【完結】ハリー・ポッターと蒼黒の魔法戦士 作:Survivor
ホグワーツに向かう汽車のコンパートメント。
その一室で、フィールは友人のクシェルと一緒に居た。
何故クリミアは居ないのかと言うと、今年でホグワーツを卒業するため、最後の通勤特急は入学時からの友人二人、ソフィアとアリアと一緒に居たいだろうと、フィールが彼女を送り出したからだ。
「………………」
静まり返っている、コンパートメント内。
クシェルは、自身の左肩にもたれ掛かってぐっすりと眠るフィールを横目で見る。
あの夜―――エミリーが自宅として利用しているベルンカステル家の別荘で泊まってた際、偶然ではあるが、フィールの両親の末路を知ってしまった。
とはいっても、盗み聞きだったし、内容も断片的だったので、詳細はわからないが………。
クシェルは、母のライリーがフィールの両親とは知り合いであったんじゃないかと思った。
母は『クラミー』『ジャック』とフィールの両親を名前で呼んでいた。
知人じゃない人間のことを下の名前で呼び捨てにする人間は少ない。
そう思うから、クシェルはそう考えていた。
それに………あのフィールが、母に葛藤を打ち明けていたのだ。昔からの旧い知り合いでなければ、頑なに誰かに頼ろうとしない頑固な性格の彼女が語る訳がない。
と、その時だ。
コンコン、と扉を叩く音が響き渡る。
そちらを見てみると、ハリー達一行がトランクを手に立っていた。
「クシェル、此処いいかしら?」
「いいよ」
三人は同席の許可を得ると、荷物棚にトランクを押し上げて空いてる席に座った。
「クリミアはどうしたの?」
「友人二人と一緒に居るよ」
「そう………あら? フィール、寝てるの?」
クシェル達とは向かい側の席に座ったハーマイオニーが、座りながらフィールを見た。その言葉の通り、フィールは眠っている。
ハーマイオニーは初めて見るフィールの寝顔に思わず見入った。
「寝顔可愛いわね」
顔を綻ばせ、身を乗り出して、頬をぷにっと突っつく。
クールな表情を見慣れてるせいか、年齢相応かそれ以下の幼さが全面的に露になる貴重な場面を見られて、得した気分だ。
「こうして見ると、フィールも僕達と同い年だって実感するよ」
比較的フィールとの関わりが多いハリーでも寝ている顔を見たことはないので、目元を和らげてまじまじと見つめる。
すると、パチリとフィールが眼を開けた。
どうやら、起きてしまったみたいだ。
「ふぁぁぁ………ん? あれ、ハーマイオニー達いつの間に来てたんだ?」
「ついさっきよ。もうちょっと、寝ていてくれればよかったのにね」
「…………………寝顔、見たのか?」
「ええ。とても気持ちよさそうに寝ていて、微笑ましかったわよ」
悪戯っぽくハーマイオニーが笑むと、フィールはほんのり頬を紅潮させた。その様子がまた愛くるしく、自然と口元が緩む。
「貴女もそんな表情するのねえ」
最後に柔らかい頬を突っついたハーマイオニーは席に座り直した。フィールは若干赤面しながらキッと睨んでいたが、やがて、クールダウンするため心を落ち着かせた。
