艦隊これくしょん 奇天烈艦隊チリヌルヲ   作:お暇

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ドイツ艦?ウチはまだ改ニも来ていないんですが(半ギレ)

追記:感想たまっていたので返信しました。


着任十六日目:ケッコン、それは戦いの縮図

 ケッコン、それは熱き艦娘たちの戦い。ケッコン、それは人生の縮図。女の夢である。

 

 

「ル級さんは提督さんとケッコンするつもりでいるのでしょうか?」

 

 

 すべてはこの一言から始まった。

 趣味で記者をやっている重巡洋艦『青葉』の質問に対し、戦艦ル級は首をかしげた。遠征から帰投し、港から司令部への道のりを歩いている最中に突然現れた謎の艦艇。最初は敵かと思い迎撃体勢に入ったル級ではあったが、相手の艦艇から「ワレアオバ」と敵対意識の無いことを示され、ル級は相手が害のない艦艇であることを理解した。

 青葉がル級に接触した理由。それは、今ブイン基地で話題の奇天烈な艦隊に所属するル級にインタビューをするためだった。趣味で記者をやっている青葉からすれば、いい意味でも悪い意味でも注目を集めているル級たちは絶好のカモだ。ここでいいネタを仕入れることが出来れば、所属している司令部内でのみ発刊している『青葉新聞』の名も基地中に知れ渡ることになるかもしれない。

 興味六割、欲望四割といった様子の青葉は、どこからともなくマイクを取り出すと、ル級に対してインタビューを始める。

 どうでもいい質問から核心的な質問まで、色々な質問を投げかける青葉。そして、いよいよ最後の質問となったところで出てきた質問が『ケッコン』に関する質問だった。

 

 

「ルー」

「え?ル級さんはケッコンを知らないのですか?」

 

 

 ル級の青葉の問いに対する答えは首をかしげることだった。

 まあ、ル級の反応も仕方が無いといえば仕方が無いのだろう。ル級はつい最近まで海の上を自由気ままに流離う深海棲艦だったのだ。陸の常識でさえあやふやだというのに、『ケッコン』などという制度の話をされても分かるはずも無い。

 青葉はまるで極上の食材を見つけたかのように、喜々と目を光らせた。たとえ自称であろうとも、青葉が内に秘めるマスコミ魂は本物なのだ。

 

 

「フフフ、いいネタになりそ……あ、いえいえ!何でもありません。ケッコンと言うのはですね……」

 

 

 まるで火に油を注ぐように、青葉はル級にケッコンという制度の知識を植えつける。

 事前の近辺調査でル級が青年にベタ惚れなのは既に承知の青葉。そして、彼女の恋の行く手には強敵が待ち構えていることも把握済み。

 痴情の縺れというのは、いつどの時代においても群集の気を引く鉄板ネタだ。ここで一騒動起こればそれ相応の記事が出来上がる、と内面で笑いの止まらない青葉は、外面でさわやかな笑顔を作りながらル級をたきつけた。

 しかし、青葉は読み違えていた。自身が愛を知らないが故に、ル級の愛の深さを測り違えてしまった。ル級の『その部分』は、興味本位でつついていいモノではなかったのだ。

 

 

「ルー」

「……へ?」

 

 

 突如青葉の顎に、ル級の連装砲の砲口が突きつけられた。

 一体何事か、と青葉はル級に視線を向けた。ル級は先ほど変わらず無表情だ。しかし、全身からは戦闘体勢に入ったときのみ見せる赤黒いオーラが噴出している。

 

 

「ルー」

「取って来いって……ケッコン手続きに必要な書類は結構値が張るんでぅわあああ分かりました!取ってきます!取ってきますから!」

 

 

 ル級は砲口を更に強く押し付けることで青葉の口答えを封殺。逃げたらただじゃ置かない、と一言付け加え、ル級は青葉を放った。

 涙目な青葉は脱兎のごとく走り出す。藪をつついたら蛇ではなく飢えた猛獣が飛び出してくれば、逃げ出したくなるのも当然の事だった。

 しかし、さすがはマスコミ魂を持つ青葉と言うべきか。「この修羅場の先に何があるのか見てみたい」という執念に突き動かされた青葉は、逃げずにル級の元へと戻ってきたのだ。彼女の手には、ちゃんとケッコンに必要な書類が握られている。

 相変わらず戦闘体勢のル級は、両手が主砲でふさがっているため青葉にそのまま代筆を頼む。青葉もその要望に素直に答え、ついにル級は念願のケッコン書類を手に入れた。

 残るは青年の直筆のサインのみ。もうここに用は無い、とオーラを静めたル級は青葉の持つ書類を器用に口でくわえると、何事も無かったかのように颯爽と去っていった。

 

 

