君が演じ、僕は歌う   作:ソウリン

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大変長らくお待たせしました
あけましておめでとうございます
第37話です
雅編です


第37演目 お花畑に連れてって

それは、秋半ばの、ある日のことだった。

 

「おはようございます」

 

「皆、おはよう」

 

「あ、雅君、千聖ちゃん!おはよう!」

 

僕と千聖は、呼び出しを受けて、事務所に来ていた。そこには既に他のメンバーが集合していた。どうやら、呼び出されたのは僕達だけではなかったらしい。どうやら、到着は僕達が一番最後だったようだ。

 

「おはよう皆。もしかして皆も?」

 

「えぇ。ジブン達も昨日送られてきたスタッフさんからのメールに呼ばれて来ました」

 

そう、僕達は昨日送られてきた事務所のスタッフさんからのメールに呼ばれてやってきた。メールには簡潔に一言、明日事務所に来て下さい。大事な話があるとだけ記されていた。

 

「そうだったのね。ということは皆集まった理由は・・・」

 

「はい。みんなわかりません。これはもしかして、非常事態というものでしょうか?」

 

「非常事態かどうかはわからないけど、なんだかこの感じ、パスパレ結成の時を思い出すね。ううっ、そう思うとなんだか緊張してきちゃった・・・」

 

皆の顔には、それぞれ不安の色が在り在りと浮かんでいた。それもそうだろう。理由も何も報されずに、ただ来るようにだけ言われたのだ。今聞かされるのは良い報せなのか悪い報せなのかもわからない。

 

人間とは基本的にネガティブな生き物だ。今から何かが起こるが、それが自分にとって良いことか悪いことかがわからない時、基本的にまず悪い方向に物事を考えてしまう。良い方向に都合よく考えられるポジティブマンは少数派だろう。悪い方向に想定しておけば、いざという時の心理的ショックを和らげられる。そういう心理的防衛本能が、精神をネガティブ方面に押し進める。

 

事務所内も当然、悪い空気に包まれていた。かくいう僕も、今はネガティブ方面に染められている。悪い想定ばかりが脳内を駆け巡る。おそらく、皆も僕と同じ状況に陥っているのだろう。ドンヨリとした空気に包まれているのがよくわかる。只、一人を除いて。

 

「うーん。あたしは大丈夫だと思うけどなー」

 

日菜ちゃんだ。彼女はどうやら少数派だったらしい。只一人だけ、なんだか楽しそうにしていた。まるで、どんな良い報せが来るのかと、ワクワクしているかのように。

 

「日菜ちゃん、どうしてそう思うのかしら?」

 

「理由なんて特に無いよ-。ただ、なんとなく、るんって来るようなことがあるような気があたしはするなー」

 

「あはは、日菜ちゃんはポジティブでいいね。私は、こういう時悪いことばっか考えちゃうよ・・・」

 

「お待たせしました。皆さん、集まってますね」

 

そして、ついにその時はやってきた。スタッフさんが部屋に入ってくる。一体どんな報告がされるのか。聞きたくないけど聞きたい。そんな二つの相反する感情が僕の中でせめぎ合う。果たしてもたらされた報せとは・・・

 

「なんと、みなさんの2時間特番が決まりました!しかも地上波です!」

 

(まご)うことなき朗報だった。みなさんと言っても、僕以外のパスパレの皆のことだろう。僕には直接関係が無いとはいえ、朗報なのには変わりない。これも、皆がこれまで頑張ってきた努力の結果と言えるだろう。

 

「ええー!?地上波で特番ですか!?」

 

「地上波ということは、今よりたくさんの人に見られるということですね。ジブン、考えただけで緊張してきました・・・」

 

「ほら、やっぱりるんってする内容だったね。おねーちゃんにも教えてあげないと!」

 

「あの、トクバンって何ですか?」

 

「皆の特集を番組でするんだよ。言い換えたら、皆の番組が作ってもらえるってことかな」

 

「わ、私達の番組ですか!?素晴らしいです!」

 

本当に素晴らしいニュースだ。皆も大はしゃぎで喜んでいる。そんな中でも、只一人千聖だけは何やら思案顔で、俯いている。おそらく彼女のことだ。今回の話が美味しすぎて、何か裏があるのではないかと疑っているのだろう。確かに、ちょっと美味しすぎる気もする。

 

「しかも!放送に合わせて新曲も発売することになりました!」

 

「し、新曲もですか!?ううっ、私嬉しいよ-・・・」

 

「あはは!彩ちゃん涙目になってるー!」

 

「だ、だってー・・・」

 

「フヘヘ、でも、彩さんの気持ちもわかりますよ。ジブンもなんだか感動しちゃって、思わずもらい泣きしちゃいそうですよ・・・」

 

「嬉しいことが一度に二つも。なるほど、これが一石二鳥というやつですね!」

 

「ふふっ、イヴちゃん、それはちょっと違うわよ。そうね、特番と新曲の発売のタイミングを合わせるのは良いことだと思います。だけど・・・」

 

そう言って、僕の方に目を向けてくる千聖。おそらく、彼女も僕と同じ事を考えているのだろう。確かに、新曲の発売を同時に行うのはいいことだ。だけど、その新曲は誰が作るんだろうか?

