三幻神の力をもって異世界へ   作:無駄高容量ひきさん

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どうも、ひきさんです。
今回はカミト君の過去編的なヤツです。
なんか違うと思っても忘れて。
頭を空っぽにしてなんとなくで読んで。
批判怖い((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル


15話 クロスソウル

どうも、カミトです。

今日は久しぶりにゆっくりできる。

クエストに行く予定もないので、1日中惰眠を貪るのだ!

その前に御祓(みそぎ)をしておこう。

気持ちよく寝るための努力は惜しまない。

 

「はふぅ……やっぱ我が家の風呂が一番落ち着く……」

 

アルカンの温泉も気持ちよかった。

むしろ、うちのものよりも気持ちいいだろう。

しかし、あの時はアクアと混浴だったこともあって落ち着かなかったのだ。

欲はあるが、この先も清いお付き合いをしていきたいので混浴はまたの機会にしよう。

 

「……そういや、あいつら元気かなぁ……?」

 

あいつら、というのはカズマたちのことでも、ギルドの知り合いのことでもない。

俺の前世の友達たちのことだ。

 

あれはいつだったかな……。

あぁそうだ、思い出した。

あれは、雨の降る青空の日のことだったな。

 

…………

……

 

「……なので、ここにオームの法則が適用されるわけだ。V=RIの公式に当てはめる……っと、ここの電圧は12Vになる。質問のある者はいるか?」

「「……」」

「はい」

「えーっと……あぁそうだ。()() ()()()

「質問というか…先生、最後の式なんですが3×4ではなく、3×6で答えは18Vになるんじゃないですか?」

「え、あーそうだな。すまんな天城、助かった」

「いえ」

クラス女子一同(((神人君、カッコいいーー!!)))

 

俺は天城 神人(あましろ かみと)

おおよそ普通の高校1年生だ。

好きなことはカードゲーム。

特に遊戯王。

好きなキャラクターは海馬社長。

嫌いなことは悪口と塩素の臭い。

運動は……まぁ多分普通。

勉強も普通だと思う。

 

俺の通っている高校は県立tピーーーーーーー

 

…………

 

県rピーーーーーーー

 

………………

 

kピーーーーーーー

 

なんだよこれ!?

何故!?なんで俺が学校の名前を言おうとすると自主規制入るの!?ねぇ!?

はぁ……まあいいや。

 

「帰りのホームルームを終わる。今日は掃除無いから用があってもなくてもとっとと行くよーに」

 

放課後、帰りのホームルームが終わり、なにをしようかと考えていると……

 

「ねぇ、神人君」

「ん?どうした、()

「神人君と話がしたいって女の子が来てるよ?」

「分かった、先帰っててくれ」

「僕も少し用事があるから待ってるよ」

「用事って、また企業のお誘いか?」

「うん、今日はauoってところらしいけど……」

「auoってあの携帯会社か?前よりショボいな。前はどっかの財閥の跡継ぎじゃなかったか?」

「そうだったね。けど僕は編集者になりたいからね、お断りするよ」

 

話をしている人物は碧井 藍(あおい らん)

口調や容姿でよく誤解されるが一応言っておく。

男だ。

もう一度言おう、男なのだ。

水泳の時見たらしっかりと()()()()()

150cmにも満たない低身長と、まるでツンデレヒロインのような声、一人称が僕だったりするせいか女子に誤解されるが男なのだ。

ついでに、こいつは頭がとてもいい。

なんか小さい時にフェルマーの最終定理がどうのとか言ってた。

今では、ジャンルを問わず様々な賞や特許を取得している。

天才にしては珍しく性格がマトモである。

 

「神人君、僕と話すより先にやることがあるんじゃない?」

「あぁそうだった。行ってくる」

 

なんだろうか?決闘(デュエル)なら大歓迎だが、ライディングデュエルは勘弁してほしい。自転車漕ぎながらデュエルは辛い。エクゾディアよろしく、カードがまってしまう。

 

「…あ、神人君……」

「君は?」

「あ…ごめんなさい、最部 遊莉(さいべ ゆうり)って言います。はじめまして」

「あぁ、よろしく遊莉さん」

「それで……あの、お話が…………」

「……」

すぅー……私と付き合って下さい!!

