二歩目から三歩目までの時間を消し飛ばした!サーセン!!
それではどうぞ!!
said 第十九防衛軍一般兵
「全軍撤退!これより先は第一防衛隊が出陣する。邪魔になる前に後退するぞ!」
邪魔になる前って………………おいおい。そりゃねぇよ隊長ぉ。
俺ら第十九軍衛隊だぜ?こんなアホみたいな数の妖怪から逃げれるわけねぇんだよ!
「ハハハハ…………なんで俺、防衛隊に入ったんだろ?」
「おい!速く逃g―――――ギャァァァ―――――ッ!!?」
「え?……………ひっ!?」
先程まで話していた軍の同僚が目の前で妖怪に食い殺された。
そして次はお前だと言わんばかりに妖怪がジリジリと近づいてくる。
死ぬ?殺される。殺される!殺される!!
「ッ!」
死を覚悟したその瞬間、目の前の妖怪は化け物の形をした影に食い殺されていた。
「なっ!?」
「ふぅ~少し遅かったか。死傷者が一人出たか。」
目の前には周りに溢れかえる妖怪を食い殺していく影の中心に立つ男。
ウルフスタイルに切られた黒髪。全てを射抜くような右目に眼帯をした左目。
何より同じ防衛隊でも自分の白い軍服とは違い丈の長い蒼い軍服…………通称、ルナカラーの軍服。
数々の勲章。そして装備された5本のサーベル。コイツは……………いや、この人は
「第一防衛軍隊長…………八意 永久様」
「君は速く逃げたまえ。ここは私が片付けておく」
ハハ…………やはり第十九防衛軍と第一防衛軍では圧倒的な差があるみてぇだ。
said 永久
「さて…………妖怪の諸君。まぁ、好きに逃げたまえ。ただし…………………………
何処へ逃げようが君らの死は確定されている。一匹たりとも生存は赦されない」
周りに人がいないことを確認し俺を中心に影を解放し、前方にいる妖怪は
[最強の矛]と少し特殊な素材で作ったサーベルで斬り伏せる。
そんなことを始めて3分程が経っただろうか?周囲からの妖気が消えた。
そのかわりにもとは青々と茂っていた草木が真っ赤に染まっていた。
「やはり部下に言われたように私が出るほどのことでもなかったか………………」
かなり数が多く先方の第十九防衛軍が苦戦してて危ないと聞き来たのだが、
妖怪一匹一匹の質が低かったな。話にもならん。
「私だ。今から帰還する」
『ハっ!了解しました!』
私――――――んんっ。俺も忙しくなったもんだな~。現在18歳。
そして今の職についたのが2年前だったっけ……………
夢だった最年少にして最強の第一防衛軍隊長に就任した男か。
しかし、多忙すぎて家族、主に永琳と会うや友達と遊ぶ時間が減るじゃねえか!?
だから最近はまったく日記なんて書けてないんだよなぁ~。
え?そんなに忙しかったら友達なんていないんじゃないって?少ないけどいるぜ?永琳の後輩の
ついでにこの都市の次期女王様らしい。ま、俺の気にすることじゃないけど。
「しかっし、このサーベル………………驚くほど良く斬れる。そして使いやすい。」
作られたのはごく最近。と言うより俺が最年少で隊長になった時に
永琳と月読、その他もろもろの方たちが作ってくれたサーベルだ。
確か刃の部分の素材が靈極石の原石(とんでもなく希少)と
神の陰陽札(月読作)、最後に俺の血。なんでも、その方が馴染みやすいらしい。
これらの材料を永琳と月読が解析し研究して完成した。
だから、このサーベルに俺が全力で霊力を流せば、ものによるが概念さえ斬れるらしい。
「あ~そうだ!研究所に行く前に部下から聞いたオススメのケーキ屋で
土産でも二人に買って行ってやるとするか………………」
う~ん。どこで売ってたかな?帰ったら聞くか―――――――――
said 永琳
「ふぅ……………およそは終わったわね」
ついさっきまで取りかかっていた研究がようやく片付いた。
ま、感想としては中々興味深いものだったけれど。
「眠いわね。少し仮眠をしようかしら?」
そう思い、着ていた白衣をハンガーにかけ横の棚から毛布を出し奥のベッドで寝ようとしたら――――――
―――――――バンッ
勢いよく扉が開いた。そして――――――
「永琳先輩っ!遊びに来ましたぁ!あ、キャァーーー!!?」
七割以上の確率でこける。
――――――――――ガシャンッ
「はぁ。よく何もないところで転べるわね……………」
「い、いひゃいですぅ」
「顔から床にダイブしたから当然と言えば当然ね。それで今日はどうしたの?」
「うぅぅぅ~痛い…………………ハッ!?そうだ!さっき連絡があってもうすぐ来るそうです!」
まったく、この後輩は………………決して馬鹿じゃないのに馬鹿に見える。不思議ね。
「で、いったい誰がくるのよ?」
連絡もなしに訪問しようとしてる不届き者はどの部署の研究者かしら?