「こ、怖かった……でも、怖い思いをした甲斐はありました!」

 

 

 未だに涙目ではあるが、表情は達成感に満ち溢れている青葉。

 種はまいた。後は種が成長するのを見守るのみ。ごしごしと涙を拭った青葉は、使い捨てカメラとメモ帳を手にル級の後をつけるだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 恋には障害がつきものだ。

 生活環境や自身の家庭事情など種類は様々だが、一番の障害といえるのはやはり自身と同じ気持ちを抱く恋のライバルだろう。

 司令部の正面で歩みを止めたル級。彼女の目の前には今、彼女にとって最大の障害と呼べる相手がいた。

 

 

「まったく、何で私がこんなことを……」

 

 

 ぶつくさとぼやきながら、司令部の正面入り口前を箒で掃く彼女の名は叢雲。ル級と同様に、青年に対して淡い恋心を抱く駆逐艦だ。

 お互いにライバル同士であることは既に承知済み。いくら知能の低い深海棲艦のル級であっても、叢雲が自分の行動を容認してくれないことは容易に想像できた。

 故に、ル級は電撃戦を仕掛けることにした。叢雲の不意をつき、妨害が入る前に青年の下へたどり着こうと考えたのだ。

 艦艇としての性能はル級が上。不意をつけば、駆逐艦である叢雲が相手でも置き去りにすることも十分可能だ。

 ル級はゆっくりと歩を進め、叢雲との間合いをつめる。叢雲はまだル級の存在に気づいていないのか、ぼやきながら箒をせっせと動かしている。ル級は息を殺してじわり、じわりと間合いをつめた。

 そして、その時は来た。叢雲の策的範囲のギリギリまで詰め寄ったル級は最高速度で一気に地を駆けた。後は青年がいるであろう執務室へと向かうのみ。既に目標を達成した気になっていたル級の眼中に、叢雲の姿は映っていなかった。

 しかし、それがル級最大の失策。早すぎた勝利宣言が、叢雲に付け入る隙を与えしまったのだ。ル級が移動を開始してから叢雲の横を通り過ぎるまでに要した時間は約二秒。振り向く時間も考慮すれば、叢雲がル級の姿を捉える時間は一秒もない。

 しかし、その短い時間の間で叢雲はル級の行動の意図を察していた。それは偶然か、はたまた愛の為せる技なのか。ル級の口にくわえられ風になびくケッコン書類の文面を、叢雲はごく僅かな時間の間で完全に視認したのだ。

 

 

「っ!!待ちなさいっ!」

 

 

 箒を投げ捨てた叢雲はすぐにル級の後を追いかけた。

 司令部内の廊下を戦艦と駆逐艦がドタドタと走り抜ける。ル級の進行を何とかして止めたい叢雲ではあったが、この距離からでは追いつくまでには時間が足りない。砲撃で足止めをしようにも、現在位置は司令部内の廊下であるため砲撃も出来ない。

 こうなったら、青年がいるであろう執務室に転がり込んで色々騒ぎ立ててうやむやにしてしまおう。青年の前で無様な姿を晒すことになってしまうが背に腹は変えられない。

 最悪のケースを想定しながら激走する叢雲。しかし次の瞬間、叢雲の目の前に救世主とも呼べるべき存在が姿を現した。

 

 

「リ!」

 

 

 ル級と叢雲の激闘を戯れか何かと勘違いしたリ級が、「自分も混ぜろ」と参戦してきたのだ。

 突然の乱入艦に動揺を示したル級はすぐさま方向転換。目と鼻の先にあった二階へと続く階段から離れざるを得なくなったル級は僅かに顔を歪ませながら、再び一階の廊下を激走する破目になった。

 それからしばらくの間、執務室のある二階へと続く階段付近での牽制が続き、各勢力一歩も引かないまま勝負は延々と続く。

 ル級が走り抜けるたびに割れる窓ガラス、リ級が走り抜けるたびに破れる壁紙。叢雲が走り抜けるたびに砕ける床。司令部は瞬く間に悲惨な状況へと変貌していくのだった。

 

 

 

 

 

 一方その頃、知らず知らずのうちに騒動の中心となった青年はと言うと、ブイン基地の外からやってきた職人の出迎えに向かっていた。先日リ級の砲撃によって破壊された旧解体ドックの修復を職人に依頼したのだ。

 ブイン基地に初めて来るという職人のために、自ら案内役を買って出た青年。毎日毎日書類とにらめっこをするのはうんざりだ、と送迎にかこつけて仕事を休みたかったのが本音である。

 

 

「今日はよろしくお願いします。では、行きましょうか」

 

 

 職人に対しして軽い挨拶をすませつつ、青年は職人と共に司令部へ向かって歩き出した。久しぶりの休みに気分が高揚する青年の足取りは非常に軽く、顔つきもいつもより晴れやかだ。

