三幻神の力をもって異世界へ   作:無駄高容量ひきさん

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どうも、ひきさんです。
一回、書いたやつ全部ぶっ飛んで書き直してたら滅茶苦茶、時間かかってしまいました。
すいません 〈コノトーリ!

それでは、
6話 執念の剣どうぞ!


6話 執念の剣

どうも、カミトです。

俺たちはベルディア討伐の報酬を受け取りにギルドへ来ていた。

 

「それでは、アマシロ カミトさんとそのパーティーの方には、魔王軍幹部ベルディアの討伐報酬3億エリスが送られます!」

「「「「「おぉーー!!」」」」」

そんなにあるの!?

「きゃーっ!カミトさんカッコいい!」

「流石、俺の見込んだだけはあるぜ!」

「カミトさん奢ってぇー!」

 

誰が奢ってやるか。

 

少し外に出て5人で話し合う。

 

「なぁ、これの割り振り。どうする?」

「割り振り?今回の討伐はカミトが殆どやっただろ?

割り振りもなにもないだろ。」

「そうだな、私たちの取り分など無くて当然だ」

「いや、でもなぁ……」

なんだか目覚めが悪くなりそうだしなぁ……

「そうですよ、私なんて城に爆裂魔法撃ってただけですから」

「……カミトの取り分を多くして割り振ればいいんじゃないかしら?」

「「「「それだ!」」」」

 

アクアが珍しく冴えてる。

話し合った結果、

俺は1億エリス、他の4人は5000万エリスずつの取り分となった。

 

…………

……

 

 それから一週間後

俺はこの一週間の間、高難易度のクエストを片っ端から片付けていた。

理由としては、スキルポイントを貯めて、スキル『????』を習得するためだ。

あれホントになんなのさ。

さて、今日はどうしようか?

 

「カミト、少しいいか?」

「カーミートさん♡ちょっとお話があるんだけど 」

 

アクアとカズマが来た。

 

「どうしたアクア?」

「えーと…そのぉー……」

「こいつ、この一週間ずーっと飲みまくってツケを作ってきたんだと。それでカミトに泣きついたってわけ」

 

ツケ作ってきたって5000万だぞ!?

そう簡単には使いきれない金額のはずだ。

 

「ハァ…アクア、これからはもう少し金遣いを考えてくれ」

「本当にな」

「……分かりました」

「ならよし」

 

そういってアクアの頭を撫でる。

相変わらずサラサラな髪質だ。

 

「あうぅ///」

「このタラシがっ…!」

 

カズマがなんか言ってるが気にしない。

 

「今日は稼ぎのいいクエストに行くか。どれにする?」

「これなんかどうかしら?『雪精』の討伐クエスト!」

 

見たら、雪精という綿のような、ケサラン・パサランのようなモンスターを討伐するクエストらしい。

一匹10万エリスとは…なんか怪しいが……

 

「準備してくるわ!」

 

まぁ、いいか。

俺も準備しよ。

 

…………

……

 

というわけで、やってきました、雪山!

 

「くそっ!待てゴルアァ!!」

 

カズマは雪精を追っかけ回して地道に倒している。

 

「えいっ!これで3匹目ですね」

 

めぐみんも杖で雪精を殴っている。

 

「はあぁぁーー!」

 

ダクネスは…まぁ、お察し。

そしてアクアは……

 

「見て見てカミト!これで4匹目よ!これだけいれば、いつでもキンキンに冷えたシュワシュワを飲めるわ!」

 

虫取り網で雪精を瓶に詰めていた。

 

ア ク ア は 雪 精 を 手 に 入 れ た !

物をキンキンに冷やせる妖精。

暑い日が快適になるぞ!

 

ちなみに俺は腕を『翼神竜化』させて雪精を溶かしている。

よし、12匹目!

 

「爆裂魔法でぶっ飛ばしていいでしょうか?」

「よし!ぶっぱなせ!」

 

アクアとカズマを俺の後ろへ下がらせる。

ダクネスは知らん。

『巨神兵鎧』付けた俺より固いもの……

 

「『エクスプロージョン』!!」

 

 ドゴオオォォーーーン!!

 

「八匹やりました、おまけにレベルも一つ上がりました」

「お疲れ」

 

めぐみんは近くの木の根元に寄りかからせておこう。

 

「む?でたな!」

「なに?」

 

ダクネスが皆に呼び掛ける。

…少し嬉しそうな声をしているのは気のせいだろう。

 

白い鎧と兜を身につけ、腰には一振りの刀を携えている。

それらは地味な色合いながらも、美しい装飾がしてありとても優れた業物であることが分かる。

 

「カミト、カズマ。あなたたちも一度は聞いたことあるんじゃないかしら?

