前話の千聖視点の話です
私の朝は早い。
家族がまだみんな寝ている時間帯。日もまだ登り切っていない時間に家を出る。4月になったとは言っても、まだ朝は肌寒い。外に出ると、震えたくなる寒気が私を襲ってきた。私は、その寒気から逃げるように、足早に目的地を目指す。目指す先は歩いて数分の場所にある。どこにでもあるような一軒家。そこが私の目的地。私は、持ってきた鍵を使い、扉を開ける。家の中は静かだった。ここの住人は今一人しかいない。その彼も今はまだ夢の中。ふと、本当にちゃんと寝ているのか、という疑問が浮かぶ。私は、その疑問を確かめてみたかったけれど、今は横に置いておいて、私がするべきことを優先することにした。
手慣れた動きで、朝食作りと洗濯を済ませていく。朝食作りの合間に、お弁当も作らなきゃと考えて、ふと思い出す。そういえば今日学校は半日で終わる。お弁当を作らなくても問題ない。それに、お互い今日は仕事も入っていない。彼とどこかで食べるのも悪くないかもしれない。そう判断し、私は洗濯物を片付けることにした。溜まった洗濯物をまとめて洗濯機に入れて洗剤を入れてスイッチを押す。毎回のことながら、洗濯物の中にある、男性物の下着を見て少しドキッとしてしまう。いつも、顔を赤くしてるのがよくわかる。そんな思考を払いのけるように、私は朝食の準備をする。いい感じに仕上がった。これなら彼も喜んでくれるはず。朝食を完成させた私は、彼の部屋に向かう。
部屋に入ると、ベッドの上で穏やかな寝息をたてている少年がいた。よかった、ちゃんと寝ていた。時に彼は、大好きな音楽に没頭しすぎて、寝ることを忘れていることがある。最近はあまりそういったことは無くなったけれど、中学校の時はひどかった。あの時の彼の追い詰められたかのような顔を思い出すと、今でも泣きそうになる。それほど、見たくない光景だった。
ベッドの上の彼を見下ろす。同い年の男の子にしては低めの、160センチほどの身長。顔つきも童顔で、艶のある黒い髪をしている。高校生には見えない幼い外見をしている。その内面も子供のように純粋無垢で、音楽に対してどこまでも一途な彼。名前は
そんな彼と私の出会いは、小学生のころになる。とあるテレビ番組で共演したのがきっかけだった。今話題の子供が集まった番組で、私は演技力、彼は歌唱力をそれぞれ披露した。その時の彼の歌が衝撃的だった。同い年とは思えない力強い歌声を見せたかと思うと、逆に心にしみるような静かな歌声を見せたり、同じ曲の中でいくつもの情景が浮かぶかのようだった。私の演技力よりも上だと思った程。彼の歌唱力がではない。彼の演技力が上だった。私は、そんな彼から目が離せなくなっていた。彼のパフォーマンスが終わった後も、彼の姿が目から離れない。彼の歌が耳から離れない。収録が終わり、帰る時間になっても離れなかった。モヤモヤした気持ちの中で帰路につこうかとした時だった。テレビ局の外で彼を見つけた。私が彼に声をかけたのは、見つけると同時。反射的に声が出ていた。その時の私は、ただ彼と話してみたい。彼のことが知りたいという思いだけで行動していた。そして彼と話す内に、意外な事実が次々と出てくる。実は彼、私と同じ小学校に通っていた。しかも、家もご近所さんだった。その時私は、何か運命的な物を感じた。きっと、彼との出会いは私の将来に大きく関わってくることになる。そんな予感がした。
それからの私は、彼と一緒にいる時間が多かった。と言っても、私が一方的に彼に近づいていた気がする。彼はどこまでも音楽に、夢に一途だった。学校にいる時間も、ほとんど音楽関係の練習につぎこんでいた。ギターを練習したり、作曲活動に取り組んだり、とことんまでに音楽に一途だった。そんな彼だからこそ、休み時間に誰かに話しかけたりするなんてことは無かった。だから、私から積極的に話しかけた。クラスは違ったけれど、そんなことは関係無い。私は、彼への興味が尽きなかった。幸いにも、彼は自分から人に話しかけることは無いけれど、話しかけられたら応対は普通にしてくれた。だけど、私は彼を見てるだけで、会話は最小限に抑えていた。彼の邪魔をしたくないというのもあるし、彼が夢に向けて歩く姿を見ていたかったというのもある。