 

おお凄い勇気。

ここ教室だぞ?

まだ人も多い。

絶対に他の人に見られたり茶化されたりする。

見たところ気が少し弱いようだ。

ぶっちゃけ守ってあげたい。

……しかし

 

「…………ごめん」

「……!?…なんでか聞いてもいい?」

「俺と遊莉さんは今日初めて話した。遊莉さんは俺のことを噂や遠目で見聞きしてたようだけど。いや責めるつもりはない。責めるつもりはないけど、残念なことに君のことを俺は知らない。互いに理解しあわないまま付き合うのは君に失礼だと思うんだ」

 

お高く止まってるとか見下してるとか言われても仕方ないだろう。

殴られてもおかしくない。

 

「そう、ですか……ははは」

「だから、さ」

「…?」

「君さえ良ければでいいんだが、友達になってくれないか?俺は遊莉さんのことをもっと知りたい」

「いいん、ですか……?」

「勿論。むしろなってほしい」

「……よろしくお願いいたします。神人君」

「あぁよろしく、遊莉さん」

 

なんて言ってるが、ようは俺の我儘。

『ああしたい、こうしたくない』という子供の駄々に過ぎない。

弱みにつけ込んでることに他ならないので精神的に辛い。

 

<そしてこの少女、後にカズマに突き飛ばされ間接的な死因となるのだが、本作品とは関係はない>

 

「お疲れ様」

「藍か、用事は終わったのか」

「うん、そっちも終わったようだね」

「あぁ……」

「何人目なの?」

「今月だけで4人目、トータルで57人目だよ……はぁ」

「改めて聞くと凄い数字だね。フラれた人だけで2クラスぐらい作れるよ」

「もうやめて藍!俺のライフはもう0だ!」

 

藍と談笑(?)をしていると、雨が降ってきた。

空は明るく、太陽も見えているが雨が降っている。

 

「珍しいこともあるもんだな」

「あ!ごめん神人君!僕、洗濯もの干したままだった!先に帰るね!バイバイ!」

「おー、気を付けてなー」

 

いい忘れていたが、藍は1人暮らしなのだ。

賞金なんかで懐に余裕はあるらしいが、家政婦を雇おうとしない。

お陰で家事もできる。

つくづく女より女らしい。

 

「さてと、帰るか」

 

席を立つと、まだ教室に残っている女子が一斉に凝視してくる。

すげぇ気まずい。

居心地悪いので俺もさっさと帰ろう。

傘はあるが濡れるには濡れるのでな、キックエンドダッシュだ。

カードは友達!

 

「なんて……はぁ…自惚れて、た……時期が…はぁ………俺に…も、ありました……ふぅ」

 

流石に無理だ。

よく考えたら普段の片道45分だよ!?

単純に考えても走って20分以上かかるんだよ!?

そんな距離を全力ダッシュ+荷物+制服+傘でなんて、陸上の長距離選手でも無理だ。

 

「はひぃ……少しきゅーけー……」

 

止まってるとダメとか聞いたことがあるので、ゾンビや死刑囚のように体を引き擦るように歩く。

 

「俺はスーパーマサラ人でも、カモメ眉毛のお巡りさんでもないんだぞオイ……」

 

あんな人間やめたことできるか!(時間差のブーメラン)

この湿気が雨なのか汗なのかも分からない。

多分、汗だろう。

走っても濡れる度合いが変わらないと悟り、いつもより気持ち遅めに歩く。

10分ほど歩いたころだろうか。

60~70くらいのおっさんが道端でうずくまっていた。

イメージとしては傘の置かれた捨て猫の猫がおっさんに置き換わったような感じ。

 

