幼馴染の好感度が低すぎる件   作:足でされたい

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遅くなってすみません




家に着くと俺は静、ゆかりさん、菜華ちゃんの料理を静と作り始めていた。

 

「ほんっとゆかりってば人の話聞かないんだから、それに料理出来ないとは思わなかったね」

 

「あぁ、前にゆかりさんが弁当作ってきて持ってきてくれたことあったんだけどってことはあの弁当はゆかりさんのお母さんが作ったってことなのかな、、、」

 

河川敷での一悶着の後家に帰ると誰が料理をする?って話になった。静がゆかりさんと一緒に作って女子力の差見せつけるから純一は作らないでとか言ったら普通にきょとんとした顔で

 

「私、料理なんて出来ないけど?天谷家のキッチン焦がしてもいいならやるけど?」

 

なんて言うので静と俺ですることになったのだ。メニューはシンプルにカレー。だけど4人分ともなるとそれなりの量になるので以外に大変なんだよね。

 

 

 

「そーいや菜華ゆかりと2人にさせちゃったけど大丈夫かな?」

 

「菜華ちゃんならコミュ力の塊みたいなもんだし大丈夫でしょ」

 

「まぁそうなんだけどあの子もゆかりに悪いイメージしかないからさ。菜華人のこと嫌う時マジで尋常じゃないぐらい近寄るなオーラ出してやばいのよ」

 

 

あの子でも人を嫌うのか、、、なんつーか菜華ちゃんは誰とでも仲良くするって印象があった。少し様子見に行ってこようかな。

 

「ちょっと様子見てこようか?」

 

「うん、お願い」

 

「おけ」

 

俺はキッチンを出てリビングの方に足を運ぶ。大丈夫かなぁ。様子を見てみると、、、

 

「もぉお姉ちゃんくすぐったいってばぁ」

 

「あぁ菜華ちゃんマジで可愛いよねぇ静の妹じゃなくて私のとこに来なさいよ」

 

「それはできないかなぁ、でも素のゆかりお姉ちゃん私好きだよ?学校でも素の姿見せてあげればいいのに」

 

「いや、それはちょっとね、、、私もそろそろキャピキャピしてるの気持ち悪くはなってきてるんだけど1度ついちゃった印象って壊せないものよ」

 

「そーなんだ、でも菜華にはお姉ちゃん素で接してよね、私と2人になった瞬間人変わるんだもんびっくりしちゃったよ」

 

「なんていうか癖、かな、両親にも姉にも仮面被ってるからもうどれが本当の自分かわからなくなってきちゃったのよ」

 

あのゆかりさんが弱味見せてるよ、、、流石コミュ力の塊。

 

「大丈夫だよ!菜華そんなこと気にしないから!その代わりおねぇとはいつかちゃんと仲直りしてくださいね!おねぇ頑固なとこあるけどほんとはめちゃくちゃ優しいから」

 

「うん、菜華ちゃんが言うならちゃんと話し合ってみるわ」

 

「やったー!ゆかりお姉ちゃん大好き!」

 

ゆかりさんに抱きつく菜華ちゃん。流石にオーバーリアクションだろって思ったけど菜華ちゃん気に入った人にはめちゃくちゃ甘えるとこあったなそういえば、、、

 

「知らない間に仲良くなったみたいだね」

 

「あ、じゅんにぃもう出来たの?」

 

「いやまだだけど静から菜華ちゃんとゆかりさん険悪な雰囲気になってないか見てきて言われて確認しに来たんだけど心配いらなかったみたいだね」

 

「大丈夫だよー。最初はじゅんにぃ騙したゴミクズとか思ってたけど話してみたら普通にいいお姉ちゃんでびっくりした」

 

「ゴミクズ、、、」

 

「ゆかりさんまともにショック受けないで下さい」

 

「だってこんな天使にゴミクズなんて言われたら泣くわよ!何この可愛さ!反則でしょ」

 

