聖杯の願いによって美遊は別の世界に転送される。美遊の温かな幸せの掴める世界。その世界に自分はいないが、美遊が幸せに暮らせるならそれで良い。
その間、士郎は美遊を守るだけ。
士郎は美遊が転送されるまで戦った。
だが、転送されると同時に士郎と美遊の中の何かが切れる音がした。
そして、なす統べなく吹っ飛ばされる。
でも、士郎は後悔しなかった。唯一あるとすれば、
美遊を、海に連れていってあげられなかったこと。
このまま自分は拘束される。
そう考えた瞬間、
士郎は黒い何かに吸い込まれた。
暖かい。それが最初の感想。その後に来た感情は唖然。
黒い何かに吸い込まれた後にこんな場所に来た。
地面には自分の血で汚れてしまっているが、魔方陣のようなものがある。
「なんだここ?」
拘束されていないし、見張りもいない。どう見ても牢獄ではない。
士郎は立とうとしたが、身体中についている傷が疼く。
「ん?」
視線を地面に向けると、三枚のカードが落ちていた。
その三枚ともクラスカードだった。
一枚目はアーチャー、英霊エミヤ。
次に、
「なんだこれ?」
後の二枚もクラスカードだ。だが、そこには
こんなクラス聞いたことない。
その前に、
「逃げないとな·····」
こんな知らない場所でじっとしているのは落ち着かない。
士郎は痛みに必死に堪え、ドアから出た。やはり見張りはいなかった。
士郎は自分の来た道をもう一度見る。自分の血で道が血塗れになっていた。
自分の傷を見る。そこから血が滴り落ちていた。血を見て、自分の状態がひどいことを認識した。
頭がボーとする。鏡を見るまでもなく自分の顔色はひどいだろう。
頭がボーとしたまま、廊下を歩く。すると、扉が見える。
だが、今の士郎はその扉を認識出来なかった。
壁に寄りかかりながら歩いていた士郎は自動ドアに気がつかずに開いたドアに対応できず室内に思いっきり転んだ。
ボーとした頭が少しマシになってきた。
そこは食堂だったらしい。席にはいろんな格好をした人がいた。
いろんな格好だ。中には鎧を纏った人もいる。
士郎はその人ならざるものを見て確信する。
「えい·····れい」
その言葉にほとんどがこちらを向く。
「大丈夫です·····て、村正のお爺ちゃん!」
一人の女の子が士郎の元へと駆けつけた。
「村·····正?」
その時、
「シロウ·····何故?」
声のした方を見る。そこには金髪の少女がいた。その声は悲しそうだった。
「だれ·······だ」
そう言って士郎は気絶した。
衛宮士郎 設定
人間。サーヴァントに近いがサーヴァントではない英霊の紛い物。ゆえに契約はできない。
一応ステータスは書いておきます。
属性 混沌 悪
167cm 57kg
反英雄。受け継いだ正義を自分で捨て、たった一つの為に世界を敵に回した最低の悪。カルデアでは二人目のマスターとして戦うが、妹に何かあったら人を殺し、世界を敵に回すことも厭わない。
ステータス
筋力 D 耐久力 D 敏捷 D 魔力 B+(雪下の誓いがない場合) 幸運 E- 宝具 ?
保有スキル
心眼(真)B 魔術 C+ 投影魔術 A 千里眼 C- 雪下の誓い EX
雪下の誓い
衛宮士郎と朔月美遊との絆の証。世界は違えど、絆は消えず、衛宮士郎は朔月美遊から無尽蔵の魔力を得る。
宝具
『無限の剣製』
神装兵器投影可能にするかも。するとしたら代償も大きくします。
ヒロイン未定
SN組はUBWルートです。