夏休み明けのテストで赤点採ったから勢いで書いてみたぜ!
投稿は遅くなりますがよろしくね?
俺には名はない。
親は知らない。
友人と呼べる存在はいた。
だが、そんな友人たちも今は何人が死んだのだろうか?
前に所属してたとこの傭兵のおっさんが言うには俺の生まれた地は日本と言う国らしい。
そして、今俺がいる地はこの世界でも珍しい激戦区…………無法地帯と呼ばれる場所らしい。
おっさんが言うには俺の両親はこの地に観光に来て殺された確率が高いと言っていた。
本来、俺ぐらいの年齢の子供は小学校という場所で勉強していて平和な暮らしをしている。
その時の俺には勉強とは何か平和とは何かわからなかった。
それで俺はおっさんに聞いたんだ勉強は何か。平和とは何か。
そしたら、おっさんは「傭兵に平和について聞くもんじゃぁない。ただ勉強なら教えたる!」
次の日から俺はおっさんが持ってきてくれる問題集を必死で解いた。全部、手書きだった。
俺も多少の罪悪感はあったが算数、理科、社会は嫌いだからまったく手を着けなかった。
でも、国語だけは頑張った。理由は文字さえ読めればおっさんが持ってくる
漫画や小説を読むことができるからだ。その日から俺はおっさんがいる時は国語を
いない時は独自に生きる術について学んだ。毎日が楽しかった。これが平和なんだろうか?
でも、そう長くは続かなかった。ますます戦火が激しくなったからだ。
俺の住んでたところ。と言っても路地なんだが空爆で焼け野原になった。
それから二年ほどおっさんに会えなかった。当然、国語の勉強はできないし
貰った漫画や小説も全部なくなった。それから必然と言えば必然だが
生きる術について必死になって学んだ。どう動けば敵にばれないか。
何が食えて何が食えないのか。石をどこに当てれば人は死ぬか。
どう剣を振れば効率よく肉を裂けるか。確実に殺すにはどこを撃てばいいか。
敵が次にしてくる攻撃をどう避ければ上手く攻撃に転じれるか。
気付けば俺はこの辺りで最強の存在になっていた。
それだからかな?俺はとある傭兵団にスカウトされた。そう――――――おっさんのいる傭兵団だ。
この傭兵団で俺は多くを得た。大量の漫画や小説。友人。年齢。愛称。
愛称と言っても呼び名は
だが、この傭兵団も俺が13の時に俺以外のみんなが死んだ。俺がいない間に爆死だ。
おっさんが死んだんだ…………この日、初めて俺は泣いた。
また一人になった。敵が増えた。だから皆殺しにした。こんな日々を繰り返していたら
知らない間に俺は傭兵団の隊長になっていた。なんでだ?
まぁ、よく分からんが仲間だけに俺の培った知識を与えた。
それからは依頼が入れば戦地に赴き敵を蹂躙し要人を護衛し救助活動を行った。
俺が17の頃には世界でTOP10に入る程の有名な傭兵団になっていた。
もちろん依頼も増えたし給料も増えた。給料はほとんど漫画と小説。後、たまにゲームに使った。
俺の影響かもしれないが傭兵団の仲間たちはみんな漫画や小説、ゲームが大好みたいだ。
平均年齢29歳。男32名。女19名。総勢51名の傭兵団。俺にとって家族のような存在だった。
そして俺が19になった頃。俺は死んだ。でも俺一人の死で傭兵団の50名が助かるんだ。
微塵も後悔はしていない。心残りがあるなら、もう少し漫画や本を読みたかったな。
死ぬってのは不思議な感覚だな。何もかも失う恐怖と同時に安らぎを感じる。
「じゃ……あ……な。み…………んな。俺はさ………きに……逝く…………よ………………」
誰にも聞かれやしない言葉を残し俺は今、死んだ。
…………………………ここは…………どこだ?俺は死んだはずだぞ?
何故、意識が?………………そうか、これが死後の世界というものか。
存外、悪くはないな。澄みきったどこまでも青い宙、地平の果てまで続く花畑。
たった一つの一本道。道の先にある浮いている幻想的な扉。
「天国とはこんなところなのか。綺麗な所だな」
「ハッハハ!そうだろ?俺んとこの自慢の庭園だから当然だ」
まさか!?この声は!?恐る恐る後ろを振り向くと見慣れた顔の――――――――――
「おっさん?」
「おいおい…………何で疑問形なんだ?小僧」
「なんでここにいるんだよ!?」
「なんでって……そりゃここが神の庭園だからだよ」
「神……だと?」
今このおっさんは何て言った?神だと?それにおっさんはこの庭園を
自分の所有物みたいな口ぶりで話していたじゃないか。
「おっさん………何者だ?」
「俺はこの世界の神だ。どや?驚いたか?」
驚くを通り越して言葉が出ない。でも――――――――
「また会えて俺は嬉しい。あれから色々あって―――――――――――」
それから俺はおっさんが死んだ日から何があったのか詳しく話した。
おっさんも楽しそうに俺の話しを聞いていた。
で、次はおっさんからの話しだった。どうも俺はおっさんからの推薦で転生?
することになった。転生ってなんだ?
「転生ってのは新しく生まれ変わることだな。ま、最も小僧の場合は記憶を持ったまま
別の世界に行ってもらう。ああ。もちろん適当な能力を選んで何個かくれてやるよ」
「わかった。一ついいか?次は俺どんな始まり方するんだ?」
また、激戦区みたいなところは流石に嫌だな。
「お前さんは次の世界では生後六ヶ月の捨て後の男の子から始まる」
――――――――え?
「そ、そんな―――――」
「心配するなすぐに拾ってもらえる手筈も整ってるし、その世界は危険だが
中々見どころのあって楽しいとこだ。お前を送る時代はだな………
えっと…………治安の良い都市があるが人外と敵対してる世界だな」
「人外って?」
それは漫画や小説に登場するモンスターのことか?
「ま、似たようなもんだ。さて、そろそろ時間だ。じゃあな坊主」
「えっ、ちょっと待って―――――――」
「もう会うことはないだろう。さらばだ。✕✕✕」
おっさんが最後に何て言ったのかは聞き取れないまま意識が途切れて消える。
主人公は誰の兄になるでしょう?うふふふ