 

「あの、その新曲って誰が作るんですか?」

 

「え?何を言ってるんですか。雅さんに決まっているじゃないですか」

 

そう。そんなのは聞くまでもない。当然、僕に決まっている。こんなのは只の愚問だった。だけど一つだけどうしても訴えたいことがある。

 

「そんな話一言も聞いてないんですけど!?」

 

「あはは、それはもちろん、今初めて言いましたから」

 

そう、してやったりと言わんばかりの顔で言ってくるスタッフさん。曲を作れと言われても、そう簡単に作り出せるものでもない。もっと余裕を持って、前もって伝えて欲しいんだけど、ここのスタッフは伝えるのが本当に遅すぎると思う。困ったものだ。

 

「それで、特番の内容はどのようなものでしょうか?」

 

「皆さんが無人島で様々なミッションに挑戦する、というものです。全てのミッションをクリアすることで、その報酬として新曲発売になります」

 

「え?じゃあ、達成できなかったら新曲も無しってことですか?」

 

「失敗の許されないサバイバルゲームですか。ううっ、ジブン、益々緊張してきました・・・」

 

「無人島、私達、生きて帰ってこれるのでしょうか?」

 

「あはは、イヴちゃん大丈夫だよ。だって只のテレビの企画だよ?命に関わるような事態に陥ったら大問題だって」

 

「無人島でサバイバルかー。うーん楽しそー!きっと、さっきはこれにるんってきたんだね!」

 

「それで、その特番、収録はいつからになるんですか?」

 

「3日後です!」

 

三日後。どうやら思ったよりも急な日程なようだ。僕も急いで新曲の準備をしないと間に合わないかもしれない。早速、今日帰ってから取りかかろう。

 

「3日後!?そんな急に・・・」

 

「これは、急いで準備をしないといけませんね。早速、帰りにホームセンターに寄って行きましょう」

 

「私も、お供します!」

 

「ねーねー。おやつは持って行っていいの?」

 

「ふふっ、日菜ちゃん、遠足じゃないのよ」

 

「皆、急な日程だけど、頑張ってきてね」

 

「あ、雅さんもスタッフとして同行していただきますよ」

 

え?このスタッフさんは何を言ってるのだろうか?只でさえ、新曲を作る時間が限られているのに、そんなことをしてる時間があるわけない。

 

「なんでですか!?新曲を作る時間が欲しいんですけど・・・」

 

「その新曲のためです。雅さんには、無人島でサバイバルをする皆さんをモデルにして、新曲を作って欲しいのです」

 

なるほど。特番の放送と新曲の発売を合わせたうえで、その新曲の内容と特番の内容もリンクさせるということらしい。中々理にかなってる気もする。それはそれでアリかもしれない。

 

「そういうことならわかりました。僕も同行します」

 

「え?雅君も来るの?うーん、益々るんってきた!」

 

「ふふっ、雅も来てくれるのは頼もしいわね」

 

「ミヤビさんが援軍として来て下さるのならば、百人力ですね!」

 

「雅さんはスタッフとして参加するので、援護にはならないと思いますが、頼もしいのは間違いないですね」

 

「よーし!皆、頑張るぞー!」

 

「おー!」

 

そして、僕とパスパレの皆は、無人島へと向かうことになった。果たしてそこで待ち受けるミッションとはなんなのだろうか?期待と不安を胸に、皆はその日を待つのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして収録日がついにやってきた。

生い茂る深い緑、どこまでも続く青い海、それに負けじと青い空、しかしそれ以外に目立った物は何も無い。人の気配も、今正にこの地に降り立った僕達以外には全く無い。まさに無人島。この島で、僕達は今日一日を過ごすことになる。

 

もう秋半ばだというのに、容赦ない紫外線が僕達に襲いかかってくる。本当にここは日本なのだろうか?知らぬ間に国境を越えてしまったのかとさえ思ってしまうような、絵に描いたような南国の無人島だった。

 

「それではパスパレの皆さんは砂浜で待機していてください。雅さんは私達の準備を手伝っていただいてよろしいでしょうか?」

 

「わかりました」

 

同行しているスタッフの人数も少ない。本当に必要最低限といった様相だ。おそらく、皆に対して助けは入らない、自分たちの力でなんとかしてみせろということを暗に示しているのだろう。同行しているスタッフさんも、僕達の知っているような事務所の関係者の人はいない。おそらく、この番組のために集められたテレビ局側のスタッフだろう。

 

「それでは、雅さんは離れた位置から皆さんの様子を観察して、新曲の参考にしてくださいね」

 

「あ、はい。あの、スタッフさんのお手伝いは・・・」

 

「あぁ、私達の方は気にしなくて大丈夫ですよ。人数は必要最低限とはいえ、皆その道のプロですから。ヘルプが無くても、自分が受け持った仕事ぐらい、自分自身の力で滞りなく熟すことぐらいできますよ。雅さんは是非、ご自身の仕事に集中して下さい。雅さんが作る曲は、この番組の締めに使わせていただきますから」