夢に向かって一途に進む彼がどこまでも眩しかった。そんな彼を眺めているのが好きだった。そして私は、いつしか彼に恋をしていた。もしかしたら最初に共演した時にはすでに恋に落ちていたのかもしれない。自覚したのは中学校にあがってからのことだった。彼の両親が突然海外に引っ越すことになった。当然、彼も引っ越す。最初に聞いたときに私はそう考えた。彼からその話を聞いた日、私は目の前が真っ暗になった。たしか、一日部屋に閉じこもって泣いていたと思う。正直、はっきり覚えていない。次の日、本当は彼に会いたくなかったけれど、このままじゃいけないと思い、勇気を振り絞って彼に別れの挨拶を告げにいった。そこで、私は彼から日本に残ることを知らされることになる。その時の私は、嬉しさのあまり、彼に抱きついて泣いたことを今でもよく覚えている。思い出すと恥ずかしい、でも大切な思い出。その時からだった。私が雅への想いを自覚したのは。彼が日本に残るのがすごく嬉しかった。だけど同時に不安もあった。彼は最近暗い顔をすることが多くなっていた。心配になって聞いてもはぐらかされるばかり。そして、音楽に没頭する時間も増えて行っている気がする。理由は私にはわかった。彼は焦っている。彼の目標は大きすぎた。いくら成長しても近づかない目標に焦っている。ずっと彼を見てきた私にはわかる。だからこそ心配だった。今までは、彼の両親がストッパーになっていたからまだ大丈夫だった。でももし、一人暮らしを始めたらどうなるのだろう?倒れるまで音楽に没頭するんじゃないかという不安が私の中にはあった。
その不安は現実となる。日が経つにつれて、段々顔色が悪くなっていく彼。それを見て私は、不安が的中したことを悟る。心配になり、彼に何度も無茶を止めるように催促したけれど、彼に届くことは決して無かった。彼のことを想い、眠れない日々が続く中、ついに彼が倒れた。直ぐさま救急車で病院に運ばれる彼。私も無理を言って同乗させていただいた。そこで診断された結果は予想通り過労だった。病室で静かに寝ている彼。だけど、私にはある確信があった。彼は起きたら必ず病院を抜け出す。そして、また倒れるまで音楽に没頭する。かといって、彼が抜け出さないように、看護師さんにお願いするにしても、さすがに見張っていられる限度がある。彼らにも仕事があるし、患者は雅だけでは無いのだから当然。だからこそ、私は一つの決断をした。お医者さんに泊まる許可を取り、マネージャに無茶を言って今日から3日間の仕事を全てキャンセルしてもらい、学校にも休む許可を取った。これで、彼を常に監視することができる。
目を覚ました彼は、私が常に側にいることを不思議がっていた。早く出ていってほしいと、ソワソワしてるのがよくわかる。そこで、彼に私が帰らないことを説明する。最初は驚愕の表情を浮かべた彼。だけど次第に、その表情は怒りに変わっていく。長い付き合いになるけれど、彼がそんな顔をするところを私は見たことが無かった。彼は基本何があっても怒らない。いつでもニコニコしているような人だ。そんな彼が初めて見せた怒りの表情。次に彼が見せたのは、暴言の嵐だった。今まで彼の口から聞いたことも無いような言葉が次々と出てくる。だけど私には、それがただの悲鳴にしか聞こえなかった。彼の軋む心があげた悲鳴。私は、そんな彼を見たくなかった。それと同時に怒りがこみ上げてきた。だからこそ、怒り任せに彼にビンタをした。別に彼が吐いた暴言に対して怒っているわけではない。怒りの対象は、こうなるまで何も相談してくれなかった彼と、彼がこうなるまで、何もできなかった自分自身にだ。それと同時に、申し訳なさが私を包み込み、我慢できずに彼を抱きしめて泣いた。そこからは、ただただ申し訳なさに身を任せて、彼に言葉をかけていく。正直、何を言ったのかまではよく覚えていない。だけど、その後に彼が抱きしめ返してきて、泣きながら謝ってきたのだから、私の言葉は彼の心にきっと届いた。そこからは延々と二人で泣き続けた。看護師さんに止められるまで、延々と。
