混沌の戦い (停止) 作:弓風
この小説は始めて制作になりますので、至らないところもごさいますでしょうが、その辺りよろしくお願いいたします。
さて、この小説の説明に入らして頂きます。この小説はクトゥルフTRPGの実卓を元としておりますため、なぜ銃をいっぱい撃たないか、などはルール状致し方ないと思っていただければ幸いです。
なお、リブレイのため、かなり派手なことをしていることもございますが、これは、プレイヤー側が操作していますのであしからず。
法律等も日本とほぼ一緒です。新たな県や市が出来ています。
長くなりましたが読んで楽しんでもられえば嬉しい限りです。
ここは、ゆっくり県饅頭市という所である。
この地域は北には森、南を見れば港、東側は空港、西方面なら大規模な鉄道網がある。大変いろんな物が揃っている地域である、そして中区には病院や市役所などの重要機関が揃っている。
今饅頭市はあるイベントにより盛り上がっている。
それは、まもなく起こるであろう皆既日食である。ショッピングモールなどの店はこぞって日食のイベントを行い更なる盛り上がりを見せていた。
しかし周りの盛り上がりに対して気分が下がっている人がいる場所があった。
それはここ、昼時の中区にある中央警察署である。警察署は忙しい日常を過ごしている。その中でも特に面倒な事になってる人物が刑事科にいた。
男性「林さん、生きてますか?」
と、ニヤニヤしながら机に倒れこんでいる人に話しかけている。
林「半分死んでる。」
と、机に顔を埋めた状態で返答しているこの林という人物は、くたびれてやる気を失っている眼鏡をかけた人物である。
男性「まだまだ大変なんですから、しっかりしてください。」
林「やる気がおきないんや葉っぱ。」
そして、林に声をかけた男性は葉っぱという人物は、短い茶髪に茶色いコートを着ている優しいそうな笑顔を見せる人である。
葉っぱ「でもこんなことしてる場合ではないのでは?」
林「まぁ確かにそうなんだがな、例の件が全く捜査が進んでないからな。」
現在饅頭市では、1ヶ月前から30人近くの連続失踪事件が起きており、警察が全力で捜査している。
しかしこの事件には、ある不可解な点が複数存在している。その一つに、現在の被害者は30人近くと言ったが、それだけならただの大きな事件と変わらない。いやこんな事件が起きたらいけないが、話を戻すと、なぜなら、警察が調べているのに対し足取りが一つも取れてないことだ、明らかに30人近くも居れば1人2人は足取りをとれるはずである。これにより部下などは不可解と思っているが、お上の方では、そんなの気に求めない人らなのであまり連携が取れてない。
林「うーむ、どうするべきか。」
林が悩みながら言うと、
葉っぱ「また被害者宅に行き、家族に話を聞きますか?」
林「もう充分聞いたと思うんだが?」
葉っぱ「まあまあ、思い立ったが吉と言うじゃないですか。」
林「それもそうか、車を出してくるか。いくぞ。」
林達は、車に乗り被害者宅に向かい、話を聞いた。
被害者宅の家は、住宅街にある普通の一階建の家であった。
林は門を開け、ドアの横にあるインターホンを鳴らしてしばらく待つと、扉が開き、中から若い女性が出てくる。林が警察手帳を見せながら言う。
林「失踪された家族の件で話があります。話を聞いてもよろしいですか?」
女性「はっはい、大丈夫です。中にどうぞ。」
「どうも」と言いながら家に入り、客席に案内された。客席で待っていると女性がお茶を持ってきて部屋に入って来た。女性が席についた時に葉っぱが話を始めた。
葉っぱ「この家では娘さんが行方不明になっていますよね。」
女性「はい、もう一週間ほど前からです。」
葉っぱ「その失踪する前に、なにかしら気付いたことはありますか?」
女性「それが、特にないのです。行動も言葉も。」
林と葉っぱは、難しそうな顔をしていた。
これが事件の不可解な点の一つである、失踪前は必ずなにかしら変化があるものだがそれが全く無いのである。
その後、林達は女性にもっと話を聞き、他の家に行ったが、ほとんど似たような証言であった。おおむね予想通りの結果に、ため息をつきながら二人は警察署に戻っていた。
葉っぱ「しかし、やはり予想どうりでしたね。」
林「まぁ多分こっちからは、これ以上は難しいだろうな。他の部署を回ってみるか。」
葉っぱ「でも、他の部署も似たような状態でしょう。」
林「確かに情報があればなにかしら報告あるよな、無いと言うことは。」
