夜起きたらまた俺の冒険の書を勝手に書かれていた。
まったく、こいつらは冒険の書を何だと思っているんだ。
疲れてぐっすり寝ているみたいだから怒るのは明日にしておこう。
とりあえず中途半端な時間に目を覚ましたからギターしかないな。
皆を起こさないようにこっそりと宿を抜け出してギターで曲を奏でる。
でも最近このギターばかりひいきしてるから、そろそろ他の楽器もつかってやらんとな。
俺の初代おんぼろギターは雨の日に弾きすぎたせいかもうダメになってしまった。
こいつはそれを気にしたティナに買ってもらった二代目ギターだ。
本人はたいしたものじゃないと思ってるんだろうが、俺にとってはようやくティナが心を開いてくれた証って感じがしてよかった。
だからティナが頑張ってくれた今日くらいはこの楽器だけを弾いてやろう。
わ、自分で思ってなんだけど今のくさい台詞だな。
もうすぐ旅立ってからの6日目が終わる。
性格を書き換えられても結局直ぐに【くろうにん】に戻ってしまうのはもう運命だと受け入れるしかないだろうか。
【むっつりスケベ】よりはマシだけどこれからも苦労するだろうなと溜息が出てしまう。
それでも自分で引くギターの音色に頬が自然と緩む。
仲間の成長が嬉しいのか、それとも幼馴染とこうして冒険できているのが嬉しいのか。
魔王を倒して世界を救わなければならない無理難題を押し付けられたんだから、これくらいの余韻は許してもらいたい。
きっとこれからも苦労は続くのだから、今くらい気を緩めてもバチは当たらない筈だ。
とりあえず明日はボロボロになった俺の装備を買い換えてロマリア王に挨拶をしにいこう。
明日もまた忙しくなりそうだ。
今日はみんな頑張ったけどアルスは頑張りすぎだよ。
私アルスが死んじゃうんじゃないかって心配で無我夢中で叫んだら【ホイミ】を使えてたから良かったけどあまり無理しないでね。
(←その後泣き出したティナちゃんを慰める方が大変そうだったけどね(笑))
ロマリアについたらアルスが倒れた。倒れるんなら棺おけになってくれた方が時間掛からなくって良かったんだけどね。
(←そういうアリシアちゃんもティナちゃんと同じくらい取り乱して大変でしたヨ(笑))
最後は私の感想文。こういうのって何か居たら良いのかまようねー。毎日日記をつけてたアルス君に関心関心。とりあえず今日はアルス君起きそうに無いから私達で日記つけたけどどうだったかな。二人には秘密で私のコメントつきだから分かりやすかったよね。え、日記でも騒がしいって?
私から元気取ったら何にも残りませんヨ(笑)
まあこれはみんなが言ってる事だけどこれからも無理せず頑張ってね♪
お前らこれは交換日記じゃないぞ#
そんなこんなで駆け足投稿ですが1章は投稿完了しました。
残り9章は閲覧者数や評価で投稿ペースを考えようかなと思っております。
駄文な黒歴史ですがどうか楽しんで下さる方がいれば幸いです。