三幻神の力をもって異世界へ   作:無駄高容量ひきさん

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どうも、ひきさんです。
今日は学校の離任式でしたが、ぶっちゃけ先生とかどーでもいいと思う…
教科書読んどきゃよくね?
先生とかは分かんないときに聞くだけにしてさ。
まぁ、それはさておき

4話 神の怒り、どうぞ!


4話 神の怒り

どうも、カミトです。

今日、キャベツの報酬が支払われた。

俺は300万位だった。

懐が暖まったので、結構高い(それぞれ100万くらいする)剣と防具と杖を買っておいた。

名前を付けられるらしかったのでそれぞれ、

 

『天空竜剣』

『巨神兵鎧』

『翼神竜杖』と名付けた。

 

え?名前じゃないって?

いやいや、侮るなかれ。

これら一つ一つに三幻神の力を宿したので、もとの性能と相まって、転生特典と同じぐらいに強くなってしまった。

もうね、負ける気がせんよ。

只でさえ特典3つ貰った様なもんなのに、更に特典と同等の武器なんか手にしたんだからね。

 

「なんでよおぉーー!?」

 

アクアか。どうかしたのだろうか?

 

「アクアー、どうかしたのかー?」

「あっ!聞いてよカミト!」

 

アクアが軽く涙目になっている。

 

「私、どうしてもお金が必要だったからたくさん収穫したのよ!?なのに、報酬が少ししかなかったのよ!?」

「なぁ、アクア」

「どうしたの?カミト」

「そのお金が必要だったことってなんだ?」

 

途端にアクアがそっぽを向く。

 

「えぇーと…その…ツケがありまして…」

 

ツケって…

 

「だ、だって!私、今回の報酬が相当な額になるって踏んで100万近いツケがあるの!」

 

100万って…どんだけ使い込んだんだ……

 

「はぁ……アクア」

 

子供を諭す様な口調で話を始める。

 

「どうしても欲しいもんがあるなら、最初から俺に言ってくれ。ある程度は出してやるから、今回みたいな無断で使い込むことは止めてくれ。とりあえず今回は俺が出すから、な?」

「はぃ、ごめんなさい……」シュン

「分かってくれればそれでいい」

 

俺はアクアの頭を撫でた。

 

「!!?!」///

 

前にも触ったことあるけど、アクアの髪ってやっぱサラサラだなぁー

、なんて思っているとめぐみんたちが来た。

と、アクアがとっさに俺から離れる。

どうやら、めぐみんは杖を、ダクネスは鎧を、カズマは装備一式を新調したらしい。

 

「ん?どうしたのですかアクア?顔が赤いようですが…」

「な、何でもないわよ!えぇ、何にも!!」///

「ホントに大丈夫か?無理そうならクエストも強制しないぞ」

「ホントに大丈夫だから!さ、さーてクエストに行きましょ!」///

 

大丈夫だろうか…?

つっても、どのクエストに行こうか?

 

「クエスト、どうする?」

「雑魚が一杯出てくるヤツにしましょう!新調した杖の威力を試すのです!」

「一撃が重くて気持ちいーもとい、強いヤツにしよう!」ハァハァ

「いいえ、稼ぎのいいクエストにしましょう!ツケを払ったせいで今日のご飯代も無いの!」

 

纏まりがなくて騒がしいことで

 

「あ、ねぇ!これなんてどう?『湖の浄化』!」

 

なるほど、アクアと俺が一緒にやれば簡単に終わるだろう。

めんどくさいのはごめんだ。

 

「よし、それにしよう」

「「えぇー」」

「えぇーじゃありません」

 

わざわざ危険を冒す必要はない。

…………

……

 

と、いうわけで湖に来ています。

俺は今、カズマを冷めた目で睨んでいる。

 

「…さすが、クズマさんだな…」

「おい!誰だクズマなんて不名誉なあだ名着けたやつは!」

「いや、だって…なぁ……」

 

アクアは今、檻に入れられて湖に浸けられている。

アクアが

 

「私は水の女神なんだから、水に触れてるだけで浄化できるのよ!」と、言ったのでカズマが

 

「アクアを檻に入れて、湖に浸けておこう」と、言ったのだ。

流石にこれはないわー(ヾノ・∀・`)

 

「私、紅茶のティーパックの気分なんですけど……」

 

とりあえず、後でカズマをシメておこう。

なんて考えていると、湖に複数の黒い影が浮かんできた。

ってあれ、ワニか!?

 

「ぎゃあーー!カミトォーーー!!なんか出てきたんですけど!!」 

「アクアは浄化に専念してくれ!こいつらは俺が食い止める!!」

「う、うん!気を付けて!」

 

そうしてアクアは、浄化魔法『ピュリフィケーション』を連発する。

さて、オシリスの攻撃は電気だからアクアが感電してしまうし、ラーは攻撃範囲が広すぎる。

…よし!

 

『巨神兵化』!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!