冬の風物詩にして雪精たちの主、冬将軍の到来よ!

「「ふざけんな!!」」

 

シャレ感覚であんな強そうなヤツの名前つけるなよ!

言ってる間に冬将軍は刀を抜いて腰を下げている。

俺も身体強化をして、『天空竜剣』を抜く。

 

「はあっ!!」

 

ギイイィィーーン!

 

俺は冬将軍の懐の辺りからの斬撃を皮切りに何度も剣を振るう。

そして、振るった回数だけ金属が打ち合う音がする。

 

……強いな。

剣の腕だけを見たらベルディアより強いかもしれない。

けど…

 

「弱点丸分かりなんだよぉ!!」

 

見た目からして熱に弱いのは表らかだ。

…これで終わりだ!

 

『翼神竜化』!!

 

俺は黄金の翼を背負った竜となる。

 

「『ゴッドブレイズキャノン』!!」

 

ボオオォォーーーン!!

 

辺りの雪は溶け、地面が見えている。

冬将軍もただではすまなかったらしく、既にフラフラとしており、剣を杖にしてやっと立っている状態だ。

ふぅ、疲れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と安心していた刹那、

 

「グオオォォーーーーーーーー!!!!」

 

冬将軍が今までにない程の速さで俺に斬りかかってきた。

 

「なっ!?」

 

風前の灯が消える時、一層炎が大きくなる

完全に油断していた!

そして、俺は鎧もろとも肩から斬られた。

 

「「「「カミトォーー!」」」」

 

くそ……こんなところで……死ぬのか?

そして俺は意識を手放した……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

()()()()()()

 

急激に頭がクリアになっていく。

それと同時にドス黒い、言うなれば三幻神とは真逆の闇のオーラが流れ込んでくる。

だが、今はそんなことどうでもいい。

目の前の敵を、

 

「こいつを……コロス!!!

「カズマ!あれはなんですか!?」

「分からない!俺も何が何だか……」

「カミト…」

 

…………

……

 

その後のことは、あまり覚えていない。

気づいたら俺たちの馬小屋に俺は寝ていた。

 

「あ……!」

「……アクア?俺は一体……確か冬将軍に斬られたはずじゃ…」

「カミトはね、斬られた後、黒い竜みたいなのになったの」

「……」

 

そのまま話を聞く。

 

「黒い竜になったカミトは、冬将軍に手も足も出させずに倒したの」

 

あの冬将軍に手も足も出させず、か…

それに、黒い竜……

もしかして、三幻神と対になる存在の『邪神』か!?

 

「アクア、俺の冒険者カードは?」

「え、えぇ、はいこれ」

 

…やっぱり。

前まで『????』だったスキルが無くなっており、新たに

『邪神化』というスキルが追加されている。

 

「カミト、あの力はなに!?特典の中にあんなのは入れてないはずよ!!」

「俺も詳しくは分からない…」

「そう…よね……」

 

二人の間に沈黙が流れる。

 

「カミト、約束したわよね。一人で背負いこまないって。なのに…」

「……ごめん」

「私、心配だった…

カズマも、めぐみんも、ダクネスも、街のみんなも、あなたの知り合い全員が心配してた…」

「……」

 

言葉も出ない。

当然だ。

俺に反論する権利なんて、無い。

 

「私、カミトに言わなきゃいけないことがあるの」

 

なんだろう?

パーティーやめろって言われるんだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……私、カミトのことが好き」

 

「…………え?」

「だから、私はカミトのことが好きなの!」

「ア…クア?」

「カッコよくて、強くて、優しいカミトのことが好き!

初めて会ったあの時から!」

 

あの時というのは俺が死んで、この世界に転生したときのことだろう。

前世で告白されたこともあった。

しかし、それとは何か違う。

 

「私、こんな気持ちになったの初めてなの。

カミトのことを考えるだけでドキドキする…」

「アクア……」

 

そうか……アクアも俺と同じ気持ちだったんだな。

俺は涙目になっているアクアの肩を掴んだ。

 

「俺は……俺も、アクアのことが好きだ!

初めて会ったあの時から!」

「カミト……嬉しい…」

 

その後、アクアがギルドで交際を大暴露し、街中で毎日冷やかされることになるが、その冷やかしも一種の幸せとして受け入れることにした。




読んでいただきありがとうございます。
やっっっと、カミト君とアクアをくっ付けられました。
それはそうと、『????』は創造神かと思った?
残念!邪神でした!
邪神化はいわゆる暴走フォームの様なものです。
いずれ、完璧に制御できるようにします!(ネタバレ)

遅くなってすいませんでした。
それでは、
次回 連鎖破壊
 デュエルスタンバイ!
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