 

「スタッフさん・・・はい、わかりました!」

 

「ま、締めに使えるかどうかはパスパレの皆さん次第ですけどね」

 

「あはは、そうですね」

 

僕は、その厚意に甘え、曲作りに専念させていただくことにした。確かに、スタッフさんの言う通り、皆がミッションを成功したならば、新曲の発表も当然番組内で行う。もっと言うなら番組の最後に宣伝として流すだろう。最後を飾るに相応しい、この企画を印象づける、象徴するような一曲を作ってみせる。といっても、皆がミッションを成功しないと意味が無いわけだけど。

 

「それでは雅さん、そろそろ収録を始めますので、皆さんの所に行きましょうか」

 

「はい、わかりました」

 

そして、ついに収録が始まる。因みにだが、ミッションの内容については僕も全く聞いていない。パスパレと親交が深い僕から、皆に情報が漏れないようにするための対策らしい。まぁ、僕としても、何も知らない状態の方が純粋なオーディエンス気分で楽しめて、有り難いけど。

 

「それでは皆さん、そろそろ撮影を始めますよ」

 

「あの、もう少し具体的に内容の説明をしていただけますか?」

 

「そのあたりは、必要があればその都度していきますから、皆さんはミッションに集中して下さい」

 

千聖の質問に対し、無難な返答だけに留めるスタッフさん。そのスタッフさんの対応に、千聖は僅かながらに不満そうな表情を見せていた。千聖は何事に対しても、できる限りの備えを持って、臨みたいと考えている。だからこそ、何の前情報も無いこの番組の趣旨に不満を感じているのだろう。

 

「はい、カメラ回りました!パスパレの皆さん、こんにちは!それでは早速、最初のミッションを・・・」

 

「あ、ちょっといいでしょうか?ジブン達はこの島について、全く知識がありません。なので、せめて規模を知るために、ミッションの前に島を一周させてもらえると嬉しいです」

 

発言したのは麻弥ちゃんだ。その麻弥ちゃんの発言に対して、何故かスタッフさん達は皆動きを止め、驚いたような表情を見せている。どうしたのだろうか?

 

「それって、森の中にも入るってこと?大丈夫かな?もし何か出てきたりしたら・・・」

 

「確かに、危険がある可能性もあります。ですが、それならなおさら、どこが危険なのかを知っておくのも大事だと思います。もしかしたら今いるこの場所が、一番危険ってこともあるかもしれませんから」

 

「なるほど、地の利を得るってことね」

 

「あたしは賛成だよ。お散歩みたいで、楽しそうだもん!」

 

どうやら、皆の中では麻弥ちゃんの意見に賛同する方向で纏まったらしい。そして、スタッフさんもそれを見て、漸く動き出した。何か小声で会話を行っている。

 

「おいどうする?確か、島を探索するっていうの最初のミッションのはずだろ?」

 

「仕方ない。そのあたりは編集でなんとかするか。しかし、あの大和麻弥って子、すごいな。この状況で、よく冷静にあんな判断ができるもんだ」

 

どうやら、最初に出すミッションを麻弥ちゃんが先回りで答えてしまったらしい。なるほど、番組の趣旨の裏をいきなりつかれたような形だろう。前情報が何も無いからこそ、スタッフにも意図できない事態に発展することもありえる。

 

これは、番組の趣旨を責めると言うよりも、その判断に行き着いた麻弥ちゃんを褒めるべきだろう。スタッフさんも言ってたけど、本当によくこんな状況で冷静な判断が下せるものだ。

 

「そうですね、わかりました。では、皆さんに島を回る時間を与えますね」

 

「ありがとうございます!では、直射日光をさけて、森を通っていきましょう。強い日差しに当たっていると、それだけで体力が奪われてしまいますから」

 

そう言う麻弥ちゃんを先頭に、パスパレの皆は島を歩き始めた。今まで知らなかったんだけど、麻弥ちゃんってこんなに頼もしかったんだな。

 

 

 

 

 

 

 

 

島を一周した皆は、少しだけ森の中に入り、休憩を取っていた。小一時間ほど歩いただろうか?思ったよりも歩いたように感じる。

 

「ひとまず、これで島は一周しましたね。特に危険なところはなさそうでよかったですね。それじゃあ、島の内側も調べてみましょうか?」

 

「はい!わかりました!あれ?皆さん見て下さい!向こうに、何か見えますよ!」

 

イヴちゃんの指差した方向に目を向けてみると、それはどうやら木造の小屋のようだった。以前に誰かが使っていたのだろうか?もしかすると、この島は最初から無人だった訳では無いのかもしれない。

 

「あれは、小屋のようですね。中を調べて安全そうなら、あそこを拠点にしましょうか?」

 

「よーし!あたしがいちばーん!」

 

「あ、日菜ちゃん!先にいったら危ないよ!待って!」

 