私も月読も多忙なのよ?喧嘩、売ってるのかしらぁ?
「永久さんです!」
「へぇ~よりにもよって兄さんと同じ名前…………」
殺す。必ず殺す!実験の道具となって惨たらしく死んでもらう!
「ちょっ!?先輩、目が、目がマジで怖いですって!そして勘違いしてる!」
「勘違い?この私が?この国、最高の頭脳を持った私が?」
「そうですよ!来るのは八意 永久さんです!先輩のお兄さんですぅ!」
「今なんと?」
兄さんは毎日この国を守る防衛軍だから私よりも多忙な身のはず。
そんな兄さんが休みでもないのに来れるはずがない……………
でも、月読がそんな冗談を言うとも考えられないわね。
そう思い確認するためにポケットから携帯を取り出した。
――――――――――ピッ
「…………………………」
『もしもし。永琳か?どうしたんだ?』
「月読から聞いたんだけど今日来るの?」
『え?もしかして今って忙しかったかな?行かない方が良かったかな?』
「ッ!?ないない!そんなことは決してないわよ!」
『そうか。それは良かった。そうそう土産にケーキ買って行くから』
「ありがとう」
『そじゃあ、三十分後に』
「うん。また後で」
――――――――――ピッ
「ねぇ?月読。悪いんだけど奥のテーブル整理してくれないかしら?」
「わかりました。それじゃ先輩はその間にシャワーでも浴びてきて下さい」ニヤニヤァ
「ありがとね。で、そのニヤついた顔は喧嘩売ってるのかしら?」
「いえいえ!そんなことないですよ。ただ永久さんと電話してる
先輩の姿はどう見ても兄妹の会話の雰囲気じゃないですよ。もはやカップルですよ!」
カップルねぇ………………兄さんが相手なら―――――――――
「それも悪くないわね」
「は!?先輩、何言ってるんです!?ラノベの世界じゃあるまいし…………」
「そうよね。でも、少し血液成分でも調べようかしら?」
「ハッハハ……………それで本当に兄妹じゃなかったらどうするんです?」
「それはその時にでも考えるわ」
ホント………………兄妹じゃなかったらどうしましょうね?
said 永久
ケーキも買ったし永琳のいる研究所についた。
しかし、いつ見ても大きな建物だと思う。
「まぁ、付け加えるならデッカイ豆腐みたいな建物だけどな」
一つの汚れもなくまた窓もほとんどない。
全ての建物は正方形か長方形の形をしている。
これを豆腐と言わずに何と言うんだ?
「いつも通り、さっさと受付するか」
そう思いカウンターへ向かった。
さて、永琳と月読に今日はどんな話をしようかな?
ただ、二人ともに絶対に話しておかないといけないことがある。
どうも最近、少数派だが一部の貴族がキナ臭い。と………………………………
いやぁ~見事に宣言より遅くなりましたね~
そうそう昨日までテストだったんですけど、
クラスの一人がテスト中に携帯が鳴って生徒指導部まで
連行されてましたwww
次話も投稿はみていです!