葉っぱ「でしょうね。」
林「はぁ、調査で疲れたし休むか。」
などと話ながら警察署につき、休憩室で休んでいると、とある警官が林達に話し掛けてきた。
警官「林、葉っぱ、お上が呼んでるぞ。今度なにをしたのやら。」
葉っぱが面倒な顔して返答する。
葉っぱ「確かに変な事にならないといいですが。」
林「面倒事は勘弁だぞ。 」
と、林と葉っぱは、しぶしぶ上司の部屋に向かい話を聞くことにした。
そして上司の話はまとめるとこうである。
とある行方不明者が、とある監視カメラに映っていた。それはある家に向かったことが分かったため、その家に取り調べしてくれとの命令であった。
その後上司の部屋を出たあと、すぐに車を出しその家に向かうことにした。
葉っぱ「しかし今回はまともでしたね。」
林「珍しい事もあるもんだ、これで事件が解決に向かえばいいがな。この家か、ついたぞ、いくぞ。」
家は電気がついており、車もあるため人が恐らくいるだろう。車から降りるその時、バァンっと、硬い物同士でぶつけたような大きな音がした。林達は、急いで扉を叩くが反応がない。
林「くっそ、何があったんだ?」
葉っぱ「えーと、あそこに窓がありますからあそこから様子を見ましょう。」
林「そうしよう。急ぐぞ。」
と、急いで林達が窓に近づくと窓に数cmの小さい穴とヒビができてるのが分かった。明らかに何かが貫通した後なのがわかる。それを見る林達の顔色が悪くなる。
林「悪い予感しかしない。」
葉っぱ「確かにそんな予感しかしないです。」
2人が窓から覗くと、8畳ほどに棚や机が置いてある部屋であり、床に大きな物体が置いてあった。それをよく見ていると、
林、葉っぱ「なっ!」
その物体は肩から上が無くなり断面図が見える状態の死体であった。周囲には人を構成していたであろう破片が飛び散っていた。その恐ろしい光景に二人は唖然とするが、冷静を取り戻した後の行動は速かった。まず警棒でガラスを割って中に侵入し、葉っぱが他の同僚に応援を要請している間に、林が周りを見ると、
林「は?」
林が見た先にはコンクリートの柱であったが、柱には何かが奥までめり込んで、凄まじいヒビが入っていた。しばらくすると、応援が到着。応援に来た人から二人に「本部に戻れ、だそうだ」と言われ、すぐさま本部に戻ると、報告をしたあと、質問の嵐であった。しばらくすると、二人は質問の嵐から解放された。どうやら容疑者と怪しまれていたが、数時間に渡る質問攻めを受けたためか、幸運な事に解放された。
解放後は、夜中のため明日の朝に調査をすることにした。
朝になったら二人は、調査のために鑑識に入っていった。入ると林に気付いたのか、白衣を着た男性がこっちやってきて、笑いながら話しかけてきた。
白衣を着た男性「林、昨日はお疲れだったな。」
林「笑い事じゃないぞシオン、それで、調査の状態を聞きに来た。」
白衣を着た男性はシオンといい、白衣を着て、メガネを付けた優しそうな顔つきをした男性であるが、髪や髭もボサボサの状態で、研究者にも見えなくない。
シオン「はっはっは、そんなにカリカリするなよ。」
三人が話しているところに、こちらに歩いて来る人物がいた。
来た人物「はいはい世間話はそこまで、調査報告しましょう。」
シオン「おっと西川わりぃ、ついつい忘れてた。」
西川「はぁ、しっかりしてください。」
と、呆れた様子で言う。
西川とは、シオンと同じ鑑識である人物であり、男性だが少し小柄で中性的な顔つきをしている本人は真面目な性格だ。
シオンがあるもの見せながら、
シオン「とりあえず二人ともちょっとこれを見てくれ、これを見た感想を頼むよ。」
二人は見たものに困惑しながら答える。
葉っぱ「えーと、金属製のダーツみたいですね。」
林「ダーツというよりは、でかい針だろこれ。」
二人が見たものは、長さ15cmほど、太さは1cmくらいの巨大な針のような物である。針は先端が凹み割れたりしてるため、なにかしらの固い物体に当たったと思われる。
シオン「これは、事件現場の家の柱にめり込んでいたものだ。現在遺体を調べているが恐らく殺害の凶器、いや武器の一部だと思われる。重さはおよそ150g程度であり、主な素材は...驚けタングステンだ。」
林「なっタングステンだと、どこからそんなものを。」
葉っぱ「鋼とかならまだ分かりますが、タングステンとは。」
林達が驚くのも無理ない。ここでご存知ない方もいるかもしれないので軽く説明させていただくと、タングステンとは金属のなかで、重く最も溶けづらい金属であり、レアメタルであるため手にいれるのが難しいという金属でもある。