俺は青い巨神兵となる。

 

「ハワワワワァァァ…やっぱりアレ、カッコいいです!!」

 

めぐみん、言ってる前に手伝ってくれ……

と思ったが、俺とアクアが湖ごとぶっ飛ばされそうなので止めておいた。

ワニたちが俺に噛みついてくるが神の身体には文字通り歯が立たない。

俺はワニを投げては千切り、千切っては投げのローテーションで殲滅をしている。

カズマが少し引いていたが知ったことではない。

 

(ダクネスとめぐみんは興奮していて気にしていない。アクアは浄化に集中していて気づいていない)

 

 

 30分後……

アクアの浄化が終わったのかワニたちが去っていく。

 

「おーい、アクアー。帰るぞー…ってどうした?」

 

アクアが檻の中で膝を抱えてうずくまっている。

 

「外の世界…恐い…。このまま街に帰る…」

 

そう言って出てこようとしないので、仕方なくそのまま街へ帰る。

道中、カードを見てみると…

 

アマシロ カミト Lv41 4052ポイント

 

『ピュリフィケーション』 1ポイント

『????』 4100ポイント

 

 

…は?Lv41!?ワニ倒しまくった影響か?

て言うか、『????』?何なのだろうか?

まぁ、まだ取得出来ないから考えないでいいか。

 

「女神様!女神様じゃないですか!?」

 

後ろからTHE☆勇者と言うような風貌の青年がでてきた。

バキッ!

おおー、素手で檻壊した。

つーか、女神様ってことはつまり、こいつ『転生者』か。

腰に下げてる剣から魔力を感じる。

多分、アレがあいつの特典だろう。

 

「女神……?そうよ!私は女神よ!!」

 

良かった。いつものノリに戻ったようだ。

 

「……あんた誰?」

「僕ですよミツルギ キョウヤです!

あなた様にこの『魔剣グラム』を貰った!」

 

なーんか、こいついけすかねぇな…

『俺に着いてきゃ万事解決』みたいな雰囲気がね……

 

「あー、ごめん。私かなりの人数送り出してきたから覚えきれないの」

 

哀れなりミ、ミ……ミツカ?

 

「そ、そういえば、何故女神様は檻の中に?」

 

俺たちはミツカに事情を説明した。

 

 

「はああぁぁーー!?女神様を連れ出した!?」

 

まぁ確かに、そうなるよな。

 

「君は一体何をやっているんだ!?」

 

ミツカはカズマの肩を揺さぶる。

 

「い、いや、私はそれなりに楽しくやってるから…」

「アクア様、あなたは女神ですよ!

……ちなみに、今はどこで寝泊まりしているんだい?」

「えっと馬小屋だけどー」

「アクア様をこんな環境に置いてはおけない。さぁ、行きましょう」

 

ミツカが強引にアクアの手を引いていく。

 

「おい、その手を離せ。礼儀知らずにもほどがあるだろう」

 

ダクネスが間に割って入り制止する。

 

「ふむ……クルセイダーか。君はこんな優秀そうな人を馬小屋で寝泊まりさせて、恥ずかしいとは思わないのか!」

 

初対面のくせして言いたい放題だな。

 

「カズマと言ったね?僕と勝負をしよう。負けた方が勝った方の言うことを聞くってことで」

「誰がそんなのー」

「おい」

 

ドスの利いた低い声で呼び掛ける。

 

 

「その喧嘩、俺が買った!」

 

堪忍袋の緒が焼き切れる音がした。

こいつだけは絶対許さん!!

カズマの苦労も知らずに好き放題言いやがって!

 

「い、いいが、大丈夫かい?僕のレベルは37だけど」

 

は?37?俺は41なんだけど?

 

「あぁ、その前にフィールドを変えないか?ここじゃ本気を出せんだろ」

「よしわかった。外の草原でいいかい?」

「Okだ。それとおまえ」

「?」

 

俺は目一杯の殺気を込めて睨みつける。

 

「俺はな、仲間をバカにするやつがこの世で一番嫌いなんだよ!!」

 

…………

……

俺とミツカは草原で向かい合っている。

 

「俺からいかせてもらうぞ」

「本気で来てくれて構わないよ」

「じゃあ…お言葉に甘えさせてもらおうか!」

 

『翼神竜化』!

 

ミツカは唖然としている。

だが、手加減はしない。

 

『ゴッドブレイズキャノン』!!

 

ドゴオオオォォーーン!!

 

最初から本気で攻撃する。

土煙が段々と晴れていく。

ミツカは?

見ると、ミツカは黒焦げで気絶していた。

随分と呆気ねえな。

あ、いっけね!

周りの木も一緒に燃やしちまった!

 

消火のほうが時間かかった。

…………

……

 

「僕の完敗だ…約束は約束だ。何でもいってくれ」

「どうする?」

みんなに聞いてみる。

「ちょっとあんた!壊した檻の修理代払いなさいよ!!

30万よ30万!!」

「あっはい」

 

ミツカは申し訳なさそうに小袋を差し出す。

いやぁ、それにしてもスッキリした。

 

「ねぇ、カミト」

「どうした?アクア」

 

アクアが話し掛けてくる。

 

「カミトが『仲間をバカにするやつが一番嫌い』って言ったとき、少しカッコ良かったわよ///」

「え…?」

 

 

無意識に聞き返す。

 

「何でもないわよ。さぁ、今日は飲みましょう!」

 

…何だったんだ今の……?

俺がカッコ良いって?

何なんだ一体…

 

その晩、またアクアが酔いつぶれてしまい、またアクアに膝枕をすることになった。

それと……

…今日は余り食べ物が喉を通らなかった。




はい、読んでいただきありがとうございました。
カミト君がやっと恋に目覚めさせることができました!

ミツルギの魔剣はカミト君が勝負したのでミツルギが持っています。


それでは、
次回 死霊の誘い
 デュエルスタンバイ
(そういえばミツルギの取り巻きを書くのを忘れてたあ!……まぁ、いいか…)
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