そして、3日が経ち、彼が退院することになった。彼はあれから憑きものが取れたかのようにスッキリした顔をしている。もう、心配はいらない。いえ、心配はあった。彼の家事についての心配が。彼はおそらく、家事を習得する気は無い。一人暮らしになったのだから、それはまずいこと。どうするか考えて、私はこの3日間で一つの答えを導き出していた。それは彼の代わりに私が家事を習得して、彼の身の回りの家事をすること。それを彼に提案した時、当然最初は断ってきた。だけど、彼が私に口で勝てるわけがない。彼を口で丸め込み、許可を取った。
だけど、最初はひどいものだった。ご飯は焦がすし、洗濯物には穴を開けるし、彼に心配されてばかりだった。だから、必死で練習した。お母さんに手伝ってもらって、料理も洗濯も掃除も必死に練習した。その甲斐あって、1週間もすれば及第点を取れるような出来にはなった。彼には私がすごい速度で成長したように見えたはず。だけど、その裏で私は必死に努力をしていた。努力はして当然。そんなことを一々人に知らせるのもおかしな話。だから彼には言わない。て、長くなってしまったけれどこれが私と彼の出会いから、今までの
「雅、雅」
彼の体を揺すりながら、彼の名前を呼ぶ私。彼は身じろぎをするけれど、まだ起きない。
「雅、起きなさい」
揺する力を少し強めて彼を呼ぶ。すると、彼の眼が開いてこちらを見つめてきた。寝起きで潤んだその瞳と、童顔が相まって可愛いと思ってしまう。
「おはよう雅。朝ご飯できてるわよ」
「おはよう千聖。いつもごめんね。君も忙しいのに」
朝起こすと、彼は必ずこのようなことを言ってくる。私が好きでやっていることだから気にしなくていいのに。だけど、こういうことを彼に言われると、ついからかってみたくなる。
「気にしないで、私が好きでやっていることだもの。それより、謝るなら自分で起きてもらえたらありがたいのだけれども?」
「うっ、ごめん昨日遅くまで作曲活動してたから」
少し申し訳なさそうに言い淀む彼。その姿がまた可愛いと思った。男の子に思うのもおかしいかもしれないけれど。だけど、また夜遅くまで音楽活動していたって体調は大丈夫なのか心配になる。後で聞いてみよう。
「ふふっ、冗談よ。ほら、朝ご飯冷めちゃうから早く着替えてきなさい」
そう言い残して、私は彼の部屋を出る。リビングに着くと、作っておいた朝食の配膳をする。彼が来るまでに食べられる状態にしておかないといけない。なんとか、彼が来るまでに並べ終えて、一息ついていると、ちょうど彼がやってくる。いいタイミング。
「ごめん。待たせちゃったかな?」
「いいえ。今準備が終わったところよ?さぁ食べましょ?」
いただきますの挨拶を早々に済ませ、彼が口を付けるのを待ってから私も食べ始める。うん、おいしい。彼の表情を見ると、どうやら満足してくれているみたい。私は、安心して胸を撫で下ろした。安心したところで、私は先ほど彼に聞こうとしていたことを、早々に聞いてみることにした。
「うん。今日もおいしいね。ほんとにいつもありがとね」
「どういたしまして。それよりも、また夜遅くまで起きてたみたいだけれど、体調は大丈夫なの?」
「あはは。また心配かけちゃったかな?ごめん。体調は大丈夫だよ。ちょっとね、事務所から作曲依頼受けてね、それだけならいいんだけど、依頼内容が不慣れな分野でね」
「不慣れな分野?」
「うん。アイドルソングを数曲作ってほしいってね」
どうやら体調は大丈夫なようで安心した。顔色も見たところ悪くないし、本当に大丈夫なはず。それよりも、今彼は少し気になることを言っていた。彼が楽曲提供を事務所にお願いされるのは割とよくあること。だけど、アイドルソングを彼が作っているところなんて見たことが無い。自慢では無いけれど、彼が過去に作った曲を私は全て知っている。彼自身のリリースした曲はもちろん、提供した楽曲も全て知っている。だからわかる。彼が初めての分野に挑戦していると言うことが。因みに、私の部屋の棚が彼の発売したCDで埋め尽くされているのは内緒の話。全て自費で購入している。彼に言えば、間違いなく無料で入手できるだろうけど、それだと売り上げに貢献できないため、自費で購入している。こういう時は、高校生ながらに仕事を持っていて助かったと思う。経済的メリットが大きい。因みに、部屋の本棚に彼が事務所に懇願されて唯一出した写真集が隠されていて、いつも身悶えながら赤面して見ているのも内緒の話。こんなこと誰かに知られたら恥ずかしすぎる。一度妹に見られてしまった時は恥ずかしくて死にたくなった。全部あの写真集が悪い。いつもは幼く見える彼がすごく大人っぽく撮られているのだから。そのギャップの破壊力は恐ろしい。余談だけど、写真集第2弾が来月発売することが決まっており、すでに予約を済ませてある。
