最近、ゲームに飽きて小説書いてばっかになってます。
その割にクオリティ低いですが……
それはともかく、
10話 帳尻合わせ
どうぞ!
どうも、カミトです。
今日は街の前の平原に来ています。
どうやら寒くなり、カエルが大量発生しているらしいので、程々に倒してきてほしいとのことだ。
ちなみに、アクアは「カエルはいや!!」と言って聞かないのでカズマとめぐみんの三人だ。
ダクネスはなんか実家に用事ができたらしい。
「なんとなく、冬にクエストが少ない理由がわかった」
「まったくだ。まぁ、稼げるからいいけどさ」
「……もういっそ、
「カミト、怒られるから止めてくれ」
カズマが「やれるもんならやってみな」ではなく、
「怒られるから止めろ」と言うあたりがね……
「……金には困ってないんだがなぁ…………」
「お金はあって困りはしませんよ」
「そうだけど……」
懐に余裕のある俺たちがなぜ、カエル狩りをしているのかというと時は少しさかのぼる。
…
……
…………
数分前
「アマシロ カミトはいるか!!」
「はーい、今でまーす。あ!こないだの人!その件に関してはご迷惑をお掛けしました」
「いえこちらこそ……ではなく!」
「分かってます、どんなご用件です?」
「本当に分かったのか?こほん……草原でモンスターが大量発生した。先の件での容疑は完全に晴れたわけではない。ここまで言えば分かるな……?」
「つまり……そのモンスターたちを駆除しろと?」
「その通りだ。断れば死刑は免れないと思え」
そんな殺生な!
こんなくそ寒いなかでモンスター駆除か、
死刑か。
どっちも面倒!
(ぶっちゃけ死刑執行されても死なないと思う)
けどなぁ……
無期懲役だとアクアと会えなくなるし……
そんなことになったら俺、脱走するかも……
アクアと愛の逃避行…………悪くない!!
…………肩身が狭くなりそうだから止めよう。
「……モンスターってもしかして…………」
ん?めぐみんが顔を青ざめて質問する。
「ジャイアント・トードだ。デストロイヤーを討伐したお前たちなら、なんてことはないだろう?」
「「カエルはイヤァァーーーー!!!!」」
うぉう!?びっくらこいた!!
どうやらアクアとめぐみんが叫んだらしい。
そういや、この二人はカエルに食われたしな……
トラウマになったんだった。
「二人とも、無理して来なくてもいい。誰だってトラウマの一つや二つあるもんだし」
「む、無理などしていません!行きますともええ!!」
めぐみんは強がりにも見えるものの行くらしい。
「アクアはどうしたい?」
「カミトと一緒……だけどカエル……恥ずかしいやっぱり、止めておきたい!」
「そうか、一人で大丈夫か?」
「大丈夫よ!なんたって女神よ私は!」
アクアがいつもの調子に戻った。
これなら大丈夫そうだな。
…
……
…………
場所は戻って現在
「よーし、そろそろコイツら片付けるから退避しろー」
「分かった、おーい!めぐみーん!」
さて、と
『天空竜化』!!
普通にやると、コイツら消し炭になるから手加減を心掛ける。
15%『召雷弾』!!
サイズはとびきり大きくしたので、全カエルはバタバタと倒れてく。
この位でやれば、ショック死で止められる。
こないだ見たらレベル93だったからなぁ。
ま、それはともかく
「カズマー、めぐみーん!終わったぞー!」
「もうカミト一人でいいんじゃないか……?」
「全くです……私の見せ場がないじゃないですか!」
「それは悪かったな、カエルは俺の肥やしとなったのだ」
「一番レベル高いクセにまだ上げるつもりですか!?」
「レベル10くらい分けてくれないか、いやマジで」
そんな感じで談笑していると……
ぱくっ
「あれ、めぐみんは?」
めぐみんが消えた。
そして、先程までめぐみんがいた場所はカエルの頭により占拠されていた。
……つまりそういうことだ。
「「めぐみーーーん!!!」」
『ライトニング』!!