取り敢えずゆかりさんに菜華ちゃんがクリーンヒットしたことはわかったよ、、、

 

「まぁもう少ししたら出来るから待ってて下さいね」

 

 

そう言って俺は再びキッチンに戻る。

 

「どうだった?」

 

「それが菜華ちゃんのことゆかりさんがくそ気に入ったみたいでもうデレデレよ」

 

「あの子も面倒なのに気に入られたわね、、、あ、もう出来るからお皿取って」

 

「ほいよ、やっぱり量あるな4人前だと」

 

「そーね、手伝ってくれて助かったわ」

 

笑顔でいう静、こういうやり取りいいなぁとか思って少しにやけてしまう純一だった。

 

「なににやけてんのよ気持ち悪い」

 

「別になんでもねーよ」

 

「言わなきゃあんたのカレー私が食べるけど?」

 

「別に深い意味はねーよ、なんかこういうやりとりいいなって思っただけ」

 

「なにそれ、意味わかんない」

 

意味わかんないって言葉とは裏腹に静は照れた表情をしていたので意図は伝わっていたんだと思う。

 

「純一、これゆかりに」

 

「ほいほい」

 

俺は静が皿によそったカレーを皆の元へ運んでいた。

 

「お待たせー。じゃあ食べよっか」

 

一同「いただきます」

 

なんていうか今考えるとゆかりさんと静とご飯食べてるなんてちょっと前じゃ考えつかなかったな。そもそもあんな事があってこれからどう顔合わせればいいかと思ったのに何ふり構わず話しかけてきたゆかりさんは流石だと思った、、、俺なら絶対無理。

 

「ん、美味しいじゃん」

 

「どーも。ゆかりも料理やってみたら?」

 

もうゆかり呼びが定着してるみたいだな。一応先輩だぞ静、、、まぁゆかりさんもなんも言わないから大丈夫そうかな、、、

 

「んー。やってみたいとは思わないこともないんだけどやる時間もないしね」

 

「そーなの?」

 

「あんた野球部のマネージャーやりながら成績維持するのって結構大変なのよ、、、毎日予習復習は当たり前だしそれに夜更かしすると肌にも悪いでしょ?」

 

「自分に仮面つけて縛ってるからじゃん、、、ごめん、私予習復習もしてないし肌とかおしゃれとか私全然気にしたことないや、、、」

 

「まじで、、、何もしないでそれなりに可愛い顔してる静ちょっと羨ましいわ」

 

「なんか素直に可愛いって言われると照れるわ。まぁゆかりには適わないわ、流石学園の天使」

 

「その呼び名どうにかならない?気持ち悪すぎるんだけど天使だとか妖精だとか姫だとか」

 

「男子にいいなよ、、、まぁ気持ちはわからなくないかも、女子目線から見ても綺麗なのに誰にでも仲良くするから男子から俺ワンチャンあるかもとか勘違いされるんだよ?私のクラスの男子もゆかり通る度高町先輩マジやべー、、、とかやりてぇとか言ってんだから」

 

「うぇー。ワンチャンなんてあるわけないのにねー。私は純一君だけだし。ってかヤりたいとか言ってたやつ今度教えなさい今度土に埋めるから」

 

 

ガールズトーク?が繰り広げられてる中で俺はもくもくとカレーを食べ終えテレビを見ていたところにRINEが飛んできた。

 

『お疲れ様です!林です!先輩証拠見つけましたよ!ネットの画像に全く同じやつありました!!』

 

薫ちゃんも見つけてくれたのか。俺は一言ありがと助かったよ!っとRINEを返した。すると20秒後またRINEが飛んでくる。

 

『ご飯奢ってくれるって言いましたよね!?明日の夜空いてませんか??』

 

あーそんなこと言ったなぁそーいや。まぁ別にたまにはいいか。

 