「アイドルソング?私達の事務所からアイドルがデビューするのかしら?」
「さぁ?僕も詳しいことは聞いてないんだよね」
アイドルと言うからにはきっと女の子だと思う。彼の提供した曲でデビューできる女の子。かなり羨ましく思う。
「ふぅ、ごちそうさま」
「はい、お粗末様でした」
そんなことを考えている内に、私達の食事が終わる。洗い物に取りかかる私。チラッと彼の方を見たけど、何か考えごとをしている様子。さっき言ってたアイドルソングのことでも考えているのかと思う。
「さて、終わったわ。行きましょ?」
そして、洗い物を終えた私は、彼より先に玄関へと向かう。外に出ると、幾分気温は上がっていた。春らしい爽やかな気候が私達を包む。彼が外に出たのを確認すると、私は持っていた合い鍵で玄関の施錠をする。そして、彼の方に視線を向けると、彼のネクタイがゆがんでいるのが見えた。
「あら、ネクタイがゆがんでるわよ?」
そう言って彼のネクタイを直す私。なんだか少し新婚夫婦みたいだなって思って少し恥ずかしくなる。
「あ、そうだ。千聖に渡しておく物があったんだった」
「渡しておく物?」
「うん。ちょっと待ってね」
そう言って後ろを向き何かを取り出そうとする雅。その際に微かに見えた彼の顔が赤くなっている気がした。たぶん私と同じことを考えていたのだと思う。私の顔も少し赤くなっている気がする。赤くなった顔を、心を落ち着かせることで元に戻そうとしていると、彼が一つの白い箱を取り出した。あれがおそらく私に渡しておく物なのだと思う。
「千聖。誕生日おめでとう。いつも本当にありがとうね。君のおかげで今の僕がいる。本当に、生まれてきてくれてありがとう」
正に不意打ちだった。雅が私の誕生日を覚えてくれていたこともそうだけど、彼の言葉で私は思わず泣きそうになってしまう。それを言うならば、私だってそう。雅のおかげで今の私がいる。本当に、生まれてきてくれてありがとう。
「雅、覚えて、くれていたのね?ありがとう。開けてみてもいいかしら?」
「うん。気に入ってもらえるかわからないけど」
必死で涙を堪えて、箱を開ける。彼は私が気に入るかどうか心配しているみたいだけれど、そんな心配は必要ないこと。雅が私にくれたプレゼント。その事実だけで私にはかけがえのない宝物になる。
「これは、ポーチ?」
「うん、千聖に似合いそうな物を必死に探したんだけど、どうかな?」
それは薄黄色のポーチだった。どこにでもあるような普通のポーチ。だけど、アクセントとして付けられた黄色い花を見た瞬間、私は我慢しきれずに泣いてしまった。それは私の大好きな花だった。私の誕生花でもある花、フクジュソウ。その花言葉は、幸せを招く、永久の幸福。本当に、今の私は幸せすぎて怖いくらいだった。こんなに幸せでいいのかと疑問に思ってしまうくらいに幸福。だけど、まだこの幸せは終わらない。なぜなら、私達はまだスタートにすら立っていないのだから。
「うれ、しい。ありが、とう!大事にするわ!」
泣きながら笑顔を浮かべる私を見て、笑顔になる彼。その彼を見てるだけで、幸せを感じられる。しばらくはこのままでいたい気持ちもあるけれど、そうは言っていられない。早くしないと学校に遅れてしまう。必死に涙を抑える私。普段はこんなことは無いのだけれども、彼といると涙腺が緩みやすくて困る。それほどまでに私が彼に気を許しているのだと思う。
必死に涙を抑えた私は、彼と並んで歩き始めた。歩きながらする、彼との何気ない会話さえも愛おしい。かけがえのない時間。いつもの通学路。ふと周りを見渡すと、綺麗な桜が咲き誇っていた。毎年、この道は綺麗な桜並木ができる。春の季節にこの道を通るのが大好きだった。
「そういえば千聖。今日放課後予定ある?」
