混沌の戦い (停止)   作:弓風

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こんな話を見てくれてありがとうございます。ちなみにこの小説は実卓なのでその時の行動を小説化したので動きはプレイヤーの動きですのでよろしくお願いいたします。ではどうぞ。


逃げられない場所

謎の女性「初めまして、自分の名は大和、よろしく。」

と、笑顔で話しかけてくる。林達はお互いの顔を見ながら困惑していた。あまり敵意がなさげであったからだ。

とりあえず、自己紹介をすることにした。

 

林「えっと、刑事の林と言います。」

葉っぱ「同じく刑事の葉っぱです。」

シオン「鑑識のシオンと申します。」

西川「鑑識の西川です。」

 

全員が挨拶を終えると林が話を始めた。

 

林「ところで、俺達を呼び出した理由をお聞きしたい。」

 

四人に緊張が漂う。

大和と呼ぶ女性が、笑顔のまま喋り始める。

 

大和「うーんそうだね。直球か、遠回し、どっちがいい?」

シオン「なら、直球で言って貰えるかな?」

大和「わかった。直球で言うと、私たちの仲間にならない?」

林「仲間、ですか?」

大和「そう仲間。いきなり言われて困惑しているでしょうから少し考えていいですよ。あと答えられる範囲なら質問してもいいです。それと薬も飲んだ方がいいですよ。」

林「薬?あの錠剤ですか?」

大和「そうそれ、死にたくないなら飲んだ方がいいよ。」

林達は迷った。ここで大和の言う事が本当であれば何かしらの原因で葉っぱが死に追いやられる可能性がある。しかし本当とも限らない。

 

林「葉っぱ、薬を飲んでおけ、大和が嘘をついてないと思う。」

葉っぱ「え、飲むのですか?」

西川「僕はやめておいた方が。」

 

林達が小声で話していると、

 

シオン「大和、薬の効果は?」

 

シオンが大和に向けて薬の効果を伝えるように話す。

 

大和「詳しくは言えないけど、あれにならないようにするための薬かな。」

 

シオンと西川は思いつかなかったようだが、林と葉っぱはゾンビを思い浮かべた。葉っぱは恐る恐る薬を飲む。

大和は満足した様子で、

 

大和「では、相談をどうぞ。」

 

林達は、大和の提案を呑み、少し離れた所で話をしている。

 

林「まず、どれから話す?」

シオン「仲間に入るのは質問をしてからでいいと思うが。」

葉っぱ「そうですね。しかしこんなことになるとは。」

西川「そんなことを言ってもしかたないです。質問の方が先です。」

 

その後、考えた結果、大和が質問を答えた後の仲間になるか、ならないかは、林が決めることになった。そして質問の内容は以下の通りになった。

・大和は何者か。

・大和の仲間はいるか、何人か。

・大和の目的は?

・なぜ俺たちを仲間に入れようとするのか。

であった。

行動が決定したため、大和の所に向かう。

 

大和「ん、決まったようだね。それでどうするのかな?」

 

大和が相変わらずの笑顔で話しかけてくる。

 

林「まず、質問をしたいのだが。」

大和「わかった。それで、質問は何かな?」

 

上に書いた通りの質問を行った。

 

大和「そうだね。自分は何者か、まだ教えれないかな、目的もまだ無理だね。あとは仲間は勿論いるけど何人だろね?なぜ仲間に入れるのかは.....」

 

と、話していると大和の目線が後ろの方に動いた。

 

大和「フフッ...よくここだとわかったね。あと質問の仲間に入れるかだっけ?それは...そこを見れば早いと思うよ。」

 

大和の目線の先には、山で見たゾンビのような生物が大量に居た。その数は50を超える。その時大和はホルスターから拳銃を取り出した。その拳銃をシオンが偶然知っていた拳銃であった。Five-seveN FN5-7と言う拳銃であったが、銃の説明は後にする。

4人はあまりの量に呆然としていたが、それぞれの拳銃を取り出し、銃口をゾンビに向ける。ゾンビは5人は50m位の距離が離れているため、林達は再び近距離まで待ってから攻撃する。前回もそうだが、近くで攻撃するのは命中精度をあげるためと弾の予備が無いため無駄撃ちができないためである。

その一方ゾンビまではおよそ30m程で、パンパンパン!と、大和がFN5-7を連続で発砲している。放たれた弾丸はゾンビの頭に次々命中。林達の持つ32ACP弾を遥かに超えるエネルギーを持つ5.7mm×28弾がゾンビの脆い頭蓋骨砕きつつ中の脳を破壊し、周囲に飛び散らせていく。大和の射撃によって複数のゾンビが倒れていく。

 

