幼馴染の好感度が低すぎる件   作:足でされたい

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デート当日

こんにちは、北原静の妹の菜華です。2人の初デートってことでゆかりさんとこっそり付いていくことにしました。面白そうだし。私は部活があるからって言って制服で朝早くから家を出てゆかりさんと合流した。それにしても家から出てこないなぁあの二人。もう9:30だよ?

 

 

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「あーーー!!!!何してんだよ俺もう9時じゃねーかよ!!!」

 

そう、この主人公は初デートの日に寝坊っていう1番やっては行けないことをやってのけただった、、、

 

「絶対静怒ってるよな、、、早く着替えて謝りに行かなきゃ、、、」

 

俺は目にも止まらぬ早さで服を着替えると一直線にリビングに行って恐らく人類がやった土下座の中で1番綺麗な土下座をしてみせた。

 

「本当にすみませんでした!!!ってあれ、、、?」

 

謝ったはいいもののそこに静の姿はなかった。

 

もしかして怒って自室から出てこないんじゃ、、、今回は俺が200%悪いし部屋から出てくるまで待って謝るなんて男らしくもないし正面切って行くしかないよな。

 

 

俺は土下座の勢いそのまま静と菜華ちゃんが使っている部屋に向かった。

 

「静さんほんとにごめんなさい!って、え?」

 

説明しよう。そこには布団でスヤスヤ寝ている北原静の姿があった。

 

「どうしよう、起こした方がいい、よな?」

 

寝ている静の方に行くと、、、

 

「やっぱり可愛い、、、って違うだろ何観察してんだ俺」

 

しかし思春期真っ盛りの高校2年生に無防備な彼女というのは破壊力が強すぎた。パジャマは第三ボタンまで空いていて胸チラしているわ寝顔は可愛すぎるわで理性が吹っ飛びそうになり一時静の部屋から退散せざるを得なかった。

 

「今俺何しようとした、、、」

 

一瞬理性が飛びそうなのを必死に抑えて退出し静に電話をかけた。

 

5コール目の辺りで部屋の向こうからバタバタと音がした。どうやら電話で起きたみたいだ。

 

 

「もしもし、、、」

 

生気の無い声が耳元に聞こえた。寝起き悪いのか静。

 

「起きた?」

 

「うん、、、今何時、、、?」

 

今まで9年間の付き合いだったけどこんな弱々しい声聞いたことなかったな。えっと今は、、、うわ、もたもたしてる間に10時前か。

 

「えっと、9時57分だよ」

 

「え、ええ!?ほんとに!?マジでごめんなさい!すぐ支度するから!」

 

そこで完全に目が覚めたようだった。

 

「いや、慌てないでもいいよ、落ち着いて静。実は俺も寝坊して今さっきおきたんだよ」

 

「そーなの?でも私のが遅いしほんとごめんなさい、、、せっかく楽しみにしてたし台無しだよ、、、今から行っても行列だらけで何も乗れないよ、、、」

 

俺達が行こうとしてたところは通称マウスランドと言う有名な遊園地。開店から1時間でどんなアトラクションでも2時間並びとかになるめちゃくちゃ混雑する遊園地なのだ。

 

確かに今から行ってもなぁ、、、他のところ提案してみるか。

 

「なら他のところにしようよ。取り敢えずリビングにいるね。慌てないで大丈夫だから」

 

「うん、ほんとごめんね純一、、、」

 

ほんとに自分が寝坊したことにショック受けてるみたいだった。

 

15分ほどすると着替えた静がリビングに降りてきた。

 

「お待たせ、ほんとにごめんね」

 

「ううん、そんな謝らないでよ。寝坊は誰にでもあるんだしさ。ってかいつもと服装感じ違うね」

 

これ以上謝られるのも申し訳なくなるから俺も話題を変えた。話題を変えたいって理由もあったけど普段はボーイッシュのような服装をしていた静だったけど今日は珍しくスカートを履いて軽い化粧をしてめちゃくちゃ可愛かった。

 

「え、あぁこれね、実は服決まらなくて菜華に任せちゃったの、あの子将来デザイナーとかになりたいみたいでオシャレには私の何倍も知識あるから頼んじゃった」

 

少し恥ずかしそうに話す静に俺は言葉は返す。

 

「そーだったんだ、その、似合ってるし、可愛いと思うよ」

 

狙いすぎたかも知れないけどめちゃくちゃ可愛いし思った通りの事を俺は伝える。

 

「そ、そう、ありがと」

 

顔を真っ赤にしていた静を見れただけでも勇気を出して可愛いって言ったかいがあったと思う。

 

「それとさ、行く場所なんだけど1つ私、純一連れていきたい所あるんだ」

 

「ん?どこ?」

 

「久々に私の部屋来たくない?小学生以来来てないでしょ?近場で申し訳ないけど家デートって言うのもまったりしててありかなって、、、どーかな?」

 

考える必要もなかった。

 

「久々に行きたいかも、静がいいって言うなら喜んで」

 

「じゃあ決まりだね、それじゃ行こっか」

 

「うん」

 

こうして当初の予定通りとは行かなかったが静の部屋に行くことが決まった。

 

 

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「菜華ちゃん純一君と静ちゃん遅すぎやしない?もしかして私達がいることバレて裏口から出たんじゃないの?」

 

「確かに、、、おねぇ昨日の夜絶対付いてこないでって言ってたし、、、どうしようゆかりさん!もうマウスランド行っちゃったかも!追いかけなきゃ!」

 

「ちょっと落ち着いて菜華ちゃん、あの人混みの中じゃ見つけられないわよ。仕方ないけど諦めましょう」

 

「うー、、、見たかったのに、、、」

 

「その代わり、私とデートしましょ菜華ちゃん」

 

「はい?」

 

「私もせっかくの休み棒に振りたくないのよ、ほらほら決まったら早く行きましょ」

 

そう言って私の返事も聞かずにゆかりさんは私の手を引いて駆け出した。

 

「ちょ、ちょっとゆかりさん!?どこ行くんですか?」

 

「ふふ、2人だけで楽しめるとこ」

 

「え、、、た、助けておねぇ!ゆかりさんの目がやばいんだけど」

 

「はいはい、行きますよー」

 

「いーやー!!!」

 

まぁまだ純一君と静は家にいると思うんだよね。さっきドタバタ音が聞こえたし。初デートぐらい邪魔しないどいてあげるわよ。これは貸し1つだからね純一君。

 

 




ゆかりさんもたまには気を利かせる模様
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