そう言って、小屋の中に入っていく日菜ちゃんと彩ちゃん。その後ろから、皆は苦笑いを浮かべながら着いていく。小屋の中は、思ったよりも綺麗になっていた。家具も置いてあり、少し前まで人が使っていたのではないかと推測できる。

 

「ここなら、マヤさんの言う通り、拠点にできそうです!」

 

「そうですね。それじゃあ皆さん、少しここで休憩して、これからの計画を・・・」

 

「ちょっと待って下さい!」

 

「え?」

 

その麻弥ちゃんの言葉に割り込んだのは、スタッフさんだった。それ以上は何も言わせないと言わんばかりの気迫すら窺える。

 

「ここでお待ちかねの、第一ミッションです!」

 

「え?小屋に着いた途端いきなり!?」

 

本当にいきなりだった。小屋についてほんの数分の出来事だった。どうやら、ノンビリさせる余裕も与えないらしい。

 

「それでは発表します。最初のミッションは、自分達で食べるものを集めるです」

 

「食べ物集め、兵糧攻めですか?」

 

「イヴちゃん、それはちょっと違うわよ。それよりも、やっぱり飲み物以外は自力でなんとかするしかないみたいね」

 

「それならまかせて!食べ物を集めるのなら、きっと私の持ってきた図鑑が役に立つよ!」

 

そう言って、持っていたカバンの中から分厚い本を取り出す彩ちゃん。確か、今回の収録には、各自一つだけ私物を持ち込めるようになっていたはずだ。その、持ち込む私物として彩ちゃんが選んだのがこの図鑑だったのだろう。彼女にしては、良いチョイスだ。

 

「彩さん、ちょっと見せて下さい。これは凄いですね!食べれるものかそうでは無いものか、わかりやすく載っています!」

 

「さすがアヤさんですね!」

 

「彩ちゃんやるー!」

 

「えへへ、皆の役に立ててよかったよー!」

 

皆も彩ちゃんを賞賛している。正直、今回の企画を聞いたときに一番心配していたのは彼女のことだった。だけど、この分なら心配無いかもしれない。

 

「では、食べ物を取りにいくメンバーを決めましょうか」

 

「え?皆で行こうよ-。そっちの方が楽しいよ?」

 

「そうだね。皆で行った方が、たくさん食べ物が見つかると思うし」

 

「確かにそうですけど、ジブン達にはまだ土地勘がありません。そんな状況下で全員探索に出て、もし遭難でもしてしまったらミッションの達成は不可能になってしまいます。ですので、ジブンは何人か待機しておくべきだと思います。そちらの方が、今後のミッションの達成率向上にも繋がるはずです」

 

確かに、麻弥ちゃんの言う通りだ。またも、麻弥ちゃんの冷静な判断が飛び出す。彼女はいい参謀になるかもしれない。

 

「うん、麻弥ちゃんの言う通りだね!それじゃあ、早速班分けしよう!待機する人は誰にする?」

 

「うーん、そうだねー。とりあえず、彩ちゃんは残った方がいいと思うな」

 

「え!?なんで!?」

 

「それなら、私は彩ちゃんと一緒に残るわね。彩ちゃんに何かあったら心配だから」

 

「千聖ちゃんまで!?」

 

「アヤさん、たくさん食べ物を集めてきますので、楽しみに待っていて下さいね!」

 

「イヴちゃんも!?なんで私は待機班って決まってるの!?」

 

「皆さん、彩さんのことが心配なんですよ。彩さんは、ジブン達を信じて待っていて下さい」

 

「ううっ、嬉しいけど、なんか複雑だよー!」

 

そして、スタッフさんも含めた皆は、彩ちゃんと千聖を残して小屋から退室していった。僕もそれに同行する。どうやら、スタッフさんは皆食糧確保班に同行するらしい。

 

「それでは、私達は行きますけれど、雅さんはどうされますか?ここに残っていただいても構いませんけど」

 

「うーん、そうですね。食糧確保班の映像は、後で見せていただけますか?」

 

「えぇ、それはもちろんです」

 

「だったら、僕はここに残ります。ちょっと、立ち止まって、静かにこの島の空気を感じたいので。映像は後で参考として見させていただきます」

 

「わかりました。それでは、また後で」

 

そう言って、スタッフさん達は麻弥ちゃん達の後に着いていく。その場には、僕一人が残された。小屋の中に千聖達がいるとはいえ、今僕がいるのは外。僕の今回の仕事は、この島での出来事をモチーフにした曲作りだ。歌詞はもちろん、皆に焦点を当てて書くけれど、曲はこの島の自然の音も取り入れたい。

 

この島には非常に自然が多い。耳を傾けると、僕の耳に様々な情報が入ってくる。眼を瞑り、耳だけに意識を集中する。聞こえてくるのは、様々な鳥たちの囀り、風に揺れる木々の声、砂浜に押し寄せる波の音。

 

「きゃああああああああああああああああ!」

 

