幼馴染の好感度が低すぎる件   作:足でされたい

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長めです


家に帰ったら?

 

 

 

「ただいまー。」

家に帰っても誰からも返答がない。どこか出かけてるのかな。

 

「じゅんにぃおかえり」

 

「え?なんで菜華ちゃんがおれんちにいるの?」

 

声の主は静の妹の菜華(なのは)ちゃん。菜華ちゃんも外見は黒髪ロングでかなり顔立ちは整っていて可愛い。菜華ちゃんのファンクラブも中学校にあるらしい。

 

 

「私のお父さんとお母さんとじゅんにいのお父さんとお母さんこれから1週間海外旅行に行くからこれから1週間私とおねぇとひとつ屋根の下だよやったね」

 

菜華ちゃんは俺が静のことを好きなのをわかってて毎回にやにやしながらそういう事を言ってきてくるからまあまあタチが悪い。でも可愛いから怒れないんだよね。

 

「俺何も聞いてないよ!それに静が俺なんかと1週間も一緒にいるの了承するわけないと思うんだけど…」

 

 

「なによ菜華うるさいわね…」

 

 

 

「「あ」」

 

そこにはお風呂上がりでタオル1枚の幼馴染の姿があって…少しだけ膨らんだ胸やらに張り付いて…てかお風呂上がりの静は新鮮で元から可愛いのにって何言ってんだろ俺…

 

「え、えっとごめん!ほんと見てないから!俺リビングいるね!!!」

 

 

「なのは!純一帰ってきてるなら一言かけてよね!おかげでめちゃくちゃ恥ずかしい思いしたじゃん!!」

 

あーほんと最悪。どうしよう最近少し太ってきたからあいつに太ったとか思われてないよね…リビング行ったらとりあえずお話し合い(物理)しよお話し合い。

 

 

「えー。普通にじゅんにぃこのぐらいに帰ってくることぐらい頭に入れてないおねぇが悪いよ。別にいいじゃん減るもんじゃないし。」

 

 

「そういう問題じゃないってば!もういいわなのはも先行ってて着替えたら行くから。」

 

おねぇもいい加減素直になればいいのに……

 

 

 

 

「えっと、さっきはごめん。ってか静は両親が旅行行くって知ってたの?」

 

 

「私も全然知らなかったわよ。母さんなのはにだけ言って私には伝えてくれなかったみたい。そのなのはは何故か私には言わなかったのよねぇ…」

 

なのはちゃんが何を企んでいるかなんて俺にでも想像がつく。とにかく楽しいことが大好きな彼女は俺と静がひとつ屋根の下で暮らしてるのを観察したかったからあえて静には言わず拒否権そのものを与えなかったんだろう。

 

「ごめんごめん忘れててさ☆(ゝω・)vキャピ」

 

 

「殴るよ」

 

 

「キャーじゅんにぃたすけてー」

 

 

「もう…いい?純一は絶対に二階には来ないで。入ってきたら殺すから。」

 

殺意の篭った目で見られて俺はこの1週間絶対に上に行かないことを心の中で誓った。

 

 

 

「んで飯はどーする?面倒だから俺買ってこようか?」

 

 

「私が作るからいいわよ。」

 

「え?静料理とかできるの?」

 

中学生の時1度だけ静の飯とよんでいいかわからないものを食べさせられた時お腹を壊したことがあるから正直怖いんだが…

 

 

「料理ぐらいできるわよ。もう高校生なんだからね?」

 

「じゃあお言葉に甘えてお願いします。」

 

 

「はいはい」

 

好きな人から手料理を作ってくれるなんてほんとに幸せなことなんだろうけどほんとに過去のことがあるから不安だったんだけどそんな時なのはちゃんから一言

 

「おねぇ中学の時盛大にやらかしたでしょ?その時からめちゃくちゃ練習したから大丈夫だよ。誰かさんのためにね」

 

 

「まじか…あの静が俺のために…?嬉しすぎて泣きそうなんだけど」

 