 しかし、こうしている間にも司令部の被害はどんどん蓄積されていく。このままでは旧解体ドックどころか、司令部丸々を改装する破目になってしまうだろう。

 急げ青年。戦い続ける少女たち(内輪もめ)が、君の到着を待っているぞ。

 

 

 

 

 激走が開始されてから約十分が経過したところで事態は動いた。

 

 

「しまったっ!?」

 

 

 ついに、叢雲はル級の二階への進行を許してしまった。

 叢雲は慌てて後を追うが、既にル級の先には執務室の扉が見えている。いよいよ後が無くなった叢雲は、一度破棄した最終案を頭の中にある屑籠から再び取り出す。

 やはり、青年の前で無様に騒ぎ立てるのは恥ずかしいと感じる叢雲。しかし、既になりふり構っていられない状態まで追い詰められているのは事実だ。

 一応、青年は外出することを叢雲に伝えているのだが、そのことは既に叢雲の頭の中から抜け落ちている。今の叢雲は目の前にある書類を処分することしか考えていなかった。

 覚悟を決めた叢雲は、走りながら部屋に突入した時の第一声を考え始めた、その時だ。

 

 ガシャコン、と金属の駆動音がした次の瞬間、司令部内に爆音が響き渡った。

 

 巨大な爆発音を聞いて一気に現実に引き戻された叢雲は慌てて周囲を見渡す。爆音を放った張本人はすぐに見つかった。

 

 

「リ!」

 

 

 自信満々の表情で、煙の上がる砲身を前方に突き出すリ級。爆音の正体とは、叢雲の後ろを走っていたリ級が右手の主砲から発射した砲弾によるものだった。

 先ほどまでル級がいた場所にやってきた叢雲とリ級。そこにル級の姿は無い。もくもくと舞い上がる煙が壁の外に立ち上っていることを確認した叢雲は、近くにあった窓から外の様子を確認する。すると、煙や飛び散った壁の破片とは別に、黒々とした人型の何かがうごめいているのが見えた。

 壁の件は全てリ級のせいにしよう、と心の中で算段を立てながら、叢雲は壁にあいた横穴から地上へと飛び降りた。リ級も叢雲に続いて地上へと降り立つ。

 

 叢雲の背筋にぞくりと悪寒が走った。

 

 煙が晴れ、姿を現したル級は変貌していた。全身からは赤黒いオーラを噴出し、収納してあった両腕の主砲が全て表に出てきている。

 射殺すような目で叢雲とリ級を睨みつけるル級ではあったが、それでも口にくわえたケッコン書類を放さないのは流石と言うべきか。先ほどの砲撃を受け焼け焦げるはずだった書類が無事なのも、ル級が身を挺して書類をかばったためだった。

 主砲を構えたル級とリ級。さすがに基地内で、しかも司令部の敷地内で砲撃戦を行うのはマズいと感じた叢雲は慌てて止めに入ろうとした。

 しかしここで、叢雲に邪な考えが浮かぶ。確かにリ級とル級を止めるのは叢雲の役目である。しかし、相手はあまり知能が高くない深海棲艦だ。突発的に常識外れな行動を取ることもある。

 

 だから、どうしても一人では対処できない事態もあるのではないか?

 

 リ級とル級にこれから起こる戦闘の全ての罪を被せようと目論んだ叢雲は、喉元まで上がってきた静止の言葉を飲み込んだ。それどころか、自身も装備を持ち出しル級に挑む姿勢を見せている。

 恋は盲目とよく言うが、その人を殺せるような目つきは明らかに恋をしている乙女がしていいような目つきではない。

 愛のために戦うニ艦と、何か良くわかんないけど面白そうだからという理由で乱入してきた一艦。三艦による三つ巴の決戦は、いよいよ最終局面を迎えようとしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あわわわ……これは予想外です」

 

 

 煙が噴出す青年の司令部を遠巻きから眺めていた黒幕の青葉。

 ル級と叢雲が掴み合うドロドロの昼ドラを希望していた彼女だったが、まさかこうも斜め上の展開に発展しようとは思ってもみなかった。

 さすがに罪悪感を覚えた青葉は慌てて青年を探し出す。事前に情報収集をしていたこともあり、青葉は青年が職人の元へ向かっていることは把握済みだった。ちなみに、情報提供者はボーキサイトに釣られたヲ級だったり。

 ある程度経路を絞って捜索を行った結果、青葉はすぐに青年を見つけることが出来た。職人と世間話をしながらゆっくりと歩いていた青年に対し、青葉は鬼気迫る表情でこう告げる。

 

 

「大変です!提督さんの司令部で爆発が!」

 

 