そうして、ハリー達と共にしばらくはくだらない話で華を咲かせていたが、クィディッチ・ワールドカップ決勝戦の話題に触れると、ハーマイオニーが恐る恐るといった感じでハリーへ尋ねた。
「ねえ、ハリー。まさかとは思うんだけど………『あの人』が復活したなんてことは………ないわよね?」
ハーマイオニーの不安げな発言。
それはこの場に居た全員の心を波立たせた。
なんと言っても『闇の印』はここ数年間見てこなかった闇の帝王―――ヴォルデモートの犯行声明の狼煙なのだ。
それ故に、一部では復活の前兆じゃないか、とあちこちで噂が流れている。
「………フィール、君はどう思う?」
ハリーはハーマイオニーの問い掛けに答える代わりに、おずおずと自分と同じくらい過去に何度も対峙してきたフィールへ尋ねてみる。
「わかることはロクでもないことの始まりだな。アイツもそろそろ本格的に牙を剥き出してきた、って考えられる」
「アイツって………貴女、怖くないの!?」
名前を呼ぶことすら恐れられている闇の帝王のことをアイツ呼ばわり出来るフィールに、ハーマイオニーは信じられないというような面持ちで声を上げる。
「別に。これでも私、学生時代の姿に実体化したアイツと秘密の部屋で戦った事あるし」
「それで勝ったんだから、本当に凄いわよ!」
「ギリギリだったけどな。激戦が2回ほど続いて体力的にも限界だったから、敗北率が圧倒的に高かったし」
「………私、貴女が負けた所、一度も見たことないんだけど」
フィールは常に勝者である。
他の者の追随を許さず、絶対王者として、そこに君臨している。
だから、ハーマイオニーはそんな彼女が敗者となる姿を見たことがなかった。
「………私は常に敗者だ。勝者じゃない」
フィールは複雑な表情を浮かべてそう言うと、腕を組んで座り直した。
そう、自身は決して、皆が思ってるほど、強くも頼もしくもない。
大きな武器を力任せに振り回すように、痩せ我慢と空威張りで強がるように―――虚偽で固めた威風を振る舞う、完全無欠気取りの、ただの弱者なのだから。
♦️
今を去ること一千年、そのまた昔その昔
私は縫われたばっかりで、糸も新し、真新し
その頃生きた四天王
今もなおその名を轟かす
荒野から来たグリフィンドール
勇猛果敢なグリフィンドール
谷川から来たレイブンクロー
聡明公正レイブンクロー
谷間から来たハッフルパフ
温厚柔和なハッフルパフ
湿原から来たスリザリン
俊敏狡猾スリザリン
共に語らう夢、希望
共に計らう大事業
魔法使いの卵をば、教え育てん学舎で
隠してできたホグワーツ
四天王のそれぞれが
四つの寮を創立し
各自異なる徳目を
各自の寮で教え込む
グリフィンドールは勇気をば
何よりもよき徳とせり
レイブンクローは賢きを
誰よりも高く評価せり
ハッフルパフは勤勉を
資格あるものとして選びとる
力に飢えしスリザリン
野望を何より好みけり
四天王の生きし時
自らを選びし寮生を
四天王亡きその後は
如何に選ばんその資質?
グリフィンドールその人が
素早く脱いだその帽子
四天王たちそれぞれが
帽子に知能を吹き込んだ
代わりに帽子が選ぶよう!
被ってごらん。すっぽりと
私が間違えたことはない
私が見よう。みなの頭
そして教えん。寮の名を!