シオン「すげー腕前。」

林「俺も頭を狙える腕はあるが、あんな連射で命中できんな。」

西川「本当に何者でしょう?」

 

林達が話している間にも、大和がゾンビを次々倒している...が、ゾンビは数のごり押しでどんどん近づいている。ゾンビが10mに近づくと林達が撃ち始め、大和がホルスターに銃を納め刀を抜く、その刀は青色刀身をしていた。それをゾンビに向かって刀を一閃する。一閃されたゾンビは真っ二つに斬られ崩れ落ちる。その時林達は大和に当たらないように狙って撃つ。その後、パンッパンと撃っているとガギッと嫌な音が響いた。

 

葉っぱ「げ、壊れた。」

シオン「おいおい、こっちは撃ちきったぞ。」

林「俺も残弾少ない。」

西川「同じです。」

 

と、林達の銃の残弾が少なくこのままだと警棒で戦う事になるが、だがやはり接近戦では距離が近いために攻撃を受けやすく危険度が高い。大和が攻撃を引き受けているが、さすがに数が数のため分が悪い。

 

大和「今すぐ下がれ!」

 

大和が大声で林達に言うと、大和が全力で後退する。林達は大和の剣幕にすぐにさま下がる。その時西川は見た。近くの山の中部でピカッと光ったのを。すると、ゾンビの中央で土砂が上がり砂埃が起きる。砂埃が収まると、そこには小さなクレーターが出来ており、その周囲のゾンビがいなくなっていた。しかしまだ数体残っていたが、ある草むらの奥からタタタタッと音がすると、同時に残ったゾンビが次々倒れていき壊滅した。壊滅を確認した大和は刀を鞘に戻したのを見て、林達も銃を納めた。すると大和がこっちを見ていつもの笑顔で、

 

大和「それでどうする。入る?入らない?」

林「えっと、俺達は、入ります。」

大和「んーわかった。ただし1つお使いを頼まれてくれないかな?」

林「お使いてすか?」

大和「そう、実は本なんだけどある所に隠されている本を取ってきて欲しいのよ。場所はこれから分かると思うから大丈夫。」

 

林達は断る訳にはいかず受けることにした。

 

大和「それは良かった。じゃあもう帰るね。またこちらから向かうから。」

 

と言って奥の方に歩き出し、徐々に姿が暗くなり完全に見えなくなった。

 

葉っぱ「どうします?」

林「とりあえず戻って寝る。」

シオン「そうやね。」

 

四人は墓地の戦闘後の静寂の中署に戻るために車を出して、署に着くとすぐに寝た。

朝10時頃に起きたが、早々に弾薬の始末書を書く羽目になっていた。(葉っぱは銃の分はオマケ)先に終わらせた林が鑑識に向かうと、シオンと西川も始末書が終わりなにかを調べてた。 

 

林「シオン、何調べているんだ?」 

西川「あっ林さんおはようございます。」

シオン「おう林か、まだ聞いてないのか?」

林「ん?何をだ?」

シオン「いやな、俺らが寝ている間にまた狙撃が起きたらしい。」

林「え、またか?」

シオン「そうそうまた起きたらしい。あとこれ見てくれ。例の弾頭だが、今回は少し違うのよ。」

シオンが見せてくれた弾頭は、大きな針よりはダーツや矢に似ていた。

林「うーん、ダーツみたいだな。」

シオン「多分羽根みたいのは、安定化させるための部品だと思うが。」

林「多分そうじゃないか?安定化させれば命中力が上がるしな。」

シオン「あと、素材がこれまた厄介でタンタルと言うのだがわかるかい?」

林「タンタル?何だそれ?」

 

タンタル・レアメタルの一種、コンデンサなどに採用されている。タングステンを超えるプラチナ並みの高価な希少金属。

 

シオン「とゆう金属だ。」

林「なんでそんな高価な金属を使っているんだ?」

シオン「わかれば苦労しない。それで、集まりはいつする?」

林「葉っぱが来てからにしよう。それまでここで待たせてもらおう。」

 

ここでしばらく待っていると、葉っぱが入ってきた。全員集まったので情報共有をすることになった。

 

シオン「まず、何から話すか?」

林「そうだ、ゾンビはどう思った?」

シオン「頭では理解しているつもりだったけど、予想以上だった。」

西川「あれは、一度見ないとわからないですね。」

シオン「その通りだが、弱点があるのはわかったな。」

葉っぱ「どうゆうことですか?」

シオン「大和が銃で頭を撃っていただろ、そしたらゾンビはすぐに倒れたからな、頭が弱点じゃないのか?」

西川「他の部位ではあまりの効かない可能性がありますね。」

シオン「確かにな、そういえば大和が持ってた銃はな、Five-seveN FN5-7て言う銃でな。」

 