林「なるほど、これがめり込んで凄まじいヒビと音がなった原因か。あとこれは勘なんだが、これは銃で言う弾頭ではないか?」
ニヤニヤしながらシオンも言う。
シオン「ご明察、俺もそう思っていたところだ。ちなみにK弾と言う、タングステンを使う弾を知っているが、それとは形が全然ちがう。」
弾頭・銃などを撃ったときに発射される金属の塊である。
シオン「それと、実は西川の考えが俺的に鋭いと思うので説明してやってくれ。」
西川「はい、これはあくまで僕の予想ですのであしからず、まずこれを見ただけでいくつも言える事があります。一つ目にこれを手にいれるためには、そこそこの大きさの組織なら手にいれる事が出来るでしょう。しかしそれを加工するためにはそれ相応の施設が必要ですし、頼むとしてもこれ程になると、ほとんど受けてくれる所はありません。つまり専門的な技術力を持った組織か、これを加工できる頼める技術力を持つ所になると思います。次にこれをどうやって飛ばすのか?そこが分かりませんがそれは置いておくとして、僕が思ったのはこんな感じです。」
林「すごいな。」
林は感心したように西川を見ていると、
シオン「だろ。」
林「なに俺が言ったみたいにしてんだ。」
西川「もちろん分からない事もありますが。あと、狙撃方向は被害者家から北の方ですので、狙撃するなら山の方かと。」
葉っぱ「なるほど、では現場にそろそろ行きませんか?」
みんな葉っぱの提案の賛同してとりあえず事件現場に向かうと、事件現場は多数のパトカーがいて、厳重に管理されていた。到着するとすぐに林は聞き込みに行き、葉っぱは近くの山に何かないかと捜索しに行き、シオンと西川は現場の調査に向かった。
林は隣の家などに向かい、話を聞いていると、
お隣さん「あら?そう言えば、昨日の夜に山の方から一瞬光ったように見えたのよ。」
林「光ですか?どのくらいの時間光りましたか?」
お隣さん「確かほんの一瞬でしたわよ。そして光った後にいきなり大きな音が鳴るんですもの。」
林「なるほど、お話ありがとうございます。」
と、言いながら家を後にした。
林「うーん、しかし光とは何だ?」
場面変わって葉っぱ他の警官2人は、山の方から撃っているのは分かっていたため、山に何かないかと捜索していた。
警官A「こんな広い所で証拠とかは見つかるのか?」
葉っぱ「あったらラッキー程度に思いましょう。」
警官B「お?何だこれ、おーいこんな物が、ん?おい警官A上見ろ上!」
警官A「何だ、どうしっ!」
Aが上を見上げると坂の上から岩転がってきた。Aは全力で回避するが、岩は体の一部に当たったが軽症で済んだ。
Bと葉っぱがAに向かう。
葉っぱ「A大丈夫か?」
警官A「大丈夫だ。この程度余裕だぜ。」
警官B「はいはい無駄口叩いてないで傷口だせ、手当てすっから。」
警官A「あいよ。」
Aの応急手当が終え、Bが葉っぱ達に落ちてた物を見せた、軽い金属塊であり、それは最近の物だとわかる。他に似たような物はないか、捜索を再開しているとバキバキッと、今度は、A に向かい木が倒れてきた。Aは避けれず木に押し潰された後、二人に助けてもらったが気絶したため葉っぱがおぶって帰える事に。
警官B「ここまで来ると、こいつ呪われているんじゃ?」
葉っぱ「お祓いしてもらった方が良いかもしれないですね。」
警官B「戻ったらこいつを病院に叩き込まないとな、心配かけやがってたく。」
一方シオン達は、
シオン「うーんと・・・こことここの高さとめり込んだ深さと、」
西川「シオンさん、棚については、怪しいものはありませんでした。」
シオン「おうそうか。しかし派手なことしてくれたよな本当。時に西川、これ見てくれるか?」
西川「本当に迷惑極まりないですよ。それでどれの事ですか?」
これとは、コンクリート製の柱に中央に開いた深さ数十cmの穴である、穴から周りに大量なヒビが起きて崩れてないのが奇跡と思える状態であった。
西川「...銃弾ではなく砲弾の間違いでは?」
西川はその光景に、なんとも言えない顔をしている。
シオン「コンクリートに対する貫通力は、7.62mmライフル弾ですら近距離で5cm以下だ。これを起こそうとすると対物ライフルでも無理だ、それに、飛んできた弾頭があれとすると、砲弾と言っても過言ではないな。」
かなり慎重な顔つきでシオンは答える。
