転生して決闘の観測者〈デュエル・ゲイザー〉になった話   作:S,K

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後半にてヒロイン(仮)登場!


第2章 バトルシティ編~予選~
開催!バトルシティ~遊海の進撃と出会い~


 今日は日曜日、バトルシティが開催される日だ。

「マスター!すごい人出ですね~あっ、インセクター羽蛾とダイナソー竜崎さん発見~」

俺は今アヤカと一緒にバトルシティの初期スタート地点の広場へ向かっている…アヤカは浮かれているのか少々テンションが高めである、機械族とは…。

「ん?マスター今わたしに対して失礼な事考えてませんでした?」

「いや、気のせいだよアヤカさん」

「…ならいいですけど!」

「お~い!遊海く~ん!」『クリ~!』

「あっ!遊戯さんおはよう!」

「おはようございます遊戯様!クリボーも!」

人混みの中から遊戯さん、そして精霊のクリボーが現れる。会って数日は出てこなかったがこの前やっと姿を見る事ができた、姿を見せなかった理由はアヤカ曰く「わたしが怖かったらしく…。」とションボリしていた。たしかに力をセーブしているとはいえ攻撃力3000だもんな~と納得した。

…その後思考を読んだアヤカに再び突進(ダイレクトアタック)を喰らうのだった。…KC社の飛行船が近くに見えたな~…。

 

 

そんなこんなで遊戯さんの回りに羽蛾や竜崎、ターゲットの孔雀 舞などが集まり談笑していると…

『よく集まった!決闘者諸君!』

飛行船のモニターに海馬社長が写しだされる!

『それぞれの持つ魂のレアカード!そしてパズルカードを6枚!3日以内に集めた8人が決勝戦に出場出来る!力を競え決闘者達!!』

 『ここにバトルシティの開催を宣言する!!!』

     「「「ウオォォォッ!!!」」」

 

 

 ついに始まったかバトルシティ…すると

「見つけたぞ!」

声のした方を見ると城之内がカフェスペースにいた黒いローブを着た男…レアハンターを見つけたところだった。…どうでもいいけど違和感半端ない…。

そして遊戯が人格交代してレアハンターとデュエル開始、そして。

「くそっ!エクゾディアを守備表示!」

「今だ!リバース罠『連鎖破壊』!」

「デッキのエクゾディアが!?」

「いけ、!デーモン!磁石の戦士!」

「ぐわあああ!?」

遊戯 WIN!

 

 

そして城之内の真紅眼を取り返した遊戯達、偽エクゾディアも処分した…すると

『僕はマリク、コイツはグールズでも最弱…さぁ神のカードを賭けたデュエルを始めよう!』

レアハンターの体を支配したマリクは遊戯に対して宣戦布告し去っていった。

そして城之内は自分が「真紅眼」に相応しい決闘者になるまで預かって欲しいと遊戯に託す、そして二人は別れて相手を探し始めた。

よし、俺も相手を探しに「おい!赤帽子のオマエ!デュエルだ!」

…探しにいく手間が省けたみたいだ…。

「俺のことか?」 

振り向くといかにもな不良が決闘盤をかまえていた。

「ああそうだ!オマエのレア頂くぜ!」

「そう簡単にはあげないよ!」

決闘盤を構える

        「「デュエル!」」

不良LP 4000

遊海LP 4000

 

「オレの先攻だ!ドロー!」

「こいっ!『闇魔界の戦士 ダークソード』!」

黒く厳つい鎧を着た戦士が現れる ATK1800

「さらに装備魔法『竜殺しの剣』を装備!」

竜殺しの力を持った剣がダークソードに力を与えるATK1800→2600

「カードを伏せてターンエンドだ!

いきなりの高攻撃力だ!これなら負けねぇぜ!」

不良LP 4000

モンスター1 魔法1 伏せ1 手札3

 

 

 …またこれだけか、この世界攻撃力重視しすぎだろ…

「おい!早くしろよ赤帽子!サレンダーか?ハハハッ!」

少しお灸を据えるか…。

 

