やっとめぐみんを出せます……
進展遅くてすいません( ノ;_ _)ノ
よければ、これからもよろしくお願いします!
それでは、2話 戦力補充をどうぞ!
「そういやカミト、お前の職業ってなんなの?」
カズマが聞いてきた。
そういえば2人には俺の職業言ってなかったな。
聞かれなかったのもあるが。
「俺はアークプリーストだよ」
「えっ!?カミト、あなたアークプリーストだったの!?私と同じじゃない!」
えっ、そうだったの?
けど、アクアがアークプリーストなのは何となく分かる。
女神だし。
どっちかと言えば信仰する方より信仰される方だが、聖職者という意味合いでは似合っている。
「カズマの職業は?」
カズマはそれを聞いたとたん、苦虫を噛み潰したような顔をした。
ヤバイこと聞いちゃった?
実はアヴェンジャーだとか、未来からの監視員とかか?
「お、俺は、その……ぼ、冒険者だよ」
「いや、そうじゃなくて職業を――ー」
「カミト。カズマはね、『冒険者』という職業なのよ。冒険者っていうのはね、一言で言うと器用貧乏な職業よ。どのスキルも習得できるけど、スキルポイントが普通より多く必要だったり、通常より効果が低かったりするの。ぶっちゃけ言って最弱職ねー」
おぉう、アクアさん毒舌ですねぇ……。
なんかごめんよカズマ。
『自分は最弱職です』なんて、とてもじゃないが口に出せない。
日本人の転生者は俺を含めた皆、俺TUEEEしてるのに対してカズマは俺YOEEEからの再スタートだ。
そりゃあ口篭るわ。
「ごめんよカズマ……ごめんよぉ………」
「やめてくれ!慈愛に溢れた聖職者の目で俺を見ないで!」
「あの、すいません。パーティーの募集というのはここでいいですか?」
紅い目と、いかにも魔法使いというような格好をした少女が話かけてきた。
眼帯をしているが、目に病気でもあるのだろうか?
あまり触れないでおこう。
「あぁ、確かに俺たちだ」
そう、俺たちはパーティーの募集をしていた。
カズマ曰く、『カミトがいない時にも対処できなければ背中を守れないから』とのことらしい。
しかし、アクアが、『私がいるんだから上級職でも喉から手が出るほど欲しいはずよ!』と自信満々に語り、加入条件を上級職のみに絞ったため誰もこなかったのだ。
「えっと、あなたは?」
「フッフッフッ、よくぞ聞いてくれました……」
そう言って少女は立ち上がり、マントをたなびかせながら意気揚々と名乗った。
その紅い宝石のような目は、昂りを体現するかのように爛々と輝いている。
「我が名はめぐみん!!紅魔族随一の魔法の使い手にして、最強の攻撃魔法『爆裂魔法』を操りし者!!」
……は?
………は?
…………は?
めぐみん?
思わず三度見してしまった。
え、マジの本名だよね?
あだ名で名乗るような場面じゃなかったよね?
なのになんだ?
そんな同級生から付けられたあだ名っぽい名前は?
「あまりの強大さ故、魔王に疎まれし力を汝は欲するか?ならば!深淵を覗く覚悟をせよ!!」
なんというか、いたたまれない。
痛くて見てられない。
身体は快調なのに、何故か心が痛い。
めぐみん?が一通り話した所でカズマが口を開いた。
「…………バカにしてんのか?」
「ち、違うわい!」
彼女には悪いが、イタズラかなにかと思われても仕方ない。
『高望みしすぎて誰も来ないでやーんのザマァwww』みたいに煽ってるつもりなら笑えない冗談だな。
「紅魔族っていうのはね、生まれつき高い魔法適正を持っていて、そしてみんな変な名前をもっているの」
「高い魔法適正、ってどのくらい?」
「そうね、一族全員がアークウィザードになれるくらいには高いわ」
アクア、本日2回目の解説お疲れ様。
というか、なかなかエグいな、紅魔族。
そこの集落を陥落させるの、無理じゃね?