小屋から轟く愛しい人の悲鳴。・・・悲鳴?確かに今、悲鳴が聞こえた。しかも、千聖のものだ。今この場には僕しかいない。そして、小屋の中には千聖と彩ちゃんだけ。今、千聖に何かがあったとすれば、その驚異に立ち向かえるのは僕しかいない。急がないと!僕は急ぎ、小屋の中に足を踏み入れた。

 

「千聖!どうしたの!?」

 

そう思わず叫び、小屋の中に突撃すると、途端に僕の胸元に、何かが飛び込んできた。最初は、野生の猛獣でもいたのかと、思わず身構えそうになる。だけど、そんな気負いは直ぐに霧散した。飛び込んできた誰かが、僕の胸元で震えているのだ。よく見ると、その頭髪には非常に見覚えがあった。この薄黄色の髪は間違いない。千聖だ。千聖が、僕の胸の中で震えていた。

 

「み、雅ぃ・・・」

 

そして、か細い声で僕の名前を呼んでくる。本当に何があったのだろうか?

 

「えっと、千聖、何があったの?」

 

「う、ううっ・・・」

 

「・・・うん、ダメそうだね。彩ちゃん、何があったの?」

 

「あはは、実は、千聖ちゃんの足下に、急に大きな虫が現れて・・・」

 

「ああ、虫か・・・」

 

千聖は、女の子らしく虫が大の苦手だ。そんな彼女の足下にその苦手な物体、しかも特大のが急に現れたわけだ。いくら千聖でも、絶えきれずに取り乱してしまったのだろう。僕は、引っ付いて離れない千聖に気を使いつつ、虫を掴み外に追い出した。

 

「よし、これでもう大丈夫だよ」

 

「え、えぇ、ありがとう、雅」

 

「あはは、千聖ちゃん、顔真っ赤だよ」

 

「彩ちゃん?」

 

「ひっ、ごめんなさい・・・」

 

鬼のような笑顔で彩ちゃんのことを見る千聖。だけど、その顔はまだ真っ赤だった。

そして、事態が一旦収まると、外から複数の足音が聞こえてきた。どうやら皆帰ってきたようだ。僕は撮影の邪魔にならないように、二人から離れた壁際に移動した。

 

「二人ともただいまー!いっぱい食料集めてきたよ-!」

 

「アヤさん、チサトさん見て下さい!果物をこんなに見つけましたよ!」

 

「お、おかえりなさいみんな。ぶ、無事で本当によかったわ」

 

「千聖さん、どうかしたんですか?顔が真っ赤ですけど?」

 

「実は千聖ちゃんがね」

 

「彩ちゃん?」

 

「ひっ、な、なんでもないよ。あはは」

 

「ふーん、おかしな彩ちゃん」

 

思わず言ってしまいそうになってしまった彩ちゃんを、笑顔で制止する千聖。なんだろう。日を追うごとに千聖の笑顔に凄みが増していっている気がする。

 

「それより、みんな大丈夫だったかしら?迷ったりしなかった?」

 

「それが、マヤさんのお陰で全然迷わなかったんです!」

 

「うん!またまた麻弥ちゃん大活躍だったんだよ!」

 

「べ、別に大したことをしたわけでは・・・」

 

「ふふっ、それじゃあ、採ってきてもらった果物を食べながら、麻弥ちゃんの活躍を聞きましょうか」

 

「そうですね!腹が減ってはイクサはできぬ、と言いますからご飯にしましょう!」

 

その後、食事を皆で取りながら麻弥ちゃんの活躍の話で盛り上がっている。僕も、離れた位置からスタッフさんが用意してくれた果物にありつく。どうやら、今回の撮影はスタッフさんも自給自足で乗り切るらしい。

 

「ごちそうさま!とっても美味しかったね!皆、本当にありがとう!」

 

「いえいえ、お役に立ててよかったです!次のミッションも、この調子でいけたらいいのですが・・・」

 

そして、その発言を合図にしたかのように、スタッフさんが動き出した。どうやら、次のミッションが始まるようだ。

 

「皆さん、第一のミッションクリアおめでとうございます!それでは、早速ですが次のミッションに行きたいと思います。次のミッションは、幻の花畑を探せです」

 

「幻のお花畑?どこにあるんだろう?この島、結構広いし、見つかるのかな?」

 

「うーん、何かヒントって無いのー?」

 

「それでは一つだけ。この小屋から向かって南にあります」

 

「南・・・」

 

「まずは方向を把握する方向を探さないといけないわね」

 

「あたしはあっちだと思うな。勘だけど!」

 

「日菜さんの勘は信用してますが、ここで方角を間違えてしまうと、時間のロスになりますし、遭難の危険もあります。ここは、とりあえず一度外に出て、何か手がかりを探しましょう」

 

そう言う麻弥ちゃんに続いて、スタッフさんも含めた僕達は小屋の外に出た。僕は今、妙なワクワク感に襲われていた。それもこれも、麻弥ちゃんに対してだ。麻弥ちゃんは、この島に来てから、冷静沈着な判断と発想で、ミッションを乗り越えてきた。彼女なら、きっとこの難題もクリアするだろうという期待感と、どんな発想でクリアするのだろうかというドキドキ感が合わさっている。本当に、どんな発想で乗り越えてくれるのだろうか?僕は、ミッションに失敗するという可能性は一切考慮していなかった。する必要も無いと思っていた。必ず成功する。そう愚直に信じていた。

