転生して決闘の観測者〈デュエル・ゲイザー〉になった話   作:S,K

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投稿空いてすいません!FGO周回してました!!

…素材が足りねぇ〜…


少し投稿ペースが落ちますがよろしくお願いします!


翔の巣立ち〜追いかけた背中〜

「ふあ〜…平和ですね〜…」

 

「ああ…平和過ぎて怖いくらいだよ…」

 

《マスター、今は敵性反応はありません…ゆっくり休んでください》

 

「ありがとうアヤカ…まるで嵐の前の静けさだな…」

 

ペアデュエルから1ヶ月と少しが経った…偽ダーツの襲撃後ダークネスの動きは無い…世界中でのカードの不具合は起きているらしいがアカデミアは平和そのものである…。

 

 

「こっちからダークネスに攻撃できればいいんだが…返り討ちに合いそうだからな…闇の世界のアイツは強すぎた…」

 

「遊海さん…」

俺は4年前にダークネスと戦った…それはデュエルでは無くリアルファイトだったが、俺は奴にまったくダメージを与えられなかった…そして俺は敗北し記憶を弄られた…今でも同じ結果になる事は目に見えている…ダークネスがこちらにでてこない限り勝ち目は無いだろう…

 

 

「…えいっ!」グリグリ

 

「…何やってるんだ翠?」

翠は二本指で俺の額をクリクリしていた…

 

「遊海さんの眉間にシワができてたので揉んでるんです!…すごい怖い顔してましたよ?」

 

「そうか…少し考え過ぎたかな…はぁ…」

 

「遊海さん、ダークネスが心配なのはわかりますけど…根を詰めすぎると疲れちゃいますよ?少しは肩の力を抜きましょう?」

 

「そうだな…はぁ、今日は少し休むか…」

 

《それがいいぞ遊海、頑張りすぎるのがお前の欠点だ!》

 

「メガロック…そうかな…?」

椅子の上で背中を仰け反らした遊海の目に逆さまのメガロックが目に入る…少し怒っているようだ

 

 

《遊海、アヤカから今までの事を聞いたぞ!…お主は死にかけ過ぎた馬鹿者!!》

 

「あいたぁっ!?」

遊海の頭に拳骨代わりの岩が落ち悶絶する…なお大きさ

はサッカーボール大である。

 

「な、何するんだよメガロックぅ…いくら不死でも痛いいもんは痛いんだぞ…」

 

《お主を心配しているからだ馬鹿者!まったく、神の炎で焼かれたり、石版に封印されたり、魂諸共消滅しかけたり、人形にされたり、モンスターに殴り飛ばされて挙げ句の果てに身体を真っ二つだと!?いくら不死の身体とは言っても無茶をしすぎだ!現にお前の魂はボロボロだったのだぞ!お前はもう少し自重しろ!!》

 

「ご、ごめんなさい…これからは気をつけます」

遊海はただ謝るしかなかった…

 

「クスクス…遊海さんとメガロックさん、本当の親子みたいね!」

 

《そうですね〜》

そんな様子を翠とアヤカは見守っていたのだった…。

 

 

 

 

 

 

その夜…

 

 

 

 

「ふぅ…久々の温泉は気持ちよかったな〜」

 

「そうですね〜今回はゆっくりできました!」

 

俺と翠は久々の温泉に浸かり春先の心地良い風を楽しみながら寮への道を歩いていた…今回は精霊界へ拉致される事も無く温泉を堪能する事ができた…。

 

「こんな平和な時間が続いてくれたら良いんですけど…」

 

「ああ、俺もそう思うよ翠…でもそれは無理だろうなぁ…」

ダークネスは確実にやってくる…遊海は知っているからこそ警戒を続けている…

 

「でもたまにはこうしてのんびりしたいな〜…」

 

 

ガサガサッ

 

 

「っ!?…翠!下がれ!」

 

「はい!」

突如茂みが揺れる…そして

 

 

『…強者の気配、奴かと思ったが…違ったか…』

茂みの中から道着を着て赤いバンダナを首に巻いた青年が現れる…その腕にはデュエルディスクがある

 

「君はアカデミアの生徒じゃないな?どうしてここにいる?」

遊海は冷静に問い掛ける

 

『サイバー流元師範・鮫島という奴がこの島にいるはずだ…』

 

「鮫島校長になんの用だ?」

 

「そいつを倒す、我が流派の誇りに賭けて…貴様達に用は無い!さらば…!!」

謎の決闘者は場を離れようとする

 

「させるか!デュエルアンカー!!」ビシュッ!