『明日の夜ならおけよ。何食いたい?』

 

『ファミレスとかでゆっくり話しながら食べたいんですけどダメですか?自分あんまりご飯食べるの早くないので』

 

確かに薫ちゃんは皆で飯食う時いっつも最後だったなぁ。

 

『全然大丈夫よー。じゃあ19時に百合山駅前でいいか?』

 

『了解です!楽しみにしてます!おやすみなさい!』

 

返信はえーなぁ。取り敢えず明日静に夜いらないってこと伝えなきゃ。

 

と思ったが肝心の静がいない。ついで言うとゆかりさんと菜華ちゃんもいない。携帯と格闘してて全然いなくなったの気が付かなかったよ、、、

 

ぴこーん。

 

ん?RINEだ。菜華ちゃんから。

 

『じゅんにぃ携帯に夢中だったから知らないと思うけどこれから3人でお風呂入るから覗くなら大チャンスだよ!学園の天使と美人姉妹の裸見れるチャンス!激熱!』

 

 

既読無視しとこ。ってかなんでお風呂?まさか泊まってくつもりなのゆかりさん?たまたま汗かいたからとかいう理由だよね、うんそうだと思っとこ。

 

数分後、、、

 

 

「じゅんにぃ助けてぇ!!」

 

部屋でやることもなくベッドでうとうとしていたら悲鳴をあげて俺の部屋に入ってくる菜華ちゃんがそこにいた。

 

「どうしたの!?ってか服!なんで下着しかつけてないの!?」

 

お風呂上がりなせいかめちゃくちゃエロく見えて仕方ないのにしかも下着しかつけてない状態の菜華ちゃんに抱きつかれて理性が壊れそうになった、、、

 

「菜華ちゃんどこ行ったの!?お姉ちゃんが髪乾かしてあげるからぁ!」

 

「ひぃ!!」

 

引きつった顔をした菜華ちゃんは大慌てで俺の部屋の鍵を閉めた。

 

「何があったの、、、後これ着て。流石にずっとそんな格好でいたら俺もやばいから」

 

そう言って上下のジャージを渡した。

 

「はぁ、、、ごめんねじゅんにぃいきなり押しかけて」

 

「まぁそれは大丈夫だけど、、、」

 

「えーっと、ゆかりさんなんだよね原因、、」

 

「ゆかりさん?なにかされたの?」

 

「いや、皆でお風呂入ることになったのは言ったよね、既読無視したけど、なぜか既読無視されたけど」

 

2回も言わなくても、、

 

「うん」

 

「それでゆかりさんがその、、、背中流してあげるって言ってくれたから任せたんだけどね、、、触り方がエッチで、、、」

 

「お、おう、何してんだあの人。静は止めてくれなかったの?」

 

 

「そーなの!おねぇなら止めてくれると思ったのにね、完全に見て見ぬふり決め込んでそそくさとお風呂上がっちゃったんだよ!」

 

「あらぁ、、、」

 

ってか当の静はどこに?ゆかりさん家に解き放ったままなんだけど。

 

「まぁちょっと様子見てくるから待っててよ」

 

そう言って俺はリビングの方へ足を向けた。

 

そこにはちょこんとソファーの端に座っている静とクッションに頭を乗せて熟睡してるゆかりさんがいた。

 

「ゆかりさん寝ちゃったの?」

 

「そーみたい、多分はしゃぎすぎたんじゃないかな、今まで自分が素出せる友達なんていなかったみたいだし」

 

「あーそーかもな。じゃあ布団持ってきてそのまま寝かせてあげよっか」

 

「そーだね、そしたら私達も寝よっか。菜華はどーせ純一のとこなんでしょ、もうゆかり寝たから大丈夫って言ってあげて」

 

「りょーかい。じゃあおやすみな」

 

「うん」

 

俺達は軽い抱擁をして寝室へと戻った。

 




次回からまた部活に戻ります。
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