幼馴染の好感度が低すぎる件   作:足でされたい

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今回短いですごめんなさい。


ゆかりさんの本気

俺達は職員室前に着くと一呼吸して野村監督を呼んでもらった。

 

「野村先生奥にいるから入っちゃっていいよ」

 

「わかりました、ありがとうございます」

 

ゆかりさんが表の笑顔で対応し俺達は野村監督の前に行った。

 

「野村監督お話があります」

 

「ん?どうした揃いも揃って」

 

「この間の天谷君の喫煙疑惑の写メのことです。やっぱりあれは誰かに偽造されたものでした。この写真を見てください」

 

「なに?まぁ確かに見えなくもないが、、、」

 

野村監督の表情は不信感そのものだった。しかしその表情を見てゆかりさんの表情が変わった。

 

「野村監督!いい加減にしてください!天谷君抜きでどうやって勝つつもりなんです?林君で事足りるほど神奈川は甘くありません!私達3年生はこれが最後なんですよ!百合山高校野球部は相川だけの野球部だけじゃないんですよ!わかってますかそれ!どんな思い出私達がこの3年間やってきたか!」

 

 

 

 

その後野村監督は背番号の再渡しを約束してくれた。ゆかりさんからの言葉がよっぽど効いたんだと思う。あんな真剣に怒ってるゆかりさんは初めて見た。

 

「ゆかりさん本当にありがとうございました」

 

「自分からもありがとうございました。これで純一の玉受けれます」

 

「ったくお礼は形で示しなさいよね、純一君明後日の祝日部活終わった後空けといてね。そこでお礼してもらうから」

 

「まぁ、自分に出来ることでしたら。流石に今回は頭が上がらないです」

 

「じゃあ私と付き合ってよ」

 

「それとこれとは話が別ですよ」

 

「はいはい、じゃあまた明日ね。静にも私が純一君の助けになったってちゃんと言っといてね」

 

ほんとゆかりさんはわからないなぁ。職員室着く前まではただマネージャーとして付き添うだけだからって言ってたのに野村監督の前言ったら全部話して終わらせちゃうんだもん。

 

「助かったな」

 

「あーほんとに。写メ見した時全然反応ねーからどうしよう思ってたもん、あ!やべ忘れてた。今日薫ちゃんと飯行く約束してたんだわまた明日な!」

 

「おー珍しいな了解。また明日!」

 

ゆかりさんとタカと別れ俺は薫ちゃんとの待ち合わせ場所である駅前に急ぎ足で向かった。

 

 

---------------------

 

「あ!天谷さん!こっちです!」

 

薫ちゃんは俺を見つけると小柄な身長をうんと伸ばして手を振っていた。

 

「ごめんな、遅れて、ってなんか私服見たら更に女の子っぽいな、、、」

 

「いえいえ!そっか女の子っぽく見えるんだえへへ」

 

「どうしたそんなニヤニヤして」

 

「い、いえ何でもないです!さ、行きましょ!」

 

「お、おう」

 

俺は薫ちゃんに手を引かれ駅から少し離れたファミレスに向かった。

 

 

女の子っぽい男子に手を引かれるところを見ていた人物が1人いたことにこの時純一は知らなかった。

 

???「えぇ!?じゅんにぃがめちゃくちゃ可愛い子といる!どういうこと!?取り敢えずおねぇに連絡しなきゃ」

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