「ううん、特にないけれど?」
ふと、彼が話しかけてくる。そういえば、今日のお昼は二人で外食しようと思っていたのを忘れていた。朝から色々あったから仕方ないことだと思う。
「だったらたまには気晴らしに遊びにいかない?」
「あら、デートのお誘いかしら?」
雅から遊びに誘われるのは珍しい。いつもは私から誘うものだから少し新鮮に感じてしまう。彼の中でも何か変化があったのかもしれない。
「で、でででで、デートなんてそんなつ、つつつもりじゃ」
「ふふっ、冗談よ」
彼の慌てふためく姿が可愛らしくて、そして面白かった。こういう彼を見ると、ついからかいたくなってしまう。デートと言われて意識したのか、耳まで真っ赤にしている。私は雅のことを愛している。それと同じように、雅も私のことを愛してくれている。私にはわかる。だけど、おそらく彼は私が雅のことを愛していることを知らない。彼は、音楽以外のことに疎いせいか、人の気持ちを察するのが得意ではない。所謂、鈍感だ。私のこの気持ちがわかってもらえないのはもどかしい。だけど、私から彼に気持ちを伝える気は決して無い。私は彼の夢を応援したい。隣で支えたい。だけど、私の気持ちを知ることが彼の夢への妨げになる可能性だってある。それだけは絶対したくない。だから、私は彼の夢が叶うか、彼が私との関係を進展させる決心をしてくれるその時まで待つ。それまで、自分の気持ちを抑えながら待つ。そう決意を固めて上を見上げると、桜の枝が視界に入る。その枝に咲く桜が、一瞬笑ったような錯覚を覚えた。自分で言ってて、詩的すぎる表現だなと思った。だけれど私には何故かそのように感じた。もしかしたら、この桜たちも私達のことを応援してくれているのかもしれない。そうだとしたら素敵だなと感じつつ、彼の隣を歩く。桜吹雪が私達の未来を祝福するかのように舞う。その桜を見ながら私は静かに桜に誓った。未来永劫彼を愛し続けると、彼を想い続けると、何故なら私の人生に雅は欠かせないのだから。静かに、だけど強く、強く、そう誓った。
どうもソウリンです。
第2話読んでいただきありがとうございました。
ラストの露骨なタイトル回収なんてなかった(白目
今回のサブタイトルは、今話の内容が前話とセットなので、前話とDCⅡつながりで「桜笑み君想う」にしました。本当は、yozuca*さんつながりで「春の日」にしようかと考えていたのですが、なんかインパクト薄い気がするなと思い直して前者にしました。両方ともいい曲なので是非聞いてみて下さい。その結果がラストの露骨な(ry
後、途中で千聖さん軽くキャラ崩壊してる気がするけど気のせいです。(キリッ
顔赤らめて身悶えてる千聖って絶対かわいいですよね。かわいくない?
普段はどこか落ち着いた雰囲気のある千聖が、取り乱した時ってかわいいですよね
普段も可愛いですけど
本気・パニックの千聖とかすごいかわいいと思います。ただ、これってキャラ崩壊をタグに入れるべきなのかな?悩みますね。
そして、なんと1話で☆9評価くださった方がいます!ありがとうございます!
高評価をくださった方を名前を載せて紹介されてる作詞家さんが多いですけど、そういったことが嫌な評価者の方もおられるかもしれないですし、お礼だけに留めさせていただきます。ご了承ください。
それと、この作品は基本的に1話2部構成になります。Aパートで雅視点、Bパートで千聖視点で物語が進みます。ですので、この話が2話になっていますが、実質これで1話が終わったと思っておいて下さって大丈夫です。この2パートは、必ず同日中に投稿します。1話ごとに時間は空けますが、投稿する日は1日に必ず2話分投稿すると思って下さい。
後、私的なことなのですが、自分結構社畜度高めな人間です。なるべく早めに投稿しようかと思いますけど、できないこともあるかと思います。ただ、完結までのプロットはほぼほぼできあがってるので、途中で投げ出すことは無いかと思います。もし、当作品が投稿遅くなった場合は、あ、この作者社畜してるんだなと思っていただけるとありがたいです。
最後に、次話の内容はデート回雅視点です。
ではでは皆様次話でお会いしましょう。改めて、読んでいただきありがとうございました。