「じゃあ、めぐみんだっけ?とりあえず力を見たいからクエストで、その『爆裂魔法』をみせてくれないか?」
クエストは先日、俺が横取りしたせいでまだ未達成になっているカズマたちのカエル討伐だ。
百聞は一見にしかず、とも言うし実戦で見た方が早い。
まだ分かるほどの経験も無いが。
…………
……
…
「『爆裂魔法』は最強魔法。それ故に詠唱に時間が掛かります。なので、あのカエルの足止めをお願いします」
「よし、わかった」
「よし行くぞ!カズマ!」
男勢は周りカエルに走っていく。
捕食されないよう、ある程度の距離を保ちながら時間を稼ぐ。
戦い慣れないので、その『ある程度の距離』が難しい。
そして少しした後、ピリピリとする感覚がした。
「準備できました!いつでも撃てます!」
めぐみんの詠唱が終わったらしい。
そして、デュエリストの勘が叫んでいる。
『あれはヤバい』と。
俺とカズマの退避が終わった時、足止めしていたカエルの足元は粉砕!!し、肉体は玉砕!!した。
「おぉ…」
「これが、魔法か…」
残ったのは焼けた土の臭いと、大きなクレーターのみ。
俺たちは初めて見る魔法に心を踊らせていた。
こんな凄い魔法を使えるなんて……。
めぐみんは凄い魔法使いn 『どさっ……』 ……。
へ…?
「『爆裂魔法』は消費魔力もまた絶大。要約すると、限界以上の魔力を使ったので身動きひとつ取れません」
めぐみんの周りには何匹かカエルが地面から出てきた。
衝撃で冬眠から起きたのか。
仕方ない、撤退しよう。
「みんな!逃げるぞーー!!」
「カミトーーーー!助けーーー」
パクっ
アクアは食われれてるし、
「ヤバいです、食われます、ちょっと助けて―」
パクっ
めぐみんも食われた。
って、おい!
これじゃ撤退できないじゃん!
「カズマはめぐみんを頼む!俺はアクアを助ける!」
「あ、あぁ!わかった!」
そうして、規定の数より3、4匹多く討伐して俺たちは帰った。
この時、俺は、アクアとこの世界で始めてあった時のテラテラの正体に気付いてしまった。
……出来ることなら、気付きたくはなかった。
…………
……
…
「う"っ、う"っ、あ"、あ"り"がどね"、カミトぉ…」
アクアは俺に、めぐみんはカズマに背負われて街へ帰った。
しかし、アクアが強めに抱きついてくるせいで、豊満な胸が背中で『ム乳ッ』と潰されている。
お陰で俺はクエストが終わってもずっと理性と戦闘している。
あぁ、
「カエルの中って、ヌルヌルしてますけど意外とぬくいんですね」
知りたくなかった。そんな情報。
カエルの中の居心地情報とか誰得にも程がある。
「それで、めぐみんのパーティー加入の件だが…」
「俺はいいと思うぞ」
「わ"た"し"も"ぉ…」
「ほらほらアクア、もう泣かない、可愛い顔が台無しだぞ」
「っ!!?!」
急に静かになってしまった。
まぁ、泣き止んだならいいか。
あ、それ以上くっ付けれると理性が……。
話題に参加して気を紛らわせなければ。
「俺もいいと思うが、爆裂魔法は禁止な。これからは、他の魔法で頑張ってくれ」
「使えません」
……今なんと言った?
聞き間違いなら杞憂で済むのだが、済まないことも億分の1くらいの確率ではあるのかもしれないのでもう一度聞いてみる。
「他の魔法で頑張ってくれ」
「だから、私は爆裂魔法しか使えません」
「MA☆JIか」
「MA☆JIです」
MA⭐JIだったか。
「……まぁいいか、俺は変わらず賛成だ」
「「ゑっ!?」」
だって、使い道は限られるかもしれないけど、それを補う攻撃力がある。
使った後は、俺たちがフォローすればいい。
ピンポイントではあるが、はまれば圧倒的に強い。
それを鑑みればそこまでのデメリットではない。
むしろ、変に消費して爆裂魔法が撃てない、というパターンはなんとしても避けたい。
「ふっ、どうしますか?」
「はぁ…わかったよ…今日からよろしくな!めぐみん!」
その後、アクアが背中で寝てしまい、起きた後、寝ぼけて俺を女湯に連れ込もうとして一悶着あった。
次の日の俺の二つ名は『色喰い』だった。
ありがとうございます!ひきさんです!
2話 戦力補充いかがだったでしょうか?
本当はキャベツまで行きたかったのですが、力尽きました。
すいません。
アクアの赤面の理由全く気付かないカミト君ですが、もう少ししたら本格的に恋愛を取り込んでいこうと思います。
それでは、
次回 3話 神罰
デュエルスタンバイ!