 

『なっ!?』

バンダナの腕にアンカーが巻き付く、以前キースに使われたのをとっておいたのだ

 

「アカデミアの人間に危害を加えようとするなら容赦はしない!お前をデュエルで拘束する!」

 

『チイッ!我がサイコ流の誇りに賭けて…貴様を倒しサイバー流を倒す!!』

 

 

 

 

 

 

 

「『デュエル!!』」

 

 

 

 

 

 

 

遊海LP4000

猪爪LP4000

 

 

 

 

 

 

 

「俺のターン!ドロー!」

「フィールド魔法『星遺物が刻む傷跡』を発動!これにより俺の『ジャックナイツ』モンスターの攻守は300アップする!」

周囲が荒廃した街に変わる

 

「『傷跡』の効果!手札の『紺碧の機界騎士』を捨てて1ドロー!そして『機界騎士アヴラム』を召喚!」

双剣を持った青年が現れる ATK2000→2300

 

「カードを2枚伏せてターンエンド!」

 

遊海LP4000

アヴラム フィールド 傷跡 伏せ2 手札2

 

 

□□□□□

□□□□□

 

□□■□□

□■□■□

 

 

 

 

 

『いきなり攻撃力2300…しかしオレには関係ねぇ!貴様をブッ倒して鮫島の居場所を吐いてもらうぜよ!』

 

 

 

『オレのターン!ドローじゃ!』

 

「リバース罠オープン!『星遺物に眠る深層』!墓地の『紺碧の機界騎士』を特殊召喚!」

藍色の星を持った鎧の戦士が現れる ATK2400→2700

 

『ほう、我がサイコ流を前にトラップを発動するとはいい度胸じゃ!来い!「人造人間サイコ・リターナー」!』

ヒョロヒョロの人造人間が現れる ATK600

 

 

□□□□□

□□■□□

 

□□■■□

□■□■□

 

『バトルじゃあ!「サイコ・リターナー」は相手にダイレクトアタックできる!いけぇ!!』

 

猪爪の指示を受けたサイコリターナーは遊海に向かって突っ込む…しかしそのままアヴラムに両断された

 

『ぐわぁぁ!!何故じゃあ!?』

 

猪爪LP4000→2300

 

「悪いな!罠カード『深層』の効果だ、『機界騎士』モンスターが同じ縦列にいる時相手のモンスター効果は無効化される!」

 

『チィッ!そんな効果を…!カードを2枚伏せてターンエンドじゃ!』

 

猪爪LP2300

伏せ2 手札3

 

 

□□■■□

□□□□□

 

□□■■□

□■□■□

 

 

 

 

 

「俺のターン!ドロー!」

「『傷跡』の効果発動!手札の『燈影の機界騎士』を捨てて1ドロー!そして『紺碧』の効果を発動!自身を1つ右のモンスターゾーンへ移動!」

 

□□■■□

□□□□□

 

□□■□■

□■□■□

 

「そして同じ縦列にカードが2枚以上ある時、その列のモンスターゾーンに『蒼穹の機界騎士』は特殊召喚できる!」

青い星を持った鎧の戦士が現れる ATK2000→2300

 

 

「さらに永続魔法『星遺物へ至る鍵』を発動!…バトル!『蒼穹』でダイレクトアタック!」

 

『無駄じゃあ!リバースカード「魔法の筒」!これでダメージを反射…なに!?ぐわァァァ!!?』

猪爪はマジック・シリンダーを発動しようとしたが反応せず、そのまま蒼穹に斬り裂かれた(峰打ち)

 

猪爪LP0

 

遊海 WIN!