 もちろん「自分のせいで」とは言わない。たとえ自称であろうとも、青葉が内に秘めるマスコミ魂は本物なのだ。

 普通、基地内で砲撃などという常識外れな事は起こりえるはずも無く、そこらの提督が聞けば「ありえない」と一蹴するだろう。しかし、リ級の旧解体ドックでの砲撃を目の当たりにしている青年にとって、青葉の報告は恐ろしいほど現実味を帯びた報告だった。

 血相を変えた青年は青葉、職人と共に走り出す。すると聞こえてくるではないか。何かが爆発するような音が何発も。空を見上げば、真っ青な大空に数本の煙が上っている。額に汗を滲ませながら、青年は全速力で自身の司令部へと向かった。

 

 

 

 自身の司令部へと戻ってきた青年の目の前には荒廃した土地が広がっていた。

 地面のあちこちは抉れ、敷地内に立っていた木々はなぎ倒され、司令部の壁には幾多の大穴があけられている。悲劇的ビフォーアフターを目の当たりにした青年は、その場でただ呆然と立ち尽くしていた。

 そこへやってきたのは、今回の悲劇的ビフォーアフターを実行した匠たち。未だに青年に気づいていないのか、三艦は青年の目の前で戦闘を続行している。

 

 

「っ!!」

 

 

 その三艦の中で真っ先に青年の存在に気づいたのはル級だった。青年が視界に映った途端、オーラを収めて青年の下へ駆け寄ろうとするル級。しかし、ここで眼前の敵から目を離したのがいけなかった。

 

 

「隙ありぃいいーっ!!」

 

 

 叢雲の左手の主砲が、ル級の口にくわえるケッコン書類を打ち抜いた。

 しまった、という表情で口から離れたケッコン書類を追いかけるル級。ど真ん中を打ち抜かれ、既に書類としての機能を失っているケッコン書類だが、そのことを知らないル級は穴が開いたケッコン書類を再び口にくわえ、青年の目の前に突きつけた。

 

 

「ゥー(ルー)」

「いやいや、それもう意味ないですって」

 

 

 名前を書いて、と言いわれても、その書類には既に名前を書く欄が存在していない。

 ル級の常識はずれな行動に思わず突っ込みを入れた青葉。つい流れで言ってしまったその一言がきっかけで、彼女はこの後地獄を見ることになる。

 ル級はぐるり、と首をひねらせ青葉を睨む。そして、そのまま早足で青葉の下までやってきたル級は口の書類をぺっ、と吐き捨て、青葉に無慈悲な一言を告げる。

 

 

「ルー」

「え?いや、あの……あれ一枚で私の所持金は既に雀の涙程度しか残っていないのですが……」

 

 

 青葉に対して再び書類の購入を要求するル級。

 嫌な予感がする、ここにいてはいけない。青葉の頭の中で警報が鳴り響いていた。青ざめた表情の青葉はゆっくりと後ずさりしながら逃亡の準備を始める。しかし、青葉が逃走することは叶わなかった。

 

 

「その話、詳しく聞かせてくれないかしら?」

 

 

 青葉の逃走経路を遮断したのは、額に青筋を浮かべる叢雲だった。

 襟首をがしり、と捕まれ身動きが取れなくなった青葉の前面からは再び赤黒いオーラを噴出し始めたル級が迫り来る。そして背後では叢雲が幻視できるほどの怒りを放つ。

 二つの恐怖の板ばさみとなった青葉。目にうっすらと涙をためながらありったけの謝罪の言葉を口にする。だが、時既に遅し。一度落ち始めたギロチンの刃は、途中で止まったりはしないのだ。

 

 晴れ渡る青空に、一艦の大きな悲鳴が響き渡った。

 

 

 

 

 

 その後、青葉を受け持つ司令部の提督から、今回の損害を賠償する旨を伝える手紙が届き、青年の司令部は無事元通りとなった。

 さすがに堪忍袋の緒が切れた青年は、叢雲、ル級、リ級に対して激怒。青年のあまりの豹変っぷりに恐怖を感じた三艦は素直に反省し、しばらくの間はおとなしく過ごしたそうだ。

 そして最後に、今回の騒ぎを引き起こした張本人である青葉はというと、なんと、懲りずにまだ新聞を発刊していたのだ。自身の提督にこってりと絞られ、周りもさすがに懲りただろうと思っていたが、そんな事は無かった。

 ル級たちの争いをバッチリと記事に仕上げた青葉はすぐさま号外を配布。見事に読者を増やすことに成功したのだ。変わりに、その情熱をもっと別なほうに向けられないのか、と周囲から呆れられたが、それでも青葉は記事を書くことをやめないだろう。

 

 たとえ自称であろうとも、青葉が内に秘めるマスコミ魂は本物なのだから。

 




次回・・・動き出す戦艦棲姫

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