幼馴染の好感度が低すぎる件   作:足でされたい

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待ち伏せ

 

「じゅんにぃ起きてーあさー」

 

「おーおはよ、今日は行くぞー」

このやりとり何回目ですかねごめんなさい、、

 

「やる気出してるとこ悪いんだけど玄関覗いて見てよ、、、」

 

「玄関?」

 

ドアの穴から玄関を除くとまだ登校30分前だっていうのにゆかりさんがいた、、、

 

「なんで、、、あ!RINE!」

純一は昨日帰ってから携帯を全く見てないことを思い出した。

「なんだこれ、、、」

 

「うーわ、流石に引くよ私でも、、、間違ってもこんな女と付き合っちゃダメだよじゅんにぃ、、、」

携帯を開くと未読RINEの通知が430件。ヤンデレかよお前。そして1番新しい通知には家の前いるから早く来てね(ハート)

そもそもなんでゆかりさん俺の家なんて知ってるんだよ来たことも言ったこともないぞ、、、

 

「菜華ちゃん、静におれよりあとにでるように言ってもらってもいい?あの人のことだから一時的にとはいえ同棲してるなんて事がバレたら面倒なことになりかねないから」

 

「わかった、じゅんにぃも何かあったらすぐ連絡ちょーだいよ」

 

「ほんと何考えてるのかわかんなくなってきたわね高町ゆかり、、、」

 

「ほんと変な女にひっかからなくてよかったよじゅんにぃ、、、」

 

「取り敢えずあいつが出てから15分後に出よう菜華、今日の朝練は諦めるわ、、、」

 

「ゆかりさんごめん!昨日体調悪くてRINEとか全然見てなくて、、、」

 

「あ、そーだったんだ!嫌われたのかと思ってゆかり心配したんだよ!!!」

 

ゆかりさん昨日あんな事しといて嫌われてないとでも思ってんのかよ、、、

 

「すみません今後はこんなことないようにしますので。」

 

 

「ってか敬語やめようよ!もう私達付き合ってるんだし!」

 

「流石に学校の時は敬語でお願いします、他の人に何言われるかわかりませんし、、、それ以外のとこでならタメでっていうのはどうですか?」

 

「別に私は他の人に何言われてもいいんだけどなぁ、でも純一君がそれでいいならいいよ!」

 

「ありがとうございます、じゃあ行きましょうか」

 

「うん!」

 

それからゆかりさんは俺の耳元に顔を近付けると「誰にも言ってないよね?」と小声で言って笑顔で言ったのだった。俺は苦笑いすることしかできなかった。

 

学校に着くと男子からは嫉妬と殺意の目を向けられた。それもそうだろう、学校全体にまで俺とゆかりさんが付き合ってることはバレてしまってるしプラス一緒に登校だなんてしてみたらそうもなる。

 

「じゃあ私こっちだから行くね純一君」

 

「はい、ではまた部活で」

 

「何言ってんの?昼休み一緒にご飯食べるに決まってるじゃん!ブルペン集合ね!」

 

「あー、はいわかりました、、、」

 

昼休みもあの人の顔見なきゃいけないのか、昼休みはタカに話聞いて欲しかったんだけどね。

 

「純一ちょっと話があるから部室こいよ」

 

「わかった」

 

タイムリーなこおにタカからの誘いだった。丁度いい。今全部話してしまおう。

 

部室につくと、、、

 

「見損なったぜ純一、別にな?ゆかりさんと付き合うことに反対とかしてるわけじゃない、でもな?なんで俺の前で断るなんて言ったんだよ、俺がゆかりさんの事好きだから気をつかったつもりかよ、そんな気の使いならいらねーよ、それに静ちゃんはいいのかよ?なぁ?正直おまえじゃ無かったらぶん殴ってんぞ」

 

「待ってくれよタカ、断ったのはほんとなんだって?でもゆかりさんが、、、」

 

俺はタカに昨日あった出来事を全て話した。

その瞬間

 

「いってぇな、、、なにすんだよ」

タカは話を聞いた瞬間俺の顔面を殴った。

 

「お前がそんな言い訳をするやつだとは思わなかったよ、ゆかりさんがそんなことするわけねーだろ、もうお前の球も受けたくねーし顔も見たくねーよ一生俺に話しかけてくんな」

 

「おい!俺は嘘なんて言ってねーよ待てよ!」

 

制止の声を聞かずにタカは部室を出ていってしまった。

 

「くそがっ!!!!」

純一は部室のパイプ椅子を蹴飛ばした。

 

なんでこうなる?マジでわけわかんねーよ。なんだよ俺が一昨日ゆかりさんの呼び出しを断ればよかったのか?わからないわからないわからない。

 

「純一!いる!?って、なにしてんのよあんた!やめなって!大会あるんでしょ!利き腕で硬い壁殴ったら骨折れちゃうって!あーもう!」

 

「しず、か?」

気が動転して壁を殴っていたらしい。両手が真っ赤に腫れ上がっていた。そして、それを静が俺を羽交い締めして止めたようだ。

 

「もうやめて!大丈夫だから!もうこんな純一見たくないの!やめてよ!」

 

静は瞳に涙を溜めて言った。

何してんだ俺、、、好きな人泣かせるまでなことして、、、もうどうしようもねぇな、、、

 

「ごめん静、もう大丈夫、ほんとにごめん」

 

「何が悪いか言って、じゃなきゃ離さない」

 

「自暴自棄になって相談するって言った静とかに相談せずにこんなことになったこと」

 

「説明不足だけどまぁいいわ、で、部室で何があったの?流石にあんたが何も理由もなく暴れないでしょ」

 

「うん、、、」

 

静にタカとのやり取りを説明した。

 

「あのバカ、、、あいつ周り見えなくなると人の話聞かないからなぁ、私も交えてもう1度それは話に言って説得する、いいわね?」

 

「うん、悔しいけど正直俺が何言おうがタカには聞いてもらえないと思うし」

 

「まぁゆかりさんのこと大好きだからねぇあいつ、取り敢えず授業始まっちゃうから私先行くからね」

 

「うん、ありがとう静」

 

「はいはい」

 

また静に助けられちゃったな、、、そろそろ俺も何か恩返ししたいな。

 

「なんであんたがここに…?」

 

「どうしたの静?」

 

「もぉ純一君誰にも言わない約束じゃなかったのぉ?」

 

そこには静に羽交い締めされていた時の写真がしっかり撮られていた携帯を見せながら立っている高町ゆかりがいた、、、

 

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