」

キャノン砲を背負った機械兵が現れる ATK1800

 

「さらに『天使の施し』を発動!三枚引いて…2枚捨てる!」

 

捨てたカード

Zーメタルキャタピラー

おジャマブラック

 

《うわ〜ん!兄貴に捨てられた〜!》

 

「そんな事言ってる場合か!手札から『死者蘇生』を発動!甦れ!『Zーメタル・キャタピラー』!」

単眼のキャタピラーロボットが現れる ATK1500

 

[1ドロー]

 

「そしていくぞ…『X、Y、Z』の三体を除外し…『XYZードラゴン・キャノン』を特殊召喚!」

三体の機械が合体し重厚なる戦車が現れる ATK2800

 

[1ドロー]

 

「『XYZ』の効果!手札の『ドラゴンフライ』を捨てて砕け散れ『クリムゾンノヴァ』!」

戦車の砲撃が悪魔のフィールドを包みこむ…

 

 

「よし!邪神撃破だ!…なんだと?」

 

煙が晴れるとクリムゾンノヴァはそこに存在していた…

 

[『クリムゾンノヴァ』の効果、このカードは攻撃力3000以下のモンスター効果では破壊されない]

 

「くっ…しまった…!カードを伏せてターンエンド!」

 

万丈目&吹雪LP5000

XYZ 前線基地 伏せ1 手札2

 

 

 

 

 

『攻めきれなかったか…!』

 

「すみません!(でも大丈夫です!伏せは『グレイモヤ』…攻撃がきても返り討ちです!)」

 

『(わかった!ありがとう万丈目君!)』

 

 

 

 

 

【Gooaaaaaaa!!!】

悪魔を闇が包みこむ…

[ドロー、リバースカード『方界合神』、フィールド・手札の『クリムゾンノヴァ』3体を融合、『暗黒方界邪神クリムゾン・ノヴァ・トリニティ』を融合召喚]

暗黒の闇がフィールドに集い…伝説の決闘者すら追い詰めた邪神が降臨する ATK4500

 

「なっ…!なんだよこのバケモノは…!」

 

『同名モンスターの3体融合…!これは…!!』

 

【Gaaaaaaaaoo!!】

[バトル、『トリニティ』で『XYZ』を攻撃、攻撃宣言時に効果発動…相手ライフを半分にする]

 

『何っ!?』

 

「チイッ!リバースカード『万能地雷グレイモヤ』!吹き飛べ!!」

トリニティの足元で地雷が爆発する…しかし爆炎の中から光線が放たれ二人に直撃する

 

「何っ!?ぐああああ!!」

 

吹雪&万丈目LP5000→2500

 

『何故破壊されていない…!うぐあああ!!』

戦車が光線により爆発四散する

 

吹雪&万丈目LP2500→800

 

[『クリムゾンノヴァトリニティ』の効果、このカードはカード効果の対象にならず、カード効果では破壊されない…さらに相手モンスターを破壊した事により2回目の攻撃を行います]

 

『な…んだっ…て?』

 

「吹雪先輩!サンダー!無事…あ…わわわ…!!?」

 

「け…剣山…逃げ…」

 

【GAaaaaaa!】

[『レッドアイズ』を攻撃、効果発動…相手ライフを半分にする]

 

再び光線が四方八方に発射される

 

『「ぐああァァァ!!」』

 

「うわぁぁ!?ガッ…!」

建物に直撃した光線は建物を破壊し、剣山を生き埋めにした…

 

吹雪&万丈目LP800→400

 

「剣…山…!!」

 

「う…ぐっ…動けないザウルス…!」

 

【キエ…サレ…!】

そして無情なる闇の光がレッドアイズ…そして倒れた吹雪と万丈目を飲み込んだ…

 

吹雪&万丈目LP0

 

悪魔 WIN…

 

 

 

 

 

 

 

 

「こんな…馬鹿な…ぐっ…」

 

『ガッ…悪魔…お前は…いったい…?』

吹雪と万丈目は最後の一撃で吹き飛ばされ…身体からは金色の粒子が漏れ出していた…

 

【Grrrr…】

悪魔は二人に興味を失ったのか倒れ伏した二人の間を通り抜け剣山の元に向かう…その刹那、吹雪は闇に覆われた悪魔の首元に光るモノを見た…それは…

 

『(あれは…銀色の…カルトゥーシュ…?何処かで…見たような…)』

 

 

 

 

 

 

 

 

『白野さん!それなんですか?珍しいネックレスですね…?』

 

「ああ、以前翠とエジプトに旅行に行ってね!その時に作ったんだ!俺は銀色、翠は金色でお互いの名前を刻んであるんだ!吹雪君も将来作ってみたらどうだ?」

 

『良さそうですね!…今度から落とし文句に使ってみるか…?』

 

「アハハ…それはやめといた方がいいんじゃないか…?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『嘘…だろ?そんな…何故…?ぐうっ!』

 

 

「吹雪!無事…しまった!来てしまったか…!」

 

「ああ…そんな!」

 

 

「亮…逃げ…ろ…あの人は…」

そこで吹雪の意識は闇に飲み込まれた…。

 

 

 

 

 

 

 

 

翠Side

 

 

 

「剣山君!!生徒に近づくな化物ぉぉぉ!!!」

目の前で吹雪君と万丈目君の消滅を見てしまった私は剣山君を助けるために精霊正装を着て悪魔に向かって飛び出した!

 

 

「翠さん!ダメだ!あなたは…()()()()はその人と戦ってはダメだ!!」

後ろで亮君が何かを叫んでいる…でも気にしている暇は…無い

 

〈切り裂け!「影依の影糸」!〉

私は両手から影糸をだして悪魔に切りつける

 

【Gya!?】

 

〈今よ!ウィンダ!吹き飛ばして!!〉

 

《了解!ウィンド・スパイラル!!》

ウィンダの魔法が悪魔ごと周囲のモンスターを壁に叩きつける

 

〈剣山君!大丈夫!?〉

 

「翠さん…俺は大丈夫ザウルス…それより吹雪先輩とサンダーが…!!」

 

〈…2人は立派にデュエリストの誇りを果たしたわ…!剣山君あなたはすぐ…キャ!!〉

 

【ガアアァァァ!!】

悪魔がその手に蒼い焔の剣を持ち翠を斬りつける、翠は咄嗟に飛び退き、傷を最小限に抑えた…

 

〈うぐぅ…痛い…!でも今は…!切り裂け「影糸」!!〉

 

【ギャアアアアアア!!?】カラーン

翠の放った影糸の一撃は悪魔の身体を深く切り裂き、その身を貫いた…

 

〈どう?少しは効いたかし…えっ…?〉

様子を窺っていた翠は悪魔の足元…攻撃で落ちた銀色の板に釘付けになる…

 

〈えっ…そんな…なんで…?〉

 

 

 

 

 

《ふふっ!似合ってますよ!マスター!》

 

《うん!翠も似合ってる!》

 

「ありがとうウィンダ!」

 

「アヤカもありがとう!」

 

「思えば『メガロック・ドラゴン』以来かな?2人でお揃い?の物を持つなんて…」

 

「そうですね遊海さん!なんだか嬉しいです!」

 

「俺もだよ翠!さぁ、気合を入れて記憶の世界に突撃だ!」

 

「はい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そんな…遊海…さん…?」

 

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