今の話についての解説を軽くする。まず7.62mmライフル弾とはライフルの1種。その上を行くのがスナイパーライフルで、スナイパーライフルの威力が高いのが対物ライフルと言うがそれでもこれ程というのは難しい。
西川「僕達は何を相手にしているのでしょう?」
シオン「さぁな、何かヤバイ奴でもいるみたいだな。さて調べる物も終わったことだし、そろそろ林達を連れて本部に戻らないといけないな。ん?なんで救急車がここに来てるんだ?」
ちょうどそこに葉っぱが話かけてきた。
葉っぱがシオン達に山の事を話して、証拠かもしれない金属塊も渡した。
シオン「真面目にお祓いした方がいいんじゃないかな?あ、こいつは調べとくから。」
葉っぱ「やっぱりそうですよね、退院したら行かせましょう。」
西川「よく効くところ知ってますよ。」
林「そろそろやめたれ、調べ物あるから帰るぞ。葉っぱにはもれなく上と話す権利をやろう。」
葉っぱ「嫌ですけど拒否権無いんでしょうね、はぁ。」
葉っぱが上に捜査が一段落したところで警察署に到着。葉っぱが上司に報告が終った後、遅めの昼を取りながら現状の報告のまとめを行った。
林「俺は資料室で似たような事はないかと調べたがまぁ、予想どうりだな、で、シオンそっちはもちろん大丈夫だよな?」
シオン「もちろん情報はあるが、良いか悪かはわからんな。1つずつ報告するとまず、葉っぱ達が見つけた物は、恐らく例の弾頭に関係しているのは間違いないが、どこのパーツかは、わからんな、なにせ強い圧力を加えられて変形しているからな、あっあと、アルミニウム製だったよ。2つ目は弾道の事だが、計算上、発射地点が被害者家から2km先の山、弾速が1400m/s以上だと思われる。」
その話に西川はうなずくが、林や葉っぱはどれだけ凄いの事なのかいまいちわかってない様子だ。
林「えーと、凄いのはわかるが、どのくらいかがわからないのだけど?」
シオン「これでわかる奴の方が少ないさ、まず2km先のターゲットに弾を当てるというのは軍の狙撃手でも、ベテランやエースクラスでやっと当たるかも知れないレベルだ、それ以下では、当たる以前に近くにすら難しい、しかも弾は一発だけだ。」
林「なるほど、つまり奴は一発で決めたと。」
シオン「そのとおり、狙撃の初弾はかなり命中精度が低い。野球で言うと、ほぼ毎回ホームランを打つくらいの難易度だ。」
葉っぱ「それは、不可能に近いですが、それを行ったと言うことですか?」
シオン「そう考えるしかないだろうね。次に弾速についてだが、通常はスナイパーライフルの初速は950m/s程度の速度だが、こいつは最低1400m/s以上と、1.5倍位の差が出ているうえに、弾頭の重量が150g程だが、通常の弾頭の重量は45g程。つまり、軍のトップ狙撃手の腕があり、通常より重い弾を通常より速く遠くに飛ばせると、なるな。」
林「oh...」
西川「....化け物ですか?」
ここまでの話をまとめると、
・過去のこのような事例はない。
・物凄く上手い狙撃手がいる。
・とんでもない火力の武器がある。
・これだけ用意できる人や組織がいるかも知れない?
この情報で四人はすでに、お通夜状態であった。
葉っぱが皆を元気にするため、明るい声で、
葉っぱ「とにかく仕事に戻りませんか?林さん、次は何を調べます?」
林「ああ、うーんとな、なら狙撃地点に向かうか、何かあるかも知れないから。」
西川が紙に何かを書いて渡す。
西川「はい、おおよその地点を書いた紙です。」
シオン「気をつけて行ってこいよ。何があるかわからんからな。」
林達は紙を受け取って向かうことにした。山のふもとで車を降り、森の中をしばらく歩いて、恐らく狙撃地点だと思う所に着くことが出来た。
葉っぱ「はぁ、ようやく着いたの、かな?」
林「恐らくだがな、さて捜索しようかと思ったが、残念ながらもう少しで日が暮れて夜になってしまうな。明日にするべきだった。やらかしたな。」
葉っぱ「確かにそうですね。なら今日は目印でもつけて明日にします?」
林「そうするか。」
葉っぱは、近くの木に目印をつけて今日は帰ることにしたが、森から出る途中周りが暗くなってしまったので、ライトをつけて、周りを警戒しながら帰ることになった。
林「暗くてよく見えん。」
葉っぱ「そりゃ夜なんですから仕方ないですよ。」
林「しかしな、この様子だと何そうだな。」
ゴソッと後ろから音か聞こえた。
林「・・・今何か聞こえなかったか?」
葉っぱ「後ろの方から聞こえました。」
二人が後ろのにライトを、向けるとなんとそこには!