「俺のターン!ドロー!」

あっワンキルルートだ…

「やっちゃってくださいマスター♪」

「手札から『汎神の帝王』を発動!『真源の帝王』を捨て2ドロー!」

「さらに手札からフィールド魔法『真帝王領域』、永続魔法『進撃の帝王』を発動!」

フィールドがギリシャ調の暗い神殿に変わる。

「そして手札から『天帝従騎イデア』を召喚!」

光輝く鎧を纏った天使が現れるATK 800

「(チッ800じゃ『落とし穴』が使えねぇ』)」

「さらに『イデア』の特殊効果!デッキから攻守800/1000のモンスターを特殊召喚する、俺は『冥帝従騎エイドス』を特殊召喚!」

イデアの展開した魔法陣から黒い甲冑を着た騎士が現れるATK 800

「オイオイ!そんな攻撃力じゃダークソードは倒せねぇぞ?」

「本番はこれからだ!『エイドス』の特殊効果!このターン通常の召喚に追加して生け贄召喚が出来る!」

「なんだと!?」

「『イデア』と『エイドス』を生け贄に現れろ!闇を纏いし帝王『怨邪帝ガイウス』!」

2体のモンスターが闇に呑まれる…そして闇が肥大しその中から「ガイウス」が現れるATK 2800

「今だ!リバースカード「落としあn…」『ビービー!』なんだいきなり!」

「永続魔法『進撃の帝王』の効果により生け贄召喚に成功したモンスターは効果の対象にならず破壊されない!」

「そして『ガイウス』の効果!相手の場のカード1枚を除外し1000のダメージを与え、さらにそのモンスターが闇属性の場合、相手の手札、山札、墓地の同名モンスターを全て除外する!」

「何ー!?」

「さらに『ガイウス』の隠された効果発動!このカードが闇属性のモンスターを生け贄にして召喚した時、効果の対象を2枚にする!やれ『ガイウス』!」

ガイウスから放たれた闇の波動がダークソードと伏せカードを呑み込み…爆発を起こす、さらに爆風によりデッキのダークソードもデッキから排出される。 

「ぐわあああ!」

不良、LP 4000→2000

 

「これで終わりだ!『ガイウス』でダイレクトアタック!『邪帝滅殺拳』!」

ガイウスの闇の力を纏った拳が不良へ拳骨を食らわせる

「グエッ!参りましたぁ~」

不良LP 2000→0

遊海 WIN!

 

 

 

「人を見た目で判断するな!」

「すんませんでしたぁ~…」

不良はパズルカードとダークソードを渡して立ち去った。

アヤカによると5000円ほどするらしい…、以外だな…。

 

 

 

さて次の相手を「オイ兄ちゃんパズルカード寄越せや!」…またか…

「マスター、本日の占いを受信しました…今日の運勢は凶でラッキーカラーは紫、アンラッキーアイテムは赤色の帽子との事です。諦めてください…」

なにそのピンポイント占い…えぇい、やけくそだかかってこい!

        「「デュエル!!」」

 

          《割愛》

「バトル!『風帝ライザー』でとどめだ!」

「ぐわあああ!」

 

ヤンキー2LP 1500→0

遊海 WIN!

 

 

 

 

「お疲れ様ですマスター!不良・ヤンキー四人抜きお見事でした!」

あのあと金髪ヤンキーと不良に絡まれデュエル4連戦をする羽目になった…おかげでパズルカードの残りがあと1枚になった。

 

「今日はさすがにもいいかな…帰ろうかアヤカさん…」

「そうですね、今日は帰りましょうマスタ…ん?」

「どうしたの?」

「いえ、レーダーに精霊の力の反応が…」

「遊戯や海馬さんじゃないの?」

「はい…別の…!?」

「どうした!?」

「対象のエネルギー異常増大!精霊が実体化するレベルです!」

「なんだって!?そこに連れてってくれアヤカ!」

「わかりましたマスター!こっちです!」

 

俺はアヤカを追いかける。なぜか?この時代で精霊が実体化することは「神のカード」以外はまだない、バトルシティの後であればドーマ事件などがあり得るがバトルシティではまだ表立って活動していなかったはず、つまり強い力を持った「何者か」がいる。アヤカを通して見た限りでは今の遊戯達には敵わない可能性がある、もしそいつが遊戯と当たったら…マズイ!

俺は走る…そして5分ほど走った。

「この辺りですマスター!」

「よし、探すぞ!」すると

「わあぁぁ!!?」

大柄な男が吹っ飛んできた…!そっちか! 

俺はビルの間の路地に入る、すると…。

「アナタは誰?アナタも私をキズつけるの?」

そこにいたのは紫色のオーラを纏った少女だった…。

 

 

 

         ~10分前~

 

 

 

 わたしは春風 翠(はるかぜ みどり)

いわゆる転生者になってしまった普通の決闘者の女の子です。

死因はつまづいて転んだら真上から大きな看板が降ってきて押し潰されてしまったというものでした。

 

死んだわたしは気がつくと白い空間にいました、しばらく漂っていると突然目の前にとても綺麗なお姉さんが現れました、見た目は金髪の長い髪で優しい顔をしていました。ただ服が所々焦げていましたが…

