「壮太...」
最近、ことはの頭から壮太が離れないらしい。ことははみらいとリコに相談しにいった。
「......って言う感じなんだけど、これって何だろう...?」
「はーちゃん!それはね、壮太に恋してるって事なんだよ!」
みらいがそう言うとリコが話に割り込む。
「何言ってるのよ、みらい‼︎はーちゃんはまだそんなんじゃ....」
「リコ、はーちゃんの顔を見てみて!あれが証拠だよ...!」
みらいにそう言われリコはことはの顔を見る。ことはの顔は真っ赤に染まっていた。
「はーちゃん...しょうがないわねぇ、ここまで来たら私も応援する側にまわるわ!」
「みらい!リコ!ありがとう‼︎私頑張るね!」
「はーちゃんの恋が実るようにいちごメロンパンにお願いするわよ!」
「今、いちごメロンパンって言いました⁉︎」
「言ったわよ!みらい、はーちゃん、モフルン!早速、買いに行くわよ!」
「(いちごメロンパンにお願いするって...いちごメロンパンって神様モフ?)」
いちごメロンパンをたくさん買い、部屋の机で袋から4個いちごメロンパンを取り出した。
「はー!やっぱりいちごメロンパンは美味しいなー!」
「はーちゃん!明日アタックしなさい。大丈夫!きっと成功するわ!」
「え、ええーと....わ、わかったよぉー...///」
そして、翌日の放課後、運命の時はやってきた。
いつも通り、教室に残って話すことはと壮太。廊下から見守るみらいとリコ。
「そ、壮太‼︎」
「急に大声で呼んで...どうしたんだよ?」
「私ね、そのー...///」
ことはは顔を赤くしてしまった。壮太は言葉が顔を赤くしてることに気づきこの後のことを察してしまい壮太自身も顔を赤くする。
「待て!俺に言わせろよ...///」
「えっ...」
「はーちゃん、お前の事が....事が.....」
「好きだったんだよ!」
「壮太...///」
「前、リコにしたやつ、お前にしてやる...///」
壮太はそう言いことはに急接近しことはの唇に自分の唇を重ねる。
ラブラブな光景には廊下にいるみらいとリコまでドキドキしていた。
「はーちゃん...///」
「ダメだわ!私、抑えられない‼︎みらい!私達もするわよ...///」
あまりのドキドキに抑えがきかなくなったリコはみらいの唇にキスをする。
「相変わらず百合な夫婦モフ...」
そして、ことはと壮太は唇を離した。
「壮太!大好き‼︎」
「俺もだぜ!」
そう言い2人は再び唇を重ねた。
そしてその日の夜、ことは一睡もすることなく、壮太とずっとLINEでやり取りをしていた。
一方、みらいとリコは今日の事について話していた。
「ふふっ...はーちゃんもついにリア充かぁ...!」
「流石は我が娘だわ!あっ、そういえばはーちゃん妹が欲しいらしいわ!だから、その...頑張りましょう!」
「リ、リコ...///よーし!今からやろう‼︎」
「えっ、あっ、ちょっ!みらい...///」
2人がどうしたのかはご想像にお任せします。
こうして、ことはと壮太は付き合う事になった。
to be continued...