Five-seveN・ベルギーのFN社が開発した銃。貫通力が高い5.7mm弾を使用、性能が良いが、弾が高い上に互換性がないため、あまり採用されてない拳銃。5.7mm弾を使用する。

 

葉っぱ「何故そんな物を持っていたのでしょうか?」

林「さぁな、しかも扱い慣れていると見たが。」

シオン「わからない事を話してもしかない。わかることだけ話そう。」

西川「あの、ゾンビと戦う時に山でピカッと光ったのを見たのですが、恐らくマズルフラッシュではないかと。」

葉っぱ「えーとそれで行くと、大和はよく撃つのがわかりましたね?」

林「それは恐らく大和の言う仲間だから、じゃないかと思うが...だとするとこの事件の犯人は大和達の可能性がある。」

葉っぱ「なら、犯人に協力していると言うことですか?」

西川「協力しなかったら、しなかったで頭が無くなるでしょうね。」

 

その後話を続け、

・大和は珍し銃を使っている。

・大和達が犯人では?

・ゾンビの弱点は恐らく頭?

・大和に対しある本を渡す。

・協力しなければ消されるかも?

・まだ様子見した方がいい。

・大和の後ろは組織がいるのでは?

・大和は何者か?

・本のありかは今回の狙撃目標の所?

・次の行動は被害者の家で本を探す。

林達は話が終わると被害者家に向かった。そこで調査をしている振りをして本の隠し場所を探すと葉っぱが小声で、

 

葉っぱ「林さん、これでは?」

 

林が葉っぱの見る先を見ると、廊下の床の端に僅かであるが四角の切れ目が見えてた。林がシオンと西川に伝えると、3人が他人の警官に見られないように気を引いている間に葉っぱが近づき枠に爪を入れ開けると、中に紫色の本が入っていた。本からは禍々しい雰囲気が出ている。葉っぱは本をカバンに入れ蓋をした。見計らって林が、

 

林「悪いんだけど葉っぱ、上司に捜査の状態を伝えて来てくれないか?」

葉っぱ「あ、わかりました。」

 

葉っぱは周囲に怪しまれずに署に戻ることができた。林達はそのまま普通の捜査に戻り、葉っぱは署で待機することになった。3時頃に葉っぱにスーツ姿のサラリーマンのような人ががやって来た。首元に逆十字のネックレスを着けている。

 

サラリーマン「どうもこんにちは、実は葉っぱさんに用事がありまして、私の組織に入って頂きたいなと。」

葉っぱ「こんにちは、この前はありがとうございました。」

サラリーマン「?、どこかでお会いいたしましたか?それよりどうなさいますか?」

葉っぱ「あれ?あーえーと入るつもりでしたので大丈夫です。」

サラリーマン「それは良かった。」

 

と、笑顔で答えた。その後は、7時にある場所にきて欲しいと伝えて、去っていた。

葉っぱはそのあとのんびりしていたら、また来客が来たため行くと、そこには大和がいた。

 

大和「こんにちは、それで見つかった?」

葉っぱ「あれ?さっきの人は?」

大和「あら?他の人は頼んでないよ。」

葉っぱ「?」

 

葉っぱはさっきの来たサラリーマンの事を伝えると、大和が嫌な顔をした。

 

大和「あー、あそこか。」

葉っぱ「あそこってどこです。」

大和「うちに正式に入れたら教えてあげる。それで、見つかった?」

 

葉っぱが例の本を渡して、大和が本の中を見て確認する、問題なかったらしいので、大和が、最後に今日の7時にこの住所に来て欲しいと、紙を渡された。

 

大和「それじゃあね。」

 

大和がいなくなった後に林達に電話をして、署に集まることになった。全員集まると葉っぱがあった出来事を伝えた。

 

葉っぱ「とゆうことです。」

林「大和が嫌な顔をしたなら、あまり良くない関係なんだろう。」

シオン「だろうね。ところでどっちに行くんだい?」

林「そりゃ大和の方だろ。」

シオン「だろうな。サラリーマンの方はまだ怪しいからな、大和の方もだが。」

西川「準備なら今のうちにしとくべきです。」

 

準備を終えて6時に署を出て大和の紙に書いている住所に行くと、普通一軒家あった。玄関にはカギがかかっておらず、ドアを開けると長い廊下の先にまたドアがあり、慎重開けると中は狭い一室で机が置いてありその上の林達が見つけた本が置いてあった。全員が部屋に入ると扉が閉まる。その時部屋に何処からか大和の声が響き渡る。

大和「こんにちは、これは最後の試験。君たちが探してもらった本は魔導書である。そして今そこにいる四人中一人が、そこにある本を読むことになる。」

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