少し前前三浦に材木座を起こしにいくように言われた一色と由比ヶ浜
地面に横たわっている材木座を見下ろし
「木材先輩、死んだふりしないでください。さっきピンチだったのになんで助けてくれなかったんですかー?」
「そうだよ中二!酷いよ!」
二人に責められるが材木座は不敵に笑いながら
「フフフフ、われの死んだふりを見破るとグハッ」
材木座が全部言いきる前に太った腹の上に一色が飛び乗る
「四の五の言わずに起きてくださーい、殴りますよ?」
「わかりもうした。だからどいてくれぬか、苦しい」
材木座はよろよろと起き上がる
「んで八幡は?」
「ゆきのんと優美子と一緒にいる」
見ると比企谷挟んで右に雪ノ下、左に三浦がいて先ほどの同級生と対峙しているようだ
「あの二人なら大丈夫でしょ、ちょっと木材先輩両手を後ろに回してくれます?」
一色が妙なお願いをする
「こうか?」
「そうです、んで結衣先輩、木材先輩の両手首つかんでもらえます?」
「こうかな?どうしたのいろはちゃん?」
「いえ、さっきといまの現状の腹いせですよ」
そういうと一色は材木座の腹を軽く殴る
「ちょっと一色殿!なにをしてるでごじゃるか!」
「さっき助けてくれなかったのと、先輩を雪ノ下先輩と三浦先輩にとられてる腹いせですよ。さすがに本気ではやりません」
ポスッポスッと殴るというか叩くような感じだから痛くはないが非常に恥ずかしい
「あーゆきのんがーヒッキーの顔に手を当ててる!」
由比ヶ浜はそういい材木座の手首を無意識のうちにひねる
「イデデデデ、由比ヶ浜殿そっちには曲がらぬ!!」
「今度は三浦先輩が首に手を回してますね」
そう言うと一色も無意識のうちにこぶしに力が入る
「グハァ!一色殿!痛い!痛いでゴザル」
「なんかゆきのんが優美子と三人でいかがわしいことしないかって言ってる!」
「マジですか?ちょっと木材先輩動かないでくださいね?」
「痛い痛い!ちょっと二人とも!やめるでごじゃる!」
「あーすみません、でもーこんなにかわいい女の子に痛め付けられるなんてご褒美ですよ?」
「我はそんな趣味は無いのだが…なんかあっちは片付いたようだ、もう解放していただけないでしょうか?」
「仕方ないですねー」
一色は残念そうに材木座から離れる。
遅れてきた戸塚と合流し皆でゲーセンに向かう。
なぜ女子達がここにいるのかと言うと比企谷がウキウキで戸塚とメールをしていた際に後ろから覗きこんでた一色にばらされたからだったようだ。
川崎と海老名は用事があってこれないとのことだった。
ゲーセン内では先ほどあんなことがあったからか比企谷は雪ノ下と三浦に気を使いなるべく一緒にいるようにしているようだ。
「これではせっかく三人で遊ぼうといったのに意味がなくなった気がするのだが」
しかし比企谷の顔は自然な笑顔が浮かんでいる
「多少は女子へ警戒が少なくなったのかのう?」
戸塚も比企谷のそばにいるのだがそれだけでは無いようだ。
「思わぬトラブルで仲がより進展か、本当にどっかにありそうな話だな」
そう思い一人で感心していると
「あのー木材先輩、つまんないんですけどー、こんなかわいい子を放置するなんてあり得なくないですか?結衣先輩もそう思いますよねー?」
一色が不満そうに言ってきた
「そ、そんなことないよいろはちゃん、あたしいろはちゃんと遊べて楽しいよ!」
由比ヶ浜がフォローする。
「我に期待されても困るので二人で遊ぶか八幡のところにいけばよかろう」
そう言ってトイレにいくふりをしてその場を離れる
「結局何だかんだで八幡の気分転換にはなったようだな」
比企谷のほうを見ると女子に囲まれてはいるが落ち着いているようだ。
「フム、なんかまた我だけ疎外感を味わう結果になってしまったな」
もう帰ろうかと思っていたら
「材木座、戸塚と三人で一緒にプリクラとろうぜ」
比企谷から誘いがあった。
「八幡、嬉しいが女子共は大丈夫なのか?」
「ああ、なんか不満そうだったが元々俺たち三人で来る予定だっただろ、気にする必要はない」
「八幡がそういうなら断るわけにもいかぬな!」
そう言うと材木座は比企谷と戸塚と三人でプリクラを撮った。
この後カラオケに言って比企谷と材木座は女子が引くぐらい一緒にアニソンを熱唱したりして楽しい一日を過ごしたのだった。