 

 

 

 

 

 

 

「悪いな、『至る鍵』は同じ縦列の罠カードの効果を無効化するんだ…残念だったな」

 

『む…無念…』

そのまま猪爪は気を失った…

 

 

「少し大人げなかったかな…?ついつい本気でやっちゃったけど…」

 

「まぁ大丈夫だと思います…とにかく鮫島校長に連絡しましょう」

 

「そうだな…まったく人騒がせな…」

 

その後俺達は鮫島校長に連絡を取り、バンダナの青年を警備員に引き渡した…

 

 

 

 

 

 

〜翌日〜

 

 

 

 

「デュエル流派・サイコ流の継承者だったんですか…」

 

『えぇ、サイバー流の看板…そして私自身を狙ってこの島に侵入したようです、遊海さんお手柄でした!』

 

翌日、俺は校長からバンダナの青年…猪爪 誠について話を聞いていた。

彼はサイコ流という外道なデュエルを行なう流派の継承者で同時期に生まれたサイバー流を潰すためにアカデミアに潜入し、師範だった鮫島校長を狙ったようだ…。

 

『遊海さん、彼とどのようなデュエルをしたんですか?彼曰く「オレ達以上に外道なデュエルをする奴は初めて見た!」と言っていましたが…』

 

「あ〜…すいません、警戒しすぎて『モンスター・魔法・罠の効果全てを封殺する』デッキを使ってしまい…」

 

『…理解しました…とりあえず彼は本土に強制送還、その前に亮君とのデュエルをセッティングしました…無論看板は賭けずに…彼を落ち着かせるにはそれしかないでしょう』

 

「そうですね…それが1番です、まぁカイザーであれば上手く勝つでしょう」

 

『えぇ、これで2つの流派の決着が着くはずです…ありがとうございました』

 

「はい!それでは失礼します!」

そして遊海は校長室を後にするのであった

 

 

 

 

 

 

 

「そういえばこれ、翔の成長イベントだったんだよな…俺が邪魔する形になっちゃったけど…大丈夫かな…」

 

遊海は廊下を歩きながら呟く…本来であればエドに負けたカイザーは勝利に飢え無茶なデュエルを繰り返し…それ故に心臓病にかかってしまう、そして異世界でユベルとのデュエルで最高の輝きを見せ「カイザー亮」は消滅した。

 

そして帰還し生き残ったものの心臓は悪化、猪爪とのデュエルで倒れてしまう、そのデュエルを翔が引き継ぎ兄を超えた進化を見せる…そんな話だったはずだ。

 

 

 

「だいぶ歴史を変えちまったもんだな…まぁ今更か、俺の目指したハッピーエンドに近づけてるんだろうか…はぁ…」

 

《マスター、そんな悲観しないでください!マスターのおかげで命を救われている人もたくさんいるんですから!》

 

「アヤカ…」

気持ちが沈んでいる遊海にアヤカが話しかける。

 

《確かにマスターは先の未来を知り未来を変えてきました!でもそのおかげで救われた人は確かにいます!!…マスターの歩んだ道…それは決して間違ってはいません!》

遊海は物語を知る者として少しづつ歴史を変えてきた、それは見る者が見たら歴史を捻じ曲げた犯罪かもしれない…しかしその道の中で救われた者も確かにいる…

 

《私はどんな事があろうとマスターに付いて行きます!もしマスターが道を踏み外しそうになったら容赦無く止めてみせます!!》

 

「…ありがとうアヤカ、少し元気が出てきたよ!」

遊海は笑顔を見せアヤカを撫でる

 

《マスター…!》

 

「俺はアテムと約束したんだ『俺なりのハッピーエンドを目指してみせる』って!…だから俺はやり遂げてみせる!」

 

《その意気ですマスター!頑張りましょう!私達も手伝います!》

 

「ありがとう!アヤカ!そうと決まればデッキ調整だ!ダークネスに負けないデッキを組んでみせる!」

 

《はい!》

遊海は気合いを入れ直し自身の目指すハッピーエンドを求めて進みだす、より世界を良くしていくために…

 

 

 

 

 

「あっ!いたッス…遊海先生!!」

 

「おっと!?翔?どうしたんだ?」

気合いを入れた遊海に翔が駆け寄ってくる、その目には覚悟が宿っている…。

 

「遊海先生…ボクとデュエルして欲しいっす!!」

 

「!?…いきなりどうした!?」

 

「先生…そんな鳩豆な顔しないで欲しいっす…先生にボクの実力を見てほしいんす!!」

 

翔曰く、プロを目指す上で兄である亮に恥じない決闘者になっているかどうかを俺に確かめてほしいとの事だが…

 

「翔、知ってると思うが俺はプロランキング4位だ…それを承知の上で挑むんだな?」

 

「はい!!」

翔は強く頷いた

 