 

「うーん、何も思い浮かばないわね。麻弥ちゃん、何かあるかしら?」

 

「収録前に腕時計で方角を調べる方法を探していたのですが・・・」

 

「その腕時計が無いですね・・・」

 

「はい。まさか、時計も持ち込みアイテム扱いとは・・・」

 

今回の収録には、全員が私物の持ち込みを固く禁じられている。全員、身につけている衣服と各自指定したたった一つの持ち込みアイテム以外は収録前にスタッフさんに没収されている。

 

「うーん、木に方角とか書いてあれば簡単だったのにな-」

 

「ん?木で南を知る?あ!」

 

その日菜ちゃんの発言で何か閃いたのだろうか?麻弥ちゃんは、木の下に座り込んで何かを確認し始めた。

 

「マヤさん。急に座り込んでどうかされたのですか?」

 

「はい。ちょっと木の根元を確認したくて・・・」

 

「根元を?コケくらいしか生えてないと思うけれど・・・」

 

「はい。そのコケを探してまして。コケがたくさん生えているということは、そこには陽が射し込まないってことじゃないですか?ということは、その方角がおそらく北だということです。ただ、一本や二本なら偶然という可能性もありますから、皆さんにも探すのを協力してもらえればより絞り込めると思います」

 

その麻弥ちゃんの発言を聞いて思わず僕やパスパレの皆、スタッフさんまで黙り込んでしまった。あまりにも、凄い発想だった。僕なんかじゃ、逆立ちしても思い浮かばないような、そんな別次元の発想だった。

 

「みなさん、どうかしました?ジブン、何か変なことを・・・」

 

「凄いよ!麻弥ちゃん!」

 

「えぇ、本当に。私だったら、絶対に思いつけなかったわ」

 

「これぞ、達人の域というやつですね!」

 

「そ、そんな対したことでは・・・」

 

「よーし、それじゃあ早速麻弥隊長の指示に従って、コケをさがそー!」

 

「ひ、日菜さん、隊長なんてそんな・・・」

 

そう謙遜しつつも、コケを探す動きを止めない麻弥ちゃん。なんだろう?なんだか段々麻弥ちゃんに貫禄のようなものを感じるようになってきた。本当に、隊長と呼ばれるに相応しい器に見える。

 

「よし、みなさんのおかげで早く終わりました!ありがとうございます!」

 

「それで麻弥ちゃん、南はどっちだかわかったのー?」

 

「はい、皆さんから頂いた情報を参考にすると、こっちのはずです!」

 

皆を先導して進んでいく麻弥ちゃん。スタッフさんの様子を見る限り、どうやら方角は正しいようだ。流石麻弥ちゃんだ。またもその発想力で、窮地を乗り切ってみせた。まぁ僕は、それ以上に日菜ちゃんが勘で指した方角と、麻弥ちゃんが導き出した方角が完全に一致してることに驚いているけど。

 

まぁ、何はともあれ、これで無事に目的地に辿り着けそうだ。後は、麻弥ちゃんにお花畑に連れていってもらおう。

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ、はぁ、やっと着いた!」

 

そう思わず溢す彩ちゃん。本当にやっとの思いだった。ここに来るまでに吊り橋があったのだけれど、その吊り橋がくせ者だった。所々穴が開いてる上に、凄く軋むのだ。そして、吊り橋といえば、絶対に必ず余分に揺らして楽しむ人がどこにでもいるだろう。

 

パスパレの場合、それが日菜ちゃんだった。これでもかというほど吊り橋を揺らして楽しむ日菜ちゃん。それに思わずギブアップしてしまいそうになる彩ちゃん。そして、この窮地を救ったのはまたも麻弥ちゃんだった。全力疾走で吊り橋を渡り、離れていた彩ちゃんの所にやってくると、彩ちゃんを叱咤激励して、見事に全員渡りきって見せた。

 

本当にあの時の麻弥ちゃんはかっこよかった。思わず見とれてしまうほどに。そして、そんな一幕から、僕の作曲のインスピレーションも段々浮かんできた。諦めない気持ち、ネバーギブアップ。この言葉、良いかもしれない。

 

「え?みんな、見て、この景色・・・」

 

そこには、一面の花畑が広がっていた。見渡す限り、一面の花畑。それに、花も一色や二色では無い。総計五色だろうか?五色の様々な花が咲き乱れている。これは、この世のものなのだろうか?到底信じられないような幻想的な景色がそこには広がっていた。

 

「すごいです・・・ヒラヒラと花びらが舞っていて、まるでカブキみたいです!」

 

「ホントだー!見渡す限りお花だね!るるるるんってきちゃったー!」

 

「ふふっ、こんな景色を見たら、疲れも忘れてしまうわね」

 

「はい!ジブンもすっかり疲れが吹き飛んでしまったみたいです!」

 