毎年お馴染みの新入生組分けの儀式。
組分け帽子は毎年歌詞を変えているらしく、フィール達の組分け時のそれとはまた違っていた。
副校長のミネルバ・マクゴナガルが新入生リストを持ちながら名前を読み上げ、呼ばれた生徒は前へ進み出る。
順調に組分けは進み、高らかに宣告される度に拍手喝采が沸き起き、最後の新1年生の組分けが終了したら新入生歓迎会パーティーが始まった。
「そういえば、フィー。今年の持ち物リストにドレスローブかドレスを持ってこいって書いてたよね」
「ああ、そういや書いてたな」
「なんでだと思う?」
「さあな。ま、そんな物を持ってこいって言ってきた以上は、何かのイベントでもやるんじゃないか?」
今年度の持ち物リストに本来ならば必要性の無いドレスローブorドレス持参の話題を交わしつつ、今日の食事も終わり、例年通りダンブルドアの挨拶が始まった。
語られる内容は、例年と特段変わらない。
持ち込み禁止の品に悪戯グッズが追加(尤も、これを守る生徒は誰一人いないが)、校庭内にある森は立ち入り禁止、ホグズミード村は3年生になるまで行けない等の注意事項を話した。そして、いつもならここでクィディッチ関連の話をするのだが、今年のそれは、覆いに覆される。
「寮対抗クィディッチを今年は取り止めじゃ。これを伝えるのは、わしの辛い役目でもある」
各所から「えーっ!?」という沈痛な絶叫が響き渡り、特にクィディッチ選手は全員絶句して茫然自失としていた。ハリーも例外じゃなく、今年こそは去年よりも強くなってフィールに勝ってみせると意気込んでいたため、そのチャンスごと全部かっさらわれた現実に酷く意気消沈していた。
ダンブルドアは片手を上げて静かにさせ、言葉を続ける。
「これは10月から今年の終わりまで続くイベントのためじゃ。諸先生方も準備のために労力と時間を費やすことになる。しかしじゃ、皆がこのイベントを大いに楽しむことを、わしは確信しておる。ここに大いなる喜びを持って発表しよう。今年ホグワーツにおいて―――」
と、その時だ。
耳を塞ぎたくなるほどの雷鳴が轟き、それと同時に大広間の扉が開かれた。
入り口に立っているのは、一人の男。
全くの素人が適当に悪質の木材を削って作ったような顔は一ミリの隙間もなく傷で覆われ口は斜めに切り裂かれたかのように引き摺り、鼻は大きく削がれている。
何よりも特徴的なのは、その左眼だ。
右眼は普通の眼だが、左眼は大きなコインのような青い義眼である。
マントの裾から時折見える義足が鈍い音を立てながら、その男は校長の元まで歩み寄り、ダンブルドアと握手を交わすと、大広間に居る生徒達を見回す。
稲光に照らされた瞬間、初めてその人物の顔がハッキリと顕現した。
「あ、あの人って―――」
かつては凄腕として知られ、その功績は『アズカバンの半分を埋めた』と評されている―――アラスター・ムーディ。
またの名を、マッド・アイ・ムーディ。
元・
ホグワーツにそんな大物が居るということは、今年の『闇の魔術に対する防衛術』の担当になるのだろうか。現在、防衛術の教師が座る席は空席なので、恐らくそうだろう。
さて、話が脱線したが―――ダンブルドアがムーディについて紹介すると、改めて先程話そびれた、クィディッチに匹敵する催し物の本題に入った。
―――
ホグワーツ魔法魔術学校、ボーバトン魔法アカデミー、ダームストラング専門学校のヨーロッパ三大魔法学校が国境の壁を越えて競い合う親善試合。そして、今年行われるビックイベントでもある。
その歴史は古く、700年前より行われていたものだが、数世紀前に中止となった。その理由は競技そのものが難易度ハイレベルで、尚且つ数多くの死者が後を絶たずだったからだ。
しかし、今世紀、その封印が解かれた。
『国際魔法協力部』と『魔法ゲーム・スポーツ部』、代表選手を輩出する三校が協力し合い、遂に念願の復活を遂げたのだ。
そして、その記念するべき第1回目を、此処ホグワーツ魔法魔術学校で開催するとのことだ。