「わかった、明日の昼12時にデュエルリングに来い…プロ…そして伝説の決闘者『赤帽子』としてお前の相手になろう!」

 

「あ…ありがとうございます!!」

 

そして翔と俺は準備のために別れる…因果はこうして回ってくるのか…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日・アカデミア デュエルリング

 

 

 

 

 

「翔!準備はいいな?」

 

「はい!!」

 

「そうか、お前の全力で俺にかかって来い!」

 

俺と翔はデュエルリングにて対峙している…翔は普通のブルー制服では無く…兄をリスペクトしたコートを着ている…。

 

 

「翔〜!頑張れよ〜!!」

 

「丸藤先輩!ファイトだドン!!」

 

「翔!負けるなよ〜!!」

ギャラリーには十代・剣山・万丈目の3人、そして… 

 

「(姿は見えないが…いるな、見ててやれよ?アイツの覚悟を…!)」

 

 

 

 

 

 

 

 

「「デュエル!!」」

 

 

 

 

 

翔LP4000

遊海LP4000

 

 

 

 

 

 

「ボクのターン!ドロー!」

「手札から『融合』を発動!手札の『キューキューロイド』と『レスキューロイド』を融合!『レスキューキューロイド』を融合召喚!」

2台の救急車が融合し赤い消防車のビークロイドが現れる ATK2300

 

「さらに『デコイロイド』を守備表示で召喚!そして相手は『デコイロイド』しか攻撃対象にできない!!」

小さなリモコンカーが現れる DEF 500

 

「カードを一枚伏せてターンエンドっす!!」

 

翔LP4000

レスキューキューロイド デコイ 伏せ1 手札1

 

 

 

 

 

 

「なるほどな…『デコイ』と『レスキューキューロイド』のコンボか…!面白い!いくぞ翔!」

 

 

 

 

 

 

「俺のターン!ドロー!」

「相手フィールドにのみモンスターが存在する時!『聖刻龍ートフェニドラゴン』は特殊召喚できる!」

白いウジャト眼を刻んだ龍が現れる ATK2100

 

 

 

「っ…!遊海先生の伝説のデッキの1つ…!」

 

《まさかこのような形でお主と戦うとはな…手加減はせぬぞ!》

トフェニは翔へと宣戦布告する

 

「そして魔法カード『超再生能力』を発動!さらに魔法カード『招集の聖刻印』の効果でデッキから『聖刻龍ーウシルドラゴン』を手札に加える!そして『トフェニ』を生贄に『聖刻龍ーシユウドラゴン』を特殊召喚!」

青いウジャト眼を刻んだ龍が現れる ATK2200

 

 

「さらに!生贄になった『トフェニ』の効果!デッキから『神龍の聖刻印』を守備表示で特殊召喚!」

赤いウジャト眼を刻んだ太陽石が現れる DEF0

 

 

「そしてフィールドの『神龍印』と『シユウ』を生贄に『聖刻龍一ウシルドラゴン』を召喚!」

緑のウジャト眼を刻んだ天空の神(オシリス)と同じルーツを持つ龍が現れる ATK2600

 

 

「いきなり攻撃力2600っすか…!容赦ないっすね先生…!」

 

「まぁな、言っただろ『伝説の決闘者』として相手をするって!さぁ決闘王のように俺を乗り越えてみせろ!生贄になった『シユウ』の効果でデッキから2体目の『神龍印』を特殊召喚!」

2体目の太陽石が顕現する DEF0

 

「カードを一枚伏せてエンドフェイズ!『超再生能力』の効果で3ドロー…ターンエンド!」

 

遊海LP4000

ウシル 神龍印 伏せ1 手札4

 

 

 

 

 

「あんなに展開したのに手札がまだあんなにあるザウルス…!」

 

「ああ…まだ翔の場には『デコイロイド』と『レスキューキューロイド』の鉄壁があるが…それが突破されたら不味いな…」

 

「翔!粘れよ〜!遊海先生は強いからな〜!!」

 

 

「アニキ…!頑張るッス!!」

 

 

 

 

 

「ボクのターン!ドロー!」

「『ミキサーロイド』を召喚!」

融合の図柄の描かれたミキサー車が現れる ATK0

 

「『ミキサーロイド』の効果発動!デッキから風属性以外のビークロイド…『サブマリンロイド』を特殊召喚!」

潜水艦のビークロイドが現れる ATK800

 

「バトル!『サブマリンロイド』は相手プレイヤーに直接攻撃できる!ディープ・デス・インパクト!」

 

サブマリンロイドが潜水し遊海に体当たりを仕掛けた!