「はじめまして、私は貴女のいた世界の神様の妻です。今回は本当にごめんなさい!」

女神様によると旦那さんに料理を作ろうとしたら失敗して大爆発、わたしの「人生の記録簿」というものが燃えてしまいわたしは死んでしまったそうだ。(本当は転んで顔を擦りむくだけで済んだらしい)

「それでもし貴女が良ければ別の世界に転生させたいの、もちろん特典も5個まで付けてあげるわ」

そして女神様に紙を渡されて書き込みはじめました。

 

名前 春風 翠

容姿 fateの間桐 桜

転生する世界 遊戯王世界

特典 決闘盤、前世のデッキ

   精霊の友達

   料理の才能

   黄金律(A)

 (空白)

 

女神様、これでお願いします。

「うんうん…、大丈夫よ!特典を全て許可するわ、あれ?一つ空白だけど?」

「今決められないので転生した後でもいいですか?」

「ウーン…わかったわ、調整しておいてあげる!

さぁいってらっしゃい!」

「ありがとう…ひゃ!」

お礼を言おうとしたら足元に穴があいて落ちる!

そして意識がなくなりました…。

 

 

 

「ふぅこれで全員ね、みんないい人生を送れるといいけど…。」

「お~い!ハニー、終わったかの?」

「あっ!アナタ♪、今最後の子を送り出したところよ。はい書類!」

「ふむふむ…ムッ!?イカン!」

「アナタどうしたの?」

「いま送り出した女の子『精霊の力』を願うのを忘れておる!」

「それがどうしたの?」

「もし呼び出された精霊が闇の精霊なら最悪体を乗っ取られるぞ!!」

「嘘っ!?」

「大丈夫じゃ、ワシが先ほど転生させた男のいる世界に転生させよう!彼なら何とかするはずじゃ!!」

「ああ、私は何て事を…。」

「大丈夫じゃ彼らを信じよう…。」

 

 

 

 

 

 

 目が覚めると私は街の中のベンチに居ました、腕には決闘盤、デッキケースにはわたしの使っていたシャドールと見慣れないパズルのピースを埋め込んであるカードがありました。

ここがどこか知るために周囲を見渡すと…。

「童実野ベーカリー」「バーバー童実野」「本日からバトルシティ!」「大きく『KC』と書いた飛行船」…

わたしはどうやら初代遊戯王の世界、しかもバトルシティの期間中に来てしまったみたいです、すると…

「オイ姉ちゃんデュエリストかい?俺らとヤろうぜ!」

見た目からヤンキーと分かる男性が話しかけてきました。

「すいません、今調子が悪いので相手ができません…ごめんなさい…」

「調子が悪いのか?それなら向こうにホテルがあるから連れてってやろうか?」

「いいえ大丈夫です。」

「いやいや、いこうぜ!ホントにすぐそこだから!」

「結構です!失礼します!」

わたしは不良から逃げるように歩きだす。

「オイ今だ!」

「こっちこいっ!」ガシッ

「!?」

 

わたしは男の仲間であろう茶髪の大柄な男に腕を掴まれ路地裏へ引き込まれる…!

「やめて…離して!」

「逃がすかよ!おい!」

「「へへへ!」」

新たに二人男が現れる…。

「さあ大人しくデュエルしな!それが嫌なら痛い目見てもらうぜ…!」

いやだ、イヤだイヤだヤメテ!

『なに女なのに遊戯王なんてやってるの?』

『女が決闘なんてするな!』

『デュエルよりもイイコトしないか…!』

ヤダヤダヤダヤダヤダ…誰かタスケテ…!!

ワタシの中から黒い感情がある溢れてくる…

『マスターをキズつける者に神罰を…!』

耳に届いた声を最後にわたしの意識は闇に沈んでいった…。

 

 

 

俺が目にしたのは紫色のオーラを纏った少女だった、しかもその顔がfateシリーズの闇堕ち系ヒロイン「間桐 桜」にそっくりだった。

その回りには壁にめり込んだ男や腕が変に曲がった男が倒れていた。

「アナタもワタシをキズつけるんですか…?ならお掃除しなきゃ駄目ですね…!」

「対象スキャン完了…マスターの意識がありません、周囲の状況を見るに主の危機に精霊が実体化、しかしその力を御刷ることが出来ず暴走しているものと思われます。」

マジか、止める方法は?

「決闘にて勝利し相手の意識を断てば止めることができます。」

わかった!やってみる!

「おい!デュエルしようぜ!」

「フフフ、いいでしょう!」カチャ

よし!かかった!

「マスター!わたし達を使って下さい!」

「?…わかった!」

 

       「「デュエル!!」

 

こうして俺が転生して初めての本気のデュエルが始まった!

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