10月にはボーバトン、ダームストラングの二校が来校し、ハロウィーンの日に代表選手選考が開始される。
そして、見事選ばれた三人が実力を競い合い、優勝した一人のみ、優勝杯と永遠の栄誉、賞金1000ガリオンを獲得出来る。
「1000ガリオン!? そんだけ貰えるなんて滅茶苦茶スゴいじゃん!」
「全然余裕だな」
「なんでそんなけろっと出来るの!?」
「これでも歴史ある名家の出所だからな。グリンゴッツに預金はしないで、厳重保管してる」
「へ、へえ………どれくらいあるの?」
「正直言ってしまえば、就職なんてしなくても生涯何の不自由もなく生活出来るレベル。ま、そんなだらしないことはしないけど」
「…………………………」
友人の家系の凄さにその友人が唖然としてる間にも、ダンブルドアが新たな発表をしたところで「17歳以下は参加禁止」と表明した。
「やっぱりな」
「当然だけどね。でもさ、フィー。もしも参加出来るんだったら、どうしてた?」
「………さあな。自分の実力が何処まで通じるのか試してみたいし永遠の栄誉を手にするのは悪くないけど、それで注目浴びるのはゴメンだな」
「フィーが出たら、絶対優勝すると思うけどね」
クシェルは、フィールが名乗り出れば確実にホグワーツ代表になると、なんとなく確信めいたものを持っていた。そこいらに居る上級生でも彼女には勝てないだろう、それだけの強者であるのだから。
「さてと、夜も更けた。明日からの授業に備えてゆっくり休み、ハッキリした頭で臨むことが大切じゃ。それでは、就寝!」
全生徒が椅子から立ち上がり、ザワザワと話しながら大広間を出ていく。話題はやはり、三大魔法学校対抗試合についてだ。誰が選手になるか、どんな人が来るかで華を咲かせ、人の波を作っていく。
フィールとクシェルも寮に戻り、少しだけ談話室で過ごした。新入生は監督生の説明を聞き終えるとすぐに部屋へ行き、大半の生徒も部屋へ戻ったのだが、下級生の―――特に3年生のスリザリン生達は、何故かフィールを囲むようにして座った。
「あの、ベルンカステル先輩はどうするんですか? 三大魔法学校対抗試合のホグワーツ代表選手に立候補しますか?」
「いや、年齢制限があるから無理だけど?」
「でも………ベルンカステル先輩を推さないで、スリザリンからは誰が出るんだって思いますけどね………」
そこまで言うと、その下級生は俯いた。
フィールの規格外の強さは一昨年の決闘クラブで見たので、教師と互角にタイマン可能な彼女こそ、自分達の寮の立候補者になればと、個人的な感想を伝えた。
だが、フィールは基本的にクールで無関心。
返答はきっと無愛想なものだと思うのか、少し肩を強張らせていた。
「そう言って貰えるのは光栄だな。ありがと」
しかし、その予想は大いに外れた。
優しい、とは完全に言えないが、それでも、素っ気なさをあまり感じない声音に、下級生は顔を上げた。
フィールは目元を和らげてフッと笑い、わしゃわしゃと雑に頭を撫でる。
あまりにも前の彼女なら絶対にやらなそうな行動に、下級生の女の子は驚いた顔で、端正な顔立ちの先輩を見上げた。
「なんだ、その顔は? 後輩からああ言われるのは悪くないけどな。ま、でも、仮に出場出来たとしても、私は名乗り出ないと思うぞ」
フィールは微笑すると、部屋へと向かう。
クシェルは「またね」と手を振って、彼女の後を追い掛けた。
残された3年生軍は、ポカーン、と突っ立っていたが、
「ベルンカステル先輩、前よりも優しくなった?」
「うんうん。顔付きとかもちょっと変わったよね」
「なんて言うか………笑うことが多くなった?」
「あー、確かに。最初に会った時より、先輩、表情が生き生きしてるよね」
と、下級生組はワイワイした。
♦️
一方、スリザリン女子部屋に戻ったフィールとクシェルは荷物を整理し、すぐに寝ようと寝間着を取り出していた。
ローブとセーターを脱ぎ、ネクタイを解こうとしてる最中、クシェルは気になっていたことをフィールへ尋ねた。