 

「うぉ!?そうきたか…!」

遊海LP4000→3200

 

「『サブマリンロイド』はバトル終了後に守備表示に変更できるッス!」

潜水艦がその姿を隠す DEF1800

 

「そして『レスキューキューロイド』で『神龍の聖刻印』を攻撃!キューキュー・インパクト!」

レスキュー車が太陽石に突撃する!

 

「タダではやらせない!リバース罠『抹殺の聖刻印』!『神龍印』を生贄に『デコイロイド』を除が「リバースカード発動!!」なにっ!?このタイミングで!」

 

「カウンター罠『レッド・ロイド・コール』!ビークロイドの融合モンスターがいる時、相手のモンスター・魔法・罠の効果を無効にし…さらに同名カードをデッキから除外する!!」

 

「なんだと!?」

展開された魔法陣は砕けデッキからも抹殺の聖刻印が除外される…

 

「ボクはこれでターンエンド!」

 

翔LP4000

レスキューキューロイド サブマリン デコイ 手札1

 

 

 

 

 

「すげぇ!翔の奴遊海先生に先制ダメージだ!」

 

「丸藤先輩すごいザウルス!」

ギャラリーは翔の先制ダメージに歓声を上げる

 

「やるなぁ翔!まさか『抹殺』が躱されるとは…」

 

「遊海先生!ボクだって成長してるッス!今まではアニキやお兄さんの背中を追いかけてきたけど…それを追い抜いて見せるっす!!」

 

「そうか…しかしまだ()()()()だ…これを超えて見せろ!」

 

「へっ…!?」

 

 

 

 

 

 

「俺のターン!ドロー!」

「手札から魔法カード『星呼びの天儀台』を発動!手札のレベル6『エレキテルドラゴン』をデッキの下に戻して2ドロー!」

 

「そして魔法カード『竜の霊廟』を発動!デッキから『龍王の聖刻印』と『ギャラクシーサーペント』を墓地に送る!そして『聖刻龍ードラゴンゲイヴ』を召喚!」

オレンジ色のウジャト眼を刻んだ人型の龍が現れる ATK1800

 

「『ゲイヴ』を生贄に『聖刻龍ーネフテドラゴン』を特殊召喚!さらに『ゲイヴ』の効果で墓地の『龍王印』を特殊召喚!」

紫色のウジャト眼を刻んだ龍と紺色のウジャト眼の刻まれた月光石が現れる ATK2000  DEF0

 

「さらに『ネフテ』を生贄に2体目の『シユウ』を特殊召喚!さらに墓地の『神龍印』を特殊召喚!」

再び青い龍と太陽石が現れる ATK2200  DEF0

 

 

「あっと言う間にモンスターが4体も並んだっす!?」

 

「でも攻撃力が高いのは2600の『ウシル』だけ…しかも『デコイロイド』の壁があるぞ…どうやって…」

 

「遊海先生…まさか!?それは流石に大人げないぜ!?」

 

「アニキ!?どうしたザウルス?」

十代は遊海のしようとしている事に気づいたようだ

 

 

「翔!使うつもりは無かったが…いくぞ!!俺はレベル6の『ウシル』と『龍王印』でオーバーレイ!」

月光石と青い龍が銀河へと飛び込む!

 

「2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築…エクシーズ召喚!!聖なる文字を刻みし龍王よ…その姿を現せ!ランク6『聖刻龍王ーアトゥムス』!!」

神々しき光を纏う龍王が現れる ATK2400

 

 

「あ…わ…エクシーズ召喚!?異世界の召喚法っす〜!?」

翔は動揺する…自分相手にそこまではしないだろうと思っていたからだ…

 

「翔!お前は俺の思っていたよりも成長していた!…ここからは俺も本気だ!『アトゥムス』の効果を発動!ORUを1つ取り除き、デッキから『レッドアイズ・ダークネスメタル・ドラゴン』を攻守0で特殊召喚!」

黒き鋼を纏った竜が現れる DEF0

 

取り除いたORU

竜王印

 

