幼馴染の好感度が低すぎる件   作:足でされたい

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野球部のマネージャー

家を出た俺は学校に向かっていた。

 

 

「おはよたか」

 

「おーおはよ」

 

俺は毎朝友達のたかと学校に行っている。なんだかんだでもう9年間朝一緒に学校に行ってると思うと長いよね

 

「そろそろ大会に向けた練習増えるからきちぃなぁ。まだ疲れ取れてねーよ俺。なんで2時間もショーバン受ける練習させられなきゃいけねーんだよ膝死ぬわ」

 

「俺なんて昨日2時間の走り込みにその後ポール間、そんでノックだぞ。足疲れてんのに遠いとこ打ちやがってあいつ」

 

「おーい監督の悪口言ってる悪い子はだーれだ」

 

「すみません!!ってなんだゆかりさんか」

 

そこにいたのは百合山高校野球部のマネージャーの高町ゆかりさん。うちの学校では知らない人はいないぐらいのアイドル。ゆかりさん目当てで入部してくる部員も後を絶えなくて我が部では入部テストの制度が出来たきっかけでもある。

 

「なんだとはなによー。監督に天谷君が走り込みしたいってぼやいてましたよって言おうかな」

 

「マジでやめてください死んじゃいます」

 

ゆかりさんの発言は監督の発言と同じぐらいのものなのでほんとにやめてほしい

 

「じゃあ今日の昼休みちょっと私に付き合ってよ、それでゆるしてあげる」

 

「そんなことでしたら全然構いませんよ」

 

「ゆかりさーん!俺も行きます!行かせてください!」

 

「小久保君はテストで赤点取ってやばいの知ってるんだよー。勉強してなさい」

 

「うー…純一お前ゆかりさんと二人っきりとかずるいぞ!」

 

「ずるいも何もそういうのはないってお前もわかってるやろ…」

 

「そろそろ行かないと遅刻するよ、じゃあ昼休みにブルペンにきてね」

 

「あ、ほんとだやべ。りょーかいです!」

 

なんでブルペンなんだろ。マウンドの整備でもするのかな?

昼休みの出来事を今後純一は一生忘れなくなるのをこの時はまだ知らなかったのだ…

 

教室に着いたのはHR開始ギリギリだった。

 

「きたはらー。純一がゆかりさんに昼休みとられちゃうよーいいのー?」

 

「え?純一なんかにあのゆかりさんが振り向くわけないでしょ。」

 

おーい本人いるんですけど普通に傷つくんですけど。

 

「ただマネージャーの仕事手伝うだけだって。たかもいい加減しつこい」

 

「わりぃ」

 

『ゆかりさんに限ってありえないとは思うけど一応見に行こうかな。純一は私だけの犬なんだから』

 

キーンコーンカーン。午前の授業終了のチャイム。さて待たせたら悪いしとっととやること終わらせて飯食べよ。

 

「純一ゆかりさんに迷惑かけんなよ!!」

 

「わかってる!!!」

 

 

 

 

 

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