『ピラミッド』でモンスターを倒しまくったからGがある。
ここは思い切って『鉄の盾』と『鉄兜』を買って装備してみた。
「アルスさんが何だか強そうに見えますね」
「強そうって……それだと俺が弱いみたいじゃないか。この運動音痴の武道家が!」
「はぅっ!? ちらいまふっ! そういういふぃではなく、ふぁらにあいまふっていみれふぃて~」
ステラの頬をつねるとよく分からないことを叫ぶ。
「アルス可哀相だよ」
「ティナよ。よく見てみろ。少年もステラも楽しそうではないか。アレはじゃれているのだ」
「はぅぅぅぅぅぅっ。ちらいまふってば~!」
「あははははー。何だかとっても犯罪のにおいがしますヨ。アルス君がロリコンになって見境なく幼女に手を出す毎日。これはもう自衛団に通報して何とかしてもらうしかないのかー」
「ニーナ、何だかそれ聞いてると本当に不安になってくるんだけど。アルス、小さい子を襲いださないでよね。何だか昔勇者の仲間だっただけで世間の風が冷たくなりそうだし」
アリシアはもう言いたい放題言ってくれている。
こいつは俺を何だと思っているんだ。
これ以上ステラの頬を引っ張っていると、もっと酷い扱いになりそうだからここで止めておく。
「で、目的の『黄金の爪』は手に入った訳だがこれからどうするんだ?」
「え?」
ステラが不思議そうに首をかしげた。
こいつ、自分の目的忘れてるな。
「あ……お手伝いありがとうございますっ。皆さんがいなければこれを手にすることは出来なかったでしょう」
「まあそういう長い挨拶は適当でいいさ。俺達は打倒『バラモス』目指して適当に旅しているんだが、ステラも一緒に来るか?」
俺がそう言うとステラはなぜか目を丸くした。
そんな変なことを言っただろうか。
「いいんですか? 私運動音痴の武道家ですよ?」
そんなことを言ってもティナやニーナやアリシアとはもう仲が良いみたいだし、隊長のお気に入りみたいだし、ここで仲間に誘わないと後で色々言われそうで嫌だ。
「もともと癖のあるメンバーだ。まとめて鍛えるから覚悟しとけ」
人数多い方が模擬戦できるし作戦の幅も広がるしで、いまさら使えない武道家が一人増えたところで育てる手間は大して変わらない。
「せっかく出会えたんだから、もしも時間があるなら一緒に旅してもらいたいな」
「ティナさん……そうですね。私もここは居心地がいいですし、しばらくお供させていただきますね」
少し迷っていたようだが、ティナの笑顔が決め手になったのかステラは嬉しそうに笑みを返した。
次の目的地は『ポルトガ』だ。
それまでにステラをもう少しマシな戦闘ができるようにしっかり鍛え上げるとしよう。
という訳で『ロマリア関所』は明日行くことにして今日は一日元気にトレーニングだ。
これから苦労しない為に【くろうにん】らしく苦労しながら頑張るとしよう。
しばらくはステラが正式に仲間になってくれるらしい。隊長が後で「よくやった」と親指を立てていた。誘わなかったときの事を考えるとぞっとする。
それは置いておいて俺は打撃攻撃だけでなんていうか決定打。つまり必殺技が足りないと思う。最近“ベギラマ”が使えるようになったが広範囲でも威力は斬った方が強い。
派手でなおかつ一撃必殺を編み出したいから、これ読んでたらどんな技が強そうなのか書き込んどいてくれ。
・口から火を吹く。がぉぉぉぉ~!
・目からビームが出たら面白いと思うぞ
あんた私の切り札にケチつけないでよ。
・剣からビームが出たらカッコいいと思うな
・やはり一撃必殺はこう相手の首をぐさ~っとやれば良いのではないでしょうか?
お前らに聞いた俺が悪かった。
ハーレム4人パーティーと思いきやとんとん拍子に増えて行き、次章まだ増えます。