「これって、苦労したから余計に綺麗に見えるのかな?」

 

「そんなことないと思います!」

 

その通り、そんなことはないと思う。僕は、彼女達のような苦労を特にせず、この場にやってきた。だけど、今見ている景色は本当に幻想的に見える。とはいっても、僕は彼女達からどんな風にこの景色が見えているのかわからない。もしかしたら、僕以上に幻想的に見えている可能性だってある。

 

「皆さん本当におつかれさまでした!ここが皆さんのゴールとなります」

 

そのスタッフさんの言葉に、皆驚いたような表情を見せる。同時に安堵の表情も。

 

「ゴール?ということはつまり全部のミッションをクリアしたということですか?」

 

「そうです!おめでとうございます!」

 

「ほんとですか!?やったー!」

 

「やりました!みなさん、無事に生き残れましたよ!」

 

「ふぅ、ジブンはなんだか、ホッとしました・・・」

 

「えー、もう終わり-?もっと冒険したかったなー」

 

「そうね、確かにミッションが少なかった気がするわね」

 

「はい。実は、ミッション自体はもっと数多くあったんですけれどもね。麻弥さんが発表するよりも前に次々とクリアしてしまったもので・・・」

 

「え?そうなんですか?」

 

なるほど。確かに、最初の砂浜の時も、麻弥ちゃんが先にミッション内容を言ってしまったから、スタッフさんも慌てていた。その後も、僕達の知らない間に、麻弥ちゃんの先読みが発動していたらしい。

 

「そ、そうなんですか?基本素人なもので、すみません」

 

「大丈夫ですよ。このままじゃ、番組として成り立たないかもしれないと思いましたけど、麻弥さんが逆に頑張って下さったお陰で、良い番組ができそうです」

 

「そんな、ジブンなんか、全然大したことは・・・」

 

「ううん。そんなことないよ。麻弥ちゃんは本当に凄かった。それこそ、僕も思わず見とれちゃうほどだったよ」

 

「み、雅さん、そんな、ジブンなんか・・・」

 

「あ、雅君いたんだー」

 

「いたよ!最初から!」

 

思わず、麻弥ちゃんに声をかけてしまった僕に、日菜ちゃんが言ってくる。まぁ、今回はスタッフ側として空気みたいなものだったから仕方ないかもしれない。と、そんなことを考えていると、何やら急に肌寒さを感じてきた。咄嗟に、僕は千聖の方に目を向ける。そこには、まるで般若のような笑みを浮かべた千聖がいた。その笑顔が、暗に語りかけてくる。後で事情を聞くわよ、と。たぶん、麻弥ちゃんに見とれていたと言ってしまったのが原因だろう。あぁ、もしかしたら僕は明日の朝日を拝めないかもしれない。

 

「あ!そうだった!」

 

「彩さん、急にどうしたんですか?急に大きな声を出して」

 

麻弥ちゃんの言う通り、急に大きな声を出す彩ちゃん。本当に、どうしてしまったのだろう?僕は今、言い訳を考えるのに忙しいんだけど。

 

「新曲だよ!」

 

「新曲?はっ、そうでした!」

 

「全てのミッションをクリアしたってことは・・・」

 

「はい。皆さんの新曲は予定通り発売されます。大丈夫ですね?雅さん?」

 

「はい。皆のお陰で、良いインスピレーションが浮かびました。これなら良い曲が作れそうです」

 

「よかったですね彩さん!ジブンも嬉しいです!」

 

「ううっ、頑張ってよかったよー・・・」

 

「と、言いたいところですが、ここで最後に特別ミッションです!」

 

特別ミッションだと急に言い出すスタッフ。ここに来て、どうやら最後の壁が彼女達に立ち塞がるらしい。その内容とは一体・・・

 

「それは、山頂で新曲の告知を叫ぶです!」

 

「山頂で、新曲の告知?」

 

「はい!挑戦するのは一人!出来るだけ大きな声で叫んで下さい!」

 

「一人で、ですか。誰が挑戦しましょうか?」

 

「こういう時はもちろん・・・」

 

そう言って、皆一斉に一人の少女に視線を向ける。その向ける相手は、もちろん決まっている。

 

「え?なんでみんな私を見てるの!?」

 

もちろん彩ちゃんだ。彼女以外に適任はいないだろう。

 

「頑張って、彩ちゃん」

 

「雅君までー!?」

 

そして、渋々山頂に向かう彩ちゃん。ここで素直に行くあたり、本当に良い子だなと思う。そして、そんな彼女を利用した自分に少し嫌悪感が湧いてくる。まぁ、僕は今回実質部外者みたいなものだけど。

 

「それでは彩さん!お願いします!」

 

「ぱ、パスパレの新曲の発売が決まりました-!やったー!楽しみにしててねー!」

 

その叫びは、木霊して彼方へと消えていく。最後の最後にやったー!とは、締まらない終わり方だ。まぁ、それが彼女らしいとも思う。何はともあれ、これでミッションコンプリートだ。

 