「まぁ実際はお母さんから結構本気で練習しなさい言われてたからなんだけどねぇ笑」

 

 

「そんなことですよね知ってた。」

 

 

そんなこんなで料理が出来たらしく俺達はテーブルの前で待機していた。

出てきたのはカレーだった。見た目は普通に美味しそう。

 

「普通に美味そう…」

 

 

「なによその言い方。食べないなら私がそれ食べるけど。」

 

 

「たべる!たべる!いただきます!食べさせてください!」

 

「がっつきすぎて引くわ…気持ち悪…」

 

静のカレーはほんと美味しかった。ってか母親が作ったものの数倍美味しかったですほんとに。

 

 

「マジでおいしいよ。」

 

「そ。」

 

 

そってなんですかそって…でもこの距離感が俺は好きだから逆に嬉しかった。

 

「なににやけてんのよ気持ち悪い。」

 

「いやいやにやにやなんてしてないよ。」

 

 

「よかったね!おねぇ!じゅんにぃ美味しいって!」

 

「そんなやつに言われてもなんとも思わないわ。」

 

 

「まーたそーやって嬉しいくせに。」

 

「菜華うるさい。」

 

「はーい。」

 

「じゃあ片付けは俺やっとくから時間ももう遅いし寝たら?」

 

「そーね。そーさせてもらうわ。寝顔覗きに来たら殺すから」

 

「命かけてまでお前の寝顔なんてみたかねーよ」

 

すんごいみたいけどね…

 

 

「わたし久々にじゅんにぃと寝たいからおねぇ1人で二階で寝ていいよ」

 

「「は!?」

 

「何言ってんの菜華ちゃんもう中学生の子と同じ布団で寝れるわけないでしょ?」

 

「そーよ菜華そこのロリコンに襲われても知らないわよ」

 

「別にじゅんにぃになら襲われてもいいよ?」

にやにやした顔で菜華ちゃんは上目遣いで見てくる。やめてくれ普通に可愛いから心臓にも悪いし下半身が熱くなる。

 

「そういう冗談はだめよ菜華ちゃん笑」

 

「はーい」

 

多分菜華ちゃんはこの1週間の間に静と俺をなんとかくっつけたいんだと思う。でも肝心の静があれじゃとうに無理なことはわかってるはず…でも手料理作ってくれたりしたからワンチャンあるのかな…そんなことを考えていたらもう時刻は深夜の二時をまわっていた。

 

 

 

 

「はぁ静のこと考えていたら全然寝れなかった…」

 

だってひとつ屋根の下に好きな人がいるなんて考えたら寝れるわけないでしょ!

 

「じゅんにぃ起きてる?」

 

「あー起きてるよ朝飯はパンがキッチンにあると思うから食べてね」

 

「わかったー。おねぇも起きてるし早く準備してリビングきてねー」

 

「はいはい」

 

あれ?なんとテーブルにはパンではなくてご飯と味噌汁と焼き魚などが置いてある。純一家は両親が共働きで忙しいため滅多に手間のかかることをしない。

 

「これ?静が作ったの?」

 

「そ。家に泊めさせて貰ってるんだからこのぐらいするわよ。早く食べちゃって。後一緒に家出て登校してるとこ他の人なんかに見られたら変な勘違いされるからあんたは時間置いてきなさいよね。」

 

「あー…そーだねわかった。」

勘違いでもいいから静と付き合ってるとか思われてーよ…毎回犬だとか下僕だとしか言われねーんだもん。

 

「なに残念そうな顔してんの気持ち悪い。」

 

「いやいやそんな顔してないって」

 

どうやら表情に出てたらしい。ってか静は俺が好きだってことわかってないのかな。結構アプローチ的なのはかけてるはずなんだけど…

 

「おねぇはにぶいからわかんないよじゅんにぃ」

 

「人の心を読まないで」

 

「はーい」

 

朝飯を各自たべ終わったあと静となのはちゃんが先に出て俺は少し遅れて学校に向かった。

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