美遊兄Grand Order   作:START

5 / 7
5

「またここか」

 

 

士郎は周りを見る。士郎は医務室のベッドに寝かされていた。

士郎は立ち上がろうとするが、

 

 

「ッ·······!?」

 

 

体のあちこちが痛んだ。久々に戦ったんだ。それに今回は本物の英霊。体にガタが出るのは当然だろう。士郎は暫く寝ることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

動けるようになり、家事や炊事をできるくらいには回復した。

だが、さっきの戦いでサーヴァントの士郎への不信感は募るばかりだった。

さっきの戦いでの士郎のことを聞こうとダ·ヴィンチちゃんが来たが、あまり言いたくないので黙秘権を行使した。

 

次の日、体は完全回復した。

 

 

「動けるようになって何よりです」

 

 

最初に声をかけてきたのはジャンヌだった。

 

 

「あぁ、なんとかな」

 

「··············その、あの······」

 

 

ジャンヌは士郎のことを聞こうか迷っていた。だが、戦っているときの士郎のあの表情を思い出すと、気が引けた。

士郎は感じ取ったのか、口を開く。

 

 

「出来れば言いたくはないんだ」

 

「ッ·········!わかりました······」

 

 

ジャンヌはそう言って士郎から離れる。

 

 

「士郎くん大丈夫?」

 

 

そう言ってきたのは立花だった。

 

 

「あぁ、もう大丈夫だ」

 

「そっか。もう無茶しないでね」

 

 

そう言って士郎から離れる。多分ジャンヌとの会話を聞いていたのだろう。

立花は士郎のことを聞いては来なかった。立花なりの気配りだろう。

何故か気まずくなり、士郎は自室に戻っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

立花のダ·ヴィンチちゃんに呼ばれ、研究ラボに来ていた。

 

 

「どうしたのダ·ヴィンチちゃん?」

 

「士郎君のことでね。君には伝えないといけないと思ったんだ」

 

「·············」

 

「単刀直入に言わせてもらうと、彼は聖杯と繋がっている可能性がある」

 

「···············え?」

 

 

立花はその言葉に立花は驚く。

 

 

「彼を調べたんだ。彼の中にはなにかのパスが繋がっていた」

 

「それが、聖杯とのパス···········」

 

「そう、正直言うと、彼は謎なんだ。あの力、あの能力。それ以前に彼は突然現れた」

 

「············」

 

 

立花は答えられなかった。確かに、実際彼は謎なのだ。

 

 

「そこでだ。立花君に頼みたいことがあるんだ」

 

「ん?」

 

「彼の監視を頼みたいんだ」

 

「え?」

 

「ずっと見ててくれってわけじゃないんだ。観察してくれってことだ」

 

「観察···············」

 

 

監視、と聞いて少し強張ったが、観察、と聞いて少し落ち着いた。

 

 

「じゃあ、頼むよ」

 

 

そう言って解散となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。