「『レダメ』の効果!墓地の『神龍印』を特殊召喚!」

太陽石が並び立つ DEF0

 

 

「同じレベルのモンスターがまた2体揃ったザウルス!!」

 

「まさか…!」

 

 

「そのまさかだ!!レベル8の『神龍印』2体でオーバーレイ!」

2体の太陽石が銀河へと飛び込み風が吹き荒れる…

 

「2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築…エクシーズ召喚!!太古より眠りし神龍よ!遥かなる時を超え顕現せよ!!『聖刻神龍ーエネアード』!!」

太陽の如き炎を纏う神龍が降臨する ATK3000

 

 

「攻撃力3000…!でもボクには鉄壁があるッス!!」

 

「『エネアード』の効果を発動!ORUを1つ取り除き手札の『アセトドラゴン』を生贄に『レスキューキューロイド』を破壊する!ドラゴン・フレア!!」

太陽の光が束ねられレスキュー車を吹き飛ばした!

 

「しまった…!これじゃあコンボが…!?」

 

「少し詰めが甘かったな『アセト』の効果でデッキの『エレキテルドラゴン』を特殊召喚!…バトル!『ウシル』で『デコイロイド』を、『エネアード』で『サブマリンロイド』を攻撃!」

ウシルがリモコンカーを叩き壊し、エネアードがブレスで潜水艦を爆発させた…

 

「効果を使ったターン『アトゥムス』は攻撃できない…カードを一枚伏せてターンエンド!」

 

遊海先生LP3200

ウシル アトゥムス エネアード レダメ エレキテル伏せ1 手札0

 

 

 

 

「さぁ…どうする翔?次のターンに俺が総攻撃をかけたら終わりだぞ?」

 

「つ…あ…先生はやっぱり強いや…!とても勝てる気がしないッス…!」

翔の目の前には巨大な5体の龍が立ち塞がる…

 

「諦めるか?」

 

「ボクは諦めないッス…!お兄さんに追いつくために…こんなところで止まってられないッス!!!」

 

 

 

 

 

「ボクのターン!…ドロー!!」

「『強欲な壺』を発動!2枚ドロー!…来た!!」カンコーン☆

 

「ほう…やってみろ!丸藤 翔!!」

 

「いくッス!速攻魔法『サイバネティック・フュージョン・サポート』を発動!ライフを半分払い、墓地から機械族融合モンスターの融合素材を除外して融合できる!!」

 

翔LP4000→2000

 

「サイバー流のサポートカード…!(でも墓地にはあいつの切り札である『ステルスユニオン』の素材はいないはず…)…まさか…!」

 

「ボクは手札から『ビークロイド・コネクションゾーを』発動!墓地の『デコイロイド』『キューキューロイド』『レスキューロイド』『サブマリンロイド』『ミキサーロイド』を除外し…『極戦機王ヴァルバロイド』を融合召喚!!」

5体のビークロイドが融合し…兄の切り札である『サイバーエンド』を超えるレベル12の融合モンスター…機械の皇帝が降臨する ATK4000

 

 

「おいおい…マジかよ!?」

 

「すげぇ!翔!攻撃力4000のモンスターだ!!」

 

「丸藤先輩!輝いてるドン!!」

 

 

「それがお前の全力か!翔!!」

 

「はいっ!!これがボクの新しい切り札ッス!バトル!『ヴァルバロイド』で『エネアード』を攻撃!そして『ヴァルバロイド』の効果!モンスターを破壊した時1000ダメージを相手に与えるッス!!」

機王が拳で神龍を貫き大爆発を起こした!

 

「ぬ…うおおぉぉぉっ!!?」

 

遊海LP3200→2200→1200

 

「そして!『ヴァルバロイド』はダイレクトアタックができない代わりに2回攻撃ができる!!『アトゥムス』を攻撃!!!」

巨大な拳が龍王に迫る…!

 

「これが決まったら遊海先生の負けザウルス!!」

 

 

「成長したな…翔!!」

 

 

 

 

ズガーンッ!!!