「魔法!?」
「あうっ!?」
「おーい、大丈夫かー?」
どこからか魔法が飛んできてカエルを黒焦げにした。
「久しぶりね、めぐみん」
黒い髪に紅い瞳、少し露出の多い魔法使い風の服装、めぐみんより年上に見える身長と胸部。
ぱっと見は真面目そうに見える娘だ。
そして、恐らく先程の魔法を唱えた人物だ。
「…………どちら様ですか?」
「ちょっと!私のこと忘れちゃったの!?」
「あなたのことなんて知りませんよ。誰ですかあなた?」
「冗談よね?私をからかってるだけよね?」
どうやらめぐみんの知り合いのようだが本人は知らないと証言している。
…あれ完全に遊んでるよな。
何はともあれお礼を言わねば。
「あの……」
「ひゃい!!」
「助けていただいてありがとうございます」
「あ…いえ……私はただ………」
「お礼をしたいんですが…どうでしょう?」
「……い…いや、お礼なんてそんな……」
顔を真っ赤にして焦っている。
人見知りのようだ。
こういう人はこちらから提案してやるのがいい。
この娘の場合だと……
「魔法使いのかたですよね?」
「あ……はい…」
「お礼として杖なんてどうでしょう?」
「杖…ですか?そんな……」
分かってる。
杖は既に持っていることは。
だが…
「
「神の力……?」
少し食い付いた。
なんか、行商人の気分。
「これなんですけど……」
『翼神竜杖』を差し出す。
俺が『ラーの翼神竜』の力を込めた杖。
正直、ベルディアの時以降ほぼ使ってない。
在庫処理とか言ったらそれまでだけど、本業の魔法使いに使ってもらえればこの杖も本望だろう。
「使ってみます?」
「いいんですか!?」
「もちろん」
嬉しそうだ。
念のため言っておくと、あの杖は神器クラスのポテンシャルがある。
魔法の同時詠唱が可能になるオマケ付き。
「では、『ライトニング』!!」
カエルを倒した魔法。
さっきはカエルを黒焦げにした位の威力だったが……
スガァァーーーン!!
「なんだ!?」
「なんですかこれ!?」
「え?……え?」
稲妻が落ちた。
3人はさっきのとはまるで別の魔法の様な強化っぷりに困惑している。
着弾点を見るとクレーターができていた。
「これが神の力を宿した杖だ」
「凄い……でもこれ…いいんですか?」
「お恥ずかしながら、アークプリーストのくせにあんまり魔法使わないのだよ……」
使った記憶があるのが『身体強化』と『クリエイト・ウォーター』だけ。
回復魔法とか完全に肥やしである。
「そうですか……えへへ、やった」
嬉しそうでなにより。
作ろうと思えばいつでも作れるしね。
「これさえあればお友達作りには困らないわよね……」
「そういえば聞き忘れてたけど、君の名前は?」
「…………」///
急に固まった。
あれ?
名前聞いただけだよね?
うっかりスリーサイズ聞いたわけじゃないよね?
社会の窓が空いてて、それに気づいたわけじゃないよね?
「えっと………大丈夫?」
「……わ…」
「わ?」
「わ…我が名はゆんゆん!めぐみんの永遠のライバルにして上級魔法を操りし者!いずれ紅魔族の長となる者」///
この娘も残念な名前だ。
しかし、口上や先程からの言動から紅魔族らしくない。
紅魔族なら、口上の時はノリノリだし、神の力とかは琴線に触れるはずだ。
なのに、この娘は口上を恥ずかしがっていたり、神の力に興味はあったものの興奮した様子は無かった。
紅魔族では珍しく常識人のようだ。
「俺はカミト、よければこれからも宜しく」ニコッ
「はい…宜しくお願いします」///
俺は手を差し出し、ゆんゆんがその手を両手でしっかりと握りしめる。
真っ赤なのは男の人の手を握るのが初めてだからだろう。
「あの…早速なんですが……一つお願いしてもいいですか?」
「おう!どんと来い!」
「ええと……私とお友達になってくらひゃい!!」
ヤバい。
アクアとは違う庇護欲にかられる。
俺はこういった娘がタイプなのである。
平たく言えば、尽くされるより尽くすタイプなのだ。
少し噛んでいる辺りがより魅力的だ。
後ろを向いて煩悩退散に努める。
「喜んで」
「ホントですか!?」パアァーーー
「ホント、ホント。大真面目」
「ありがとうございます!お父さん、お母さん、里を出て初めてお友達ができたよ!」
里を出て初めてって……
もしかして、里でも
『私たちお友達だよね?』って聞いて
『え、あ、うん』って返されてたりとかしてたんじゃ……
余計心配になってきた。
「なにイチャイチャしてるんですか?アクアに言いつけますよ?」
「そうだぞ、このクソリア充」
「…二人とも、家帰ったら覚えとけよ」ニコニコ
その後、結局アクアに言いつけられたので、二人は『カミト特製電撃マッサージ』をしといた。
アクアは、膝枕&頭ナデナデで大人しくはなった。
根にはもたれたが……
しかし、ゆんゆんはどちらかといえば異性というより子供といった感覚なのであしからず。
おいこらそこ変われ!
カミト〈ざまぁ、この非リア!
(#`皿´)ムッキー!
書くなる上は……フフフフフ…………
カミト〈止めんか!!
次回 悪魔祓い
デュエルスタンバイ!!