「雅さん、お疲れ様でした。新曲の方、よろしくお願いしますね」

 

「はい。まかせてください。今日はありがとうございました。知らずの内に、お邪魔になってたらすいませんでした」

 

「いえいえ、邪魔だなんてとんでもない。お陰様で、良い()を撮らせてもらいましたよ」

 

確かに、良い()が撮れたと思う。中でも、麻弥ちゃんの活躍は本当に凄かった。彼女の新たな一面を発見できて、それだけでも素晴らしい一日になったと思う。最初は無人島と聞いて、あまり乗り気じゃ無かったけれど、これなら来てよかったと思える本当に楽しい収録だった。さぁ、帰ったら早速新曲作りだ。イメージはとっくにできあがっている。後は形にするだけ。新たな音楽に命を与えよう。そう決意し、僕は今一度幻想的な花畑の光景を目に焼き付けようと、視線を向けるのだった。

 

さて、千聖への言い訳をどうしようかな・・・

 

 




どうも、ソウリンです
ソウリンです。覚えていますか?(願望
本当に大変長らくお待たせしました
三ヶ月って待たせすぎですね(白眼
まぁ、12月は仕事の繁忙期に当たるので、執筆無理だろうなと思ってたんですよ。一月に投稿できたらいいなと。
いやーイベランしてたり色々悩んだりしてたら月変わってましたね(白眼
パスパレ箱イベ来て走ってたら、最終結果120位と無様な結果に・・・
年末のさよひなイベも、比喩表現無く寝る間を惜しんで走ったけど140位止まり・・・あの時は職場で本気で倒れましたからね(実体験
睡眠時間平均1時間で8連勤は本当にやばかった(ただのバカ
皆さんも睡眠時間はちゃんと取りましょうね。
自分も倒れない程度に取ります(懲りてない
そして、今回の投稿内容、かなり迷いました。
いやー本来のプロット通りに行くとね。このお話、雅編ほとんどパスパレのイベ会話無かったんですよね。雅編は、雅とスタッフさんの会話主体で進行して、千聖編をパスパレのイベ会話主体で構成して、それぞれで差別化を図る予定だったんですよね。
ですが、それだと雅編でのパスパレ要素があまりにも希薄になっちゃったんですよねー
悩んだ末に、雅編も千聖編同様にイベ会話主体での構成になってしまいました。まぁ、規約に触れないように変えてはいますが。
その結果、今度は千聖編と会話内容被る部分が大半になっちゃったんですよね(白眼
どうしよう?千聖編ではある程度被ってる部分削ろうかな?
などと考えいる内に気づけば2月。
やっべ!そろそろ投稿しないと流石にマズい!と思い至り、もうとにかく書いてみようとプロットも雑なまま書き進めること、吊り橋直前、既に一万字を超えているという有様(白眼
こ、これは文字数的にマズい!と思い、急遽、このイベントの目玉、吊り橋もカットしましたとさ(遠い目
ま、まぁ、吊り橋自体はイベントとの変更点無かったですしいいですよね
このお話読んでくれてる人は皆、当然このイベントストーリーご存知だと思いますし。
だけど、やっぱりなんだか話が薄い気がしますね
この小説の強みは、一話一話の話の濃密さだとおもってるんですけど、これはなんだか文字数が多いだけで薄い気がしますね。
このお話の目玉部分になる、小屋でのお話もなんだか思ったように書けてない気がするし、うーん、これは改稿するかもしれないですね。まぁそんな時間あるかわからないですけど(白眼
まぁ、千聖編では少し内容増やします。まぁ、ということは文字数も増えるということなんですけど(涙目
やっぱりなんか削ろうかな・・・
あ、前述した小屋のお話、これも千聖編には追加要素があります
是非お楽しみにしてください(笑)
それと、今回のサブタイトルは、めだかボックスED、お花畑に連れてってです。歌っているのは主人公の黒神めだかなのですが、よくめだからしくない曲と言われちゃいますね。まぁ、そう言われるのもわかりますが、自分は好きな曲です。
そして、その黒神めだかの声を担当しているのはあの豊崎愛生さんです
あいなま可愛いよあいなま
知らない人は絶対愛生の読み方わからないですよね(笑)
これで、あきと読みます。知らない方は絶対覚えて帰って下さい!
そして、次話のサブタイトルはそんな愛生さんに関する曲です。
ヒントは、愛生さんはメインで歌ってません(おい
まぁ、当ててみて下さい。たぶん、今回のお話だけでは予想できないと思いますけど(笑)
それでは、長々とすいません。今回はこの辺で。
次回は千聖編なのですが、すいません。こちらは現在執筆中で、12時に到底間に合いそうにありません。
たぶん、平日もまた執筆する余裕ないです。まぁ、今度の土日も休みなので、進捗的にも土曜日一日で十分完成すると思います。なので、すみませんが、千聖編の投稿は、17日午後12時になります。ご了承下さい。
最後になりますが、本当に長らくお待たせしてしまい、申し訳ございませんでした。
ではでは、次回もよろしくお願いします!
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