 

 

 

機王が龍王を破壊し爆発がフィールドを包み込む…

 

「ハァ…ハァ、勝てた…ボクが遊海先生に…!」

翔は確信する…手応えはあったと…

 

 

 

 

 

 

「それはどうかな?少し詰めが甘いぞ…翔!」

フィールドの煙が晴れる…そこには

 

 

 

遊海LP1200

 

「なっ…ライフが変わってないッス!?なんで…!」

 

「今のダメージはキツかった…速攻魔法『神秘の中華鍋』の効果だ、『ウシルドラゴン』を生贄にしてライフを回復…ダメージを打ち消した!」

 

「そんな…流石遊海先生ッス…ターンエンド!」

 

翔LP2000

ヴァルバロイド 手札1

 

 

 

 

「まさかあの攻撃を耐えるとは…これが伝説の決闘者か…!」

 

「でも遊海先生のフィールドには攻守が0のドラゴンが2体…『ヴァルバロイド』を倒す事は無理だドン…!」

 

「まだわからないぜ?剣山、万丈目!デュエルは最後までわからない!!」

 

「だから!万丈目『さん』だっ!!」

 

 

 

 

 

「さてさて…手札は0枚、逆転はできるかな…!俺のターン…ドロー!!!」

「…『レダメ』の効果を発動!墓地の『エネアード』を特殊召喚!!」

再び神龍が降臨する ATK3000

 

「先生!攻撃力3000じゃ『ヴァルバロイド』は超えられないッス!」

 

「ああ…わかってるさ!だからこうするんだ!!…φφχψψχφυφψχφψξυφψωχ〜…!」

遊海先生はカードを前に何事かを呟く…

 

 

「…嫌な予感…!」

 

「遊海先生…モンスター3体…あっ…」

 

 

 

「翔!お前の本気に答えてよう!来い!!!太陽神!『ラーの翼神竜』!!」

 

《キュアアアアア!!!》

3体のモンスターが生贄となり金色の翼竜が顕現する!

 

ATK?→8300

 

「かっ…『神』…!?遊海先生がボクのために…!?」

 

【誇りなさいショウ…貴方は私に見合う力を示した…だからこそユウミは私を召喚したのです…!】

 

「フレアさん…!」

 

「バトル!『ラー』で『ヴァルバロイド』を攻撃!ゴッド・ブレイズ・キャノン!!」

全てを焼き尽くす神の炎が機王を灼き尽くした…

 

 

翔LP0

 

 

遊海 WIN!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ〜あ…負けちゃったッス…まさか神を出して来るなんて…」

 

「お前がそれだけ成長したって事さ!俺も危なかったよ!よっと!」

遊海は大の字で倒れていた翔を助け起こす

 

「お前はプロになれるよ翔、俺をここまで追い詰めたんだ…ランキング10位以下は敵にならないだろうさ!…そうだろ?カイザー!」

 

「「「「えっ!?」」」」

 

『気づかれてましたか…』

観客席からカイザーが飛び降りてくる

 

「ああ、最初からいただろう?どうだった翔の奮闘は?」

 

『はい…翔、いつの間にオレを追い抜いた?いいデュエルだった…!』

カイザーは翔の頭を撫でながら翔を褒めた…

 

「お、お兄さん!?追い抜いたなんて…!ボクはまだ全然…!」

 

『オレが3年生の時、遊海先生に1ダメージも与えられなかった…でもお前は遊海先生を「神」を出すまでに追い詰めたんだ…あの時のオレを遠く追い抜かしている!…これはオレも気合いを入れなければな…!』

 

「お兄さん…お兄さ〜ん!!!」

 

『ほら泣くな翔…せっかく褒めたんだから…まったく…』

翔は嬉し泣きしかながら亮に抱きつく…目標としていた兄に褒められ感極まったのだろう…

 

「これが兄弟愛か…よかったな翔!」

 

「うぅっ…!アニキもあ"り"か"と"う"〜!」

 

「うわ〜!?翔!鼻水!鼻水〜!!」

 

 

 

 

 

 

 

『遊海先生…ありがとうございました、翔の我儘を聞いて頂いて…』

 

「大丈夫だよこれくらい!そういえばこれから猪爪…サイコ流とのデュエルだろ?大丈夫か?」

 

『えぇ…翔が、あんなに頑張ってるんです…兄でありサイバー流の継承者であるオレが負けるわけにはいきませんよ…!!』

 

「そうか…頑張れよ!カイザー亮!」

 

『はい…!』

 

 

 

 

 

 

その後サイバー流対サイコ流のデュエルが行われカイザーは圧勝したらしい…流石である…。

 

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