三幻神の力をもって異世界へ   作:無駄高容量ひきさん

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はじめまして、ひきさんです。
いやー、小説書くのって難しいですねぇ。
アクアがヒロインのssってないので書いて見たくなりました。
処女作なので拙い文章ですがよければどうぞ。


0話 死者転生

「天城 神人さん、ようこそ死後の世界へ。

あなたは先程、不幸にも亡くなってしまいました。」

 

……気づいたら俺、天城 神人(あましろ かみと)は知らない場所にいた。

俺の前には、今まで見たことがない位、美しい人がいた。

…ってか、死後の世界?

………そういや、遊戯王のカード買いに行く途中でトラックに轢かれたんだっけ。

そっか、死んだのか……俺。

 

「私はアクア。水を司る女神です。さて、早速ですがあなたには3つの選択肢があります」

 

アクア様(一応、偉い人らしいので様付け)曰く、

1,生まれ変わって1から人生を歩む。

2,天国的な所でおじいちゃんたちと永遠に世間話

そして3つ目、異世界へ転生して、魔王を討伐する。

これについては、ひとつだけ特典を選べるらしい。

 

「じゃあ、異世界に転生します。特典は…そうですね…遊戯王の三幻神の力って出来ますか?」

 

俺は遊戯王が大好きだ。

いままでパックに英世を何人溶かしたことか……。

青眼の白龍とかも迷ったけど、ビジュアル的に三幻神の方が好きだ。

3つ頼んでるような気もするが大丈夫だろうか?

 

「はい、出来ますよ」

「ありがとうございます!このお礼は必ず!!」

「……」

 

どうしたのだろう?

体調でも悪いのだろうか?

顔を赤く染めて俯いてしまった。

 

「な、何でもないわ。そ、それでは、その魔方陣から動かないでください」

 

そういって、俺の足元が光った。

まぁ女神だし、風邪とか無いのかもしれない。

 

「さぁ勇者よ!あわよくば、数多の候補の中からあなたが魔王を倒すことを願っています。見事、魔王を討伐した暁には天界からの褒美として、あなたの願いを何でも叶えましょう」

 

結局、なんだったのか分からずじまいで俺の意識はフェードアウトしていった。

 

………

……

 

「………い……おい…おい!あんちゃん!!」

「うおわぁ!!」ビックリした!!」

「おい、あんちゃん。どうした?突っ立ったまんまボーッとして?」

「い、いえ。少し考え事をしてただけです」

 

俺より一回り歳を重ねていそうな男に話しかけられた。

荒くれ者っぽいが、声をかけてくれるあたり、悪い人ではなさそうだ。

……あれ?

そういや、何で異世界語分かるの?

まぁ、アクア様がどうにかしてくださったのだろう。

ありがたや、ありがたや。

 

「あんちゃん、見ねぇ顔だが旅でもしてんのかい?」

「まぁ、そんなとこです。これからしばらくはここに居ようと思っています」

「若ぇのに大変だこった……そうだあんちゃん、腕に自信はあるかい?」

「人並み以上には恐らく」

 

特典もあるので、簡単に死んでしまう、なんてことはないだろう。

身体能力は変わっているか分からないが。

 

「それならおめぇ、冒険者になんねぇか?最初は馬小屋だがタダで泊まれるぜ?」

「そうですね、案内してもらえますか?」

「よぅし、着いてきな!」

 

少し歩いたところに大きめの建物があった。

 

「ここが"ギルド"だ。冒険者登録するには1000エリス必要だが金はあるか?」

 

エリスというのはお金の単位だろう。

ポケットを漁ってみるが、出てくるのは埃とカードだけだった。

財布は……そういえばカバンだ。

 

「お恥ずかしながら」

「がっはっは!!気にすんな!また今度、色つけて返してくれりゃあそれでいい!」

「ありがとうございます」

 

本当に感謝しかない。

しっかりと覚えておかねば。

さぁ、行ってこよう。

 

「いらっしゃいませ。本日はどのようなご用件でしょうか?」

「冒険者登録をお願いします。」

 

先程貸してもらった1000エリスを出す。

 

「はい、1000エリスちょうど、いただきました。それでは、この紙にご自分のお名前と特徴を書いて頂いて、ここにある水晶に手をかざしてください」

 

アマシロ カミト 黒髪の中肉中背…っと。

こんなものだろう。

そして俺は、水晶に手をかざした。

 

「はい、アマシロ カミトさんですね……って

 うぇええええええぇぇーー!!?!」

 

うわぁ!?

本日2度目のびっくり。

サプライズデーなのか今日は?

 

「何ですかこれ!?全ステータスが平均値を大幅に越えていますよ!?特に魔力、筋力、耐久力は熟練の冒険者の方でもそうそういません!こんな人初めて………」

「マジか」

 

魔力はまぁ…何となく分かる。

神だし。

筋力と耐久力は恐らくオベリスクの力だろう。

やはり少し欲張り過ぎた気もする。

 

「………はっ!そ、そうだカミトさん、職業はどうなさいますか?おすすめは筋力と耐久力を生かしたソードマスターかクルセイダーですよ。他にも魔法を使うアークウィザードや万能職のアークプリーストなどがありますが」

「うーん………」

 

どうしようか。

せっかく異世界に来たので魔法を使ってみたいし。

でも、また死にたくはないし。

そうだなぁ……。

 

「じゃあ、アークプリーストでお願いします。」

 

神っていう位だし、それにアクア様には返しきれないご恩があるので聖職者であるプリーストにするべきだろう。万能職とも言っていたので魔法も使えるだろうしな。

回復系統かもしれないが。

 

「はい、アークプリーストですね。それではアマシロ カミトさん。ようこそギルドへ!ギルド一同、あなたのご活躍を期待しています!」

 

おおぉぉーーーーーッ!!

 

ここまで讃えられるとむず痒くなってくる。

いたたまれなくなり、目線を冒険者カードに落とす。

ふと、あるスキルが目に留まった。

『天空竜化』、『巨神兵化』そして『翼神竜化』というスキルだ。

名前からして三幻神に変身するのだろう。

実験は明日でいいか。

とりあえず、今日はもう疲れたので馬小屋で寝るとしよう。

 

「すいません、馬小屋ってどこにありますか?」

「はい、馬小屋はですね……」

 

その夜、馬糞の匂いでろくに寝れなかったがそれはまた別のお話。

そりゃタダだわ………。




読んでいただきありがとうございます。
皆さんよく10,000文字とか書けますね。素直に尊敬します。
次の投稿がいつになるか分かりませんが、頑張って書いてみたいと思っています。
以上!ひきさんでした!
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