「あの、大丈夫ですか?」

「あ…ぁ、すまないが私の鞄から携帯を出してくれないか?うぅ……」

「は、はい。これか、はいどうぞ」

「助かる。……もしもし、私だ。…あぁ、…あぁ、……あぁよろしく頼む……うぅぅ…」

「救急車呼びましょうか?」

「いや、大丈夫だ……君に礼がしたい。名前を教えてはくれないか?」

「はい、ピーーーー高校の天城 神人(あましろ かみと)です。その……貴方は?」

「名乗らずに失礼した。ふぅ……私は加成 義人(かなる よしひと)。これは私の連絡だ、困ったら連絡するといい」

「加成さん………って!もしかしてauoの!?」

「いかにも。auoグループ会長 加成 義人その人である」

「……もしかして、碧井 藍(あおい らん)のスカウトに?」

「彼を知っているのかね……って、元より彼は有名人だったな」

「はい、友人です」

 

凄いぐーぜん。

って言うか、このおっさん滅茶苦茶元気じゃん。

 

「そういえば、なんでうずくまっていたんですか?」

「私も良い年波でな。腰痛が酷くて動けなかったのだ。こうなると立つことはできるが、歩くことはかなわん」

「そうでしたか」

「して、君は私と話してみて何を考えた?」

「……と言うと?」

「自惚れるわけではないが、私もそれなりに世間に名前を知られているだろう。そんなテレビで見た人物の私と実際に会話してみて何を考えたのかを知りたいのだ」

「うーん……予想通りの人物…?」

「ほう、何故かね?」

「テレビで見た姿と実際の性格は多分違うんだろうなと、漠然と。藍を見ていて思ったので」

「ふふ……ははは!!そうだな、はははははっ!?…おぉ腰が……」

「あんな高笑いするからですよ。大丈夫ですか?立てます?」

「重ね重ねすまないな」

 

話していると、控えめのエンジン音とは裏腹に大きな車体の黒塗り高級車が来た。

もしかしなくても、このおっさんの迎えかなにかだろう。

よくこんなお世辞にも広くない道に入ってこれたな。

 

「それではな神人君。礼はいずれ必ず」

「えぇ、期待させてもらいます」

 

そして俺は今度こそ家に帰った。

その日の夜、auoの人が家に来た。

会長さんから、2カ月後に発売予定の最新機種の引換券と推薦状が贈られた。

不味いな、将来が半分決定してしまった。

書くなる上はあのおっさんから会長の座を奪うくらいのことをしなきゃだな。

 

そう心に刻み込んで床につく。

 

…………

……

 

……Zzz

……はっ!?

 

「……あー、寝てたか」

 

ラーのお陰か逆上せはしないものの、首と腰が痛い。

あの時のおっさんのように。

 

『おっさんと……一緒に、しないで……!』

 

すいません。

今度会ったときになんでもするから。

風呂場だと時間が分からんな。

出るか。

 

「カズマ、今なんどきや?」

「ぼったくりならお断りだ。もうすぐ日が沈む頃だよ」

「マジか……」

 

まさかおっさんとの夢で1日過ごすことになるとは。

せめて藍との夢にしてほしいものだ。

……推薦状、もったいないことしたな。

 

「ゆんゆんが探してたぞ。里からのお手紙がーとかって」

「「ゆんゆんが……お手紙!?」」

 

あまりの驚愕にめぐみんと俺は目がテンである。

話があるなら探しに行こう。

 

「悪い少し行ってくる。明日は俺が作るから」

「私も行きます!ゆんゆんに手紙なんて、世界が一巡してもあり得ません」

 

日の沈み行く朱色の街に、俺たち二人は繰り出した。

その行動が、またも面倒事を運んでくるのだった。




カミト「今回、かなり遅れたな。かーなーり!遅れたな!!」

いや、まじスンマセン。
ケリ姫のミクコラボやらにゃんこ大戦争のまどまぎコラボやらDuel Linksの5D.sやらで忙しく……

カミト「しるか!!何回も何回も遅れやがって!こんのくそアマがぁーーー!!『シューティングソニック』!!」

スターダストを……引きたかった……ガクッ

カミト「次回 二者択一
 デュエルスタンバイ!」
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