「フィー、一つ、訊いてもいい?」
「なんだ?」
「あのさ………今までは、訊くのは悪いと思って訊いてこなかったけど………教えてくれない?」
「なにを?」
「………フィーの昔のこと」
その問いに、フィールの手が止まった。
止めた拍子に、緑のネクタイが彼女の艶かしい手から滑り落ちる。
しばらくは足元に落ちたそれを見下ろし口を閉じていたが、やがて、フィールは静かに口を開いた。
「教える義理なんて、ないと思うけど?」
感情が籠っていない、機械のような声音。
クシェルは戸惑いつつ、言葉を続ける。
「でも………貴女、全然話してくれないじゃん、家族のこととか」
「アンタに話す必要なんてないだろ。………明日も早いし、早く寝よう」
とフィールは言うが、クシェルは食い下がる。
「ちょっ、待ってよ―――」
が、次の瞬間。
「―――ッ!」
クシェルはフィールに乱暴に腕を掴まれたかと思いきや、放られるよう、ベッドの上に投げ倒された。ギシッ、とスプリングの軋む音を響かせながらフィールは上になり、胸ぐらを掴む形でクシェルのネクタイを掴む。
「フィー………? どうしたの………?」
怯えたような、クシェルの声が落ちる。
ネクタイを掴むその力は、華奢な身体のフィールからはとても想像がつかなく、何より、いきなりこんなことをしてきた彼女へ、クシェルは混乱してしまった。
フィールは傷付いた瞳でクシェルの瞳を見つめながら、言葉を発する。
「………それ以上、私の事情に………私の心に、入ろうとするな」
低く、威嚇してくる、彼女のトーン。
その音には、苦しさが含まれている。
「……………今は一人にさせてくれ。頭を冷やしたい」
フィールはネクタイを掴んでいた手を離し、クシェルを解放すると、荒々しく部屋から出ていってしまった。
クシェルは数秒間呆然として動けなかったが、ゆっくり半身を起こしてベッドから降りると、床に落ちているフィールのネクタイを拾い上げた。
「フィー…………?」
クシェルは、あの時の―――フィールの苦痛に歪んだ表情を思い浮かべ、無意識に手の中にある緑のネクタイをギュッと握った。
♦️
フィールはスリザリン寮に配備されている女子用の大浴場に居た。言葉の通り、シャワーの冷水で頭を冷やそうと思ったからだ。彼女は湯の蛇口ではなく、冷水の蛇口を全開に開く。
凍り付く、まさに氷水の冷たい透明な液体。
女の子だから身体を冷やしてはいけないが、そんなのどうでもいいと言わんばかりにフィールは頭から勢いよく浴びる。息が詰まり心臓が跳ね、脈打つ度に鼓動が早鐘のように早まる。
(………お母さん………お父さん………)
頭の中に浮かび上がるのは、自分と瓜二つの容姿の母と瓜二つの瞳を持つ父の姿。
あの日………両親は自分を庇って、それぞれ、あんな末路を辿った。
そう考えた瞬間―――胸の奥底に抑え込んでいた記憶がフラッシュバックした。
「………ッ!」
フィールは鏡の表面に額を当て、苦しげな息を吐き出す。
「はぁ………はぁ………ッ…………」
吐き出す息が冷たく白い。
胸が深く抉られる気分に苛まれる。
フィールはだんだん、意識が朦朧とし、身体がふらついて、その場に崩れ落ちた。
壁に手をつくが、ずり落ち………ついては、またずり落ちて………を繰り返している内に、彼女の心に、ヒビが入ってきた。
「うっ……ああぁ……、ああああぁぁッ……!」
冷たい床に両膝をつき、頭を抱える。
記憶がフラッシュバックし………耐えられなくなった。
「………ッ! あぁぁああああああああぁぁああああぁッ!!」
精神を切り刻まれ続けたフィールの絶叫は冷たい空間へと溶け込み………冷たい水溜まりの床に倒れて、意識が闇の底へ葬られた。
【ほのぼのシーン】
平和って素晴らしい。
【ベルンカステル家】
そりゃまあ滅茶苦茶裕福な家系ですからね。
1000ガリオンと聞いても平常運転でけろっとしてるのは無理ない。
【新学期早々フィールさんノックアウト】
この先の学校生活が不安でしかない。